yayoiさんの映画レビュー・感想・評価

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

選択肢や情報量が限られていた時代。その分、自分と向き合うことに直向きになれた時代だったのかもしれない。自らの人生に真っ直ぐに向き合う四姉妹がとても素敵だし少し羨ましくも感じた。
楽しそうに喜んでいる姿
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.2

主演の二人の涙がとてもよかった。
国家権力の闇に対峙する二人の心情が丁寧に描かれていて、物語全体としては受け止め難い暗さがありながらも、シム・ウンギョンさん、松坂桃李さんの演技は静かに見つめていられた
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.8

いつも等身大な主人公、初海さん。彼女を見ていると肩の力が抜けて癒された…。
初海さんのような女性はなかなか居ないんじゃないかな。素晴らしい女性だと思った。
初海さんのスキップやラストシーンで流れる挿入
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あん(2015年製作の映画)

5.0

何を見て、何を感じて、何を大切にしたいか。
不器用だけど、人や社会の中にある陰鬱さと真摯に向き合おうとする店長さんやワカナちゃんに心が強く動かされた。
生きる意味や価値は決して目に見えるものだけではな
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

5.0

公開から大分時間が経ち、ようやく落ち着いて心の準備をして鑑賞。
めちゃくちゃ面白かった……!
最後にベンの笑顔が観れて嬉しかった。
画面びっしりのエンドロールにも感動。
スター・ウォーズありがとう。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

冒頭数分のお互いを紹介するシーンがすごく素敵。
お互いに愛のある紹介をする二人が素敵すぎて、冒頭の雰囲気のまま物語が展開したらいいなと願いながら観ていたが、後半の二人が離れてゆく一つ一つのエピソードも
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NO SMOKING(2019年製作の映画)

4.5

こんな風に年を重ねてゆけたら…。
細野さんの生まれ育った環境やご両親の影響のもと築かれた独特の感性や生き方は、とても真似出来るものではないけど、つい真似したくなるような柔らかさがあって、その親しみやす
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.8

するりと物語の中に溶け込んでゆけるような
輪郭線の無い絵がとにかく心地良い…
お祖父様のピュアな旅の動機も素敵。冒険とか旅の動機なんてものはささやかで良いのかもしれない。

リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

4.5

大好きな作品。
日本版は冬春と夏秋の二作品に分かれているが、韓国版は春夏秋冬一挙に楽しめた。主人公の女の子が魅力的なところは日本版と共通していた。
この作品を観ていると、時間の流れがゆっくりになる。料
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

ここ最近、目の前のことや続けてきた勉強などに身が入らないという状態になっていてなんとかしたいなぁと考えていたところ…この作品に辿り着いた。
普通に勉強ができる環境の有り難さを思い知らされた。ブカブカだ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

おもちゃ達の自立心がとても興味深いシリーズだった。特に素敵だったボー。可憐なスカート姿よりも、パンツルックの方がボーらしく感じた。ウッディ達と離れた後の彼女の精神的成長を感じられて、同じ女性として勇気>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.5

主人公のFFキャラ、マイディーがかなりイケてて好きだった。恋愛話はほぼ無しでゲームと仕事に一生懸命な姿には熱いものを感じた。この作品はオンラインゲームに抵抗のある人が観ても受け入れられる気がするし、光>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

4.5

五十嵐大介先生の描く物語好きだなぁ。
先生ご自身の自然に囲まれた暮らしの中で感じた豊かさが、物語の原点になっているのかな…と思いを馳せつつ鑑賞。
私達人間は、この世界の自然について知らないことの方が多
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

4.0

役者さん達の好演っぷりにほっこり…。
もちろん猫ちゃんも可愛くて癒されたけど、それ以上に役者さん達の演技に心が動かされた。
主人公の福士蒼汰さんをはじめとして、広瀬アリスさん、竹内結子さん…皆さんとっ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.8

もしもカラーで観ていたら、リアルすぎて私には優しくなかっただろうなと思うストーリーなのだけど、美しいモノクロにより絶妙にマイルドだった。
色々と揺さぶられる内容ではあったけれど、見せ方のセンスが良くて
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ひかりの歌(2017年製作の映画)

4.8

好きになることと好かれること。分かち合えれば良いけれど、この作品に登場するヒロイン達はそうはいかない。けれど真っ直ぐで、愛おしくて、清々しい。
この作品の持つ眼差しにずっと触れていたかった。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

ヘッドセット姿の映画ポスターが気になって鑑賞。次第にオペレーターとしての仕事の範疇を超えて自主的に動き出したあたりから、おぉ!となって、最後まで楽しく鑑賞出来た。
緊急通報司令室の中だけのワンシチュエ
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.8

初インド映画。オープニングの雪山風景と、引きで人の往来を映すカメラワークが良い◎ 最後の雪山からの大勢の人達の画は特に良くて、ウォルター・ニーダーマイヤーの写真のようだった。素敵な画と賑やかな歌とダン>>続きを読む

デッドエンドの思い出(2018年製作の映画)

3.7

春を思わせる柔らかな作品。切なさも優しさも淡々と描かれていて、余計な感情が入らず心地良く観ることが出来た。終始淡く素朴な空気感に包まれていて、とても柔らか。シンプルに癒されました。

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

4.5

この映画が作られた時代には普通だった感覚に今触れると、なんて良い時代だったんだろうと憧れの眼差しを向けずにはいられない。。豊かさが溢れていた。
素敵なツッコミどころも満載で、終始心くすぐられっぱなしだ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

2018年に観た中で一番泣けて、年の瀬に最高の締めくくりとなった。
自分らしく生きることと暮らしとのバランスを保つことは、誰にとっても難しいテーマだ。
樹木希林さんが以前、「私生活が上手くいってない方
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