よしやさんの映画レビュー・感想・評価

よしや

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うざいレビュー書いてます

映画(273)
ドラマ(10)

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

良質な低予算ゾンビ映画、ホラーだ、として宣伝されているがそれは違う。掴みこそホラーだが中身はひねりの効いた温かでウィットに富んだコメディ。テイストはかなりマイルドで怖さはない。

確かに低予算とホラー
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.5

セックスすると相手に移せる“IT”=何か、が常に追いかけてきて捕まったら殺されるというアイデアが楽しいホラー映画。

全編緊迫したホラーを想像していたのだけど、デトロイトの暗く寂れた街で仲間で集まって
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.2

個人的には前作よりも好み。アクションの質、量ともにアップしていて楽しめるしジョークはキレてる。

前作は4次元の壁的な演出を強く描いていたが今回はそれは当たり前のように軽く使いながらメタジョークを連発
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

こんなに美しいゲイがテーマの恋愛映画みたことある?並みの恋愛映画の数倍綺麗な映画。

恋の甘くて純粋な輝きとキラキラした感情がイタリアの夏を舞台に非常に鮮明に美しく描かれている。
もはや美術映画と言っ
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.4

ポール・バーホーベンらしい観る人の理性を揺るがせ、モラルに問いかける映画。エログロによる派手なエンタメ的彩りの中に鋭い視座を組み込んでくるバランスのセンスが優れている。

主人公のミシェルは無表情で理
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

薄っぺらいストーリーを派手で楽しいミュージカル仕立てでデコレーション、欠点をエンタメの力技でねじ伏せたような作品。

パフォーマンスの多いミュージカル部分は優れた音楽の効果もあり派手で楽しく迫力もあり
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

2.9

甘い作りすら全て許せるアイデアのある映画、ではないです。ただただ脇が甘い。

しかし作品としてはよくまとめられていてクオリティも悪くなく派手な大技はないものの、こじんまりと丁寧な作りが光っている。観る
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

ギレルモ・デル・トロの最高傑作との評価が多いが個人的にはパンズ・ラビリンスの方が上。パンズよりもこちらの方が小綺麗に仕上がっているがエネルギーを感じるパンズが好き。

口を聞けない女性と魚人の恋という
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.7

おぉ、観やすいぞ観やすいぞ、クリント・イーストウッド。上映時間も短くサラッと観れるしテイストも重すぎない。良い意味で軽めの映画。

CMだとテロのシーンばかりバンバンだして、さもジャックされた電車内で
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

2.5

全編ワンカット、脚本は数ページのみで役者のアドリブ過多という創作意欲に満ちた作品。その分期待も高かったが結果は残念。

全編ワンカットと言えばオスカーを受賞した「バードマン」がパッと頭に浮かぶ。
あれ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.2

中心となるのは知的障害のあるサムとその娘ルーシー。「変わらないものは愛情である」でも変わっていくものも同時にある、そんな映画です。

サムは知的障害がありルーシーはそれを分かって愛し合ってる、でもそこ
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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2013年製作の映画)

2.4

ニコール・キッドマンは本当に画面映えするなって思って気づいたら終わってた。

ニコールのモナコ王妃の役を美化しすぎというか、他の登場人物の扱いや描写の雑さが残念だった。

ニコールの圧倒的美貌とオーラ
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.7

ティム・バートンらしい疎外感とメルヘンさの強い前半とアクション感の強い後半が合わさってエンターテイメント的にバランスが取れていて楽しめた。

疎外感の強い子供の主人公がおじいちゃんに聞いたおとぎ話を信
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.6

何故か言うのは難しいけれど大好きな映画というのがたまにあって、つまりこれがそうだ。

現代版キャッチャーインザライ、なんていう大したキャッチコピーが付いていたから観たにすぎないのだけど(別にサリンジャ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.3

大作でとにかく長い。ここまで長い必要があるのか、と思うくらい長い。画面も暗く重々しい展開も多く観る人を選ぶ。

これはブレードランナーで雨が降って暗い、どぶネズミが都市の排水溝を駆けずり回るような映画
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クラークス(1994年製作の映画)

4.0

派手さはなくこじんまりとした映画なんだけれど、好きな人はとことんハマるアクの強いインディーズらしい作品。

コンビニのバイトのダンテと隣のしょぼいレンタルビデオ店のバイトで親友のランデルを中心とした人
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

