わるたさんの映画レビュー・感想・評価

わるた

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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

メーデー民として履修
メーデーと山岳板パンパカスレを足したような話だった
燃料たんまりのジェット機でないので
墜落しても爆発炎上しないのは時代ゆえか
半世紀前の、頑健かつインテリな大学生が
大勢無傷で
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

ほんと呪われてんなフォン・エリック家
というかだいたいあのクソ親父のせい
わが子を自分の潰えた夢の道具にするんじゃない
そして肝心なところで息子を顧みない母親
地雷女かと身構えたパムがとても真っ当で疑
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ニュー・オリンポスで(2023年製作の映画)

3.9

そんな偶然あらへんやろ
…というツッコミ
(思わず声に出たほど)
を押しきる切なさがよかった
街角にゴミひとつ落ちてない
べたべた選挙ポスター貼られてない
イマジナリーローマがきれいだった

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

えらいタイミングで大きな震災が起きてしまったがフィクションとして楽しめた
あのマンション建てた建設会社は表彰もの
これまでシュッとした役のイ・ビョンホンばかり見てきたので新鮮だった
冴えないのから調子
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

4.0

楽しみにしてたやつ
今回はほぼステイサム主役
注文した料理がきちんと出てきた感
かわいいラングレンと
かっこいいトニージャーを堪能
おおむね満足だけど
あのオチはちょっと反則じゃないかな

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.9

原作は発売当時読んだきり
黒柳家の裕福さに驚く
適切な療育の重要さ
ほんのり初恋の少年との軌跡と別れ
忍び寄る戦争の足音
たぶん海外では上映できないのがちょっと残念

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

映画初めに選択
藤子F不二雄先生のすこしふしぎ作品に似た手触り
とても絵画的で鮮烈
『燃ゆる女の肖像』でもそうだが
この監督は生涯忘れがたい数日間の描写が素晴らしい

潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.8

海底版メーデー!な感じ
当時の事故報道を知っているので
冒頭から暗い気持ちで視聴
全てが死亡フラグ
航行不能からの脱出方法は
その後改善されたのだろうか…

ドミノ(2023年製作の映画)

3.8

注文と違う料理がでてきたけど
それなりには美味しかった
クリエイターと立て続けに見たせいか
似た匂いを感じた

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.9

トップガンとメーデーとクレヨンしんちゃんのごった煮。
ロイドさんはなんでもできる。
ゲストキャラのキャストが豪勢でワロタ

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

4.0

丹念に作られた良作。
想像の世界の風景の美しさ。
とても良い夢を見たような満足感。
原作は未読だけど素晴らしい映像化なのだろうと思わせた。
自分にはイマジナリーいたかなあいたかもなあ

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.5

BS放送を機に履修
クェスがクソガキでクソガキで
冒頭からずっと殴りたかった
ほんとすっきりした

どいつもこいつも
生きるか死ぬかの戦場に
子供じみた感情を持ち込むんじゃないよ
死ぬぞ(大多数死んだ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

当初は鑑賞予定でなかった
シン・ゴジラはヘビロテしたけどゴジラのファンではない
何よりユアストーリーを決して許してない
評判が良いため重い腰を上げて
ゲゲゲのついでに戦後つながりではしご

何てこった
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(2023年製作の映画)

3.9

あれほどがっつりほもだとは思わなかった
自分は何を見せられているんだと困惑した
サムライたちの愛憎物語、粘度高め
狩るものと狩られるもののあっけない逆転が鮮やか

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.9

予告編を流し見ながら
『誰が見に行くんだターゲットはどこだ』と思ってて
ほんとすいませんでした
やたら評判が良いので見に行ったらとても大人向けの作品だった
やさぐれているのに根の善良さが時折こぼれる水
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.9

壮大な茶番劇。なんならちょっと泣いた。
大阪には一時期住んでいたのでとても懐かしく小ネタも十分楽しめた。
中の人ネタをオーバーラップさせるのは反則やろと思いつつとてもわろた。
(誰も言えない阿久津のそ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

これはIMAX案件だよな!と初日にいそいそと見に行った。
冒頭のAppleVideoロゴだけで潤沢な予算の予感。
戦闘シーンはさすがの迫力。さすがのリドリースコット。
絵面が派手なだけに、ドラマのスケ
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.0

