このレビューはネタバレを含みます
ファイターが監督に泣きつくところで高校時代のファイターの映像入れたりして、結構傲慢で残酷な映画ではあるが面白い、鑑賞機会が限られてるのでチャンスがあったら見るべし
聾者のことを裸にセックス中絶に排泄に暴力と、必要以上の露悪趣味に塗してワンシーンワンショットで記録的に見せる演出は評価が別れそう 21世紀の小人の饗宴ともいうべき問題作、寄宿舎という閉鎖的空間でのお話>>続きを読む
編集に荒さがあるが、さすが宮川一夫という撮影は素晴らしい 石坂浩二になれると鹿賀丈史の金田一はやはり違和感が
ドイツ占領下に出版された小説の映画化を強調するストーリーテリング、極端なクローズアップ、撮影の即興性、どれを取っても面白い
現実離れしたぶっ飛んだ描写と気の遠くなるような長回しが相まって、いつ、次に何が起こるかわからないだけに非常にスリリング
萩原聖人の演技が今見ると小っ恥ずかしい、Jホラーらしくしっかりとした演出力は面白い
電車に揺られるだけの男のバストショットがあるんだがこれがとにかく綺麗、綺麗を通り越してなんか全く異なる別の表象をしている気がしてしまう、まさしく光と影 恐るべしストローブ=ユイレ
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ここまで強いテロリスト肯定、反米メッセージを、しかも東映の大作映画で打ち出すことはなかなか難しいのでは?主人公が中東でテロリストになってそれを肯定的に捉えて終わる映画なんて他にあまり聞かない
俺の思想>>続きを読む
安易に実存主義と結びつけるのはどうかと思うがまあそうだよね、という映画
切り返しショット一つにも独特のユーモアがあったりして面白い
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映画史上最長とも呼ばれるオープニングには唸る、ショット切り返しも続・夕陽のガンマンより外連味はないがその分円熟味が増してレオーネのアメリカに対する牧歌的な羨望がよく現れていて心地よい、モリコーネのライ>>続きを読む
ぶつ切りで素朴な編集がこの映画によく合ってる、音楽に回想を被せる手法もありきたりなんだがどこか良いと思ってしまう
空襲を書き割りの炎で描くのに対して、長岡の花火は実際の映像を使うのは、脱構築を通して全肯定を実践した大いなる皮肉で良い
デロップによって意味が完全に固定された、おびただしいショットの大群を見ているうち>>続きを読む
理屈抜きで大好きな映画、聞いたら3歳の再従姉妹も熱狂的に好きらしくて笑った