Masatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

最凶女装計画(2004年製作の映画)

5.0


女装バレバレなのになぜか気づかれない手抜き感。

テリークルーズもアホみんなアホ

しょうもなさすぎて酷すぎる。

今年1番笑った映画かも。

2018年度も一番笑った映画。

2018.06.24
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.7

傷だらけの人たち

前編157分、後編147分という超大ボリュームな本作。今年の邦画だと1番かもしれない。
前後編に分ける映画で、前編がある程度完結するタイプ(ちはやふる)と完全に途中で終わるタイプの
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

4.9

猿の惑星 聖戦紀
War for the Planet of the Apes
に向けて復習

自分の映画人生の中でもベスト級に入る映画です。
映画の面白味と意義が完璧に両立しています。

まず、最
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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

2.9


Netflixオリジナル作品
青春ループ映画

見ていて「恋はデジャブ」を思い出してしまって、恋はデジャブの劣化版にしか見えなかった。

自分らしさ、毎日の繰り返しを価値のあるものにして、どう生きて
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ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

3.4

Netflixオリジナル作品
Ultra HD 4Kにて

マイク・フラナガン監督作品初鑑賞。
新鋭監督が続々とやってきているホラー映画界。

本作はスティーブン・キング原作。キングっぽい世にも奇妙
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バッドママ(2016年製作の映画)

4.1


ソニーが作ってそうなコメディ映画。だけど、Netflixオリジナル。

最近の洋楽をガンガンかけて、憎たらしい役が出てきて、最後はスカッと終わる王道のアメリカンコメディだけど、他のコメディよりも言い
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.3

鬱映画特集

鬱ランク B

この特集も気づけば1年と9ヶ月も経っていた。40本の鬱映画を見ているが、今作も鬱度の高い作品。

まだ分別のつかない8歳の子どもが主人公。父親はナチスの軍人。ナチスによる
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ターザンX(1994年製作の映画)

3.9

町山さんの寝ないでZ級映画特集で知りました。

ただターザンがジェーンとヤリまくってるだけです。いや?ジェーン以外にもヤリまくります。

抜き度高め

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.3


Netflixオリジナル作品
アカデミー賞作品賞他ノミネート

クリントイーストウッド監督作の「パーフェクトワールド」に似た感じで、銀行強盗をする兄弟とそれを追うテキサスレンジャーのコンビが平行に描
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亜人(2017年製作の映画)

3.6


原作未読

邦画にしてはかなり頑張っていたガンアクション。
るろうに剣心のチームとのタッグということで、アクションに関しては邦画とは思えない凝りよう。体術とガンアクションをうまく組み合わさっていて見
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.7


努力と誠意で差別をなくした女性の物語

邦題はとてつもなくデタラメだ。原題は「Hidden Figures」。和訳すると「隠された人々」
日本人には程遠い話だが、実はアメリカでも広く知られている人た
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.8


平均点が低い系映画

私、似た作品を列挙するの好きなので、どんどん列挙します。
全体的に「ローガン」、「ラストオブアス」に似ています。

突如として18年間子どもが生まれなくなった世界。人類のカギを
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シューテム・アップ(2007年製作の映画)

2.0


人参と銃で殺しまくる映画

妊婦が男に追われているのを偶然見かけて、助けたがその場で出産。赤ん坊片手に追手から逃げるというコメディアクション映画。

86分な上にストーリーはチープで、アクションに重
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ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら(2016年製作の映画)

3.0


アダム・サンドラー映画

しょうもないギャグとシモネタは超一級品だけども、本当に偏差値が低い。見てて恥ずかしくなる笑

気軽に見れるのが良い点。それにしちゃ下ネタが多すぎる気がするが笑

余談だけど
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

4.6


1991年の世界卓球選手権において、荻村伊智朗の提案により南北の統一チームができた。
これは、実話をもとにした映画である。

韓国映画において、様々なジャンルで繰り返し提唱されてきたテーマ「南北の統
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.8


かけがえのない人たち、かけがえのない時間。すべてはかけがえのないもので出来ている。

僕たちはあまりにも一瞬すぎて、今を逃している。本当は今この時にかけがえのないものが詰め込まれているのに。

この
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.4


ラッセ・ハルストレム監督作品

多分、この監督は忠犬が好きなんだろうなぁ。監督が前に作った「HACHI 約束の犬」はIMDbで歴代人気映画209位に選ばれるほどの傑作。

犬猫好きには堪らない。けど
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許されざる者(1992年製作の映画)

4.1


クリント・イーストウッド監督作品

シェーンの面影を物凄く感じる映画。
とにかくクリント・イーストウッドが渋い。カッコ良すぎる。

保安官が絶対的な権力を持ち、法など存在しない世界で、誰が善悪かなん
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.4


