ふたば三十郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ふたば三十郎

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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.3

チケット買う時に「○時の回のウェルカム・トゥ・ザ・ジャングルを…」と言いかけたくらい、予告編観て以来頭から離れないガンズの名曲のせいで劇場鑑賞することに。
しかも初4DX!

正直ロビン・ウィリアムズ
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

普通にオモロイやん!

正直、アリシア・ヴィキャンデル大好き補正はあります(笑)
でも、冒険活劇映画としてはドキドキハラハラ楽しめたし、エピソード0としても良く出来ているかと。

アンジーの時は、あま
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バース・オブ・ザ・ドラゴン(2016年製作の映画)

3.0

いや、意外と満足したんですが(笑)

ジェイソン・スコット・リーよりもさらに似てない、つーか、寄せる気もない人連れてきて「ブルース・リーです」って、ふざけんなって感じだが(だったら観るなって話だが劇場
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

結構な描写もあるので観やすいかどうかは置いといて、内容は分かりやすい。
あ、この人ゲイなんだとか、黒人差別とか、マイノリティーへの目線が分かりやすく、そして優しい。
そこらへんがアカデミー好みなのかな
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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.8

午前10時の映画祭にて。
昔テレビで観て以来。ラストは覚えていたけど、そこに至る内容は忘れてたので、新鮮に楽しめました。

ただ、最初からこんなに緊張感あったっけ⁉︎

オープニングから・・・

ムー
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

祝!ギレルモ・デル・トロ監督、アカデミー賞受賞記念鑑賞。

ギレルモ・デル・トロの怪獣愛と日本へのリスペクトが十二分に感じられる超大作。
庵野秀明の『トップをねらえ!』と『エヴァンゲリオン』を足して割
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.3

IMAX3Dで。
流石にMARVELもマンネリかなと思いながら観ていたが、ラストバトルは盛り上がったので、まあ平均点以上は付けとこうかなって感じ。
パンサーとか言いながら、実は動物界では根強い“サイ最
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マンハント(2018年製作の映画)

3.0

いろいろ辛かったなあ。

日本語、英語、中国語が飛び交うが、たぶんどの国の人も楽しめない映画。
唯一、大阪人だけが、福山雅治の口から「上本町」という単語が飛び出るギャップに笑えるだろう。

大阪を舞台
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

初見時は、ウォン・カーウァイがそれまでの作風を変えたってところばかりに目がいって、成否・可否でしか観れなかったけど、改めて鑑賞すると、何ですか!?この日本文学っぽい文芸作品としての完成度の高さは!!!>>続きを読む

天使の涙(1995年製作の映画)

3.5

爆音映画祭にて。
『恋する惑星』の続編というか姉妹編みたいな作品。

あの殺し屋のテーマ曲は今でも脳内再生しながら歩くことがあるくらいカッコいいが、まあ恥ずかしい大人になったもんだと自嘲(笑)

ウォ
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

爆音映画祭にて。
若い頃ハマった映画の一つ。
もうあの“ミッドナイト・エクスプレス”もないんだなあとしみじみ。
セブンイレブンになったと聞いたが今もあるのかしらね。

正直、爆音の意味あるのかなと思っ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

巧い!
いや、ストーリーに何の驚きもなかったけど、ラストにヤラれた。

途中まで『ドント・ブリーズ』みたく、「低予算だけどアイデア勝負で頑張りました」系のスリラーくらいの印象で、終盤もさして驚きはなか
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

やっと劇場で「コーリング・ユー」を聴けた。
観る前から良い曲だと思っていたけど、観ると大好きに(笑)

よく映画はマジックだと言われるが、小道具からロケ、セット、そして何より主題歌が“映画的”でいい。
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結局、事件は解決せずに映画は終わる。
だが、それがどうした。

アカデミー賞ノミネートと評判の高さゆえ事前情報はシャットアウト。
で、公式サイトは後から見たが、“クライムサスペンス”って、ちーがーうー
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劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(2018年製作の映画)

3.0

TV版は予算が尽きてクオリティーが下がっていく様にデカルチャーだったけど、内容自体は好きだったんで、劇場版も観ようかなと参戦。
結果、ただの総集編に、やっぱデカルチャー!

相変わらず曲は良いし、「ア
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.5

ゴッホタッチの油絵アニメーションってだけで企画勝負かと思いきや(いや、CGかと疑う映像が手描きってだけで凄まじい労力と熱意に感嘆するけど)、なかなかどうしてミステリーっぽいストーリー展開の巧さにヤラレ>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.3

古き良きボンドのパロディ映画。
007シリーズ知らない人や、前作が好きで期待してた人には、正直微妙なんじゃなかろうか。

アメリカ志向のガイ・ハミルトン監督、シリーズの基礎を築いたテレンス・ヤング監督
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梟の城(1999年製作の映画)

