東朴幕院さんの映画レビュー・感想・評価

東朴幕院

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悪魔の植物人間(1973年製作の映画)

3.3

昔良くテレ東の午後ロー等で放映していたと記憶。その本作を遂に鑑賞する事が出来た。
邦題が二つある様で、『悪魔の植物人間』と『ザ・フリークメイカー』となっているが最終的に前者に落ち着いた模様。植物人間は
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.4

チェコのドキュメンタリー作品。見た目が子供っぽい成人女性をオーディションして3人をセットに作った部屋からSNSでアカウント開設するとすぐ様にいい大人の男性からコンタクトが。それが余りにも露骨な悪趣味で>>続きを読む

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

3.3

最近の『ハロウィン』リメイク作などリメイクも一癖二癖のある作品を送り出しているブラムハウス・プロダクションによる同名タイトルのリメイクという事で鑑賞。第一印象は、旧作と同じように余りキレがない様な…と>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

岨手由貴子監督は初鑑賞。丁寧な作りで好印象で、ジェンダーから始まり都市vs地方都市、支配者層と庶民と多くのギャップを忍ばせながら主人公の華子の成長、解放を描いている。
優しいタッチでどの階層を悪く表現
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

本当に久々に鑑賞。初見は中学生の時だからこの物語の良さは全く理解出来ていなかった。
今回、改めて鑑賞するとこの作品の凄みがずしんと重くのし掛かるね。
コルレオーネ一家を支え、マフィア社会を牛耳るドン・
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プレシディオの男たち(1988年製作の映画)

3.4

確か公開当時に東劇で鑑賞した記憶があるが…。それ以来の鑑賞。ゴシップ誌『ピープル』の1986年度セクシエスト・オブ・マンに選ばれたマーク・ハーモンが出演している軍ものサスペンス作品。共演にショーン・コ>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.2

スピルバーグのリメイク作を見て暫く置いてからの久しぶりにオリジナルの本作を鑑賞。
やはりナタリー・ウッドとジョージ・チャキリスのプエルトリカンというのはやはり違和感あるものだと。しかし時代ながら集客の
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.1

『結婚式』発、『地獄』行きの列車に乗ったかの様な作品であった。
民主主義の極みと言うべきか格差が大きくなった社会において、ある極限まで行くとガス抜きが必要だと言わんばかりの描写に画面を見続けるしか出来
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

評判だった作品で劇場で見たかったが機会に恵まれず漸く鑑賞出来た。
前半の終始不穏な雰囲気を漂わせ観客に何が起きているのか考える余地を与えない構成が一定の成功を収めていたと思う。何が起きているか分からな
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

李相日監督の作品は『怒り』以来で、楽しみであり、映画の持つ重さに飲み込まれないか不安な気持ちも持ち鑑賞。結果、かなり戸惑いを持って鑑賞を終了した。表向きの世間のリアクションはあくまでも表層的なものであ>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

IMAXで鑑賞。1作目は、それ程好きな作品ではなかったのだけど、トム・クルーズの近作はハズレも無いので期待とニュートラフな気分での鑑賞。
早速、ケニー・ロギンスの『デンジャー・ゾーン』で始まり気持ちが
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複製された男(2013年製作の映画)

3.9

間違いなく見た人を煙に巻く不親切極まりない作品だと思ったよ。今回二度目の鑑賞ながら今一つ何が言いたいのか判断出来ない。
これまでのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品と比べても異質なものだね。
高校教師のアダ
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エスター(2009年製作の映画)

4.2

二度目の鑑賞。今回は特にエスターの気持ちにフォーカスして鑑賞してみた。主人公家族の一員になる際に何か人に寄り添う様な気持ちがあったりするのかと思っていたら見事なソシオパスからのサイコパスぶりを発揮して>>続きを読む

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.4

エイミー・アダムズ主演のサスペンス。サポート陣も豪華な顔ぶれだ。
本作、冒頭のTVで見ているのがアルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓』と言う事でこの作品はその手のものだよ、と高らかに宣言している。
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

熱量の冷めない内にと劇場で鑑賞。
冒頭の多すぎる情報を潔く見せて(読ませる間も与えないのが)長澤まさみの途上まで見せ切るオープニングが白眉。
禍威獣や銀色の超人に対する分析も一応科学的アプローチをして
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ダーティファイター(1978年製作の映画)

3.8

ジェームズ・ファーゴ監督といえば『ダーティ・ハリー3』でイーストウッド兄いと組んでいたんだね。
本作久しぶりに鑑賞。最近のイーストウッド御大はすっかり巨匠然としてしまってチープさとは無縁の存在になって
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首都消失(1987年製作の映画)

1.4

日本を代表するSF作家、小松左京原作の映画化。『日本沈没』では気持ちを揺さぶられる場面が多数なツッコミどころもあるながらも良質な作品であったので本作もどんなものだろうかと鑑賞。
出演は、渡瀬恒彦、名取
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲが人の良い町のパン屋さんを演じ、実は連続殺人犯で死刑執行を待つ身。幼い頃にそのパン屋さんに通っていた大学生に手紙が届くが、一つの殺人は自分では無く冤罪だ、このままでは殺人犯を世に野放しになっ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.4