メーデー民としては外せぬ作品。
楽しかったフフフ!
安全より節約を優先するLCC等馴染みのある要素にニコニコ。
V1!ローテート!
空軍上がりのパイロットはよく聞くけど、
そこまで体張れとは言ってない
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

熊のCGが安っぽくなくてクオリティ高く感じた。
制作費けっこう高かったんだっけか。
種族を問わない普遍的な親子愛も描かれていたけど
めちゃくちゃ死人出てシャレにならんやつ

屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

3.9

デヴィッド・ハーバー演じる幽霊のアーネストがかわいい
彼を助けていくうち成長していく少年が頼もしい
意外にしんみりした

イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

イコライザー3から無印も遅れて履修。
序盤は丁寧すぎる描写で展開が退屈だったが
マッコールさん覚醒からは怒涛だった。
災害クラスの大事故ではないのか
ボストン大丈夫なのかあれ

バイオレントナイト、グ
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(2023年製作の映画)

3.5

登場人物の味付けがくどすぎて気が散る
もっと淡々と展開するほうが自分は好み
ロストケアやPLAN75の余韻には及ばなかった

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

天誅!鉄槌!
汚物は消毒だー!

気が滅入るニュースが続くので
スカッとしに来ました。大正解
相当に過剰なバイオレンスの連続ですが
対象がドクズばかりなので爽快

あんなに真っ当に仕事するCIAは貴重
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.0

思ったよりよかった
空母いぶきが個人的にアレだったので…
原作だいぶ忘れてたのが幸いしたけど
深町は同期の海江田とタメ口であってほしい、というのは譲れん
武骨なディーゼル艦と原潜のスタイリッシュな内装
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

安藤サクラはさすが。
宇崎竜童のかっこよさに痺れた。
山田涼介は頭のネジ飛んじゃった若者の危うい切なさがなかなかよかった。
燃えよ剣→大怪獣→ハガレン完結編①②→BAD LANDS、と
縁あって山田く
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

世の中に殺し屋の種は尽きまじ
シリーズの中で一番面白かった
階段落ちヤバい
パリの大乱闘楽しい

ここ毎年とてもよい真田広之を供給いただき
とてもありがたい
大阪が若干トンデモジャパン
直前に見たグラ
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.0

思い立ってアニメ一期から劇場版を経て二期まで一気見
評判ほどエグくはなく面白かった
ボンドルドえげつないけど物腰が丁寧でうっかり騙されそうになる
自身も学究の素材にしてしまう徹底ぶりは嫌いではない
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

新作に向けて履修完了。
持ってるコネは使い倒すジョン。
降りかかる火の粉をごり押しで払いまくるけど
駄々こねてるだけに思える部分が所々あって
感情移入しきれない。
もうちょい大人になろうやジョン。
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

愛車に執着するわりには扱いが乱暴じゃないすか
引退してるんだからそっとしといてあげなさいよ
コンチネンタルのローマ支部が楽しかった
ジョンの災難はまだまだ続くのだった

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

マフィアのバカ息子の愚行が全ての元凶
強いジョンのアクションを楽しむ作品
ミカエル・ニクヴィストが端正な敵役でよき
アホな息子を持つと苦労するよなパパ

スノーホワイト 氷の王国(2016年製作の映画)

3.5

森の猟師をメインに据えたスピンオフ
それはクリヘムだものな
端役で終わるはずないわな
前作より面白かった
白雪姫出てこなかったw

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

一目予告を見て、これ絶対4DX楽しいやつだろと心待ちにしていた。
ゲームはやったことないミリ知ら。
まずはIMAX字幕で。

シミュレーションゲームで鍛えた腕はどこまで通じるのか。
企画した営業マン、
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LORO 欲望のイタリア(2018年製作の映画)

3.8

冒頭の但し書きで『実在の人物とは関係ありません』って念押ししててワロタ
故・ベルルスコーニ元イタリア首相がモデルなのは言わずもがな

私利私欲にまみれた俗物
衆愚政治家
立志伝中の人物には違いないが人
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SAND LAND(2023年製作の映画)

5.0

特殊箱がソッコー取り上げられそうで
慌ててIMAX見に来た
そこまで期待してなかったのに
今年屈指のわくわくした作品だった
嬉しい誤算
とてもよいファミリー向け映画
単純明快、勧善懲悪な冒険活劇
もっ
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.0

息詰まる緊迫感に手に汗握った
主人公の行動にいちいち共感できず
自分の冷酷さをなんだか痛感した
ごめんすまん

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