3.0

司馬遼太郎の原作を読んでなくても、その面白さが分かるだけの映画。
たぶん読んだら夢中でページ進めるんだろうなとは分かった。映画は退屈だったけど。

やっぱりこの篠田正浩監督は、あと市川崑監督もだけど、
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テーマ的に旧シリーズとは完全に決別した作品。

主人公のレイは、ルークの娘でも高名なジェダイの末裔でもなく、今や無縁墓地に眠るただのケチな小悪党の娘だった…

師匠と弟子以上に、親と子という血の繋がり
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.3

ストーリーは前作の方が好きだけど、NYに住む1/3は殺し屋なんじゃないかと思わせる世界観が好き。

しっかり頭に2発ぶち込むガンアクションも健在で、防弾スーツに助けられすぎなのは引っかかったけど、より
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

結婚して殺し屋稼業から足を洗ったジョン・ウィックが、再び銃を手に取り立ち上がるー

てっきり妻が殺されての復讐劇かと思ってたら、奥さんはあっさり病死して、その奥さんからの最後のプレゼントである“仔犬”
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

ケネス・ブラナーが監督・主演?まさかのポアロ?
ジョニデ?ああ、あの役か。
ミシェル・ファイファー、ペネロペ、デイジー、女優微妙。
ジュディ・デンチまだ生きてる!
ウィレム・デフォーは見た目で犯人!
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実話の映画化とは言え、最後の実写映像はいらない。
一気に世界仰天ニュース感が。
映画は映画として見せてほしかった。


は〜・・・


正直、内容以前に、相も変わらずギャガの酷さにレビューの気力もない
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

強←スーパーマン>(越えられない壁)>今回の敵>ワンダーウーマン>アクアマン>サイボーグ>フラッシュ>(越えられない壁)>バットマン→弱

結局スーパーマンが来たらチームなんかいらんかった。
それくら
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

スティーブン・ソダーバーグ久々の新作。
監督引退宣言なんて信じてなかったよ(笑)

世の中には引き際の美学なんて言葉もあるけど、好きな監督の作品を心待ちにするのに比べたら、撤回歓迎!美学なんてクソ食ら
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悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.3

何年か前、同じく午前10時の映画祭で『恐怖の報酬』を観て以来のアンリ=ジョルジュ・クルーゾー作品。

本編音楽なし!声や生活音、物音だけで勝負してくる感じは大好きです。
モノクロゆえに計算されたライテ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

昔付き合ってた彼女が結婚し自分はまだ独身とか、今までそういった事を思い返し考えた事がなかった人も、観てる最中から絶対に色々と考える事間違いなし(笑)

それはさておき、内容も良かったが、何よりラストシ
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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

4.0

爆音映画祭にて。
ほぼ満席に驚き。自分含めおっさん多かったけど(笑)
ちなみに劇場で観るのも『完全版』も初。

まず一言、最高やね!

本作の爆音ラインナップに「?」だったけど、リン・ミンメイの曲が流
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

IMAX3Dにて。映像は文句なしだが、何より音響が凄まじく良かった!
これはIMAXや3Dでなくとも、必ず劇場鑑賞すべき逸品。

で、何を書いてもネタバレになりそうなので、読後感みたいなもののお話を少
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

終映後、前の席のおばちゃんズが「意味が分かんなかった〜」と言ってたが、ある意味、この映画の正しい評価に違いない!

脚本だけなら『ユージュアル・サスペクツ』超えてるのに、なんでこんな映画になっちゃった
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.8

爆音映画祭にて。
何度も観てるのでカットから音楽、効果音に至るまで覚えてるが、改めて爆音で駆るオープニングのインターセプターにはシビれたぜ!

で、何で自分はこの作品が好きなのか?今やfilmarks
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DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

3.3

あの絵の女性(と言っていいのか)らの顔がその当時の嫁たちって、まさかのピカソと同じ⁉︎
ただ、ピカソとギーガーじゃその内容がね・・・裸婦どころじゃないから(笑)
まあ、それが理解できる奥さんとなると、
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天国と地獄(1963年製作の映画)

3.5

「犯人が花屋に入りました!」
「何だと?ひとり花屋に入れ!」
「ここに花を買うツラは一人もいません!」

「この音は江ノ電です!パンタグラフでなく・・・云々」
「あ(もういいから)ありがとう」

真剣
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.5

一番最初のナレーション入りバージョン。
爆音上映でファイナルカット版を観て帰宅し、改めて録画してた82年版を観たわけだが、やはりTV版の吹替は再見の価値あり!

寺田農という俳優をご存知だろうか?
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

爆音上映にて。まばらとは言え終映後の拍手が嬉しい(笑)ちゃんとパチパチしましたよと。

最初のやつ、完全版、最終版(←今となれば嘘やん!)と観たが、今回のバージョンは初めて。たぶん。少なくとも劇場鑑賞
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.0

白状します。初見です。本作を見ずして今まで偉そうに映画を語ってましたよ(笑)
これは映画館で観なければと機を逸し続けて20年以上。休日に会議で出社する苦行から抜け出して念願の劇場へ。

観る前はスカー
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