予告編がピークのパターンかと思いきや、けっこう良かったですよ。
いろんな映画観てると、これだけの役者を揃えて撮れるのがどれだけ恵まれているのか分かりますね...笑
政治に関する描写が中途半端にリアリテ>>続きを読む
以前NHKで最新資料に基づいた赤穂事件の史実を特集してたのをたまたま見たんですが、かなりその内容に忠実だったように思いました。
綱吉の頃になると武士達も平和ボケした世代になっていて、脳みそ筋肉で威勢>>続きを読む
横山秀夫のミステリ小説は好きで、この「影踏み」も読了。
横山秀夫といえば北関東と昭和の寂れた空気感。
その映像的な再現度が高かったです。
あるよねー。ゲーセンと自販機フードコートみたいなのが合体した>>続きを読む
他の映画を観た流れで、思いつきでハシゴ鑑賞。
予備知識も一切なくて、おまけに「挑む女は美しい」なんて安いコピーが付いてるもんで、てっきりB級アクション的なエンタメ作品かと思いきや...
主演はゴーンガ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
バイタリティに溢れていてコミュ力の高そうなヴィンセントが独り者で、陰キャでコミュ障っぽいアントンが妻子持ちなのが意外だった。
裸一貫の主人公が天才的な計画と機転で大企業を打ち負かす痛快劇ではない。>>続きを読む
3Dで見てナンボのタマキン浮遊映像集だろぐらいの気持ちで観に行ったら、いやいや良かったですよこれ。
「全く興味のない競技」かつ「全く知らない人物」のドキュメンタリーにしては異例の釘付け度。
映像が>>続きを読む
今年は俺にとって「バジュランギおじさんと小さな迷子」で涙ボロボロ鼻水ズルズルのインド映画デビューを果たした言わば「ボリウッド元年」なのですが、早くもまたやられました。
今年二度目の涙腺崩壊。
一年前>>続きを読む
メジャーデビューから天に召されるまでのたった3年ほどの間の記録映像しか残っていないにもかかわらず、彼女ほどその時々で別人みたいに違う顔してる人も珍しい。
少女のように屈託ない顔ではにかんでいる時もあ>>続きを読む
1970年のキレキレのバディ・ガイ!
ザ・バンドの存在感は際立っているし、ジャニス・ジョプリンは圧巻で貫禄すら漂ってる。
「出会ったときから君を愛してる」
「ギャハハ嘘ばっか」
オトナの合宿楽し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
貧乏学生時代に、倉庫の仕分けのバイトを始めて一日でバックレて辞めた経験があります。
学校終わって夕方行って、最初にザッと説明されただけで夜中の0時まわっても誰にも「今日は帰っていいよ」とも言われない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最後の最後でそういう発想でしたか!と。
ドリフのもしもシリーズと必殺仕事人を足して割った感覚。
事前に「シャロン・テート事件」を知らないとこの感じは得られないので予習必須ですね。本国では誰もが知る伝説>>続きを読む
昭和の特撮ファンとして、ハリウッドクオリティのド迫力怪獣バトルにあの伊福部昭によるテーマ曲が融合していたのは本当にエモかったです。
渡辺謙が出てる時点で2014年版ハリウッドゴジラの続編かなとは思っ>>続きを読む
映画の内容はすでに忘れ始めてるが、クリス・ヘムズワースで「ナイトライダー」のリメイクやって欲しい。
デヴィッド・ハッセルホフのあの “80’s陽キャ” を継承できるイケメンは今クリヘム以外にいないと思>>続きを読む
差別イクナイ。
ただ黒人の気持ちは黒人にしかわかりません。
スパイク・リーの怒りの矛先が、我々部外者が簡単に「イクナイね」ってまとめることにまで向けられてそうで、恐くてどうリアクションしたらいいかわか>>続きを読む
オールドスクールな格闘技ファン・プロレスファンの間で割と有名な動画があって、
初代タイガーマスクの佐山聡がミット蹴ってる弟子をつかまえて
「本気で蹴れっつってんだろ!!」
って竹刀でぶっ叩くんですよね>>続きを読む
ふつうに面白かったけど、置きに来た感じのテンプレ感は否めず、鑑了後に残るものは特になかった。
一番気になったのが、変身前の子供はクールな陰キャ、変身しておっさんになるとコミカルな陽キャで、どう脳内補>>続きを読む
貧しい白人は、リトル・リチャードもサム・クックもアレサ・フランクリンも知らない黒人音楽家にフライドチキンのウマさと裏通りの歩き方を教え、
裕福な黒人は、字もまともに書けない粗暴な白人に「暴力は敗北だ」>>続きを読む
ブルース、リズム&ブルース、ソウル、ファンク、ディスコ、そしてHipHop...
