ソウル市内で場所を移動して3人の友達とおそらく結構昔の恋人とも会っちゃって会話するキムミニを映したというそれだけの映画なのになんでこんなに面白いし、考えがいのある作品になってんのか。シンプルに好き。>>続きを読む
ロマンポルノにしては大人しい作品だったなという印象だけど、まあ「手」の映画だったし、会ってる人によって、ちゃんと福永さんがちょっとずつ表情が違うのすごいと思った。
奇を衒っているつもりは無くても平等>>続きを読む
恋とは誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものであるー。
まあどう転んでも西条先生うらやましいの感情が全てを上回ってしまうということは置いといて、途中、シスターフッド味が急に出てくるの面白いなと>>続きを読む
ずっと本当に「気のいい女たち」という感じの映画でそういう都会の享楽的な生き方をする女子4人(これが4者4様でうまく書き分けられている)のお話かと思ったら裏切られた。
ラスト、ミラーボールが回り、フラン>>続きを読む
大学の時訪れた熱海の秘宝館で感じた極彩色の性の世界を、アートに昇華したらこんな感じになるんではないかと思った。
曼荼羅みたいだけど、ただ単純に地獄の業火に焼かれているような気分にもなる。
よくわから>>続きを読む
噴水、川に流れる水はその場に常にあるようで常に動き続けている。
刹那にしかないその形を追い求めるのだけれど、実体は掴めない。
ドレスの女性も最後まで掴めない。
前半の劇パートは結構すべってたような気もするが、船に2人で残されたところからが面白かった。他をそんな簡単に倒せるのかい?というツッコミどころはあったが、ラスト10分の大立ち回りがすごい。
ただ、全体と>>続きを読む
目下、恐竜や動物にどハマりしている。映画というよりは映像コンテンツという体なので、投稿するか迷ったけど備忘録として。
もふもふ+カラフルな新しい恐竜像に鳥の先祖の姿が重なりすぎる。
幼き頃に知ってい>>続きを読む
満月に向かって手を伸ばす。夜、月に憧れ月の眩しさに恋い焦がれる。どうせ叶わぬと卑屈になる。
ただ月の眩しさをものともしない男に嫉妬しつつ。その男の存在が何であったかは最後に明かされる。
月の影をウサ>>続きを読む
マジックランタンサイクルがU-NEXTに来てたので見始めたのだけれど、明らかに一気に見るタイプの作品じゃなかった。小分けにして見るか。
恋愛という生やさしいものではない明らかな性的衝動。(しかも同性>>続きを読む
ユル・ブリンナーが最初から最後まで表情という表情を無くしていて、不気味だった。
「荒野の7人」より前にこれを見てしまったため、他の作品の彼もアンドロイドに見えてしまいそう。
最後の30分くらいにため>>続きを読む
非常に殺伐とした導入部分でしかもキートン出ないしどうしたと思った。
あのペダルのない自転車漕いでる人初めて観たかも。蒸気機関車が遅すぎるし、スイッチングミスると坂道で客車の方が速くなる。
若干地味な前>>続きを読む
トンチキ団のポーズが馬鹿っぽくてよい。
序盤は若干何やってるかわからなかった部分もあったが、後半の忍者からくり屋敷のパートが面白すぎる。
でっかい男いくらなんでもデカすぎる。
巨大な新聞紙。あれなら>>続きを読む
エレベーターがスポーンのやつで覚えておこう。
壁一面に書かれたキートンの顔の前にいるバスターキートンという画がすごい良い。
階数表示いじるだけで高速で来るの面白い。あの電話は内線?外線?
