かまたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

かまたま

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星ガ丘ワンダーランド(2015年製作の映画)

3.0

駅の忘れ物に人一倍執着する駅員さん。
忘れられない母との思い出と、
忘れてしまった母の思い出。

ファンタジックで、
夢のような話で、
ちょっとつかみどころなくて、
豪華キャスト。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

暴力と流血で間違いなくR-15指定のヤクザ映画。
ヤクザ映画あんまり得意じゃないけど、ベテラン刑事役所広司と新米刑事松坂桃李のコンビかっこよかった。
刑事の成長記として楽しめました。

他所の話だと思
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

4.0

タイトルから勝手にちょっとふざけた映画を想像してたけど、親子愛がテーマのちゃんとしたドラマでした。

押しつけがましくなく、自然に見れるのは柄本明と松田龍平の絶妙な力の抜け加減のおかげかな?

互いに
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廃棄少女(2011年製作の映画)

1.5

「先生を流産させる会」のDVDにおまけで入ってたので。

なぜ、これを入れたんでしょう。
内藤監督初監督作品とか?
どんな思いで見ればいいのかわからない。

先生を流産させる会(2011年製作の映画)

3.0

気に入らない先生を流産させようと、女子生徒達が給食に異物を混入するなどした実際にあった事件を題材にしたサスペンスドラマ。

「そういえば昔そんなニュースあったなぁ」とタイトルを見てレンタル。

なんで
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ヒーローマニア 生活(2016年製作の映画)

3.0

世の中に幻滅したフリーターが下着盗や仲間を集めて自警団を結成。怪しいヒーローごっこをするという話。

コメディーとしては中途半端で笑えないし、ドラマにしては展開が無茶過ぎて少し置いていかれた感が…
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.5

全身整形でトップモデルの地位を手に入れた女性が落ちぶれていく様を描く、岡崎京子原作の作品。

張らなければいけない意地と見栄。孤独と焦燥感に耐えられず男や薬に依存していく。R15+指定。

無茶苦茶体
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天国からのエール(2011年製作の映画)

2.5

勝手に沖縄返還50周年祈念。

沖縄で若者たちのために音楽スタジオづくりに尽力した実在の人物をテーマにした映画。

んー。
いい話ではあるんだけど、ちょっとありきたりでパッとしない作品に思えてしまった
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.5

祖父母を殺害してしまうまでに母親に振り回されて育った少年の悲劇。

暴力と児童虐待。性描写は緩めでPG-12の設定。
とはいえ、内容は救いようがなくえげつない。

演技とはいえ、子役にこんな体験させた
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female フィーメイル(2005年製作の映画)

1.5

「女性」をテーマにしたオムニバス。
まぁ、エロ。

一体何を見せられたんだ。

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

4.5

終活をテーマにしたコメディータッチの古き良き家族ドラマ。

正直あんまり期待してなかったけど、いい意味で期待を裏切られた。
橋爪功と高畑淳子の長年連れ添った熟年夫婦の絶妙な関係性が最高。

わかりやす
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ゲゲゲの女房(2010年製作の映画)

3.0

水木しげるが売れるまでの話。
何年か前に朝ドラで話題になってたの思い出して視聴。

夫婦愛といえばそうなんだけど、
「よくもまぁ昔の女性はこんな騙しうちのような結婚に耐えていたものだ」というのが一番の
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

4.0

佐藤二朗原作、脚本、監督。
個性的な演技の俳優さん。この人すごい作品作りの才能があるのでは?
ちょっとつかみきれないところがあるとはいえ、ものすごい熱量で真に迫ってくる映画だった。

売春宿の集まる架
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刑務所の中(2002年製作の映画)

4.5

銃刀法違反で刑務所暮らしをすることになったマンガ家の刑務所日記マンガの映画化。

謎ルール満載。壁一枚向こうにある、まるで異世界の刑務所暮らし。

名優揃いのキャスティングがまた熱くて、ずっと覗いてい
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パイナップル・ツアーズ(1992年製作の映画)

3.0

勝手に沖縄返還50周年祈念。

沖縄の離島。第二次大戦でアメリカ軍が落としたという不発弾をめぐって繰り広げられる、3本のオムニバスドタバタ劇。

この映画の監督の1人中江裕司監督がこの後「ナビィの恋」
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踊ってミタ(2020年製作の映画)

