わるたさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

わるた

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SAND LAND(2023年製作の映画)

5.0

特殊箱がソッコー取り上げられそうで
慌ててIMAX見に来た
そこまで期待してなかったのに
今年屈指のわくわくした作品だった
嬉しい誤算
とてもよいファミリー向け映画
単純明快、勧善懲悪な冒険活劇
もっ
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.0

息詰まる緊迫感に手に汗握った
主人公の行動にいちいち共感できず
自分の冷酷さをなんだか痛感した
ごめんすまん

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

4.0

雰囲気は好き
大正ファッションとてもよき
外連味てんこ盛りで楽しい
綾瀬はるかはもとよりシシドカフカのかっこよさがとてもよい収穫
和装でライフル狙撃なんて性癖に刺さる刺さる
ヒロインポジかと思ったハセ
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

大沢たかお目当てで鑑賞しに行ったら
ちゃんと胸熱展開で楽しめた
信がいつの間にか隊長っぽく頼もしく成長してた
あんた立派になって!と近所のおばちゃん目線で応援
ヤマコーと愛之助の並びはとても治部と刑部
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

トップガンでさんざん予告刷り込みされたので
一通り過去作履修してIMAXにて鑑賞
期待したものは全部盛り込まれていた
楽しみにしていたローマのカーチェイスは大満足
FIAT500がめちゃくちゃかわいい
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

4.0

日航機墜落事故の日に放送されていたのを視聴
主人公、横山秀夫キャラだなあ…と臨場の倉石を思い浮かべていた
凄惨な現場が魂に焼き付いてしまった記者の悲劇
死ぬ思いで現場雑感届けたのに紙面に間に合わなかっ
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

思った以上にずっとずっと大人向けだった
誰かの従属物としか見てもらえない悲哀は性別に関わらない
『バービーのボーイフレンド』さらには
『ケンの相棒』としてしか認識されないって
『〇〇ちゃんママ』てやつ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.9

覚えていないけれどこんな美しい風景を
夢でみたことがある気がする。
話の脈絡のなさがその印象をより強める。
銀河鉄道の夜、遠い座敷、秘密の花園…
想起させられるイメージの数々。
強い既視感がとても懐か
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

短くまとまってて見やすいバディもの
破天荒と真面目系の司祭コンビがよい
できたら続編希望
ロシア人同士が英語で会話するような
アメリカ映画あるあるに反して、
ちゃんとイタリア語で会話してたのはポイント
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.9

第一報からフォローしていたので
日本での劇場公開を迎えてなんだか感無量

監督の舞台挨拶は仕事のため涙を飲んだが
チネチッタが大作を差し置いて
LIVEサウンドで上映してくれるとあれば、
乗るしかない
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.2

とてもやるせない話だった。痛恨。
余韻が反響してまだ心の波紋が収まらない。
子どもって残酷で浅はかで軽率で自他の境界が曖昧で。
(他作品のレビューにも同じようなことを最近書いた)
結果、ときに取り返し
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

マッシブタレント見て気になってたやつ。
やっと見られる!
ひゃだ面白かった!まさか泣くとは。
前作よりとてもよくできてた。
これはお勧めされるの納得。

礼儀正しく、地域で愛される存在になったパディン
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.2

吹替で鑑賞
ザ・王道冒険活劇
楽しゅうございました
おじいちゃん頑張った
マッツミケルセンがとても色気のあるいい悪役
テルマエロマエ風味と戦国自衛隊みもあり
シラクーサに行きたくなった
あんなに頭の悪
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.7

マカロニウエスタンちゃんと見たの初めて
先にスキヤキウエスタンジャンゴ見てごめん
さすがの金字塔。王道
序盤は無敵の完璧超人な主人公無双を楽しみ
窮地に陥ってからは不屈の闘いを堪能できる
フランコネロ
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.3

いちばん怖いのは、私たち人間ね。
溢れるB級感は、まあ予測通り。
面倒見きれなくなって捨てたくせに
友達面してのこのこ現れたロビンひどい。
あらいぐまラスカルでもぜひ製作お願いしたい。
やつら熊でも豚
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ヴォイジャー(2021年製作の映画)

3.9

子どもは浅はかで残酷で誘惑に負ける動物。
こんな緻密なミッションで
若者の衝動をどうコントロールするんだと思ったら
そういう設定でしたか。
舞台設定が宇宙探査なだけで
物語は狭いコミュニティの内ゲバだ
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

都会に熊が現れても害獣駆除されないやさしいせかい
人語を話しているのもスルー
トラブルを起こし無駄飯を食らう人外の居候…って
イギリス版オバケのQ太郎なのだな
子どもたちの異次元スペック的にはキテレツ
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