このレビューはネタバレを含みます
これそういうエンディングだったのか。最初は記憶を失った主人公が人生の色々を追体験していくことで、ゆっくり日常を再生していく雰囲気映画かと思っていたけれど、"記憶を失ってしまいたかった"男の話だったと気>>続きを読む
イルカの群れに入って一緒に泳いだり、ペンギンたちと一緒に泳いだり、海イグアナ見たりすごい体験ができる映画。
ただ、劇伴がゆっくりになった時に何度もアトランティスの眠りに誘われた結果、断片的に記憶がな>>続きを読む
飲みサー≠ヤリサー。
超絶すっぽんぽん映画ながらかなり健全な部類の映画だったと思う。色々言いたいことあるけど、1番の感想は与田祐希になら踏まれたい。
めちゃくちゃ漫画的なキャラクター配置ではあるのだ>>続きを読む
50年代にこれだけ克明に「海の中の世界」を描いたというのがすごいのだろうと思う。
実際、今見てもこんなちゃんと海ガメの産卵とか撮れるんだという驚きがある。
クジラの子どもと事故って殺してしまった癖に>>続きを読む
28ページの本をエロイーズはきっと本棚にしまっているだろう。彼女の中ではいつでも取り出せる大切な思い出としてマリアンヌは存在しているはずである。
ただ、マリアンヌにとっては今もエロイーズは瞳の奥で燃え>>続きを読む
「伝統」はどこから守るべきなのか。19世紀の一王子が始めた戯れのような来た時に体重を測るという風習を固持するのは果たして賢明で格式高いことなのか。
クリステンスチュワートの美しさが割とカンストしてて、>>続きを読む
最後の数シーンに良さが溢れ出る。
彼にとってイルカは「友達」とか「仲間」というのを超えた存在だったんだなと最後にわかった。きっと大いなる海という理想の中を華麗に泳ぎ続ける憧れの存在だったのだ。彼は文>>続きを読む
マジでなんで一回産もうという結論に至ったのか謎すぎるというか、相手からの気持ちの言語化にこだわるのに自分の気持ちの言語化をそんなにサボっていいのか。
入り組んでて全部は言い表せない感情に「おとなだか>>続きを読む
墨の濃淡という表現方法が制限された芸術だからそこの線に人が出るのかもしれない。
ただのアシスタントとは思っていなかったけど、江口洋介はさらっといいところ持っていっても違和感がないのすごいなあ。
小泉>>続きを読む
あんまり好きになれない感じの人たちがギスギスしてて、なんかネックレス取られたくらいでびっくりするような私刑が加えられ、とかしてる間に運転手が猿轢いちゃって……というスプラッターアニメーション。
全部突>>続きを読む
旅立つまでは前菜みたいな扱いなんだろうけど、この映画はそこが結構よかった。町が魅力的。シンガポールも魅力的。
旅の本質は必ずしもひとつではないが、そのうちのひとつは知らんことを知ることや、知らん人に>>続きを読む
米にはじまり米に終わ…りかける。
ギャルまりっか大好きだし、なんかよくわからん配信で稼いでんのか(多分稼いでない)の菊池風磨も好き。端的に言うとこれを「超越」と呼ぶ感性が最も好き。
自分はなんか色々>>続きを読む
処理しきれてないけど、かもめの墜落ってチェーホフの「かもめ」から来てるのかな?
ルームメイトの喘ぎ声に痺れを切らした若い女が貸間を探しに行ったら謎多き白髪老紳士といい感じになる話。
男女2人でいる>>続きを読む
ひとりっ子にしてみたら、親という存在は少しきょうだいも兼ねている。これは僕もひとりっ子だからわかるけど、父親が一緒にご飯おかわりしてくれたり相撲取ってくれたりしたのはすごく大事な子ども時代の思い出。>>続きを読む
イザベル・ユペールって本当にどんな役でもできるのね。こんなすれっからしみたいな女性も違和感なくできちゃうのすごいな。
まあ、端的に言うと「虐げられたし、むかつくブルジョワぶっ殺したるわ」マインドに突>>続きを読む
この上ない幸福に包まれた転落、あるいは常識という虚構からの脱出。
なんかよくわからんが、これもやはり最後の方になって目が離せなくなった。(というか、前半は割と怠い映画やなぁと思ってた)
冒頭、青飛び>>続きを読む
ただただ面白いサスペンス。
どの登場人物(特に3人の女性)の表情からも明確な心情を読み取ることができず、それが故に最後の15分くらいミカは誰を陥れたかったのか、ジャンヌが飲んだコーヒーには薬が入って>>続きを読む
終始うとうとしてたのであんまり細部まで覚えていないのだが、めちゃくちゃ綺麗なシーンが幾つもあって、それなのに「光がだめだ」という監督に何でだとツッコミ続けた。
工場の労働を「セックスに近い」という感>>続きを読む
3人肩車の動きどうやって撮ったんだ、普通にそのままアクションしたのかしら。
動きとは別にピタゴラスイッチ的な仕掛けの面白さもあるよね、キートン。
今、BLMとかの文脈とかで捉えられたらちょっと燃えそ>>続きを読む
全然ゴルフに狂ってる感はない映画だった。
ゴルフで気絶したら囚人服を着せられ、なんか絞首刑になりそうになり、その後は看守の服を横取り、囚人の大男ロスコー・アーバックルと大立ち回りからの夢オチという、>>続きを読む
ともかく後半の化物屋敷の所が白眉。キートンが何回も階段から落ちる。
しかも、ちゃんとそれがフリになってラストに生きてる。
冒頭の超機能的ワンルームから始まり、犬とのチェイス、案山子に擬態…。馬からバイクに乗り移り逃避行、行きがかりで乗っけた神父を仲介に結婚……、とにかく疾走感が素晴らしい。