2.9

天才カポーティの原作にある非常に巧みなストーリー構成や華麗な文体は映画用にばっさりと切り落とされ、出来上がったのは俗っぽいラブロマンス。正直がっかりした。ジョージ・ペパードは薄っぺらいタフガイでカポー>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.6

若きマット・デイモンの演技力の高さは圧巻。かつこの脚本をアフレックと共に書いたというのが驚き。素晴らしい才能だが彼のその後のキャリアを考えるとこの能力を活かしきれているかは大いに疑問である。

虐待や
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.5

この作品を観てまず思ったのがレイモンド・チャンドラーに似てるなと。実際後から調べてみるとタイトルからプロットまでかなり影響を受けているとのことで鳥肌が立った。

言うならチャンドラーの作品をコメディ映
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.3

暴力と復讐というテーマにある引き金によって人生が狂っていく人々を描く6つの連作短編映画。

ブラックテイストでそんなに落ち自体が強烈というよりはそこに至るまでの展開で魅せてくれる。プロデュースはペドロ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.6

上手くいくこともそうでないこともあるのが恋愛であり人生だよねっていうリチャード・カーティスらしい温かな視点で楽しめる恋愛群像劇。

差し迫ったクリスマスを前に様々な人々の恋愛模様とそれが繋がっていくの
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シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

3.8

映画は観なくてもロドリゲスの音楽は聴け。そう言いたくなるドキュメンタリー。アメリカで全く無名だが南アフリカでは何故か記録的な大ヒットを得た謎の歌手ロドリゲス。その謎に迫る過程とロドリゲスの実体を描く。>>続きを読む

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.6

金塊を巡る泥棒たちのクライムサスペンス。ミニクーパーを使ったカーチェイスが売りなのは分かるけど邦題がB級でダサすぎる。リメイク作品。

主人公たちが流血などせずに復讐兼強盗を華麗にポップに行う感じはオ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

ディカプリオのともすればやりすぎで肩の力の入った演技も詐欺師という役柄ゆえによくフィットしていた。この自信に溢れ女性に魅力的、かつどこかセンシティブな主人公像にはディカプリオ以外が演じたとしたら説得力>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.7

冒頭で主人公のケヴィン・スペイシーが自分が殺されることを語り、物語はそれに向かって動いていく。登場人物それぞれが家庭の崩壊を通して殺す動機を持つようになっていく展開は上手い。がミステリーではなくあくま>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.2

台詞全編が歌で構成されるフレンチミュージカルの名作。ララランドの元ネタ的作品でもあって色鮮やかな画面に彩られた悲劇的な愛のストーリー。

ストーリー自体はシンプルで通行人が突然踊り出すようなミュージカ
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

娘を誘拐された父親が倫理を無視してでも娘探しに奔走する話はリーアムニーソン作品や中島哲也監督の「渇き」なんかを想像しました。

こちらのヒュー・ジャックマン演じるパパもタフなのはタフなんだけど派手なア
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.2

ドゥニ・ヴィルヌーヴ舐めててごめん。「ブレードランナー2049」「メッセージ」とか有名だからどうせ高等なSF撮って過大評価されてるだけって思ってた自分が恥ずかしい。

麻薬戦争に巻き込まれた女性捜査官
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

2.7

自宅をノックしてきたセクシーな美女2人を助けたキアヌが誘われるがままにセックスしたら逆に酷い目に合わされるというホームインベーションもの。

設定の感じとか今や名作と化したハネケのファニーゲームっぽい
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

胸糞ラストが有名なホラーパニック映画。霧で何か起こっているか分からないシチュエーションがまず良い。

ホラーパニックとしては優秀で何か分からないものに襲われているうちは恐怖感があっていいのだけど、いざ
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.4

要所要所で大笑い出来るハートウォーミングなラブコメ。
主人公である冴えない夫が離婚の危機にある妻をプレイボーイに習った技で見返して真実の愛を取り戻すありきたりな話かと思いきや(確かにそうなんだけど)思
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

1.9

リンカーン・ライムが黒人のキャスティングはない。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.7

マフィア映画の名作。真っ暗な画面の中で男たちの会話がぶつかり合う世界観。ラストの洗礼式と暗殺のシーンが交互に見せられることで血生臭い殺しが神聖なものように感じられる演出は見事としか言いようがない。>>続きを読む

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