元々が遊園地のアトラクションベースなわけで、怖い方向には振らず、コメディとお涙と人種をバランスよく配置。
超常現象に対抗するために、研究者、神父、霊媒師の3タイプを用意するあたりは、アイデアとしてよか>>続きを読む
インド版『ミッション・インポッシブル』。
主人公(と同僚で、別作品の主人公タイガー)だけが、『バーフバリ』のような鬼神のごとき強さを見せるのが、『M:i』とはちょっと違うか。
ハイテンションでひたす>>続きを読む
何もかもが懐かしい。
20年の時を感じさせず、緩さも含めて、テレビシリーズ全50話からのそのままの続編っぽかった。
時事ネタを絡めて、ギャグにして、さらにそれが敵を倒すきっかけにさえなるという、脚本・>>続きを読む
各作品の方向性がばらばらで、オムニバスというよりは複数監督の短編上映会を見せられているような気持ちになった。
女性監督、女性主演以外に、一貫する共通項があればよりよかったかもしれない。
虐待されてい>>続きを読む
1970年代にフランスで女性の権利を確立と社会から見捨てられた人々の人権を守るために戦い、対話による欧州紛争回避のためEU支持の活動を行い、女性初の欧州議会議長になった、こんなすごい政治家がいたのを知>>続きを読む
思わぬ拾い物な面白さ。
元キンプリの岸優太が、想像以上に殺陣が達者で、モテそうなのにモテないちょいズレ男子感が出ていて、シンプルに楽しめましたよ。
竜星涼の使いどころも良かった。
吉岡里帆がめちゃくち>>続きを読む
アクションの連続を楽しむアトラクション映画。
ステイサムとその仲間は絶対に死なず、敵は化け物に食われる。
1作目よりエンタメ度は高くなっていましたが、決して物語を味わうものじゃないですね。
4DXなど>>続きを読む
物語的には予告編で全て。
オーソドックスなボクシングもので、あまり目新しさはなかった。
それでも唸ったのは3点。
ボクシングに関しての2人に特化したエピソード構成。
恋愛や家族のことは補助的で、いつ>>続きを読む
同じ仕事を選んでしまった親子(この辺を題材にするならば夫婦とか兄弟とかでもありだが)の間にある、嫉妬、憧れ、尊敬、競争心、などなど様々な心情と確執。
複雑な心境が入り混じり、本音で話し合うことができず>>続きを読む
肉体損壊のクローネンバーグ、健在。
豪華俳優を使ってフェチ全開でした。
悪夢のビジュアル化なので、観ているうちに、現実か概念か悩むことになるあたりは『ビデオドローム』の発展形って感じ。
グロいのにエロ>>続きを読む
2005年の同名作とは似て非なる。
怖くない。
人間と同じサイズの妖怪というか、怪獣ものテイストというか。
暗闇に潜み、家族を亡くして心の弱った遺族に取り憑いて、徐々に弱らせ殺すという怪物「ブギーマ>>続きを読む
映画にストーリー(整合性やテーマやキャラ性)を求めちゃう私には、アートすぎるって感じで、ちととっつきにくかった。
油絵や立体芸術品を作成していく過程ごと見せるようなフィルムで、アートのライブパフォーマ>>続きを読む
試写会で拝見。
ほんわかあったか山田洋次印の昭和人情ものは健在。
観る前から思っていたのは、(大泉洋自身のコメントにありましたが)吉永小百合が母親で、娘が永野芽郁なのに、間が大泉洋って遺伝子的におか>>続きを読む
子ども達に観せたい、王道少年漫画展開な冒険まんが映画だった。
おじいちゃんが孫を連れていくのにぴったり。
鳥山明の世界を、見事に再現していて、クオリティが高かった。
ミッションに挑む男たちのミリタリー>>続きを読む
#シネマカフェ @cinema_cafe さん主催『#エリザベート1878』試写会で拝見しました。
エリザベートと言えばミュージカルや映画でお馴染みな、オーストリア=ハンガリー帝国皇妃!
