東朴幕院さんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

東朴幕院

東朴幕院

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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.5

『ダビンチコード』のラングトン・シリーズの第二弾、原作的にはダヴィンチの前。

トム・ハンクスが結構体を絞ったのか、前作の「ダヴィンチコード」の時よりも身軽になった雰囲気がありました。
映画の内容で
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.3

毎度の事ながらロケが豪華です。それだけでも観に行く価値はありますね。
一方でストーリー導入がラングトン視点でPOV映画よりもグラグラ、ボケボケしていて悪夢感一杯だったので、気持ちを立て直すのが大変だっ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.7

マッドマックスの1作目、中学の時に『この映画が凄いらしい』と友達と地元の映画館に。
今、観るとストーリーは締まりが無いものの冒頭のカーアクションシーンは、興奮が避けられない偉大なものだと思う。インター
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.3

幸いネタバレを知らずに見られたので後半のストーリーの転調は意外性もあり良かった点。一方で、そこまでのストーリーは十分合格であったものの後半は引き込まれなかった。
気になったのは間が長すぎてテンポが悪い
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.3

シリーズ第4作という事で適役がナチスドイツではなく、ソ連になりました。時代の流れですね。インディも年を取り老けました。当然スタントを使っているのでしょうが、動きが機敏ではなくカット割りでごまかしてます>>続きを読む

グラン・ブルー/オリジナル・バージョン(1988年製作の映画)

4.7

所謂、ディープなファンの多いカルト作でリュック・ベッソン監督がブレークしたのが本作品、
観賞したのは学生時代にレンタルビデオで。正月休みに大掃除の休憩しながら観たら吸い込まれる様に観入ってしまった。
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

4.0

なかなか好感が持てる雰囲気のある作品でした。大学のルームメイトだった親友は落ち目ながらTVドラマ俳優になり、人生を謳歌しているのに対して、作家を目指しながら学校の英語教師をしている主人公のマイルスは、>>続きを読む

ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

3.7

アイラ・レヴィン原作という事で気になって居た本作、やっと観る事が出来た。
ナチ残党であるグレゴリー・ペック扮するマッドサイエンティストの企みをローレンス・オリヴィエ扮するナチハンターが追跡するサスペン
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

ジェイク・ギレンホールのロクデナシ感がハンパない作品。こういう人が身近に居たら嫌だなぁと思わせる名演技。
学歴・職歴のない引きこもり、友達も居ない男がパパラッチな仕事に興味を持つ。ロクデナシな方法での
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キリングゲーム(2013年製作の映画)

3.5

ロバート・デ・ニーロ、ジョン・トラヴォルタ共演によるマンハントもの、と思ったら微妙に戦争ものエッセンスを盛り込んだ作品。非常にコンパクトにまとまっていて楽しめた。
そうは言っても突っ込み所も....。
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シリアナ(2005年製作の映画)

3.5

ジョージ・クルーニー、マット・デーモン、ウィリアム・ハートが出演している社会派映画。
この映画制作会社が積極的に低予算・メッセージ性の強い映画を作っているとの事。 その姿勢に賛同した俳優達が限られた
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.7

女性はレイフ・"旧アベンジャーズ"ファインズ、男性はレイチェル・ワイズを観に行く映画。 その位に美男美女だった。ナイロビでロケした映像は臨場感たっぷりで美しい。
妻無き後、フラミンゴの居る湖で死を待
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

日本のコミックが原作の韓国映画という面白い生い立ちな作品。なかなか、インパクト強烈です。
理由も分からず15年も監禁された男が突如解放され、犯人に復讐しようとする話しです。 口は災いの元、つまらない
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.8

ダン・ブラウンの大ヒット小説の映画化。
小説の映画化はなるべく原作を読んでから映画を観る様にしている(なるべくね)。だって、逆にして映画が酷い出来だったらよほど贔屓の作者の小説以外、絶対に読む気になら
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

007/スカイフォールを鑑賞。ダニエル・クレイグ相変わらず格好良いね。英国ものらしく随所にヨーロッパテイスト満載、プロダクトもオメガ、ローバー、アウディ、ジャガー等登場。映画自体は、一部批評されていま>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッドの職人技というか、彼独特なストーリーテリングを堪能出来て非常に満足。ハドソン川への着水は結果を知っていながらこのようなストーリー展開で結構ハラハラ出来たし感動も出来た。更には後>>続きを読む

ノイズ(1999年製作の映画)

2.9

ローズマリーの赤ちゃん をモチーフとした宇宙飛行士の妻の話。最後の方まで、妻であるシャーリーズ・セロンの妄想とも取れる演出が良かったかな。
デップの妻を引っ叩くシーンはリアルな感じで苦笑いするしかなか
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8

画質のザラツキ具合、サリー叫び声、ひん剥いた目、レザーフェイス、おじいちゃんとかなりの不快指数な映画。
それがなぜ今も支持されるんだろう。不思議だ。
一方で、レザーフェイスの登場する唐突感から展開する
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歓びの毒牙(きば)(1969年製作の映画)