アメリカの黒人音楽シーンが過去を振り返らないのに対し、イギリス人は温故知新。
イギリスの音楽の歴史は、「再評価」の歴>>続きを読む
最初に正直に告白しておくと、そもそも個人的にイーストウッドをそんなにすごくいい役者だとも、特別いい監督だとも思わないままここまで来てしまった感がある。
そんな人間が書くレビューなので、以下ご注意願いま>>続きを読む
トランスフォーマー=マイケルベイ映画というイメージがすっかり定着した昨今だが、80年代の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のほうが思い入れが強いというアラフォー諸兄はここにどのぐらいおられる>>続きを読む
キャプテンマーベルもバンブルビーもまだ人が多いため回避し、暇つぶしにこちらを。
ウナギイヌいつ出てくるねん?
とソワソワしながら観てたらとうとう出て来なくてガッカリ。
と思ったらマンガが違いました。>>続きを読む
雄大な大自然、緊張感あるプロローグ、
事の発端についての説明が終わると、突如唄い踊りながら現れる主人公!
そこでハッとした。
あっそうか、これインド映画だったんだ!と。
実はわたくし所謂インド映画っ>>続きを読む
惨敗。
前情報から「意味を求めたらアカン」と分かっていたにもかかわらず、気が付けば意味を探し、回収されるとも分からぬ複線を回収しようと空しく稼働してしまう自分の左脳と、固くなった右脳を嫌というほど思>>続きを読む
初のアラン・ロブ=グリエ。
特集上映の、二本立ての一本目として鑑賞。
展開されるのは劇中でも「構想中の」物語だから、シーンとシーンの繋がりがギクシャクしてたり辻褄が合わなかったりするんだけど、たまに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ビデオチャットしてる所にGメールが届いて、これを横目で確認しつつググッて拾った情報をリアルタイムに相手にシェアして、iPhoneが鳴ったら出るみたいな、アメリカドラマとかに出てくる仕事デキる奴特有の「>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
そこそこブラックミュージック好きなクチなんですが、80年代はどうも手薄で。
理由はディスコでポップでピコピコしてて、軽い感じがするから。
別に嫌いってわけじゃないし聴けば聴くんだけどね。
んでこのホ>>続きを読む
冷酷非情な殺し屋のようだった先代ドラゴに比べ、息子がなんとも不安げでキョドってるのである。
これは
クリード→ドラゴ→ロッキー
という復讐×復讐の三角関係であり、ドラゴの息子もアポロの息子も、仇討ち>>続きを読む
よくぞこの人達をテーマに映画化してくれたなと思う。
それを日本で上映してくれたK’sシネマにも感謝。
泥をすすり、幾多の苦境を乗り越え修羅場をくぐり生き抜いてきた爺さんたちの飾らない自然体の佇まい。>>続きを読む
特に思い入れのないQueenボンヤリ層の俺ですが、周囲に勧められて観てきました。
これは曲が色んなタイアップで起用されまくることの功罪だと思うんだけども、俺なんかもうQueenのあの曲この曲、どれも>>続きを読む
海兵隊で国のために働きベトナムから帰還したのに英雄どころか居場所なし、掃き溜めみたいなニューヨークの片隅で、社会的にもオンナにも相手にされず不眠と孤独に苛まれる日々だったのが、とうとう病むとこまで病ん>>続きを読む
中2の童貞からみたビッチのお姉さんって、
ちょっと大人で、エッチで、いろいろ知ってて、どうしようもなく魅力的なんだよな。
こっちのこと見透かしたように思わせぶりで、そのくせ向こうは何考えてんだかわかん>>続きを読む
グッとくるべき所でグッとくる、わかっててもグッとくる、ポイント外さない感じの正統派の直球。
アノ音楽も、欲しいところにピンポイントでビシッとかかる。笑
良かったです。続編あるなら楽しみ。
このレビューはネタバレを含みます
陰影のある、すこし色彩を落とした映像が美しい。
ゲイリーオールドマンの役作りがすごい。
「ダンケルク」のアナザーサイドが補完できたのも良かった。
この手の映画にありがちな「生い立ちからダラダラ」ではな>>続きを読む
個人的に2018年の、いやここ5年のベスト3に入った作品。
明確な正義と悪、明瞭なメッセージや結論の提示を求める向きにはピンとこない作品だと思う。
人生何でも白黒割り切れるわけじゃない。
結論が出>>続きを読む
狂気に満ちた胸糞悪いミステリー最高!と思いきや...
何か真に迫る感じで男女とは?結婚とは?と問うてくる。
しかも突きつけられるのは、見も蓋もない隔絶感。
このわかったようで腑に落ちない感じは何な>>続きを読む