2.4

予告編まんまだった
脳味噌のどの部分を使えば出力できるんだこんなの
寝苦しい夏の夜の悪夢のよう

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.2

予想以上に好みだった。
ロボット三原則の重要性を痛感w
夢のAIロボットへのワクワク感と、
疑惑からのハラハラドキドキがとっても楽しかった。
愛情友情からの凶行なので、護られる側から見ればそこまで怖く
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

新録吹替版につられて何十年かぶりに視聴
中村悠一の控え目な演技が端正でよき

今も昔も変わらず美しいイタリア
トムを演じるアランドロンの美男ぶり
美男すぎて、こんなの女はイチコロですよ
そっけないマル
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.8

93分とコンパクトなのでストーリーはシンプル
ハラハラもホロリもあり
娘役の子はダンジョンズ&ドラゴンズでも見たなあ

どう見ても地球人なのに異星人設定なのは無理があったけど
そこを突っ込むと話が進ま
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

素行不良の刑事が立て続けのトラブルに巻き込まれる
立て続けかつどれも深刻すぎて気の毒
巻き込まれ系の立ち位置なので
岡田准一の活躍という点では不発

序盤は単なるキモコワだった綾野剛が
不死身すぎて不
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

完結に向けて着々と風呂敷を畳みにかかる
ローマのカーチェイスは楽しくそして罰当たり
あんな規模の被害で済むものかよ
敵の敵は味方、ということで共闘よき
裏切りはやっぱり
アレの退場は残念
不仲と噂のア
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ケイト様の威厳、美貌、才気、狂気
怪演
エブエブも見たけどオスカーはこっちでは
もっとあからさまにパワハラな設定かと思った
巧妙なさじ加減がリアル
滲み出る公私混同、依怙贔屓、セクハラ
たくさんヘイト
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.5

付き合い鑑賞。
終始お下品なコメディ。
デニーロの無駄遣い。
ザックエフロン体張りすぎ。
誰だこれオファーしたの
そして二人ともよく受けたなw

帰れない山(2022年製作の映画)

3.8

失った家族の絆の再生の物語…と思いきや
めでたしめでたしで完結にはならず
散文的な人生は続いていく
ここで幕を引かせてくれと思う場面がいくつもあった
雄大な山は美しく懐深く時に牙をむく
堅実よりもロマ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.7

テトリスから、おそロシアつながりで視聴。
人の命が軽い。ソ連怖い。
口封じのためにどんどん殺される。
スターリンの急死後残された政権中枢の幹部たち。
誰が勝ち抜けるのか見ているこちらは知っているが、
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テトリス(2023年製作の映画)

4.0

冷戦時代末期の混沌
ソ連の怖さが、崩れゆく秩序のせいでさらに倍
当時鉄のカーテンの向こうは
何が起きてもおかしくない謎の世界だった
そこへ果敢に乗り込んでいく度胸が凄い
どいつもこいつも山師
文字通り
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ゴーステッド Ghosted(2023年製作の映画)

3.9

何も知らぬまま付き合い鑑賞
ラブコメかな、にしてはキャスト豪華だな…
うっわこの男うざいキモい、からの急展開。
ただのラブコメなはずがないですねサーセンwww
お気楽に見られるエンタメ
アナ・デ・アル
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

5月2日 通常上映字幕
字幕上映すぐになくなるのでは、と思ったけど杞憂になりそう
登場キャラの説明いりませんよね当然ご存じですよね、は強い
そういえばこの兄弟配管工だったわ
イタリア系あるあるな大家族
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.9

見えてる地雷をあえて踏み抜きに行く
予告編からそのつもりでいた作品

字幕などソッコー箱がなくなりそうで
初日レイトショーにて鑑賞
観客は7人wぼっちじゃなくてよかった

隠しきれないチープさ

まっ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

ヒロインである老婦人の人生が、予想の3倍くらいヘビー。
予告から感じた『きっといろいろあったのねえ』どころの話ではない。
不屈。つよつよすぎて圧倒された。

仏頂面だったドライバーのシャルルが、婦人に
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.9

やー美しい
魔法のドレス、カボチャの馬車の表現よ
美男美女はやはりときめく
継母のケイト・ブランシェットも無駄に美しい
焼けた鉄の靴を履かされるのは違う話か
生ぬるい結末にちょっと肩すかし

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

自分がポワロ派でないのを再認識したw
豪華列車の雰囲気を楽しむ映画
展開の遅さが退屈
終盤の畳み掛けだけよかった
先に見てたナイル川のほうがまだ面白かった

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.8

今さら見てみた。
すっかりネットミーム化された作品。

冒頭の1942年、まだ余裕のある頃と
終戦間際の緊張感の対比が印象的。
頼りの戦力はすでに失われ、
敵軍が首都間近まで迫り、
敗色濃厚なのに誰も
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.7

開始数分で結末が予想できて、
ほんとにそのオチだったw
ひねりなさいよ

命の使い処としては不足なし
でも理不尽だし
そうそう信じられないのはわかる

予期せぬ山盛りのメーデー案件だった