宝塚など>>続きを読む
奇をてらわず(誤解を招くかもしれませんが)「普通に面白い」。
めっちゃ楽しかった。
特撮、VFXがカッコいい。
アクションがカッコいい。
キャストがまた豪華でしたし綾瀬はるかもよかったんですが、何より>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
個人的嗜好としては、ばっちぐー、大傑作。
狂気も悪意も詰め込んだ、『ピノキオ』的なすごい寓話でした。
大筋・メインテーマが素晴らしかったし。
小ネタ満載なギャグ寄りコメディなのもよかったし。
冒頭、>>続きを読む
本作の注目点は、アニメーションでしか描けない世界にあり。
美しい美術に、さまざまなエフェクト、これに尽きるかと。
エレメントが人種や宗教、価値観の多様性に対する代替的なカリカチュアである、というあた>>続きを読む
やや怪獣映画のフォーマットを意識しながら、オーソドックスなクレしん映画には収めて作っているように装っていたが、セリフ過多が気になりました。
本作は、TVドラマ出身の方に多い「わかりにくいところは全部>>続きを読む
差別と偏見と嫌がらせを受けながら、自分を変えるのではなく、自分らしく生きる力を手に入れる(=死に場所を探す)ために試練を受けようとする主人公の姿が、見どころ。
ゲイだからって、その矛先(行為や執着)>>続きを読む
次作(主人公・黄前久美子の全国コンクール最終年度を描くはず)との、つなぎ的なエピソードで、久美子が部長として成長していく姿を追っていました。
シリーズを追った人向けの、ファンムービーOVAっぽかったで>>続きを読む
「前作までの設定がどうでもよくなって次の話が始まる」「地球が壊れちゃうかもしれないアイテムの争奪戦」という、観れば観るほど頭の悪くなりそうに中身のない単純な話が続くこのシリーズ。
それでも、マイケル・>>続きを読む
暴力的な父への反発やトラウマを抱え、様々な壁にぶつかって夢半ばで叶わず諦めた女性が、いわばコミュ障となっていながら、金も携帯も何ひとつない身一つで故郷を目指してヒッチハイクする姿が痛々しく。
あらすじ>>続きを読む
換骨奪胎してはいるが、まんま大友克洋『童夢』。
えっちゃんが、イーダとアナの姉妹に分かれているけども。
チョウさんより子どもなベンには、かなりイライラさせられた。
無垢というより、純粋な悪意・殺意で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
子役の恐怖に怯える演技が、なかなかよかった。
脅かす効果音(ジャンプスケア)が大きすぎて、実際の驚くはずのビジュアルに心構えができて、全く怖くないという悪い逆効果になっていたのがマイナス。
ポスター>>続きを読む
観てる間、とにかくイスラム国家と、中でもアルジェリアに対しては絶望感しか抱かなかった。
主人公を不幸のどん底に突き落とす犯人が、恩赦で釈放されたイスラムテロリストによる言いがかりで、かつ、警察とつるん>>続きを読む
実のところ、サイエントロジーの俺様には興味なく、3作目以降レギュラーのサイモン・ペッグ目当てで『M:I』シリーズを観に行ってる私。
今回、サイモン・ペッグの見せ場が一つしかなくて、ちょっと不満。
そ>>続きを読む
優れた3つのお伽噺オムニバス。
どんな困難も、争いを避けて平和に解決したいと考える、優しさに満ちた王子たちの決断がよかった。
特に3編目の「揚げ菓子」がハートウォーミングで好き。
ただ…
基本、色使>>続きを読む
面白いけど、爆笑ってほどではないかな。
メジャーならタランティーノ、自主制作なら『アイアンスカイ』『サイコ・ゴアマン』みたいな、よくある「映画ファンの作った、どっかで見た要素の詰め合わせ」。
ハイジ>>続きを読む
マルセルというキャラクターの設定や、ものごとを捉える視点が絶妙で愛おしい。
特に、マルセルのおばあちゃんへの愛ある姿勢がよかったなぁ。
ネットで情報を消費するだけの人々への批判も込められた、よい映画>>続きを読む
原作通り。
足したり引いたりもなく、原作のいいとこも悪いとこもストレートに出ていました。
かつて世界中にブームを起こしたあのセーラームーンではなく、コミックス販促ビデオの域を出なかった印象。
声優陣、>>続きを読む
悪魔祓いの職にあった実在の神父の回顧録がベースとはいえ、古典的ホラー・エクソシストもののフォーマットで見せるvs悪魔戦は、昭和プロレス的な安定感ともいえるが、ちょっぴりギャグっぽかった。
悪魔に乗っ>>続きを読む
タケミチが全然、未来で得た知識を役に立てないし、バルハラとの抗争はうやむやだし。
頭が悪いヤンキーだから、論理的に食い止められないのには説得力があるけれども、モヤモヤしておしまい。
(この終わり方は映>>続きを読む
公開初日に観たのを上げ忘れてました。
設定説明のための前編だった印象。
何が起きているのかの説明列挙が主なので、面白いかどうかを語れる以前の状況。
後編の「決戦」を観ないと、作品の良し悪しもわからな>>続きを読む
台湾原作よりテンポがいい。
「清原果耶の出ている作品に外れなし」は継続。
しかし、舞台が京都なんで、洛中洛外の地域差別ネタや、大学生がむさくて偉そうってネタまで、クドカンのさえ渡るポリコレから狩ら>>続きを読む
ハリソン・フォードのアクションが、もうきつい。
おじいちゃんだもの。
老人虐待みたいだった。
「ひたすら追いかけっこ」
「とりあえず蛇こわい」
「出し抜いて罠をクリアしお宝ゲット」
「その宝を敵に横>>続きを読む