whitelilyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.3

冷戦下の東ドイツ、社会主義政治における圧力のもとで厳しい選択をせまられた若者たちの実話。

きっかけは授業中に行った2分間の黙祷から。

ときに政治は人々のなかに正義を植え付け、ときに社会は意に沿わな
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

4.9

アメフト部のコーチ・ジョーンズと障害を持つ黒人青年ジェームズの交友を描いた奇跡の実話。

劇中で支援者が口にした言葉。
『慈善団体か運動部か分からんな』

慈善の何がいけないんだろう?誰かのために何か
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

今年の映画初め。これを観るまでは映画初め出来ない…と我慢してた今年の映画初め。やっと劇場鑑賞できた〜~!!!

レイとレン、ルークとレイア、そして連合軍の絆に感動した。もっとストーリー自体が散らかるか
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

若者の恋愛感と程々に年を重ねた自分の恋愛観との格差に驚くことがある。例えば後輩から恋愛相談をされたとき、恋バナを聞いてるとき。あ〜時代は進んでるんだな、自分の恋愛観ってもう古いのかも。そんな風に思うこ>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.3

ディズニーのCG実写の技術って本当に凄くて見る度に驚かされる。内容はアニメ版とほぼ変わることなく再現されていてやっぱり面白い。

ただ、やはりアニメ版に比べると表現力の面で物足りなさが残った。ド派手な
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

静かに、、、静かに過ぎていく日常。

あ、コレ駄目なやつかも。(寝ちゃうかも)

それでも観続けた先には深い感動が待っている。
そんな話。

この世に残してきた大切な人、記憶、思い出。幽霊という存在は
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バイス(2018年製作の映画)

3.8

アメリカ史上最も権力を保持したと言われる副大統領ディック・チェイニー。

え?え?えぇ…?!!
いーんですか、これ。

黒い。。。

言葉・戦略巧みにじわじわと人を操り支配力を手にしていく様はここまで
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.5

2011年ノルウェーのオスロで起こった庁舎爆破テロとその後ウトヤ島で行われた銃乱射事件。記憶に残る痛ましい事件。

銃乱射が行われた72分をワンカットでー。
響く銃声、見えない銃撃犯、逃げ惑う人々。事
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

作品の評判をあちこちで見ながら覚悟して臨んだけれど、あら…想像以上に、自分好み。。。

人間であれば誰しも持つ自己愛、それが狂気に変わる瞬間。誰の身にも起こり得ると想像できるからこそ不安に駆り立てられ
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サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所(2017年製作の映画)

3.0

事前情報無しに観たらいろいろ予想を裏切られた。教会で聖歌隊に加わって成長する女の子の話だと思ったら、教会ならぬサタデー・チャーチでありのままの自分をさらけ出す男の子の物語だった。


ちょっと風変わり
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.0

なんとも解釈が難しい作品…いや、こういう終末世界設定の映画に解釈も何も無いんだけど。

主役のおふたり目当てで。

ひとりの世界は孤独。でも確かに人間関係の悩みが全くなくなる訳だから孤独を好む人間にと
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロングの伝記映画。

宇宙を題材に扱った映画って実は苦手。暗所・閉所恐怖症もあり息苦しくなるのも理由のひとつだけど、子どもの頃望遠鏡で月を見た時に感じた恐怖
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.1

本屋に訪れたくなる、本が読みたくなる。

読書家ならば訪れてみたい書店主さんよりすぐりの好みの本が並ぶ小さな書店。開業してからの本を選んで取り寄せて棚に並べて…っていう作業そのものを想像するだけで夢が
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.4

スコットランドの女王メアリー・ストュアート、イングランドの女王エリザベス1世。同じ時代を生きたふたりの女王の伝記映画。

結婚し子を産み女性として摂政をとろうとしたメアリーと生涯独身を貫き男性として女
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心と体と(2017年製作の映画)

2.9

幻想文学を見ているかのような不思議な恋愛映画だった。

幻想的な夢の画とは打って変わり、食肉処理場の場面に一気に現実に引き戻される。雪の白と血肉の赤のコントラストが鮮明で印象に残る。

人間って複雑な
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.2

のほほんとしたハートフルムービーかな~と思って観てみたら…人生についていろいろ考えさせられる重厚なヒューマンドラマだった。

大切なもの、大切にしたいものを失うのは本当に一瞬。
時の流れの無常さとか、
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

3.3

奇跡の歌姫と言われたホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画。

この手のドキュメンタリーは、見る側からすると結末を知っているだけにヘヴィー。一度頂点に君臨したスーパースターは同じ景色を見るの
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

へ……ヘヴィー。精神削られた。

例えば無差別殺人事件が起きた時、犯人以外の加害者側を考える機会ははるかに少ないと思う。でも加害者側の親族も確かに存在しそれぞれの人生を生きていかなければいけないのだと
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オーメン(1976年製作の映画)

