アカバネさんの映画レビュー・感想・評価

アカバネ

アカバネ

素人の備忘録です。偉そうなこと言ってますがご了承ください。
レビューに関しては、100点満点中星の数×20という感覚で勝手に行ってます。

映画(604)
ドラマ(0)

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2018年製作の映画)

4.3

日本版「帝国の逆襲」とも言えるような、突出した面白さをもったダークな2作目。

本作は『劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel』3部作の内2作目ということで、いわゆる「桜ル
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.5

ドラゴ親子の物語として観れば、全くの文句無し

本作は『クリード チャンプを継ぐ男』の続編であると同時に、『ロッキー4 炎の友情』の続編でもあり、アポロとイワンの闘いはそれぞれの息子へと受け継がれる。
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.9

丁度良いバランス

本作の物語はワジディ・ムアワッドによる戯曲『焼け焦げるたましい』を原作としているわけだが、これが本当に面白い。
死んだ母の遺言から父と兄を探すため、彼女の過去を辿っていく双子、徐々
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.6

よくいる人の話なのかなと。

本作の物語について書く前に、まずは用いられている斬新な手法について触れなければならない。

本作は全編通してトム・ハーディ演じる主人公アイヴァンが車を運転している姿と、彼
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来る(2018年製作の映画)

3.8

ダメ人間が最後に振り絞る勇気&大規模お祓いイベントに熱狂!

本作はホラー映画として(私的には)あまり恐くないという問題があるが、それ以上の魅力が溢れている。

まず誰もが触れているようにリアルな表裏
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マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

3.5

映画作りも大変だな、なんて思ったり。

『オンリー・ゴッド』製作当時のN・W・レフン監督を彼の妻が撮影するというドキュメンタリーな訳だが、撮影現場と家族の前とで、晒す姿の差に驚かされる。
特に家族の前
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アウト&アウト(2018年製作の映画)

3.8

「こんな感じ」で「これくらい」の映画が毎月一本は公開されて欲しいなぁ...なんて思ったり。

遠藤憲一さんや竹中直人さんが主演を務め、それぞれの演じるキャラクターが元ヤクザの探偵だったり情報屋なんだか
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ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年製作の映画)

4.0

直球過ぎるタイトルからは想像もつかない、独特の魅力を持ち合わせたリベンジもの。

あらすじをざっくり書けば、マフィアに息子を殺された父親が復讐を企み、それが対立するギャング同士の抗争まで引き起こしてし
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ファンボーイズ(2008年製作の映画)

4.0

スターウォーズ好きには堪らない一作でありながら、結構な毒気もあるという少し恐ろしい映画。

本作の物語は1998年を舞台に、SWおたくたちが末期がんで余命僅かな友人ライナスの為に、封切前のEP1を見さ
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マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

3.0

素直に喜べばいいのかよく分からない映画だった。

本作はシリーズ2作目の映画ということで、前作にあたる『マジック・マイク』という映画がある。
あの映画では主人公のマイクがストリッパーとして活躍しつつも
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

4.2

コーフン必須!最高の「野郎脱ぎ」映画。

本作はまず男性ストリッパーを題材にした映画ということで、野郎脱ぎ要素が最高な映画なのである。
チャニング・テイタム演じるマイクの典型的な筋肉野郎感は堪らないし
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.0

意外にも良い人情ヤクザ映画を観た。

クローネンバーグ監督×ヴィゴ・モーテンセンということで一作前の『ヒストリー・オブ・バイオレンス』と全く同じ組み合わせなわけだが、驚くことに映画の内容も、広い視野で
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.8

最初はどこか既視感のあるスパイアクションだと思っていたが、それは勘違いだったようで。

ベルリンを舞台に北朝鮮と韓国諜報員によるアクションが展開したり巨大な陰謀が渦巻いたりするという事で、「残酷&陰湿
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「フィクション」と「現実」、その両面に通じる恐怖が味わえるというイヤなホラー映画。

本作の物語は、グラハム家の祖母であるエレンが亡くなり、そこから想像を絶する恐怖が一家を襲うというもの。
この簡単な
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トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

3.8

B級感溢れるタイトルからは想像もつかない、考え抜かれた静けさと、ゾッとするような内容の映画だった。

本作は序盤で登場人物の暮らす町「ブライト・ホープ」にて食人族による悲劇が起こる様子を描き、そこから
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フランキー 不完全な男(2017年製作の映画)

3.0

ポスタービジュアルに裏切られた。

本作のポスターを見ると「ムキムキの半裸男が金鎚を持って叫んでいる」といった感じで、さぞかし暴力的な映画なんだろうと観る前は想像していた。
しかし実際に観てみると、重
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.7

ホラーの皮を被った親権争い家族映画。

本作はタイトルに「怒りのメタファー」とある通り、主人公フランクの妻であるノーラが自身の怒りから小さな怪物〈ブルード〉を生み出し、彼らが怒りの対象である人物を殺し
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.0

