takaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.6

魔法が廃れて科学技術が蔓延る世界。
魔法の力が足りず下半身しか復活しなかった父親と冒険を繰り広げる兄弟。という設定は独特で面白かった。
ただ描き方のラインが少し子供向けに感じたのでそこまでハマらなかっ
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

4.8

事前情報なしに観たけど、日本アニメ版「13F」でめちゃめちゃ良かった!
「マトリックス+インセプション+鋼の錬金術師+青春恋愛」などなど、スタッフが好きなもの全部詰め込んだごった煮感も個人的には大好き
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

3.8

凄くシンプルなんだけど、テーマの描き方が本当に素晴らしかった!

レゴ空想パートのヴィジュアル的な面白さは前作で慣れてしまったので特筆するものはなかったけど、最後の実写パートは今作も変わらず良かった。
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.4

地元で暮らす高校生の自分と、都会に出た31歳の自分が同時に存在する世界観が良かった。
映画の尺だと少し物足りず、エンディングでハッピーエンドな絵だけ挿入されるので、ラストに掛けてはドラマ的なカタルシス
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.2

初実写監督作にして庵野節炸裂な一作。
主人公の女子高生が主観視点で顔を洗うシーンでまずやられた。服の中にカメラを置いた着替えシーンやスカートの中からのカメラワークなど、常人には考えつかないような発想で
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

序盤のカメラワークと不自然に空いた間だけで恐怖感を煽る演出が素晴らし過ぎた。
透明人間がヒロインを追い詰める内容も精神を地味に抉ってくる方法なのも見ていて辛いけどよく出来てる。

透明になる方法が昔の
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北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

4.0

日本人の心の故郷。家族ドラマの最高峰。

東京に行こうと決意した事を父親になかなか言えない純。それに陰ながら気付き泥の付いた2万円を工面していた五郎。
父と息子のもどかしい関係性の描き方が共感出来すぎ
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.9

うーん…。面白い素材は揃ってるんだけど、映画オリジナルの設定がかなり邪魔している印象。

「現実世界からモンハン世界に迷い込む」という設定は全くいらないなと感じた。機関銃などの現代兵器でモンスターと戦
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット(2015年製作の映画)

3.9

押井守の実写は当たり外れが激しくて抵抗感があったけど、本作は結構面白くてビックリした。

パトレイバー2で描かれた「もし東京でテロが起きたらどうなるか?」という題材をクオリティの高い実写映画として完成
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.5

▼DEATH(TRUE)²
TVシリーズの総集編だけど、なかなか実験的な構成になっている。
色んな時系列を行き来しつつ断片的なカット繋ぎが続く。エヴァの戦闘シーンではサブリミナル的にテロップが挿入さ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

序盤の震災から立ち直り、その日その日を懸命に、そして笑顔で暮らす第3村の人々の描写が良過ぎて泣けた。こんな展開で始まるとは思わなかった…。
虚構の世界しか知らなかった綾波が第3村での暮らしを通して、泥
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.8

黒人と白人の対立が色濃く残る時代に、フットボールを通して選手たちがお互いの絆を深めていく熱い一作。

最初は肌の色の違いで歪みあっていたけど、コーチから合宿でお互いの事を聞き合うミッションが課されてか
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キャビン(2011年製作の映画)

5.0

約8年ぶりの再鑑賞。
メタSFホラーコメディ。このジャンルごった煮の詰め合わせ感は抜群に面白い!

地球に太古のものを蘇らせない為、ホラー映画の展開を作り出し「観客」を満足させる謎の地下組織。この唯一
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.0

2019年の映画だけど、内容が一昔前の映画を見ているような気分だった。演出も編集も平凡。B級映画感が強かった。

3人の巨人とのバトル、動く城のババアとのバトル、最後のロンドンで大虐殺を繰り広げる悪魔
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.4

生足、おっぱい、適度なグロあり。尺もそんなに長くない。ちょうど良いB級映画だった。

3人の女の子の中では、おっぱいを見せてくれた少しニヒルな感じの子が良かった。

ビーバーがマペットなので、グロ可愛
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キング・コング(1933年製作の映画)

3.6

88年前の特撮怪獣映画の原点。

今観てもミニチュアの職人芸は味があって大変素晴らしい。そしてヒロインのフェイ・レイがかなりの美女!

