8gさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

-2.0が楽しみですね〜。
神木隆之介さんの演技がすごい。
ゴジラが容赦なく破壊するさまはやっぱスカッとするな〜。悲しくもある。
そういえば、水爆による怪物という面が全然押し出されてませんでしたね。配
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シチリアーノ 裏切りの美学(2019年製作の映画)

3.2

マフィア史上最多の検挙者を出した“裏切り者”トンマーゾ・ブシェッタの伝記的映画。
前知識がないと何が何やら。ただ後半の法廷パートからグッと面白くなる。
「名誉」とは。裏切り者はどっちだ。

本人も歌上
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イノセント(1975年製作の映画)

2.3

貴族夫婦の不倫と復縁と罪悪。
神がいないのならば罪は誰が決めるのか。
間がたっぷりで冗長に感じるが、『ヴェニスに死す』より断然わかりやすかったので、まだ面白く観られた。
家具や衣装が素晴らしすぎる! 
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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

2.8

オーストラリアが地獄みたいな場所になってる。
母親から虐待されて育ったバビー。ある日突然父親がやって来て、両親から虐待され、我慢の限界に達したバビー。「じっとして」ほしいがために、両親をサランラップで
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.6

円谷英二の特撮がキレッキレだ…。
ゴジラってそんな因習村に伝わる神みたいな始まり方だったの!?
ゴジラの破壊が痛ましい。日本の自傷じゃん。
「みなさんさようなら、さようなら!」
「幸福に生きろよ」

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.0

“In heaven, everything is fine”
おもれーーー。不条理かつ普遍的。
えんぴつ工場のところでブラックユーモアが爆発してた。
冴えない男の鬱屈した人生。デキ婚で妻も出て行っち
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侠骨一代(1967年製作の映画)

2.1

人情!
命張ります!
おふくろさん!

若い高倉健の美しさと、藤純子さんの艶美さ。
実母に似た女を抱くのか!?と、そればっかりが最後まで気になってた。
セリフ回しがいちいち洒落てる。
満洲ってワード出
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

終盤まですげー面白かったのにな…。最後でブラックさがユーモアを置いていってしまった。
陰謀論者のアメリカ空軍リッパー将軍が、独断で“R作戦”を断行。ソ連の主要な基地を核攻撃するという。大統領らはおおわ
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.4

ジャンヌ・ダルクの裁判を描いた映画。
クロースアップショットでジャンヌの表情が克明に映し出され、緊迫感が全編に満ちている。
音楽の力もデカい。

“覚悟”の話だ!
教会が絶対的な権威を持っていた時代に
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御法度(1999年製作の映画)

2.5

「惣三郎め。美男すぎた」
1865年、新撰組に加納惣三郎という18歳の美男子が入隊する。彼の美しさは隊士を次々と狂わせ…。

松田龍平が美しいしカワイイし。そりゃ狂うわ…。新撰組を崩壊させるために入り
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

2.3

トルコとの国境近くにある村に滞在しながら、欧州へ亡命しようとするカップルの映画を撮るパナヒ監督。あるカップルの写真を撮ったというイチャモンをつけられたことから、村のしきたりに巻き込まれる。

モキュメ
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地獄の門(1980年製作の映画)

1.9

ニューヨークに住むメアリーが、ダンウィッチという村で神父が自殺する場面を霊視し、死ぬところから始まる。
神父の墓へ行こう! とはなるんだけど、何でそれで解決するのかはよく分からないまま、理不尽でゴアな
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悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

2.0

面白かった。
終盤のカーチェイスは普通に圧巻だったな…。
終わり方も後味悪くて良い。
ちゃんと怖かった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.4

ジョンお疲れ様ー。
後付けの知己がぽんぽん出てくるし、ラスボスもぽっと出だけど、アクションが楽しかったからもう全部なんでもいいです。
ケイン(ドニー・イェン)の動きの素早さがエグい。
キール(スコット
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「祈り」の映画だ……。
過去改変、パラレルワールド、霊体ミミズ(集合体)、もうなんでもアリ!
珠緒師匠のキャラ良いニャ〜。いきなり観客に語りかけてきたの、めちゃプリキュアで笑った。何を目指してるんだ。
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

2.3

情と金。
広い台北の狭い人間模様。別れたりくっついたり。

モーリーマジで何なの!?
チチが自己を確立したのが良かった。
男性陣のみっともなさ、パッとしなさ。
恋愛模様の裏に政治的テーマ。「天安門事件
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

2.8

映画監督の黒石とアシスタントの市川は、ファンであるマリアの家へインタビューに行くことに。
NEO様的な霊能者のナナシくん、良いな。
「イェイ」「蘇ったらぎゅーってハグしてやるよ」