この感じはCGでは決して表現できないなと思った。

最近はCGの発達によって超リアルな「超能力もの」が製作されている。例えば2012年の『クロニクル』ではPOVという手法も相まって、まるでドキュメンタ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.3

本作を理解するにあたっては、まずは「シルバーレイク」という土地について知る必要がある。
詳しくは公式サイトに記載されている町山智浩さんのコラムや解説動画を見て頂くとして、つまり本作はハリウッドに叶わぬ
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.2

脚本が前作と同じ人だとは到底思えないが、むしろこれで良い。

地球がただただ侵略されていく様子を一般人の目線で描いた前作に対し、本作において人々は遂に地球奪還へと動き出す。

その奪還劇の様は本当に景
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.5

前作と比較しがちだが、そもそも物語の核が変わっているので比べるべきでないかと。

本作では、前作の主人公であったエミリー・ブラントは出演していない。つまり、観客と同じく麻薬戦争について多くを知らない人
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(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

観ていて息苦しさを感じながらも非常に面白かった。

本作を観ていると、この物語が決して他人事にはできないものなんじゃないかと思えてくる。
というのも、冒頭でトオルが拾う拳銃は「殺しの道具」というよりも
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.8

マジメな映画であるものの、結局のところ「いつものマイケル・ベイ」という感じだった。しかも濃度はかなり濃いめ。

なんせ本作は戦争映画であるうえに、話の肝である領事館襲撃が始まってからは戦闘が延々と続く
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泣く男(2014年製作の映画)

4.0

やっぱり漢たるもの、自らの行動の尻拭いはキッチリするべきであると感じた。

主人公である殺し屋ゴンは少女を誤って殺したことが負い目となり、その母親に対する罪悪感から色々あって所属する組織を裏切る訳だが
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

4.2

色んな面で『ヒート』を連想するが、こういうのは無条件でアツくなるからしょうがない。

まず本作は警察側と悪党側の対比と描き方が印象的で、悪党側はともかく警察側ですら不良集団のような雰囲気を醸し出してい
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.7

撮影事情を知っていると、本作が明示した現代の危険性に、より恐怖を感じる。

本作は現代にタイムスリップしたヒトラーによるカルチャーギャップコメディーが滅茶苦茶面白く、それだけでも十分楽しめる。しかし、
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画の全てが、松田優作の魅力で構成されていると言っても過言ではないと思う。

映画を観ていてまず驚かされるのは、主人公である伊達邦彦の不気味さである。
松田優作と言えば長身で細身のスタイルが魅力的
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

予告編のダークな雰囲気に騙された気はするが、本編の内容はむしろコレで良いと思った。

というのも、実際の内容はエディとシンビオートによるバディムービーであり、お互いいがみ合いながらも協力し合って巨悪に
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シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

4.2

シリーズ6作目にして最終作であるが、やっとこれを劇場で観ることができて本当に良かった。知り合いとかに自慢したい。

元はTV映画として製作されたこのシリーズは、本作で初めて日本限定での劇場公開となった
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.5

とてつもなくパワフルな映画だった。

本作を観れば、ヒップホップの好き嫌い構わず誰もがN.W.A.の生きざまに感動することだろう。
まず本作は音楽グループの伝記映画であるが、物語が近年で言う『ジャージ
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

漢のロマン、そして破滅の美学が詰まっている。

本作の主人公は松田優作ということで最初から全開のハードボイルドを期待して観てみると、予想外の姿に驚かされる。
なんせ整った髪型に黒ぶち眼鏡をかけて会社勤
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運命は踊る(2017年製作の映画)

4.0

馴染みの無い国が舞台となると、その映画を完全に理解するのは難しい。
これは有名なハリウッド映画でもそうだが、レバノンやイスラエルなどの映画となると尚更だ。
だから本作は理解するにあたってパンフレットに
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

テイラー・シェリダンが脚本を務める「フロンティア3部作」の3作目。
極寒の舞台にそぐわぬ燃えるような格好良い映画でありながらも、メッセージの重さは最高潮に。

まずはやはり、ジェレミー・レナー演じるコ
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.2

グロテスクな演出も斬新な殺人方法も描かずに、ここまで人間を恐ろしく描いたのは本当に凄い。だから感じる恐怖も並のものじゃない。

これは手持ちカメラによる生々しいカメラワークや生活感のあるプロダクション
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ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

4.0

個人的に’95年のスタローン主演版は微妙だったので本作を観るのは躊躇していたが、実際に観てみるとかなり好きな部類の映画だった。
何というか’95年版をさらにアクションメインにアップデートしたという感じ
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EAST MEETS WEST(1995年製作の映画)

3.2

「侍 vs ガンマン! 果たして勝利はどちらの手に!?」みたいな感じのアクション映画かと思えば、実際は異文化交流をメインに据えたロードムービーだったのでかなり面喰らった。

「ロードムービー」と聞くと
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