Part1レビュー参照。
Part2は、分厚い南米文学の下巻という雰囲気。さらに物語の面白みが加速する…!
『トレンケ・ラウケン』Part1 & Part2
1本の映画だが、南米文学のような迷宮感にはまり込み、4本くらい別ジャンルの映画を見た気分。しかもどれも自分好みの4本だった。年末にふさわしい傑作。>>続きを読む
評価が高いのは知ってたけど、ずっと見れてなかった作品。できれば劇場で観たいと思ってて、何年も何年も見逃していた。多分、昨年末も新文芸坐でやってたはず。
満を持して、ようやく観れたが、ちょっと寝かせ過>>続きを読む
面白いのだけど、いかにも2っぽい作り。2としては及第点くらい。
BABY METALの使い方は巧い。どうせ話題づくりでしょって思ってたけど、そこはすごく評価したい。日本でのヒットを視野に入れたのか、>>続きを読む
新文芸坐シネマテーク/驚天動地_ヤンチョー・ミクローシュ特集にて。
邦題:『赤い讃美歌』。(この邦題巧い)
『赤と白』、『シロッコ』とまだ2作品しか観てないが、今作はミクローシュの集大成感を感じた>>続きを読む
カンヌ監督週間 in Tokyoにて。
離婚を決意した主人公夫婦が、「人は別れの時こそ祝うべきだ」という妻の父の言葉を思い出し、お別れのパーティーを企画するお話。
冒頭から息が合い過ぎて、2人の会>>続きを読む
殺人行為が許されたオンラインサバイバルゲーム(DayZ)内の島に、フランス人の映画クルーが963時間滞在し、プレイヤーに取材したドキュメンタリー作品。
全てゲーム内での映像で映画ができている。何より>>続きを読む
EUフィルムデーズ2024にて。
2024年ロカルノ映画祭の最高賞である金豹賞受賞作。(ロカルノ映画祭って映画賞の中ではどれくらいの位置付けなのだろうか? 国際映画祭Tierを誰か作ってほしいな。)>>続きを読む
アキ・カウリスマキが作った小さな映画館キノ・ライカが出来るまでのドキュメンタリー。キノ・ライカのことは建設中のときから知っており、出来たら行ってみたいなと思っていた。
今年の6月に日本の旅行会社主催>>続きを読む
カンヌ監督週間 in Tokyoにて。
ちょっとシュールでおもしろかわいい。
ウェス・アンダーソン×キアロスタミ的で、
エリア・スレイマンの雰囲気も。
構図や色彩もおしゃれ。教育委員会の部屋(だ>>続きを読む
新文芸坐シネマテーク/驚天動地_ヤンチョー・ミクローシュ特集にて。
邦題:『シロッコ』。
1930年代初頭、ユーゴの革命家マルコ・ラザールは、自国でクーデターを起こした後、ハンガリーに逃れる。彼は>>続きを読む
カンヌ監督週間 in Tokyoにて。
短編『女と犬』がよかったので、今後気になると思っていたソフィー・フィリエール監督の長編作。
少し精神的に不安定なところがありカウンセリングを受けている初老の>>続きを読む
マチュー・ドゥミのまちゅげがかわいい!
『アニエスV.によるジェーンB.』の中で、ジェーンが思いついた脚本があるといい、それをアニエスが撮ることに。
『アニエスV.によるジェーンB.』を観たら、『>>続きを読む
ジョージア映画祭2024 @ 横浜シネマリン
監督自身が持っていて唯一現存したフィルムをDCP化した今作。状態の悪い映像ではあったが、これは観ておくべき傑作だった。
終始、静謐な佇まい。『ミツバチ>>続きを読む
ジョージア映画祭2024 @横浜シネマリン
冒頭のナレーションでの設定解説が長すぎ、登場人物多すぎで、ぜんぶ頭に入ってこず。
どこかの国の王女を助けるために、王女が囚われている砦に行軍する、くらい>>続きを読む
ジョージア映画祭2024 @ 横浜シネマリン
とにかく明るいジョージア映画。
長屋みたいなところに住む人々たちの喧騒。羊は誰が屠るか口論の中、ある少年はある少女に恋をする。この一目惚れのシーンがな>>続きを読む
ジョージア映画祭2024 @ 横浜シネマリン
ラナ・ゴゴベリゼ作品群=彼女の人生、の集大成のような本作。
ラナ・ゴゴベリゼ作品を他にも観ていると、確実に味わいが変わるので、できるだけ観てから本作を>>続きを読む
ジョージア映画祭 @ 横浜シネマリン
森を開拓して農地を増やすことを勧める行政と、森が無くなったら暮らしていけないぞ、と村に警鐘を鳴らす主人公。ペテルブルクの大学帰りで知識のある主人公を邪魔に思う者>>続きを読む
ジョージア映画祭2024 @ 横浜シネマリン