3.0

「踊ってみた」で町おこししてみた。

なんかなんでもありな感じの展開についていけなかったけど、最後みんなで踊ってまとまった。

島々清しゃ(2016年製作の映画)

3.0

勝手に沖縄返還50年祈念。

沖縄の離島が舞台。
耳の良すぎる小学生と、コンサートのために本土から島を訪れたバイオリニストが音楽を通じて交流する人間ドラマ。

なんとなく作り手に都合のいいように物語が
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

大学時代をともにした仲間たちと結婚式で久々の再会。

ハタから見るとくだらない男子大学生たちの馴れ合いって当人らは結構マジメに考えてて大事なことだったりするのよな。
自分にも身に覚えのある話で、なんだ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

LGBTの人達の苦悩ってなるほどそういうことなのか、まざまざと見せつけられたって感覚。

キャストの演技の迫力と、バレエのしなやかさ。
耳に残る音楽のエンドレスリピートにやられてしまった。

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.0

なんでか知らないけど竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人が監督したオムニバス作品。
3人が声かけて集まってくれたのか豪華なキャスト。

脱力系のシュールなコメディー。
もう少し見せ場が欲しかったかな。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

今さらながら「役所広司の演技力ってやっぱりすごいなー」っていうのが1番の感想。

「えらくリアリティーのある話だなー」と思って後から調べてみたら実在の人物をモデルに西川美和監督が丁寧に取材を重ねて作っ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

5.0

「さっきまでふつうに話してた人が急に歌って踊り出すなんて絶対変!」って発想から始まる和製ミュージカルコメディー。

全体的に評価低めだけど、日本人的な感覚をとてもよくとらえた作品だと思う。個人的にはと
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ナビィの恋(1999年製作の映画)

4.0

勝手に沖縄返還50年紀念。
何年ぶりかの鑑賞。

世の中的には沖縄のおばあ代表、平良とみが一躍有名になった作品だけど、
おじい役の登川誠仁だとか、嘉手苅林昌だとか、ホンモノの沖縄民謡の歌手が勢ぞろい。
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

2.0

まだまだゲイが世に受け入れられない時代。
理想郷を求めて共同生活を送るゲイたちとその悲哀。

共感できない自分の感性のせいか、正直よくわかならなかったです。

みんなでディスコで踊るシーンはよかったな
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.5

8月は戦争と平和を考える時間にしたい。

「この世界の片隅に」の増補(?)版。この「さらにいくつもの」では重要な登場人物リンさんとの関係が丁寧に描かれてますね。
とてもよかった。

この映画見るまで、
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旅の重さ(1972年製作の映画)

4.0

数年ぶり2回目の鑑賞。
最初に見たのは車遍路し始めた頃。
四国が舞台でお遍路文化とうまく重なっている作品です。

音楽吉田拓郎。
吉田拓郎の「今日までそして明日から」がテーマ曲でストーリーにベストマッ
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.0

崖っぷちのおしかけ(おしつけ?)ヘルパーと、おしかけられたあと先短いおじいさんたち。
テーマは「生きざま」?

長い映画だけど自然なオムニバス形式で、誰の生き方も気になって仕方ないので見飽きない。
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.5

冴えない予備校教師になぜだか引かれていくしっかり者の予備校生。
恋愛モノだけど、軽すぎなくて見ていて気持ちがよかったです。

清原果那の表情のバリエーションの多さに驚いた。

忘れないと誓ったぼくがいた(2015年製作の映画)

4.0

青春×ファンタジー。

忘れられていく悲しみと
忘れてしまう苦しみ。

どちらもつらいなあ。

ただの恋愛ものではない、よく作り上げられた物語でした。

(2000年製作の映画)

2.5

殺人を犯してしまったひきこもりの女性が逃亡生活の中で心を開いていく不思議な展開。

演出なんだろうけど、映像が暗くてせっかくの表情が見えにくいのが残念。

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.5

ホストクラブの事務所を舞台にしたほぼワンシチュエーションコメディー。
俳優たちによるコントのような作品。
落語(ネタバレになるので演題はヒミツ)をモチーフにした舞台の映画化なんですね、なるほど。

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しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.5

優しい気分になれる映画。
原田知世と大泉洋の夫婦が良い。