warderbrothersさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

映画館で2回目の鑑賞ということで再レビュー

2回目でもあの迫力は色あせることなく楽しめました。家族がメッセージになってると思いますが、マーキュリーの一生を見ると、家族とは「何があっても帰ってくること
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キャロル(2015年製作の映画)

4.2

同性愛を描いてはいるが、雰囲気はフランス映画の「男と女」に似ているような気がしました。
音楽の美しさ、恋の本質、口数の少なさがそう思わせたのだと思います。

ルーニマーラの演技は本当にドラゴンタトゥー
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評決のとき(1996年製作の映画)

3.9

最後の場面で
「は?」と思ってしまったそこのあなた

マシューマコノヒーの思うツボでございます。
暗く深く根付いた黒人差別
差別とわかりながらも無意識のうちに差別してしまっている、どうすれば解決できる
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.5

「アメリカ国民よ、アメリカはくそだぞ!」と言うと思いきや、なんて作品だこれは

世界平和に貢献できるんじゃないか、そう思わせるくらいに感動しました。

他国にある私たちの常識を覆す素晴らしいアイデアの
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.5

愛することの責任

パーキンソン病を抱えた老夫婦の話に「愛しているけどもう2度とはごめんだ。」とありましたが、大事なのは「愛している」ということ。どんな恋愛経験豊富な人でも、本当の意味で心から愛した人
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.4

日本のゲーム文化が生み出した名作!
何度もセーブ地点で蘇り、困難なミッションに挑み続ける。そうです、スーパーマリオです!

もうあとライフ1しか残っていない時の緊張感、たまらないですよね。

ゲームに
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ヒート(1995年製作の映画)

4.0

Heat!Heat!Heat!
デニーロとアルパチーノかっこいいぃぃ!

少年漫画でもそうですけど敵だけどお互いを認め合った関係って最高ですね
なんせその2人がロバートデニーロとアルパチーノ!
マフィ
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クラッシュ(2004年製作の映画)

4.7

人間正面からぶつかり合うことで初めて理解できることがあるし、その後の行動が180度変わることだってあるんだよ、と。
ロサンゼルスの場合は人のぶつかり合いは滅多にないから車の “crash”から始まるん
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.1

これは見応えがありますね!
バラバラだった登場人物が巡り合わさっていく爽快感がたまらないし、コメディータッチで笑えます
車の遭遇のシーンは本当にたまげました😂

それにブラッドピッドの格好良さは「ファ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

難解な映画を観た後はモヤモヤするけれどもその分もう一回観たくなりますね。

この作品のすごいところは理解できなかっても面白いと感じてしまうところです。(ただの言い訳?笑)
ダークナイトのジョーカーもそ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.7

寡黙な人の心の中で激しく揺れ動く感情を想像しながら観ると面白いですね。
ライアン・ゴズリング特有のクールさは他では見られないし、やっぱり格好良い。

あのビンタがなければ最後お金持って行ってたんじゃな
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J・エドガー(2011年製作の映画)

3.8

どの視点からレビューを書けばいいのか、正直難しいです。
イーストウッドが1番伝えたかったメッセージは何なのか。
この作品を観た人は「偉大なことを成し遂げたが尊敬はできない。」という感想をもつと考えられ
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.0

話の展開についていけず置いていかれちゃいました。
人1人殺しちゃうとえらい人格変わってしまうんですね。

ブラッドピッドがまさかあれほど脇役で出てくるとは思いませんでした😂

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

時系列の変化を自然にわかりやすく見せているし、他にも独特な編集がたくさんあって演出だけでもかなり楽しめました!

冒頭に「この物語は恋愛の話ではない」という紹介があったおかげで、ロマンス映画を観る時と
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.9

この作品は相当訴える力があると感じました。
命をかけて戦う兵士は登場せず、安全な場所からミサイルを打ち込むだけで、戦争を一切美徳化しない。
だからこそ根っからの戦争に対する批判、そしてくそったれたシス
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.6

この映画には3種類の沈黙(silence)が含まれていると解釈しました。
①神が黙っている。(救ってはくれない)
②人間が黙っている。(心の内を明かさない)
そして3つ目はいきすぎた解釈かもしれないが
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

4.0

治安が良い地域の生真面目警察官とデトロイトのはちゃめちゃ刑事のコラボ。
ギャグの笑いよりも生真面目警察官の真面目すぎる行動が面白すぎて🤣
治安が良い地域への皮肉が込められまくりです笑

って我々日本人
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フェイク(1997年製作の映画)

