マッシュroomさんの映画レビュー・感想・評価 - 53ページ目

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おとし穴(1962年製作の映画)

5.0

日本で一番好きな映画監督といっても過言じゃない
勅使河原宏監督と安部公房さんの強豪タッグ。
初めて観た時、
邦画にこんなシュールな作品がある事に驚かされました!
この作品と出逢ってなかったら
今のよう
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屋根の上のバイオリン弾き(1971年製作の映画)

3.6

GEOレンタル
時代に翻弄される一家を描いたミュージカル作品
お父さんの家族に対する愛や
動物に対する優しさも描かれてて
娘を想うがゆえの嘘の表現が芸術的
「金持ちだったら If I Were a R
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娘道成寺(1945年製作の映画)

5.0

鐘職人に恋した娘が
自分の命と引き換えに鐘を完成させる物語。
可愛らしいお寺の小僧さん達
もうそれだけで心鷲づかみ!
観音様も「ありがたや」と唱えたくなるぐらい美しかった。
また観たい。

ベンジー(2018年製作の映画)

3.8

ベンジー最高♡
感情を映し出す瞳も素晴らしかったし
登場してくる犬達や
優しい心を持った少年も可愛かった。
エンドロール後も見逃さないでね。

日本の夜 女・女・女物語(1963年製作の映画)

3.0

武智鉄二さん監督作品との事で鑑賞
映像とナレーションで綴られる女の浮世
ビール飲みコンテスト・滝でのダイエットなど…
次々と色んなものが紹介されてゆくだけでストーリー的なものはなく
映画というより昭和
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黒薔薇の館(1969年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

妖艶な美輪さんと
愛に苦悩する美少年の田村さんと翻弄される男達
過去の回想シーンや
愛を貫く姿などとても美しいとは思うけど
なんか自分には心揺さぶられるものがなかった。

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.5

レンタル鑑賞
意味を求めたらきっと、、、
とてつもなくツマラナイ作品(誉め言葉)
新喜劇を連想させるような名前の掛け合い
Raradio Pictureでのデカダンス
血眼の眼差し
やりきった感、たま
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地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

海外で人気のある作品との事で鑑賞
街の破戒や雪崩のように押し寄せてくる水の表現など
巨大ロボットが登場する
日本初の映画とは思えない程の素晴らしい出来栄え
そして脱力感感じるミステリアンのビジュアル
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マスターズ・オブ・ホラー/悪夢の狂宴(1990年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ジョージ・A・ロメロ、ダリオ・アルジェント
エドガー・アラン・ポーによるオムニバス・ホラー。

★「ヴァルドマー事件の真相」
余命いくばくも無い夫から財産を巻き上げようと画策する悪妻
序盤は、雰囲気も
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拳銃残酷物語(1964年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

交通事故により車椅子生活を余儀なくされた妹の
手術費用を稼ぐため集められた3人の男と共に
現金輸送車を襲う事となった主人公
番狂わせの展開と隙のある感じ
そしてドンパチ、バンバン!これでもかと見せつけ
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雌牛(1989年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

雪のきしむ音、息づかい、差し込む光
僕が子牛の代わりになってあげるよ、
母牛の哀しみに寄り添う少年の優しさと
温かい肌の感触まで伝わってくる…
大学の卒業制作作品との事
驚異的なセンスに驚かされました
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つぶれかかった右眼のために(1968年製作の映画)

2.5

新しい朝
希望の朝はやってはこず、黒くぬれ。
色んな思想や表現があっていいと思うけど
脳みその中にバチバチやってくる
サイケデリックなカッコいい空間に
うまい具合に詰め込んでくる思想的なもの
それが浅
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無理心中日本の夏(1967年製作の映画)

4.0

ネジコ 自殺願望 ライフル 41 TVのおっさん 白人
何もかもがぶっ飛んでいる!
美少年の田村正和さんもぶっ飛んでいる。

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.3

パラソル片手に吊り下げられるシュールさと
向日葵に溶けゆく姿に
たまらないほど心くすぐられる。
陽気な音楽・アヒル・車を食べる豚
爺ちゃんカッコいいよ!!

からっ風野郎(1960年製作の映画)

3.3

三島由紀夫さんの「憂国」を観て
日本刀のような凛々しいイメージがあったんですが…
すみません、最後を飾る見せ場がゴルゴにしか見えず、、
まぁ、これはこれで
その緩さみたいなものを楽しんでみる事はできま
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果しなき欲望(1958年製作の映画)

3.8

軍医が防空壕に埋めたモルヒネを狙う
癖のある5人の男と1人の女
男の単純さと女狐の強かさ
人間の泥臭さとサスペンスの要素を兼ね備えながらも
そこを敢えてコミカルに描いているので楽しめた。
きっとドロド
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熱波(2012年製作の映画)

2.5

レンタル鑑賞
モノクロ映像、時代的背景もあってか
もっと古い作品かと思っていたので年代観てビックリ。
お婆ちゃんが延々と語る夢や奇怪な行動
家政婦や隣人にも興味をそそられるものの
後半(第二部)に掘り
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荒野のダッチワイフ(1967年製作の映画)

4.5

生身の人間で表現される
時が止まったかのような静止画や
崩れ落ちゆく触れた柔肌
今まで感じてきたもの全てが
覆されるようなシュールさがたまらない!
この映画好き。

愛の殉教者たち(1967年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

モノクロ・ほぼサイレントで構成される3話のオムニバス。
夢か現実か否か。
世界観は違えど誰もが描くであろう幻想的な世界が素敵!





