鈴鹿さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

リビング・デッド サバイバー(2018年製作の映画)

3.7

ありそうでなかった観たかったゾンビ映画。

ほぼ生活音のみで、ゾンビも呻き声を上げない所が良かった。

一番リアルなコロンバインがここにある ゼロ・デイ(2003年製作の映画)

3.7

C級ホラーに使われがちなPOVモキュメンタリー手法と、
コロンバイン高校事件を模したと思われる題材の組み合わせは、

不謹慎なキワモノ映画になるのではと思ったが、事件までの日常を積み重ねていく作風で、
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ミミック2(2001年製作の映画)

3.4

数年前に観た前作の記憶がおぼろげだが、印象的だったオープニング映像が無いのが残念。

その他はザ・予算が少なめの続編!!って感じ。

モンスターデザインは良いのに、活躍するシチュエーションが小規模で着
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ヒーローショー(2010年製作の映画)

3.7

個人的に、この監督は本当に嫌い。
マジで嫌い。

しかし、この映画はバイオレンスとしてもサスペンスとしても傑作。
ジャルジャルのキャスティングと演技が絶妙。

責任と主導権が分散し、その場の流れに飲ま
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惡の華(2019年製作の映画)

3.8

原作未読。

個人的に『ミスミソウ』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『少女邂逅』に続く傑作かもしれない。

・主人公がどう見ても中学生に見えない
・仲村さんの時とただの玉城ティナに戻ってしまう時が
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Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.5

手軽に観れる10分の短編故に緊張感が引き締まっていてよかった。

シリアル・ママ(1994年製作の映画)

3.6

個人的に海外コメディはツボとテンポが合わないことが多いが、この作品は結構ハマった。

サクサクテンポよく殺していくのがいい。

カット/オフ(2018年製作の映画)

3.7

サスペンス版ジェーン・ドゥ。

解剖シーンも含めて真面目でしっかりした作り。

刑事マルティン・ベック(1976年製作の映画)

3.5

ここまで最初から最後まで徹底して淡々と進んでいく刑事モノってかなり珍しいかもしれない。

慣れない作風と言語で、前半の犯人調査パートがイマイチ頭に入ってこず、結局犯人の正体がしっくりこないまま観終わっ
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クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

3.7

観終わってカップヌードルが食べたくなった自分は頭にチップを埋め込まれた。

リメイク元の題材と『羊たちの沈黙』監督の相性が結構いい。

レイモンド役のリーヴ・シュレイバーがハマっている。

帰還兵の悪
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.7

経済モノは相性が悪いのか、さっぱり専門用語とシステムが理解できないが、大まかなストーリーは自然災害を金融危機に置き換えた『日本沈没』の様な感じの金融パニック映画だった。

分かりやす過ぎる正義の主人公
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影なき狙撃者(1962年製作の映画)

3.7

スピルバーグの『ミュンヘン』で牛乳瓶を貫通して撃たれるシーンって、もしかしてこの映画オマージュ?

古い映画でゴリゴリの冷戦時代の空気を感じさせるが、普通にサイコサスペンスとして今でも通用すると思った
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絞殺魔(1968年製作の映画)

3.6

思ってたのと違って、犯人と真相が明らかになって終わるタイプではない、かなり考察させるタイプの映画だった。

犯人の通常の状態と異常な状態が、明確にわからず曖昧なところが怖い。

With a Little Patience(2007年製作の映画)

3.8

もしも今の自分だったらエクセル計算してそう。

短編として凄くまとまった良い怖い映画。

30歳そこそこの監督がこれを撮ったのなら、自分も負けたくない。

玉城ティナは夢想する(2017年製作の映画)

3.7

牛丼つゆだくだくだくレベルのモノローグで溢れていてもはや牛鍋映画。

山戸監督の作風は、合うか合わないかが人によって激しいと思う。
個人的にはマッチしそうでスレスレのところを掠っていてどう評価すればい
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.8

素朴な疑問だが、ランボーにしろプレデターにしろ、いくら筋肉ムキムキマッチョマンでも、毒虫や毒蛇がたくさんいそうなジャングルで上半身裸になるのは危険では…?