4.1

ドニーブラスコが潜入捜査を成し遂げれたのは、ドニー自身が身も心もマフィアに染めることができたからだと思う。
レフティーがドニーをモグラだと気付いておきながら身をかばい、許したのはレフティーもそれに気付
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.8

“Have a nice day”
英語でなら何気なく使う言葉ですが、とてもいい言葉です。

同じ監督の作品に「グッドウィルハンティング」というのがありますが、親友が別の世界に旅立つ点が重なっていて、
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禅 ZEN(2008年製作の映画)

3.8

信仰が深い人とって不愉快な内容が含まれている可能性があるので、読まないでください笑



己の中に仏がいる。ただひたすら座り、己の仏と見つめ合う「只管打坐」。
救いを自分の内なる部分に求めることは、外
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

この世界観は忘れられないでしょう。

一度台湾の九份に観光に行きましたが、そこからこの映画の舞台を思い出さされた、
とゆうよりかは
「良くこの景観をあそこまで独特で素晴らしい世界に作り上げたな」と感じ
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.5

幼少期にコケシに開脚させられるシーンでトラウマになった思い出が、

ストーリーもいまいち入り込めなかったしあまり思い出したくもない。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.4

大人が大興奮する怪獣映画、最高じゃないですか!

「ブラックレイン」や最近で言うと「レディープレイヤーワン」以上に日本へのリスペクトがかなり込められていると感じました。
敵が”kaiju”(怪獣)とゆ
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アウトロー(1976年製作の映画)

3.8

誰にも媚びない
どこにも属さない
ひたすら唾を吐く男、ジョージ・ウェールズ。
そんな彼だったからこそ何の偏見も持たずに当時だと相当身分が低いであろうインディアンとも付き合うことができたのだろう。

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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

まだこの映画を観ていない人は
内容に関する“Searching”は絶対にしてはいけませんよ






SNS、インターネットによる映像だけで構成され、
SNSが原因で犯罪に巻き込まれ、
SNSを利用
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フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

5.0

教師を目指す者にとってこれほど勇気や情熱を与えられる作品はないと思う。

大学の教職の授業でも、複雑な家庭環境を抱えた問題児に対しては「それ以上は教師の仕事ではない。」と諦めるように教えられる。
本当
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

淡々と過ぎていく物語
美しい映像
独特なカメラワーク
が産み出す不思議な世界観

私はこの映画は黒人差別やゲイへの差別を訴えているものではないと感じました。
答えやメッセージを求めない、
そんな映画が
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.6

警察とマフィアの世界は「ネズミーランド🐭」
銃を持てば両者の違いなんてわからない、なんて恐ろしく腐った世界でしょう。

命の危機に瀕して信頼できる人が誰もいない時の精神的ストレスは想像もできないです。
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デジャヴ(2006年製作の映画)

4.4

日常で起こる不可解な現象について1つの可能性を示してくれている点ではマトリックスのようでした。
発想が面白いだけでなく、たくさん仕掛けられる伏線がデジャヴとゆう現象を通して回収されまくるのが最高に気持
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

クオリティの高い低予算映画と聞いて「セッション」のような作品を想像していたが180度違った。
低予算に抑えるのではなく、低予算を活かした超斬新で驚きだらけの作品でした!
面白いだけでなく映画の裏側につ
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

どんでん返しサスペンスはやはり見応えがありますね!
キリスト教にそこまで詳しくないので真犯人の信念は理解できませんでした。そこは自分への宿題にします。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.3

30年前に作られた映画だが、今もなおジェンダー格差は深刻な問題として挙げられている。
特に日本ではこの作品の社会状況とほぼ同じだと感じたし、もしそうなら日本でのジェンダー問題はかなり遅れをとっていると
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原題 “What’s eating Gilbert Grape?”
日本語訳「ギルバートグレイプを食べているのは何?」
そのタイトル通り何かに食べられてしまったようにアイデンティティが無くなってしまっ
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人種差別ものの作品はたくさんありますが、この “the help “という作品は特別な印象を持ちました。
「ある勇敢な白人女性のおかげで世間にギャフンと言わせることに成功した黒人サイド、そして例の本が
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ロボットボクシングのことしか頭にないおバカな父と同じくロボットボクシングが大好きな息子のお話。
父親はダメ中のダメ人間だが、息子と共にがむしゃらにロボットに打ち込む過程で成長し、初めて本当の意味の父親
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トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

4.3

職業、身分関係なしに、己の身を省みず不当に裁かれる人々を救おうとする。
それこそが「正義」ではないでしょうか。
警察官たがら「正義」牧師だから「善人」裁判だから「公平」でしょうか。
そんな職業はなんの
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