3.0

御大ダリオ・アルジェント初監督作品である。以降の作品におけるアルジェント節となる手法(手グセ?)が随所に見られてアルジェント・ファンにとっては楽しい。将来、ベスト作?と言われるサスペリア part2 >>続きを読む

漂流教室(1987年製作の映画)

1.5

大林監督はこんな作品を世に残して良く干されなかったと妙に感心する程の怪作。
大林ワールドと楳図かずお先生の世界が融合したが、上手く噛み合ってない感じ。そもそも、噛み合わせて作品作る気もなかったのだろう
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.3

面白かった。飽きずに観られる。
一方でストーリーが都合良過ぎたかな。他の方もコメントしているけど、染谷将太とのバトルシーンは必要だから撮ったというより、こういうエフェクトをやりたかったからという風にし
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.4

背景やキャラがよく描けたアニメで、リアルタイムで観賞する価値は十二分にあったと思う。
残念な点は、物語がある程度完結してしまっており、語りたくなる感が不足している点だろうか。それと内容の割に尺が長い、
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

観終わった後に顎が凄く疲れてた。余程、噛み締めながら観ていたのか...。
悪人ではわざとらしい主役の演技で感情もそれほど揺さぶらる様な事は無かったけど本作は全く違う次元だった。
色々な方向に向いた怒り
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.1

オカルトを題材にした異色裁判劇。実話を基にしている作品である為、リアリティを感じる事に成功していたかな。
一方で見所が少なくなってしまったのが残念な所。観て損する様な事は全くない。
深夜3時に起きる現
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.0

3人の俳優による抑えた演技に感銘を受けた。
常に兄の陰にいるブラコンの弟と極度の承認欲を持ったマザコンが一度は人生の子弟関係が出来上がったものの、かなり微妙なバランスで成り立っていた中で、友人からの人
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

観てしまった。思ったより残念な出来だった.....。
団地で続いてる死亡事故はあの霊の仕業なのか良く分からず。前田敦子は精神的に最初からやられてた訳で、でも最後は更にオカシクなってしまったって筋が通ら
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ヒッチコック(2012年製作の映画)

3.6

ヒッチコックもサイコも大好きな対象なだけあって楽しく観賞出来た。一方で少しカジュアルな味付けに疑問も。
メイキングも読んでいたけど、ヒッチがエド・ゲインに引き込まれるという描写に少し違和感を覚えた。ト
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天空の蜂(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

東野氏の原作が3.11よりも遥か昔であるというのを知って素直に評価出来ると思った。
一方で映画版では残念ながら粗が目立ってしまった。人間ドラマを表現するところが何とも中途半端でただ単にテンポをスローダ
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シャドー(1982年製作の映画)

3.3

シナリオの破綻なんて全く気にせずに撮りたい殺しのシーンを繋いでいくだけのジャーロ風映画。しかしながらアルジェントとなるとその破綻さえもアルジェント節に感じるから不思議なもの(笑)。
サスペリアと迷作イ
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レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

2.3

布教映画って事で余りにも予定調和で意外性は全く無かった。けれども、ある程度の緊張感は維持出来てると思った。
ま、アメリカ南部の中学校で宗教の時間に観るのが最適かと。ニコラスも作品を選ばないと(苦笑)。

ペット(2016年製作の映画)

3.1

ペット飼ってるので楽しめるかなと思い観賞。なかなか面白い描写もあり楽しめました。が、やはり子供向けなのですよね。予定調和っていうか....あっタカのキャラには受けましたね。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.2

主演のズーイー・デシャネルはファニーガール。映画のテンポも悪くない。しかし、ジョセフ=ゴードン・レヴィット扮するトムに感情移入すればする程、痛くなる。振り回される側には厳しい映画かと(笑)。音楽の趣味>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

3.8

ゾンビ好きの自分にとって、人間を見つけたら全速力で追っかけて来るのが兎に角怖い。本当はゆっくりの方が好きなんだけど。
ストーリーは有りがちだけど、エンディングが好きなのでこのスコアにしておいた。アレッ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

大満足な出来でした。
福島の原発事故を悔やんだか皮肉った描写、現在の行政の意思決定プロセスを揶揄したり、やる気溢れる国家公務員の姿、これはゴジラ対日本の行政とかなり絞ったテーマだと映りました。
ゴジラ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.6

サメ大好きなものからすると、このロスト・バケーションは結構楽しめた。ホオジロザメのサイズ感は名作 ジョーズのそれに匹敵しており、実物見た事ないけど違和感なくデカいと思わせる事に成功してた。登場人物も少>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

リュック・ベッソンの映画の中では商業的にも成功している部類の作品。
残念ながら映画館で鑑賞していない作品であるが非常に面白かった。ジャン・レノがあの様な役も演じられるんだと妙に感心したりした記憶が。そ
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