レレレさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

レレレ

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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.2

団地が漂流する

そのタイトルとビジュアルだけでとにかく面白そうで観た。

こういった不思議体験というのはやっぱり子供が似合う。

素直になれない子供たち。
何が大事なのか、まだまだわからない子供たち
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.3

愛がある故に憎しみがうまれ

憎しむほどに愛してる

愛と憎しみな一体だ。

印象的なセリフだった。

差別だったり、貧困だったりな世界をとても芸術的に皮肉たっぷりに、そしてカッコ良く描いている。
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ハーティー 森の神(2021年製作の映画)

3.4

いい映画だったと思う。

派手な恋愛とか

ダンスとか

歌とか

娯楽大作によくあるものはなかった。

けれど、時間は3時間近くあった様に思う。

それでも時間はあっという間に感じたし、動物愛護や自
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ラジュー出世する(1992年製作の映画)

3.6

いいなぁ。いいなぁ。

王道のインド娯楽ムービー。

笑って、泣けて、ちょっとドキドキ、ハラハラして。
エンターテイメントの全てが詰まった様な作品。

お金持ちになっても、心は貧乏になりたくないね。
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希石(2002年製作の映画)

3.2

このDVDシリーズはとにかく字幕が笑っちゃうほどにひどい。

セリフ部分はGoogle翻訳?
ソングシーンは空耳で作られてる感じ。

なので、細かいセリフは「たぶんこーゆーことなんだろうなぁー」とわか
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ダマカ:テロ独占生中継(2021年製作の映画)

3.5

かなり面白かった。

ちょうど安倍元首相が殺されてしまってタイムリー話題だ。
というのもあるかもしれないが。

テロは絶対許されない行為である。
それが宗教的な理由とかであるのならば言語道断だが、この
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(1975年製作の映画)

3.5

インド映画関連のどの本を見ても出てくる「SHOLAY」(邦題:「炎」)

一度見てみたいと思い探していたらメルカリで見つけて即購入。

インドで1975年に発表され歴史的大ヒットをしたといわれるこの作
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銃弾の饗宴 ラームとリーラ(2013年製作の映画)

3.8

とてつもなく美しい物語。

ロミジュリではないが

敵対する者同士が恋に落ちる。

争いというものは何と醜いものだろう。

人は愛に生きる。

愛に生きたい。

愛に生きるべきだ。

権力とかメンツ、
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ロックスター(2011年製作の映画)

3.6

とても切ない物語。

ミュージシャンを目指していた主人公。

彼に足りないものは「傷つく事」だった。

1人の女性を純真に好きになる主人公。

そして傷つく。

純真に愛したかっただけなのに

傷つく
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カーラ 黒い砦の闘い(2018年製作の映画)

3.5

タミルのスーパースター、ラジニカーント主演の映画。

黒 という色の使い方がすごく印象に残る映画だった。

この映画では正義が「黒」、悪が「白」を身に纏っていて普段のイメージとは真逆。

でもそのイメ
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ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。(2021年製作の映画)

3.8

どれだけ離れようが家族は家族。

たしかに自分の意思で北朝鮮に行ったのは間違いないだろうけど

家族なんだから会いたくなるのは自然の事。

コロナもあるし、日本と北朝鮮の国交が戻っていないのが大きい。
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

3.6

立場の弱い女性たちの、ストロングな物語。

これ実話からの話かなぁ。

物語にしてるから実際はもっともっと大変だったんだろうけれど
でも非常に爽快な物語だった。

世の男どもよ。
女性が何も出来ないな
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

もう一度最初から全てのストーリーをわかった上で見たくなる映画。

「OLD」というタイトルの意味も頷ける。

歳をとった事で家族が一つになるシーンはサスペンス?スリラーなのに少し「いい」シーンになって
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ムンナ兄貴とガンディー/ムンナー兄貴、ガンディーと出会う(2006年製作の映画)

3.7

とても素敵な映画。

ガンディーの教えが「これでもかっ!」と詰められている。

その言葉一つ一つにいちいち感動してします。

ほんと、凄い人だったんだなぁ。

そしてこの教えを上手いこと映画に詰めんだ
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ミッドナイトFM(2010年製作の映画)

3.3

よく出来た映画。

難しいかもしれないけれど、あの犯人の人生がもう少し会見えたらもっと面白かったかもと思った。

けれど、声の出ない子供とか、過去のラジオでの発言等、偶然を必然的に描いてる感じがして面
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シャンカラーバラナム 不滅のメロディ(2015年リマスター版)(1979年製作の映画)

3.9

いやはやとてつもなく美しい映画だった。

すごい!好き!!美しい旋律、深い大河の様な愛!!

インドの古典音楽、踊りをもっと深く知りたい。

やはり古典には古典の良さがあるのだろう。

時代は色々変わ
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マドラス 我らが街(2014年製作の映画)

3.4

囚人ディリのカールティ主演。

カールティは硬派な役が似合う。

「我らが街」という言葉の意味をずっと考えている。

我らの街

でもなく

我らが街

が にはどんな意味が込められているのだろう?
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進めクマール!恋愛必勝法(2013年製作の映画)

3.3

#IMW
#IMW2022
#インディアンムービーウィーク

にて鑑賞。
変なコメディ。
変すぎて笑った笑った。
何も考えずに楽しめる作品。
富山のダンスロケシーンもなかなかのボリュームで楽しめる。
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.2

これCGとかじゃなかったんだ!

