和夏さんの映画レビュー・感想・評価

和夏

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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.0

才能があるだけではなく、映画に対する強い想いがあり、守るものもある。だからこそ、名作をいくつも作れたのだと思う。
映画好きにはたまらない作品だろうが、そうでなくても仕事に対する熱や家族愛も伝わってくる
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.5

幸せな状況に慣れたとき、ありがたみを忘れずに大切にし続けることができるか。彼女や奥さんがいる男性にみてもらいたい。もちろん女性でも、パートナーを貶したり見下したりしている場合は、これを見て学んでほしい>>続きを読む

ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

4.5

これはただの難病ドキュメンタリー映画ではない。人生の選択、家族との絆、生きるうえでの考え方…人によって何を考えさせられるかは違うと思うが、自分の今の生き方を見直すのによい機会となるだろう。
自分に思い
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

大きな音とダイナミックな映像で迫力あり、胸が苦しくなる戦争もの特有の雰囲気あり、次はどうなるのだろうというドキドキハラハラ感あり。歴史を知ってる人はストーリーをきちんと楽しめるのだろうが、知らない人は>>続きを読む

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.5

初めてのタイ映画だったが、くせは強くなく見やすい。しかし、水上学校といった日本にはない生活を見ることができ、つまらないという瞬間はなかった。
メインの2人が真っ直ぐで一生懸命で、ドロドロの社会にもまれ
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.0

万人受けは、あまりしなそうな作品である。みなが感じるであろうジブリ感を楽しめるか、本家並みを期待してガッカリするかは、その人次第といったところ。
しかし、新海誠監督のこれ以前の作品は少し言い方は悪いが
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

タイトルと内容がマッチしている。演者も適任。特にオダギリジョーのダメダメだけど憎めない父親は、演じているとは思えない。
ストーリーは、極端な表現や絶対にこんなことないだろうということもあるが、最初から
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

2人のタッグが最高。人生経験豊富な再雇用のおじいちゃん、社会人として尊敬できる部分が多々あった。
気が強いけど必死に頑張っている女社長の弱さや未熟さを仕事でもプライベートでも大きな愛で包み、彼女も安心
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PK(2014年製作の映画)

3.5

初めてのインド映画。まず、独特な雰囲気に慣れるのに苦労した。ストーリーは、邦画ではあまり見ることができなそうなものだったので、見てよかったとは思う。
全てのことを当たり前だと思わずに、いろんな宗教を見
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

4.5

SNS、性の早熟化、ひとり暮らしの認知症など現代社会の特徴の一部を映している。
その中で、時代関係なく共通していると感じたのは、人間関係の難しさ。伝えたいけど勇気がなかったりタイミングにこだわり過ぎた
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

社会人経験があれば、大人だけど上手くいかない先生の弱さにどこか共感できるのではないだろうか。大人も子どもも関係なく、1人で生きていくことはできないことを映している。ラストは、今まで我慢して心を閉ざして>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

5.0

映画館でこの作品の迫力を感じていただきたい。ぜひ、大きくて質のいい音、そして大きな画面で見てほしい。できたら1人で集中して。見ると疲れるし、「何だこれは」と放心状態になる。
才能と才能のぶつかり合い。
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

2回目の方がストーリーを理解しているおかげで集中して鑑賞できるため、少し時間を置いて2回見ることをオススメする。
まずは、テーマ設定。住んでいる環境が違う高校生の男女入れ替わりの生活。これだけで面白そ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

1回目より2回目の方が感動した作品。1回目のときは、うるっときた程度。2回目のときは、ラストに近づくにつれて、ほろほろと涙が溢れた。
ストーリー以外に、お洒落な音楽と鮮やかな映像も魅力ひとつ。せっかく
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