セッキー元映写技師さんの映画レビュー・感想・評価

セッキー元映写技師

セッキー元映写技師

映画(43)
ドラマ(0)

mellow(2020年製作の映画)

3.8

『愛がなんだ』が面白かったので見てみました。

本作も「愛がなんだ」同様、「好き」という制御不能な感情によって翻弄される男女が描かれていました。そして普通だったら悲劇になりそうな話も、間や演出の妙によ
>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

取り違えられた子供を交換することによって生じる、“血縁”と“過ごした時間”の二項対立。親と子供の関係においてこの二つのどちらが大事になるのかという切り口はやはり、元ドキュメンタリー作家の是枝監督ならで>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.0


本作は僕が是枝作品の中で一番好きな作品で、年に一度は見返しています。
最初は擬似家族のようだった姉妹が、本当の家族になっていくまでが、とても温かく描かれ、この姉妹をずっと愛でていたい気持ちになります
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

僕が見たのは朝9時半からの回だったのですが、満席に近い状態で客層は年配の方が多い印象で、やはりイーストウッドの長年のファンが集っているという感じでしたね。ここに来て最盛期であるイーストウッドの作品を>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

昨年の12月に劇場で少し公開されてから、配信されたNetflix制作の映画。「アイリッシュ・マン」といい、今後このスタイルが増えそうですね。個人的には良い事だと思います。近くの劇場でやってなかったり、>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

日曜の19時10分からの回だったのですが満席でしたね。アカデミー賞の作品賞にもノミネートされ、非常に世評も高いので、それだけ注目度も高いのでしょう。
個人的にはヒトラーユーゲントの視点から描かれた映画
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

『パラサイト』観てきました!平日の朝9時10分からの回だったのですが、なんと満席。客層は若い人から年配の方まで幅広い層でしたね。

本作はカンヌでパルムドールをとり、アメリカでは外国語映画の歴代興収1
>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

本作で監督と脚本をしているのは山崎貴。これまでの彼の作品は好きではありませんでしたが、本作の評判は非常に高く、また興味のある題材でもあったので、DVDレンタルされたこのタイミングで鑑賞いたしました。>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.5

去年見逃していた映画の一本。DVDをレンタルして来ました。
予告を見た限り、自分には合わない作品かなと思いましたが、『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明が監督で、『聲の形』の吉田玲子が脚本をしている作品で
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

本作は樹木希林さんが2018年9月に亡くなってから、翌月に公開された作品。前から見たいなと思っていたのですが、先延ばしにしていました。評判も物凄く良いんですよね。アマゾンプライムにあったのでこの機に鑑>>続きを読む

失くした体(2019年製作の映画)

3.3

Netflixにて鑑賞。本作の評価は非常に高く、72回カンヌ国際映画祭のネスプレッソ大賞を受賞したとの事。正直初めて聞いた賞でしたが、どんなものかと思いみてみました。

話は、切断された手が5本の指を
>>続きを読む

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.8

アマプラで鑑賞。2019年に見逃していた映画の一つですね。
ガス・ヴァン・サント映画にホアキン・フェニックスが主演するということで、注目しておりました。

本作は風刺漫画家ジョン・キャラハンの伝記映画
>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

5.0

『アイリッシュマン』やっと観れましたー!いや、本当に凄かったー。

本作の製作決定ニュースを見た時は、本当に興奮しましたね。
だって、マーティン・スコセッシ作品にデニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ
>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

4.0

本作はNetflix配信作品。Netflixには『アイリッシュマン』目的で加入しましたが、先にこちらを観てしまいました。

正直、動画配信用の作品だから多少しょぼいのかなという先入観がありましたが、観
>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.3

公開から大分経ちましたが、やっと前作を見直す事が出来き、観に行けました。

今回『シャイニング』を見直して思いましたが、やっぱり名作はいつ観ても面白いですね。今回初めて見た妻も満足していたようです。
>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

4.2

公開3日目の日曜の朝に見てきましたが、僕の行った映画館は少し田舎ということもあり、ガラガラでしたが、扱っている題材がサイレント映画(無声映画)時代の話で、周防監督作品ということもあり、客層が映画に詳し>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.6

話は、立花という映像会社の社長が、往年の大女優、藤原千代子のドキュメンタリーを撮影するために、彼女の自宅に行くところから話が始まります。

彼女はかつて「銀映」という映画会社の看板女優だったんですが、
>>続きを読む

オカンの嫁入り(2010年製作の映画)

3.8

大竹しのぶ扮する中年の母親と、宮崎あおい扮する20代前半の娘は、二人で古風な長屋に住んでいます。旦那はずっと前に亡くなっており、二人だけの家族ですが、同じ長屋に住む大家のおばさんや、オカンが看護師とし>>続きを読む

扉をたたく人(2007年製作の映画)

4.2

主人公はコネチカット州で大学教授をしている62歳の初老の男性。彼は奥さんを亡くしてからというものすっかり元気が無くなってしまって、仕事にもやり甲斐を感じず、常に虚ろな目をしているんですね。そんなある時>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.2