★ 操作責任者の誘惑
夜の街とJAZZ・傘で表現される音楽
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憂国(1966年製作の映画)

5.0

髪の先端まで感じる息づかいと鼓動
三島由紀夫さんの出演作品初めて鑑賞しましたが
凄いと思った。

リオの男(1964年製作の映画)

3.4

痩せっぽちで喧嘩もめっぽう弱い
ハンサムなのに三枚目リオの男
愛嬌と愛情がギュッ。と詰まってて
コミカルで面白かった!

関東無宿(1963年製作の映画)

3.0

任侠の志を重んじる男らしさが
逆に自分には物語としてシンプルに感じてしまいましたが
小林旭さんの凛とした佇まいと
一瞬、時が止まり
バッ!と翻るような赤の表現には目を見張った。

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

4.3

盲目の主人公を襲う恐怖
ジワジワと忍び寄り、詰め寄る感じと
目の見えない人の感性の鋭さ
緊迫感あふれる展開にドキドキ・ハラハラさせられました。
面白かった!

処刑の部屋(1956年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

レンタル鑑賞
理屈っぽいのか、子供なのか
世の中の全てを悟ったかのような主人公
周囲の人達を突っぱねれば、突っぱねるほど
逆に人に突き放されるを恐れているようにすら感じられて
陰湿なのにグイグイ引き込
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ロボット大襲来(1954年製作の映画)

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どうしても観たくてDVD購入(未鑑賞購入)

*amazonにもレビューありますのでご参考になさってみては。

女殺油地獄(1992年製作の映画)

3.0

しっとりじっくり描かれる男と女
古臭くてドロドロした愛憎劇が好みな自分には
とても上品なメロドラマのように感じた。
狐の嫁入りのような幻想的なシーンは好き。

キャバレー(1972年製作の映画)

3.8

キャバレーでの一幕
主人公のキュートな性格から
ファッションに至るまで凄くオシャレ!
でもどこか華やかな世界で生きる
夢見がちな主人公の空虚感みたいなものも描かれていて
とても素敵な映画だった。

犯された白衣(1967年製作の映画)

4.3

母性と狂気
神経が研ぎ澄まされ
風の音までもが恐ろしく感じてしまう
センセーショナルな世界。

修道女ルシア 辱す(1977年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

肉欲を罪と称とする修道院へ訪れた少女
全ての罪を彼女にきせるかのように
秩序が乱れてゆく様が皮肉に描かれてはいるが
大半を占めるエロスとコミカルを交えた感じ。
投げつける毛糸が蜘蛛の巣になったり
お風
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不良姐御伝 猪の鹿お蝶(1973年製作の映画)

3.4

パノラマ館の映像と照明を際立たせる
ノスタルジック色合い。
西洋の雰囲気を感じさせるステンドグラス
鎖と鞭、血に染まる白い柔肌
交わり重なり合う雪と花札など
所々、魅せられる映像に心惹かれた。

大江山酒天童子(1960年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分が観ても楽しめるかな、と思いましたが
京都の民話・羅生門の鬼を交えながらの展開
牛や蜘蛛の妖怪・崖から落ちてくる火だるまなど
今の映画にはない見どころもあり
また一途に思う女の心と
一人の男として
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赤い靴(1948年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

夢と愛の板挟みとなり追い詰められてゆく主人公
バレエの舞台で繰り広げられる
芸術性に優れた幻想的な世界に見入ってしまいました。
また観たい。

宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE(1978年製作の映画)

3.7

悪のビジュアルを含め全体的に特撮ヒーローっぽい感じ。
特撮とは異なる雰囲気のSF映画を期待してたので
最初は、あまり馴染めなかったけど
個性豊かなキャラと夢があるストーリー
暗闇の中、見張りをするベバ
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絞殺魔(1968年製作の映画)

3.8

レンタル鑑賞(地元レンタル店)
マジックミラーに映し出される主人公の姿が
鏡を通しもう一人の彼を描いているかのよう。
全てが重なった瞬間の
「無」の表現も素晴らしかった。

アリーナ(1989年製作の映画)

3.3

様々な星人の格闘技戦。
内容は至ってシンプルながらも
宇宙を漂う宇宙船のチープ感
衣装や星人のビジュアルなど目で楽しめた。
怪獣みたいな星人が
不細工なんだけど愛嬌あって可愛いので
できればもっと色ん
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