そしてナナシくんを
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.0

江野さん!!!!!!!!!!!
前作で行方不明になった工藤Dと市川さんを復活させるべく、田代くんがゲロ吐いたりパンツ食ったり指切ったりと頑張る。
入れ替わりネタもあり。おかしいよ。

『オカルト』の江
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

1.3

キショい人間の純愛が好きなのか?
最後の工藤さんの「すげぇなぁ…」で力抜けちゃった。すげぇなぁじゃないよ…。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

劇中劇として映される架空のテレビ番組、という設定。合間合間に劇作家や俳優たちの小話が入る。
「超秀才」の子どもたちとその家族が隕石の町(アステロイド・シティ)に集まった夜、宇宙人が不意に現れる。

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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

1.2

アナかわい〜〜〜〜!!!!!!!

1940年スペイン。『フランケンシュタイン』を観た少女・アナは、村はずれの空き家で男と出会う。
スペイン内戦の背景とか。フランコ独裁政権の目をかいくぐるために暗号的
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天空のサマン(2023年製作の映画)

3.6

映像資料として価値がありすぎ。
満洲族の失われゆく言語と文化を継承していこうとするサマン(=シャーマン)たちに取材したドキュメンタリー。

歌や踊り、祭事などがけっこう細かく撮られている。
それが可能
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(2021年製作の映画)

2.1

『オオカミの家』との同時上映。
人骨から魂を蘇らせた少女の映像。を、監督2人が復元したという設定。
邪悪。人間の尊厳無視。
婚姻状への署名が白紙に戻っていく演出は良かった。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

コロニーから脱出したマリアは、森の中で家を見つける。そこにいた2匹の子ブタを魔法のボールで人間にし、名前をつけ、共同生活を始めるが…。

ほとんど意味が分からなかったけど、深いトラウマの話だというのは
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.5

テレポート装置にハエと一緒に入ったら融合しちゃってどうしよう!(どうしようもない)

ブランドルかわいそうすぎるだろ!!!!!!!!!
ベロニカが最後までつらそうだったのが良かった。単に恐れるだけじゃ
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

人間が痛みを失い、新たな臓器を生む近未来。新臓器を切除するパフォーマンス・アートを行うソールは、ある男から息子の解剖を依頼される。

「手術は新たなセックス」
腹を切られて臓器を取り出されるソールの恍
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地球防衛軍(1957年製作の映画)

1.8

『三体』ってこれかもなー。
宇宙人がやってきて、半径3kmの土地と繁殖のために地球の女性たちを要求してきた! 科学の力で追い払え!
登場人物がみんな科学を信じている…。
円谷英二がスゲー。

バービー(2023年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ笑ったし、元気が出た。
夢の世界で暮らしていたバービーが「人間」になる物語。

ケンのこと蔑ろにしすぎでは? と思ったけど、そもそもケンが「バービーの付帯物」だと自己認識していたのが間違い
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

1.2

原生林を伐採する企業に抗議するためペルーに来たら、飛行機が墜落して人喰い部族に捕まっちまったぜ!
何でクソイカレが仲間パーティー側にいるんだよ。
メシ食いながら観るもんじゃないっすねえ!

ニモーナ(2023年製作の映画)

4.9

「君は何だ?」
「ただのニモーナ」

めちゃくちゃ良かった…。
中世ヨーロッパ風近未来。モンスターを倒した伝説の騎士グロレスの掟を守り、騎士の任命式が行われる。
差別に真っ向からノーを突きつける物語。
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

2010年のこと。
厳格なキリスト教の教えを守る村で、男たちによるレイプが行われていた。被害者となった女性たちが、村を去るか、残って戦うかを話し合う。

男たちを許せるわけない!→じゃあ残って戦う?→
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.2

思ったよりしっかり政治的な話があってよかった。ていうかむしろ主題。
公人であること、クィアであること。生きづらさは重なるが、歴史を作るために飛び出していこう。
レインボーフラッグがガラス越しに見えるシ
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網走番外地(1965年製作の映画)

2.1

網走刑務所から無理やり脱獄することになっちゃったよー!

唄・高倉健!
この時代の「おふくろ」というもののデカさ。
あと人情パワー。
で鬼寅さんの気遣いが秒で無に帰したのには笑っちゃったな…。
手錠回
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

2.9

北海道で出会った男女3人のロードムービー。
ロードムービーだったんだ!?
前半は基本的に降りる降りないを繰り返し、後半は勇さん(高倉健)の過去回想。
黄色いハンカチが遠景でぼやけて見えるショットはずる
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

3.8

コメディーサスペンス。ナチスのスパイになりすませ!
ポーランドの「名俳優」トゥーラ夫妻は、妻の火遊び相手である空軍パイロットから、ワルシャワの地下組織に潜んでいるスパイの情報を得て…。

ヒトラーいじ
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