自閉スペクトラム症の特徴
・言いたいことを言う。正直者。
・好きなことはとことん集中する
・寡黙

最近見たベイビー・ドライバーも自閉症的なものをもっていたね…と思いながら、今作は自閉スペクトラム症
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

屁で人の命が救われる映画

死体で渡航する、火をつける、木を割る、狩猟する。死体を船のように使ってる予告編を見た時、意味不明すぎて頭の中ハテナマークでした。

実際見てみても、奇想天外すぎて正直戸惑っ
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時間離脱者(2015年製作の映画)

3.2


「君の名は。」×「オーロラの彼方へ」

恋模様があったり、夢で過去の他人に乗り移ったりするのが君の名は。っぽく、そこにミステリー要素をふんだんに加えているのが「オーロラの彼方へ」に似ている。

ちょ
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天国からの奇跡(2016年製作の映画)

4.0

そこらじゅうに奇跡はあるんだよ

ヒューマンドラマだが、信じる人と信じない人を対比したりと宗教色が強い。布教映画といったら捻くれた言い方かもしれない。でも、誰にでも感動できる映画です。

タイトルとあ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.3

イット

映画秘宝まつり The Final Chapter にて

町山氏からの衝撃の一言。

この映画における「IT」は「それ」ではなく「鬼」のこと。
鬼ごっこの時に、鬼をITと呼ぶらしい。
明ら
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.6

予告編は見るな!

映画秘宝まつり The Final Chapter にて

ジョーダンピール初監督作

ブラックコメディ・ホラー・スリラー映画
ドントブリーズに続き、ホラー映画の傑作誕生。

ホラ
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.7


大根仁監督最新作

面白かったし、かなり笑えた。
作品のテーマも現代的で今を生きる人とかなり結びつきが強くて共感できる。

狂わせガールとの恋愛がメインに描かれ、それと並行して編集者としての仕事のシ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.1


プロメテウスの続編。エイリアンというタイトルでのリドリースコットは初代以来。

まず、劇中に出てくるシェリーによる「オズマンディアス」の詩や、ワーグナーの引用はストーリーと関係しているので、「町山智
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The Veteran(原題)(2011年製作の映画)

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ラストの銃撃戦のみ鑑賞

音質の調節がてら銃撃戦がすごい映画の動画を見ていたら、偶然見つけたこの映画。

日本未発売ですが、ラストの銃撃戦は8分間ひとことも喋らずBGMもなく、ひたすらM4カービンの銃
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

1.0


感動の話なのだろうが、なんにも胸に突き刺さらない。

なんで、邦題をこんな風にしたかなぁ。
「素晴らしき哉、人生!」に影響されたのだろうけど、そんなことしないでほしいなぁ。
(映画も「素晴らしき哉、
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高地戦(2011年製作の映画)

4.4

戦争がなにもかも引き裂いていく

朝鮮戦争を舞台にした戦争映画。

エロック高地やワニ隊は存在しなく、かなりのフィクションなのですが、朝鮮戦争がなんで別名「アコーディオン戦争」と呼ばれるのかが分かりや
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.3


世界的に名があって、巷によく聞く黒沢清監督の最新作。

原作は前川知大。この人は戯曲の方の人で、入江悠監督「太陽」の原作者でもある。
太陽はノクスとキュリオという新人類と旧人類の葛藤を描いたSFで、
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0


是枝裕和監督作品
いままでの監督作品とは一味違う法廷サスペンスドラマ。

真実が逃げ続けるという意味では「殺人の追憶」に似ていた。

予告編などで「真実とは…」と謳われていることはミスリードだと思わ
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スペクトル(2016年製作の映画)

3.5


Netflixオリジナル作品

スケール的にはこの手のSFアクション映画にしてはやや小粒な作品だが、ネット配信だとは思えない出来栄え。
レジェンダリー製作なので、VFXに関しては一級品で文句なし。こ
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.3

家族って?

公開規模が小さすぎます。もっと大きくしてほしい。
作風は「永い言い訳」に似てる。

これといって起伏は少なく、終始落ち着いた雰囲気が漂う。でも、次々と起こる出来事に目を離せない。そんな映
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

2.9

刑事と詐欺師の横断チン道中

ジャッキーチェン主演の映画は「ライジングドラゴン」以来の鑑賞。

ジャッキーのいつものスラップスティックアクション。でも、もう61歳(撮影当時)だったので、アクションは控
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トリガール!(2017年製作の映画)

3.2


英勉(はなぶさ つとむ)監督作品。
鳥人間をテーマにした青春・コメディ・スポーツ映画

テンポが良く、100分未満なため、非常に見易い。気軽に見るなら最適な映画。
コメディの演出がやや寒い。ヒロイン
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.6

全く新しい戦争映画

IMAX試写にて

まず、この映画を観たいと思った方は絶対にIMAXで観ましょう。

ここまでIMAXを勧める理由は、この映画はアトラクション映画だからだ。
陸、空、海の3つの舞
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