個人的にはミニチュアと実写合成を上手く馴染ませて見せるアイデアと
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.5

最近流行りの80年代アメリカの子供達の非日常を描いた映画。

正直なところ、流行りに乗っかっただけの印象が強かった。キャラの描き方もテンプレート過ぎる。やりたかったんだろうけど。

ただ、ラストの少年
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.0

画の切り取り方が素晴らし過ぎて、不思議と観れてしまう魅力があった。
寂れた商店街や工場地帯の雰囲気が抜群に良い。

また奇妙な女性の住まいが独特過ぎて面白かった。ザ ・アートっといった感じ。

藤谷文
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.8

サム・ライミ版の三部作はどれも好きだけど、改めて見返して3作目は要素を詰め込み過ぎて物語が破綻している印象が強い。

3作目のピーターとMJはどちらも自分勝手過ぎて好きになれない。描き方がちょっと良く
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太陽の塔(2018年製作の映画)

3.9

冒頭の荒野に佇む太陽の塔から、高層ビル群に佇む太陽の塔へと時代が流れるシーンは作り込みが凄くて一気に引き込まれた。

大阪万博の衝撃は体験してみたかったなぁと当時の映像を見ていて感じた。

太陽の塔と
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

世界中の人の記憶からビートルズが消えた世界の話。コーラやハリー・ポッターも消えていたので、他にも何か消えてそう。

主人公はビートルズの曲で富と名声を得ようとするけど、最終的には自分にとって本当に大切
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.8

一杯のコーヒーが出来上がるまでに、いかに手間隙の掛かる行程を経ているかを知る事ができる上質なドキュメンタリー。

とにかくコーヒーを飲みたくなる。この一言に尽きる。今作を見た後だと、たとえハイブランド
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2048:ノーウェア・トゥー・ラン(2017年製作の映画)

3.6

ブレードランナー2049の前日譚の3作目。
デイヴ・バウティスタの演技が素晴らしかった。

2036:ネクサス・ドーン(2017年製作の映画)

3.6

ブレードランナー2049の前日譚2作目。
全編会話劇だけど、緊迫感が程よい。

ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

3.6

ブレードランナー2049の前日譚アニメ。
作画と背景のクオリティがめちゃめちゃ高い!

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.8

久しぶりの再鑑賞。
組織の裏切り、スパイガジェット、チームプレイ。今シリーズの魅力が一作目にして凝縮された傑作。

序盤のプラハでのミッション、中盤のラングレーCIA本部への潜入、終盤のパリ行きの列車
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.6

港町を舞台にした淡くて詩的な映画だった。

死ぬ運命の主人公が一日寿命を伸ばすのと引き換えに、世界から大切なモノが一つずつ消えていく。
消えるモノに関連した思い出も消えていくのが儚かった。

映画好き
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ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

3.6

日本全国の美しい景色と瞬間をこれでもかと詰め込んだ一作。主人公は日本。
日本文化の成り立ちをナレーションで解説しながら語られるので、長年日本に住んで来たけど、知らない事も多く興味深かった。

レンタネコ(2011年製作の映画)

3.6

イメージ通りのんびりして平和な映画だった。心が落ち着く。
将来は主人公が住んでいるような家でネコと自由気ままに暮らしたい。

様々な寂しい思いを抱えた人の元にネコをレンタルするお話。
全4話の連続テレ
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

売れない貧乏役者とプロの殺し屋が、ひょんな事から立場が入れ替わるお話。
その入れ替わる相手が堺雅人と香川照之というキャスティングが最高に素晴らしい。この二人というだけで永遠に観ていられる。

貧乏役者
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メメント(2000年製作の映画)

4.5

学生の頃に観て以来、約10年かけて内容を忘れたので再鑑賞。

集中力を要するけど、抜群に面白すぎてあっという間に観終わった。

奥さんとの関係性や、時間を巻き戻して描く切り口、自身で物語を作っていく主
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

障害を抱えていようがいまいが、生きていれば人に迷惑をかける。日本で生きていると迷惑をかける事は悪い事と考えがちだけど、その考え方を改めさせられる映画だった。正直に生きる事の勇気を教えられた。

最初は
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

ワンシチュエーションの中に面白さが凝縮されていて、最初から最後まで全く飽きずにハラハラしながら観れた。

ブレイク・ライブリーの健康的な色気と、サメやサンゴ礁での切り傷が対比的に描かれており見ていて痛
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.5

毎度おなじみのウィルス絡みのお家芸。
可もなく不可もなく見れる。

ガンカタやガンフーみたいなゼロ距離射撃で戦うシーンは面白かった。

あと荷電粒子砲の威力が凄すぎて、敵を貫通してその背後の高層ビル何
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劇場版ポケットモンスター みんなの物語(2018年製作の映画)

4.6

今作はめちゃめちゃ良かった!
作画やキャラデザが今風で、ポケモンが出てくるまで別のアニメ見てるようだった。久々にポケモンの新作を観たので、その感覚に結構テンション上がった。

今作の舞台であるフウラシ
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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

2.8

とても懐かしい気持ちになった。
初代の話しプラス新キャラ、新エピソードを追加したダイジェスト的な感じ。

自分が大人になってしまったからか、途中で飽きて見るのがしんどくなった。

途中でピカチュウが喋
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