いや、ホモかよ。
今作は、2019年に放送されていた連続ドラマの劇場版であり、広告会社の男子寮に住まう同僚4人組が、毎週末の夜一つの部屋に集まりただ飯を食べるだけの作品となっている。
まあ、実際は>>続きを読む
見えない恐怖=存在しているか分からない恐怖。
今作は「ダーク・ユニバース」凍結後、新たな方向性で単独作へと生まれ変わった「透明人間」のリブート版である。
ダーク・ユニバースといえば「ユニバーサル・>>続きを読む
秘密主義ここに極まれり。
なんだこりゃ、ぜんぜん意味不明じゃん。笑
観進めていけば少しは理解が追い付くかとも思ったが、気付けば周回遅れのまま物語が先にゴールテープを切ってしまっていた感満載の今作。>>続きを読む
夢の先ではなく、これまでの人生に思いを巡らせる為の旅。
これまでの「ディズニー・ピクサー」といえば、夢や希望を胸に"未来"へ向けて常に前進していく事の素晴らしさを、一貫したテーマとして発信し続けてき>>続きを読む
問題提起に対する答えになってない。
こんなにも活き活きとした要素や設定を、これ程までに持て余しているのはある意味凄い。
今作は、"レズビアン"のカップルが「プロム」に参加しようとした事がきっかけで>>続きを読む
ストーリーにリアリティが無さすぎる。
「清水崇」監督は、ホラー映画の名手として名高い方ではあるが、そもそも僕は彼の作品に対して基本的に恐怖心を抱いた事がまずなく、監督の代表作である「呪怨」シリーズに>>続きを読む
日本を救った男達の物語。
2011年3月11日当時、僕は東京の自宅で「ミヤネ屋」を見ながら寛いでいた。
すると、突然の大きな揺れに壁沿いに並んだ本棚の中の本が一斉にバサバサと落ちてきた。
経験し>>続きを読む
犯人は「ヤス」じゃなくて「○○」。
前作「ヘレディタリー」同様、今作も相当深く考えて観ていかないと、急に意味不明な展開へと転がり落ちていく感覚は、やはり「アリ・アスター」監督といった感じで、ラストに>>続きを読む
熱に浮かされ始まる"ダサい"青春。
"共感"という間口を広げる方法として「アルプススタンド」での会話劇を選んだのは、かなり良い着眼点だと思う。
それは、"当事者"="中心"としてではなく"外野"=>>続きを読む
脚本の「古沢良太」は、ここ数年「詐欺師」を題材にした作品作りにかなり入れ込んでいるらしく、昨年は今シリーズとは別に「グレートプリテンダー」というアニメのシナリオも手掛ける等、如何にして人を欺けるかの研>>続きを読む
2ヶ月以上ぶりに観た映画が「仮面ライダー」でした。
ここ最近鑑賞したラインナップを見ると、アニメに邦画ばかりとだいぶ偏っている事に自分でも驚くが、コロナの影響で洋画はほとんどが延期に次ぐ延期なのだか>>続きを読む
こんなご時世だからこそ生まれた"中身のある"ライダー映画。
結果的に、ライダーファンからはあまり良い評判が聞こえてこなかった「仮面ライダーゼロワン」であったが、かくいう僕は周りが言うほど総合的に見て>>続きを読む
「ジャンプ」が、原作のストーリーをそのまま映画化出来るようになった理由。
今作は、これまでの総発行部数がまさかの1億部を超え、年末発売予定の23巻で遂に最終巻を迎える「鬼滅の刃」の劇場版であり、TV>>続きを読む
ガバガバ設定を現代技術で捻じ伏せろ!
「マジンガーZ」と言えば、小さい頃に「そーらにー、そびえるー、白金のくーろー♫」と、間違って意味不明な歌を歌いまくっていた記憶が強く残っているが(実際は鉄の城)>>続きを読む
進歩の裏にある"永遠の喪失"という犠牲。
今作の舞台となる、直径約1,000メートルにも及ぶ未開の縦穴「アビス」は、一説によれば深度は20,000メートルともされており、潜れば潜るほどに地上に戻る際>>続きを読む
シリーズにとって「PSYCHO-PASS3」が必要だった理由とは?