ディズニープラスの『ワンダ・ヴィジョン』を見ずに初日に鑑賞。
ドクター・ストレンジが自らの過失で一度は扉が開いたマルチバースの世界を描いた作品。エリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチとの戦い
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

4.0

タイトルに惹かれて何気なく鑑賞。鑑賞後に岡本喜八監督、倉本聰脚本と知った。
頻発するアダムスキー型UFOの出現とそれを目撃した人間の血が青くなる現象で始まるこのストーリーは、ハードSFを装いながら色濃
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サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007年製作の映画)

2.7

『サスペリア 』『インフェルノ』と続く魔女三部作の3作目、加えて監督ダリオ・アルジェントの娘アーシアを主演に置いて気合も入った作品になるのかと期待したが膝カックンされた様な出来の珍作がこれだ。
冒頭の
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マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

3.3

ブルース・ウィリスがアクション俳優のポジションを確立した後の作品で、そういう意味ではアクションは平凡だったかな。あの表情といいマンネリ化していた頃ではあるね。本作の次作が『アルマゲドン』で見事にブルー>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

『20センチュリー・ウーマン』のマイク・ミルズ監督の新作。ホアキン・フェニックス演じる子供へのインタビュアーが、少々癖の強い甥を預かることになって関係を構築していく物語だ。
フェニックス演じるジョニー
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.8

久しぶりに鑑賞。ジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノの兄弟が強盗して逃亡するが途中のモーテルでハーベイ・カイテル演じる牧師家族を人質にメキシコまで辿り着く前半とたどり着いたストリップ・バ>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.7

実はレオス・カラックス作品初鑑賞….。
しかしレオス・カラックス色というよりもオープニングのスパークスが登場した事で楽曲の方に気が取られてしまった。
作品としては愛し合った男女の深い愛情からの成功のギ
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あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.9

マルコムX、サム・クック、ジム・ブラウンが、モハメド・アリに改名する前のカシアス・クレイのチャンピオン奪取した試合の後で安いモーテルに集まり黒人差別に対して力のある者が出来る事、やるべき事を議論してい>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.0

フィンランドを舞台にした家族ホラー。予備知識無く見たけど結構楽しめた。
普通の家族であるが完璧な幸せをアピールした動画を配信している母親にドン引きしながらこりゃ毒親だな、と思ったらその通りで、主人公テ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

鑑賞中、幾度となく痛そうで顔を顰めたりしなければならなかったり、おいおいと薄笑いを浮かべたくなったりした作品。やはり『RAW 〜少女のめざめ〜』のジュリア・デュクルノー監督&オリジナル作品だと思ったね>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.4

ヴェノム同様にスパイダーマンの世界のキャラクターであるモービウス。期待値は高くせずに鑑賞。序盤の難病をお互いに抱えたマイロとの友情はとてもエモる設定だったと必要以上に期待が上がってしまった。
その後の
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フローズン・リバー(2008年製作の映画)

4.1

インディ系のクライム作品。犯罪がメインでは無く貧困の描写が居た堪れない程であったな。
主人公レイは二人の息子を育てながら1ドルショップのパートタイマーで働いている。しかしギャンブル癖のある夫に新居を購
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.3

久しぶりに鑑賞。若い頃のトビー・マグワイヤもピーター・パーカー役が似合っていると改めて認識。
このユニバースでのベン叔父さんとのエピソードは毎度グッとくるものがあるし、それを胸に抱えて『偉大なる力は大
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スプートニク(2020年製作の映画)

3.4

『未体験ゾーンの映画たち2021』で公開された時に時間が合わずに鑑賞ならなかったロシア製SFスリラー作品。
冷戦時代の宇宙開発において宇宙から帰還した宇宙飛行士に寄生したクリーチャーを分離させるべく脳
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.7

クロエ・グレース・モレッツ主演の戦争スリラー作。アップルの予告編アプリで見て楽しみにしていた作品。
尺も短くある程度単純明快なストーリー展開。あっという間に本題に入っていくのは好感持てたね。また冒頭の
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.6

『アンチヴァイラル』で見てからあの独特な表情や目付きが気になっていたケイレブ・ランドリー・ジョーンズの主演作。タスマニア州での銃乱射事件をその事件の発生直前まで追った作品。凄惨なシーンを排除して音で観>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.5

演技派のキャスト陣にマギー・ギレンホールが初監督として評価も高い本作を鑑賞。
原作があるとこ事だが、タイトルやラストの若干支離滅裂な決着を見ると、本作は子供の一番可愛く大事な時期に育児を放棄し、家族を
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

ギレルモ・デル・トロの『シェイプ・オブ・ウォーター』に続く長編監督作品。作品の持つ安っぽく如何わし独特な雰囲気と前作で付けた貫禄で見応えのある美術ではあったね。
またキャストも豪華でデル・トロ作品では
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