taさんの映画レビュー・感想・評価

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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

5.0

こういう映画を観てしまったあとって、どうすればいいんだろうな

プレーン・クレイジー/飛行機狂(1928年製作の映画)

4.5

動物、機械、道具の(一見)無限な接続を可能にする平面としてのアニメーション、死の不在

ファウスト(2011年製作の映画)

2.9

大袈裟と言っていいほどのある種の愚直さに最初は笑いつつ共感しかけたんだけど、その後どういうわけかハマりきれなかった。いくつかのシーンを除いて、画面が自分の視線をするすると逃れてしまった。

工場の出口(1895年製作の映画)

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電車もだけど門を撮るというのもマジで示唆的というか…

ラ・シオタ駅への列車の到着(1895年製作の映画)

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映画の基本は電車だし、電車の撮り方の基本はこれなんだろうなー

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

切り返しもロングショットもどこか不穏なんだけど、この不穏さは黒沢清のそれと幾分通じつつもやはり違っていて、濱口竜介という人の作家性を強く感じさせる。

映画において車を運転することが本当の意味での逃亡
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.6

ゴダールには移動することへの根本的な不信感、あるいは警戒心があるんじゃないか。
そしてそれはとても誠実なことだと思う。

迷路的な感覚が非常に鮮明な色彩とともに描き出されていたのも良かった。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

1.7

サイダーハウスルールの時も思ったけど全体的になんか薄いんだよな〜

突破口!(1973年製作の映画)

4.4

叙情性を一切排除したスマートな構成において、登場人物も事件もすべてたった2つの快楽を生み出すための一要素に過ぎないということがどれほど痛快か。つまり、一方向的に解決していく物語の快楽と、瞬間性と迫真性>>続きを読む

さすらい(1975年製作の映画)

4.8

今まで観たヴェンダース作品で一番良かった。彼ほど映画的な感性をもっている作家もいないし、この作品ほどその感性が表れているものもないのでは。
ドイツの風景に漂うスライドギターの音色がそれとなく報せるよう
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ニンゲン合格(1999年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

最後、『ケーブル・ホーグのバラード』じゃん…となって泣きそうになった。考えてみると、誰もいない場所(ここでは藤森がいるが家族はバラバラ)に何か(ここでは牧場)を建設し交流が生まれていくが、最後にはそれ>>続きを読む

長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.5

物語としてはホロリとさせる人情劇なんだけど、ふと現れるまるで生気を感じない静物に動揺する。
何度か繰り返されるものを食べるシーンが印象的で、撮り方の違いなどからいろいろ考えたくなる。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.2

カメラが辛うじて掴めるか掴み損ねるかという瀬戸際で動き続ける演者たちの緊張感。
音と映像が一体となって爆発的に連鎖していく様は、自分が根本的に映画嫌いだということを思い出させてくれてありがたかった。

ピクニック(1936年製作の映画)

4.6

ブランコのシーンも水の表象もやばすぎる

ところで、父親の名前を出しつつ彼の作品を「印象派」的と形容する人を時々見かけるけど、全然違うと思うのですが…安易すぎない…?

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.1

みんな最高だけど何気に車を食う豚が一番好き、マジで本筋に関係ないし

ブリティッシュ・サウンズ(1969年製作の映画)

2.4

「これならわかる新左翼」みたいな映画
言いたいこと明瞭すぎるしマジで思想を伝えることにのみ注力してるせいでさすがに退屈だった
冒頭の自動車工場のシーンはよかった

ジェーンへの手紙(1972年製作の映画)

3.0

写真の分析そのものはだいぶ的を射ているとは思う。
映画にする意味あるのか?という疑問も無くはないけど、ナレーター2人の熱量とくどさは文章では伝わらないと思うのでこれはこれで良い気もする。ただそれ故にこ
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残菊物語(1939年製作の映画)

5.0

信じ難いまでに研ぎ澄まされたこの作品を過不足なく形容しうる言葉が存在しないという事実を前に、言語の不完全さを呪いつつ愕然としてしまう。
あらゆる構図が、カメラの移動が、微かな所作が、声や物音が、映像に
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

Screamin’ Jay Hawkinsが出ててびっくりして叫びそうになった
怠い時間感覚がたまらない

西鶴一代女(1952年製作の映画)

5.0

素晴らしかった
これ以上の作品には出会えないだろうしそれで良いと思った

召使(1963年製作の映画)

4.6

影の使い方とか、各ショットの人物たちの位置関係とか、ちょっとした仕草や表情とか、全部良い

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

4.2

自分の圧倒的な知識不足を悔いながらも超楽しめた。
映画という虚構とそれを制作するという現実とのはざまに生き、その境界の曖昧さを身をもって体験するということのあり様が鮮明に描き出されていたと思う。
素晴
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武蔵野夫人(1951年製作の映画)

4.2

水や木が印象的なシーンが結構あった。そしてやはり溝口作品は家屋の撮り方が上手いなーと思う。
田中絹代は素晴らしい俳優さんだけど、若干ミスキャストなのは否めない(単純に片山明彦と年齢差がありすぎる)。一
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