いろいろ批判されるのもわかるけど、80年代
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.6

パナマ・ミリタリー版藪の中。

定期的に思い出す。

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.7

小学生の頃、生まれて初めて観たハッピーエンドじゃない映画。

当時、インディジョーンズぐらいしか観てなかった小学生の自分には衝撃的だった。

十数年ぶりに見返すと、多少強引な部分もあるけど、丁寧な作り
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サブウェイ・パニック(1974年製作の映画)

3.8

10年くらい前に観たのを再見。

見返してみると軽妙なテンポと台詞回しが凄い上手い。

ラストシーンが秀逸。

犯人達が使うM76短機関銃が妙に記憶に残る。

フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.7

正統派木曜洋画劇場映画。

シリーズを知らない人にもわかりやすい前回までのあらすじ!みたいな冒頭で笑った。

絶対死ぬとわかるテンプレ登場人物しか出てこないが、変に捻った設定がないので、スムーズに楽し
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コロニア(2015年製作の映画)

3.3

esやアルゴやサウルの息子になったかもしれないけど、そこまで突き抜けられなかった感じ。

実話を基にしたフィクションとしてテンポよくまとまってはいるけど、もう少し閉鎖的なカルトの不気味さや、逃げたり反
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富江(1999年製作の映画)

3.3

小さい頃、午後のロードショーの時間帯にテレビCMを見てトラウマになった。

ホラー映画としては怖く無いが、ビデオ屋の片隅の日の当たらないVHSに記録された90年代ホラーのおどろおどろしい雰囲気がある。
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ザ・ファン(1996年製作の映画)

3.7

デニーロがなんJ民を演じるとこうなるのか。

野球好きじゃないし、展開が良くも悪くもドラマチック過ぎて無理があると感じつつも、ヤバい人間を演じた時のデニーロの説得力に説得されてしまう。

キチ◯イに刃
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特攻サンダーボルト作戦(1976年製作の映画)

3.3

思ってたより長くてテンポも遅めなので疲れた。

しかし、題材や軍事描写がマニア的には楽しめる。

こういうタイプの役を演じさせた時のチャールズ・ブロンソンの顔の説得力が凄い。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.3

経済用語が最後まで理解出来ず『バイス』より難易度が高いと感じた。

しかし映画ならではの視覚的情報が多く、実体の無いバブルが更にバブルを呼んで膨れ上がっていく怖さは伝わってくる。

マーゴット・ロビー
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先生を流産させる会(2011年製作の映画)

3.2

ムカデ人間並に監督の親が泣きそうなタイトルと内容の映画。

この監督の作品に出てくる子供役は、ジットリとした生々しさがあってすごいと思う。

ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

3.5

新手の孤独なヤバい限界中年男性映画。

音楽が単調過ぎる感はあるけど、時間が短めにまとまっていて観やすい。

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.6

よく出来過ぎてると思えてしまう短編映画。

『エモい』という単語は便利すぎて使いたくないか、確かにエモくよく出来た映像作品。

岩井俊二監督や中島監督の良質なクローンの様に感じる。

もしも、平成生ま
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金融腐蝕列島 〔呪縛〕(1999年製作の映画)

3.7

伊藤計劃のレビューをきっかけに鑑賞。

これ、結構良いぞ。

タイトル&題材&キャストetc全てから加齢臭が漂い過ぎていて、自分も含め食わず嫌いな人が相当多そうだが、意外とイケる。

専門用語が飛び交
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呪怨(2002年製作の映画)

3.3

苦手意識があってずっと観ていなかったが、深夜3時にストロング系酎ハイを飲みながら観たら怖くなかった。

だがそんなことしてる自分の人生が1番怖えよ。


伽倻子以外の女優の演技があまり上手くないのがち
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.3

オチがちょっとパッとよくわからなかったけど、まとまってる。

べー。(2016年製作の映画)

3.3

この監督、料理描写は美味そうなことに定評がある。

後にハンズマンズでも獅子奮迅の大活躍をするマリファナ黄色ジャージ兄貴が観れたのがうれしい。

女優霊(1995年製作の映画)

3.3

後のリング等のJホラーと比べて、ホラーとしてはあまり怖くない。

しかし、撮影所や撮影の様子、カメラや編集機材の描写が、貴重な記録映像の様で楽しめた。

2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

3.3

みなさん楽しそうでなにより。

よみうりランドの安いおばけ屋敷みたいな絶妙な粗さと陽気な雰囲気が妙に頭に残る。

DAGON(2001年製作の映画)

3.6

クトゥルフ神話版映画ドラえもん。

CGが時代を感じさせるが、村の陰湿な雰囲気が、いかにもクトゥルフ神話っぽくて良かった。