3.3

知ってるけど見た事なかったシリーズ。

ダミアン少年と666。教会や神父さんが出てくるからには悪霊退散エクソシストものかと思いきや。。。

実はホラーは観れる人なんです…悪魔祓い系は苦手なので今まで手
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.8

今月最初の…(というか連勤終わっての久々のご褒美)映画鑑賞〜♪思いっきりスカッとしたい気分だったのでワイスピスピンオフを。

まさかホブス&デッカード・ショウがシンクロする作品が制作されるとは笑 これ
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バハールの涙(2018年製作の映画)

4.1

真実が生み出す影響なんて、人は興味無いー。
戦場ジャーナリストマチルドの言葉が胸に刺さる。

何故彼女たちは武器をとり戦いの最中に自ら身を置くのか、戦場のなかの兵士にならなければいけなかったのか。人が
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喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

3.0

セーリングの無寄港世界一周レース。とんでもないレースがあったもんだ…そんなレースに経験のないセーラーとして名乗りをあげるドナルド・クロウハートさん、あまりにも無謀…。ちょっと奥様と子どもが可哀想でなん>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

大好きなスパイダーマンが帰ってきた〜♪アベンジャーズEGからの余韻も残しつつしっかりと新たな風を吹かせてくれたMCU作品といった印象。
個人的にアベンジャーズに参戦したスパイディーの方がフレッシュで可
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.2

なんだろう、謎が多すぎて頭の整理が追いつかないまま終焉に。
簡潔に言うと《オタクの謎解きミステリーツアー》…みたいな?そこに謎の美女、サブカル、海賊、ロマンス、たまにオカルト&ホラーと、とにかく様々な
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アンノウン・ボディーズ(2017年製作の映画)

2.5

ヨーロッパ発のクライム・ミステリーというから大好きなミレニアムシリーズをついつい連想w

展開が早かったので飽きずには観れたけどかなり早〜い段階で犯人の目星がついてしまい、予想が裏切られることがなかっ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

クリント・イーストウッド、おじいちゃんになっても枯れない…。これまでも実際に起こった事件から着想を得て作品を製作してきたけれど、物事の捉え方の視点とか人の心への働き方が秀逸。
今作も普通の人が知らず知
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.6

東野圭吾原作ということでミステリーかと思いきや、とっても重いテーマの人間ドラマだった。

人の死をテーマにした作品はやっぱりいろいろ考えさせられて、もしも自分だったら、と想像力膨らませて見てしまうので
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輪違屋糸里 京女たちの幕末(2017年製作の映画)

3.4

小説は未読、だけど大好きな浅田次郎先生の幕末もの!ということで楽しみにしてた作品。史実と照らし合わせてみると創作部分がやはり多い印象。でもまた違う視点から見てみるとおもしろい。

変えられない運命、そ
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.8

恐れ入りました、精巧なインターネットの仮想世界〜!前作でもゲームの世界っていう自由な発想力に驚かされた『シュガー・ラッシュ』。今作はさらにずば抜けた世界観で楽しめた。

多くの人がインターネットを駆使
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

宮廷の中での愛憎劇、『ヴェルサイユ』とか『ブーリン家の3姉妹』のような嫉妬渦巻くようなドロドロしたやつかと思って観たけど、またちょっとジャンルの違うドロドロ~。

確かに女性ならではの嫉妬や策略、牽制
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.8

子どもと一緒に観たい映画No.1☆

メリー・ポピンズの魔法は優しくて楽しくて、みんなを幸せにしてくれる。信じる心があれば、不可能なことなど何もない。言葉少ないメリー・ポピンズだけれど、人生において大
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ネバーランドにさよならを(2019年製作の映画)

-

ある映画評論家が作品を観ないで作品を批判するのはどうかというようなコメントをしていたのでそれもそうかと思い、(まぁ観る必要もないけど)鑑賞。

4時間?!!こんなもんに4時間……長っ………(-_-)
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.3

アリー………いや、ガガちゃんでしょ!とどうしても役どころよりも個性の強いガガちゃんが気になって集中出来なそうだなぁと劇場鑑賞見送った作品をDVDで鑑賞w

うん、やっぱりガガちゃんだった。

いやいや
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アラジン(2019年製作の映画)

3.8

なんとも美しいアラビアンナイトの世界だった!正直予想以上に再現度高くて驚いた。もともと『アラジン』は数あるディズニー映画の中でもそんなに思い入れのある作品ではないのだけどアラビアンのこの世界観が好きで>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.0

生きてるだけで、ほんと疲れる

うん、そうだね、確かに。それでもなにかを見つけて生きていかなきゃいけない。

あーこれこれ。若い頃ほんとに毎日思ってたな~。世の中をひとつ知る度にしんどいな〜って。
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