主人公は映画の脚本家のどこか冴えない男。彼は婚約者とアメリカからパリに旅行で訪れます。彼にとってパリは憧れの街で、婚約者そっちのけでパリの美しさに見惚れてるですね。というのも彼はヘミングウェイやフィッ>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.5

主人公はシングルマザーのエリンブロコビッチという女性。生活のために就職先を必死に探すんですが、学もなく、シングルマザーなんで、なかなか雇ってもらえないんですね。そんな中、車の追突事故に巻き込まれ、鞭打>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.8


 豪華な宮廷の一室で、豪華な衣装に身を包んだイングランド王国の君主、アン女王(オリヴィア・コールマン)は、大変な美貌の壮年の女性に、自分の服装とメイクがどうかを訊ね、美貌の女性は答えます。
「なんだ
>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.8

「まりこ〜、まりこ〜、どこに行ったの?」
寂れた港町を髭面で汚れた作業服の男が脚を引きずりながら、まりこという女性を探すシーンから本作は始まります。
「家からでちゃだめだって言ったのに」
「何やってん
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

本作の主人公は緊急通報指令室のオペレーター係をしているアスガーという男。どういう業務かというと、緊急コールに電話をしてきた人たちに、困っている内容と事件が起きた場所などを聞き出し、近くの警察を手配する>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.8

★★★★☆:感動
★★★★☆:アクション
★★★★☆:ドラマ

87点


<見どころ>
■リアルな山火事と消火活動
 我々にはあまり馴染みのない山火事、火のスピードや大きさが迫力の映像で描かれます。
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

★★★★★:感動
★★★★★:音楽
★★★★☆:ドラマ

<見どころ>
■音楽が生まれる瞬間を目撃
「We Will Rock You」「地獄へ道連れ」など、音楽が生まれる瞬間の高揚感と幸福感が味わえ
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

<見どころ>
■ファーストコンタクト物+パラサイト物
 宇宙から未知の生命体がやってきてそれに寄生されてしまうという、
いわゆるファーストコンタクト物とパラサイト物の要素が本作にあり、
古典だと「エイ
>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.6

■見所

・ツイストする展開が凄い
「サイコスリラー」→「パラノイア物」→「過去と対峙するヒューマンドラマ」
と先が読めない意外な展開になっていく

・夫婦生活についての話でもある
初めは優しくて愛情
>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

1.2

やはり二番煎じ感が否めない。

チームとしても各々の力の差があり過ぎて、対等な力関係をもったチームに見えないのが残念。
なかでもスーパーマンは無敵すぎる。今までの努力なんだったの?ってぐらいの圧倒的な
>>続きを読む

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

1.9

惜しい!
クリストファー・オーケンやサム・ロックウェル、そしてウディ・ハレルソン等の演技が素晴らしく、タランティーノ的な展開と活劇もあって楽しくなりそうなのに、全く盛り上がらない。
その原因は回想や主
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

4.2

弱い心に寄り添い続ける歌。
自分を映えさせるための歌。
詰まらない日常から逃避するための歌。
過去の思い出を途絶えさせないための歌。
新しい自分になるために必要な歌。
自分の尊厳を保つための歌。
悲し
>>続きを読む

ヴァン・ゴッホ~最期の70日~(1991年製作の映画)

1.5

 ゴッホ映画といえばロバート・アルトマン監督、ティム・ロス主演の「ゴッホ」(’90)やヴィンセント・ミネリ監督、カーク・ダグラス主演の「炎の人ゴッホ」(’56)を思い浮かべる人が多いと思うが、この映画>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

5.0

 友情、努力、勝利、ジャンプセオリーをそのまま踏襲したような青春映画!!
 物を作りたくなる初期衝動とそれに傾ける情熱を斬新な映像とポップな音楽で紡ぐその手腕は大根監督の新境地。
 これを観ると、”自
>>続きを読む

純喫茶磯辺(2008年製作の映画)

3.1

見終わった後に、「また彼らに会いたい」と思わされる映画だった。
吉田恵輔作品は毎回ドタバタ喜劇でありながら通底して"今は過ぎ去ってしまった美しくも苦い過去"というテーマがどの作品にもある。
過去と現在
>>続きを読む

コップランド(1997年製作の映画)

3.1

一つの映画にロバート・デニーロ、ハーヴェイ・カイテル、レイ・リオッタが出ているとなんだかマーティン・スコセッシの映画を見ている気分になる。だからなのかもしれないけどその中にスタローンが居るという物凄い>>続きを読む

FAKE(2016年製作の映画)

4.0

 この映画を見終わってわかったことはどうやら佐村河内はそこまで嘘をついていないようだが音楽の才能は新垣さん程はないということ。耳が聞こえているとか、被曝二世がどうとかそんなことはさておき、この映画が明>>続きを読む

>|