主人公の少女アナが孤児院から家に戻ると、家族は誰も居ず、家はソヴィエト中央政府の役人(KGB?)に接収されていた。
父親はおそらく処刑されており、母親>>続きを読む
ジョージア映画祭2024@ 横浜シネマリン
ハンターハンターの暗黒大陸の五大厄災の一つパプを思い出しちゃって、『ウジュムリ』の呪術とも混ざり、なんかこの作品も、呪術めいた雰囲気を感じ取りそうだったが>>続きを読む
ジョージア映画祭2024@ 横浜シネマリン
ソ連初の女性監督ヌツァ・ゴゴベリゼ(ラナ・ゴゴベリゼの母)の作品。1934年に完成後、すぐに上映禁止(ヌツァは10年北の極寒地で強制労働を強いられる)にな>>続きを読む
自分としたことが、ジェーン・バーキン追悼で『アニエスVによる、ジェーンB』と『カンフー・マスター』が、デジタルリストア&特集上映されているとは知らなかった。
今作は実は見ておらず、スクリーンで観るの>>続きを読む
ジョージア映画祭2024@ 横浜シネマリン
96歳になるラナ・ゴゴベリゼ監督。彼女の母ヌツァ・ゴゴベリゼもまた映画監督だった。ラナがその母を語るドキュメンタリー。ラナの娘も映画監督で、親子孫3代に渡>>続きを読む
ジョージア映画祭2024@ 横浜シネマリン
ジョージア映画にハズレなし。と思っているのだけど、いつもジョージア映画祭の時は忙しくて、ユーロでやってた時は毎回あまり通えてなかった。
シネマリンでもや>>続きを読む
新文芸坐シネマテークにて。
邦題『赤と白』。
ヤンチョー・ミクローシュ特集。ハンガリーの姓名は日本と同じで、ヤンチョーが苗字とのこと。
『赤い讃美歌』でカンヌ監督賞を取ってるが、日本では未公開ば>>続きを読む
東京フィルメックス2024にて。
なかなかパクっといけないホン・サンス。
今作も同じ印象で、もう観なくてもいいかなといつも思いつつ、何か期待して観てしまう。なんだかんだホン・サンス ズームは期待し>>続きを読む
東京フィルメックス2024にて。
ベトとナムの2人のシーンは美しかったけど、昼食で満腹だったため、寝てしまった。。
途中起きたけど、よく分からなかった…。2人旅だと思ったけど、時々4人パーティ(お>>続きを読む
フィンランド映画祭2024にて。
フィンランド映画祭は個人的に当たりが多いが、これまた今作も当たりだった。
今作は、じゃない方のカウリスマキこと、兄のミカ・カウリスマキ監督作。ミカの作品は独特なも>>続きを読む
フィンランド映画祭2024にて。
フィンランド映画祭は個人的に当たりの作品が多い。昨年は『初雪』が最高だったが、今作も同じくらいのレベルの傑作だった。普通に劇場公開をしてもいいんじゃないかな。
舞>>続きを読む
ジャズのセッションのような掛け合い。喧嘩してるのか、恋愛してるのか、冗談言ってるのか、境目の分からない酔っ払いたち。
後半、知らない人たちばかりになって、ん?と思ったら、そうか奥さんだったか、と。な>>続きを読む
『こわれゆく女』の正統アップグレード版。たしかにカサヴェテスの集大成的な作品だ。
あらゆる登場人物の愛の噴流が交錯する。
弟のパートと姉のパート。どちらもやばい。
恋愛に関して、はちゃめちゃでは>>続きを読む
ジーナ・ローランズがこわれ可愛い。
ジーナ・ローランズのこわれっぷりが最高なのだけど、次第にピーター・フォークのこわれっぷりが恐ろしくなってきて、素晴らしい。
夫婦間のハラスメント。こういう話が1>>続きを読む
東京フィルメックス2024にて。
上映後、ロウ・イエ監督のQ&Aあり。
今作は、ある映画監督が、10年前の未完成の映画を完成させようとする物語。
冒頭、10年前のでかいハードディスクをモニターに繋>>続きを読む
東京フィルメックス2024にて。
開会式+ジャ・ジャンクー監督Q&A付き。
2001年、2005年、2020年。ミレニアムに沸く中国から、閉塞するコロナ禍までの、中国の近代史と、流れゆく女性チャオ>>続きを読む
【あらすじ】近未来。人類は原因不明の突然変異によって、徐々に身体が動物と化していくパンデミックに見舞われていた。
↑このあらすじを読んで、自分が想像していたのは、人類全員が動物と化していくパンデミ>>続きを読む
見逃していて観れていなかった本作。
そういえば2020年にジェーン・バーキンの来日ライブの予定があり、チケットを取ってたのだけど、コロナで中止になったことを思い出した…。会いたかったな…。
渋谷の>>続きを読む