今作は、2019年に放送されていた全8話からなるTVシリーズラスト直後から幕を開ける構成となっており、良く言えば前置きが無い分序盤>>続きを読む
圧巻のロケーションにウットリ。
今作は「全編ワンカット」という触れ込みで話題になっている作品ではあるが、思ったよりも編集点が丸わかりな為、そこに注目して観ると正直肩透かしを食らってしまう事になるだろ>>続きを読む
歯切れの悪さが非常に勿体ない。
今作は「屍人荘の殺人」でやらかしちゃった「木村ひさし」らしからぬ、理路整然としたフェアな作品に仕上がっていてちょっと意外だった。
木村ひさしといえば、屍人荘〜のレビ>>続きを読む
無理矢理過ぎて納得しにくい。
これ、ハッキリ言ってちょっと評価が高すぎる気がする。
確かに「密室もの」でありながら、殺人事件などでは使えないトリックを用いていた分、非常にトリッキーで技ありな作品で>>続きを読む
脚本まで底辺にしなくてもいいのに。
今シリーズは、原作者が絡んだせいで悪くなるという特殊なパターンを繰り返す希有な作品と言えよう。
そりゃ、生みの親公認で上がってきた脚本にケチを付けられる人間など>>続きを読む
悪くはないが、これが海外の映画賞に招待されたと聞くと恥ずかしくなるジレンマ。
まず、単刀直入に問いたいのはタイトルの意味である。
いや、意味は分かるが意図が分からない。
余命宣告を受けた全てに無>>続きを読む
料理に対する信憑性がイマイチ。
韓国映画を観ると常々思う事があるのだが、整形大国と謳われる韓国において、何故役者業をしている方達はあまり見た目がよろしくない…失礼、ナチュラルな方が多く見受けられるの>>続きを読む
劇場版でやる意義を十分に感じられる大作。
今作は、累計発行部数2000万部超の人気マンガの劇場版第二弾であり、僕も原作コミックは最新刊まできっちり読んでいるのだが、ハッキリ言ってなにがそこまで人気な>>続きを読む
今の映画界のトレンドを物語の設定にまで活かした素晴らしき構成力。
まず、今作で一貫して取り入れらている手法として、"二段構造"がある。
二段構造とは、一つの作品に異なるジャンルを複数採用し、前半と>>続きを読む
給食があった事を有り難く思える映画。
前置きとして、今作は2019年に放送されていた深夜ドラマの劇場版であり、内容もスケールもドラマ版のクオリティの域を一切抜け出ていない為、作品のファンでもなければ>>続きを読む
戦争×子供+笑い=複雑
率直な感想を言うと、今作がこんなにも多くの人に高い評価を得て受け入れられている事に正直驚いている。
なにせ「第二次世界大戦」末期を舞台に「ナチス」信者の少年が徴兵を夢見て洗>>続きを読む
"妖怪もの"としては面白い。
今作は、日本でいうところの「学校の怪談」シリーズのような、ティーン向けのファンタジーホラーとなっており、(ところで今の十代は学校の怪談を知っているのか?)純粋な恐怖より>>続きを読む
人を裁くのは法律ではなく人。
この作品で語られた"事実"は、国の在り方をも覆しかねないセンセーショナルな内容であり、それがまさかの実話である事におぞましさを感じずにはいられない程であった。
アラバ>>続きを読む
「ルパン三世」はこれでいいんだよ。
オールドファンが大勢いる作品のフルCGアニメ化は「山崎貴」監督としては「ドラゴンクエスト」に続き2作目であり(ドラえもんはあくまで現役)、前作の壮絶なるちゃぶ台返>>続きを読む
初々しいカップルが観たら白目不可避な映画。
今作は、純愛系のキラキラ映画を観たいと思っている方には全くオススメ出来ない。
ましてや、付き合いはじめのまだお互いに手探り状態のカップルは、決して手に取>>続きを読む
映画愛ってなんなんだ。
今作は、言ってしまえば「テレ東」あたりの深夜枠で放送されるような、挑戦的と言えば挑戦的だが言い方を変えれば程度の低い内容の作品であった。
僕はこの映画を、メインビジュアル以>>続きを読む
「カワイイ!」だけが褒め言葉の映画で本当にいいのだろうか。
僕が「DCEU」の作品の感想を述べる際には、必ずと言っていい程「MCU」を比較対象として引き合いに出してしまうのだが、その理由は一貫してな>>続きを読む
これは「欲」のお話。
昨今「イメージ」や「憶測」だけで人物像を形成し、それが一人歩きした結果その人の人生を踏み荒らし、追い詰め、最悪死に至らしめる事件が多発している。
発端になるような事は確かにあ>>続きを読む
内容と演出の驚異的なミスマッチ。
何故これを「木村ひさし」に撮らせた。
今作は、国内のミステリー賞を4冠もして、僕の敬愛する「浜辺美波」(通称まべみな)が主要人物を演じる事から、公開前からかなり気>>続きを読む
"やりたい事"とそれをする"動機付け"の高度なかけ算。
最近目新しい作品を観たいなあと思っているのなら、まずはこれを手にとる事をオススメしたい。
間違いなく、今まで観た事のない"新機軸"のタイトル>>続きを読む
"エピソード0"的な映画。
どうやら、今作はリブートではなく2000年版の流れを汲む続編という位置付けらしく「チャーリー・タウンゼント探偵社」が世界規模の秘密組織になって登場する。
その為、司令塔>>続きを読む