そう思ったらすごい映画に思えてきて。

オレンジの収穫中にハシゴから落ちて腕を折った少女と、失恋して死にたがってるスタントマンの交流の物語。

スタントマンが少女に話
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愛しき人(2007年製作の映画)

3.1

切ない香りのする恋愛ファンタジー。

全体的に幻想的な映像が個人的にはインドの匂いを感じさせてくれなくて残念だった。

もっと土の感じが欲しかったと個人的には思う。

若きランビールカプール、ソーナム
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.4

なんというか、タイトル通りの映画。

とある老人ホームにスパイとして潜入するも、やさしいから任務そっちのけで人助けばかりしてしまう。

特に何か事件が起こる訳でも、とんでもない展開がある訳でもないけど
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ムンナー兄貴、医者になる(2003年製作の映画)

3.9

「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラニ監督のデビュー作。

あーゆー嫌な学長は監督の中であの俳優さんなんだろうな。

この映画を見ていて、自分がインド映画が好きな理由がハッキリとした気がする。
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.2

世界のどこかではこの様な実験が行われてるのだろうか?

死なない人間を作る実験。

実験体である少年の「誰かの何かになりたかった」という思いが胸に響く。

確かに死ぬのは怖いけど、でも死ぬからこそ、人
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ラーンジャナー(2013年製作の映画)

3.5

インドの純愛はなぜもこうストーカー気質なのか笑。
お国柄が出ていて観ていて楽しい。
ヒロインだけれどもある種、悪役とも取れるというか。
やはり根本には宗教の問題があって。
どちらかがヒンドゥーじゃなけ
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バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)

3.8

数年前に一度観た。

あまりピンとこなかった印象だった。

数年ぶりに観たら、号泣した。

めっちゃいい映画じゃん!!

となりました笑。

心のままに。

純粋に。

生きていきたいなぁー

って思
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ボクサーの愛/ザ・ブローラー 喧嘩屋(2017年製作の映画)

3.8

ボクシングを通じて色々側面を描き、ストレートな愛を表現している映画。

カースト、不可触民の問題。
牛の自警団。

そんな部分が描かれている。

一瞬しか出てこない登場人物が言っていたセリフ「我々は皆
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シンデレラ -Cinderella(2021年製作の映画)

3.0

シネ・ヌーヴォでのインド大映画祭にて。

いやはやビックリした。

特に事前知識は入れず

「シンデレラ」というタイトルだけで観た。

まずガチガチのホラーから始まる。

で、途中からシンデレラっぽく
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Sketch(原題)(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

インド大映画祭にて鑑賞。

見事にやられた!!

という感じ。

所謂恋愛モノだと思っていたらそうではなく、「児童労働」を描いた作品だった。

見事な伏線。

全く気がつかなかった。

そして個人的に
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.1

不条理な映画である。

所々にクスクスなる様なエッセンスが入ってる。

そして「さよなら、人類」というタイトル。

どうゆう意味なのだろう?

サヨナラした人類の事なのか

サヨナラすべき人類の事なの
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護送車の中で/クラッシュ(2016年製作の映画)

3.8

JAIHOにて。

ジャイホーでのタイトルは「クラッシュ/衝突」

護送車の中からのカメラのみで描かれる作品。

ずっとスリリングで息を飲む展開。

どうして人は争うのだろう?

そして行き着く先には
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アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.7

「ポルノ」を中心に様々な問題を提示してくる作品。

果たしてポルノは悪なのか?!

「自己検閲版」という言葉を逆手に描いているオープニングや、全編にわたって皮肉たっぷりに色々な問題をユニークに描いてい
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.2

これはもうなんというか…

賛否が分かれる映画だと思うし、カルト的なマニアックなファンが生まれていきそうな作品。

思わず目を背けたくなる様な痛々しい描写は多々ある。

けれど思わずポカーンとしてしま
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ボンベイ・トーキーズ(2013年製作の映画)

3.8

一言で言うと

「夢に溢れた映画」

だと思う。

インド映画100周年を記念して作られた映画。

ボンベイ・トーキーズというのは最初に作られた映画会社の名前だとか。

全4話のオムニバス。

どの話
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デーヴダース(2002年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

JAIHOにて鑑賞。

身分の違いから結婚出来ない男女の物語。

こう書くとインドのみならず、色んな映画でよくある設定だが、ことまだまだカースト制度が色濃く残るインドでは身近な設定なのだと思う。

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プリンセス:ルーパー/プリンセス 無限ループ(2020年製作の映画)

2.9

童話に無限ループを加えた様な作品。

無限ループものとして面白いシーンもあったけれど想像の域を超えなかった感がある。

結局、童話みたく王子との「キス」だし。

必要なのは真実の愛。

といった所なん
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ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

3.3

JAIHOにて観賞。

思えばタイトルがネタバレに近いものがある。

「当選しました」から始まり、冒頭はかなり引き込まれた映像だった。

死んだボクは、結局、他の誰でもない僕だった訳だけれども、一度死
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