manicureさんの映画レビュー・感想・評価

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クリスティーン(1983年製作の映画)

2.6

呪われた車をテーマに映画を作るなんて、コケる確率200%以上じゃん?カーペンターだからこそ、なんとかなった感はある。B級映画臭いが、中盤は特に派手で面白かった。ガソリンスタンドのクライマックス以降は少>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

4.0

切なくて美しいプラトニックな愛の物語。監督が育った60年代の香港が舞台になっていて、魅力的な空気感とマギー・チャンのお洒落なチャイナドレスが印象に残る。
窓越しやカーテン越しのシーンが多く、自分たちも
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.0

一般人のチャラいおじさんが陰謀に巻き込まれた話で、007シリーズ等のスパイ映画に限りなく影響を与えた作品。半分手抜きコメディなのに、脚本がだいぶ濃くて、予想外の展開が続いていて、テンポ感も良き。最近の>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

キューブリックは笑えないコメディの王。笑いたいところなのに、残虐過ぎてドン引きしちゃう、でも面白い、みたいな感じの繰り返し。「フル・メタル・ジャケット」も同じような感じだったが、今回は本当にあった戦争>>続きを読む

反撥(1964年製作の映画)

3.8

幼い頃からずっと抱えてきた闇を抑えきれなくなった話。いきなり発狂するのではなくて、同じ毎日が繰り返される中でじわじわと狂い始める。住んでいるアパートが精神状態に合わせて歪んだり、広くなったり、狭くなっ>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

反キリスト系の映画はここから来ている。怖いというより、気味が悪い。「反撥」では、パラノイアが内側から生まれて来るが、今回は外側の影響から来ている。見せられている物は実際に起きているのか、ローズマリーの>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.0

レーガン大統領の快楽主義を主張し社会をよくを批判するジョン・カーペンターのメッセージが一番ストレートに伝わっている作品。レーガンの時代が終わって30年以上経ちましたが、カーペーンターが描いたディストピ>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.1

「ファーゴ」とは真逆の世界。雪原が砂漠に、不器用な犯罪者は冷酷なおかっぱ殺人鬼に、賢い警察官は時代に翻弄されてずっと追いつかないままの保安官に。コーエン兄弟の特徴であるシュールなムードと大袈裟な演技の>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

1.0

1では予算がなく色々できなかったが、今回は思いっきりやれると散々言っていたくせに、よくこんな映画を作ったんだね。ポップコーン映画の基準でも冗談レベル。3時間近くあるのに、何も物語になってない。1で既に>>続きを読む

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

2.3

無駄にカッコつけるマーベル系より、こいうラフな映画の方がまだ良いと思うのは自分だけかな。コメディ要素が良かったけど、どうでも良い話で長引き過ぎ(真ん中は特に見苦しい)。脚本は中学生レベルだが、こういう>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

1.7

世界観的にキャプテン・アメリカというキャラクターを2010年代で推すのは難しいと思うけど、最初は軍隊のマスコットだったような説は面白かった。その後は特にプロットと言える物も何もなく、アクションも生ぬる>>続きを読む

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

1.0

この映画があるからこそ他のマーベル系がマシに見える。「ヤバかったけど、ハルク程じゃないからね」ととりあえず言えるから。ダークな雰囲気を作ろうとしているのに、演出と脚本が古臭くて子供っぽい。エドワード・>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.5

他のマーベル映画に比べてアクションシーンは少し地味だが、キャラクター造形に力を入れていてバランスも良い。アイアンマンの誕生を細かく語る前半は案外面白かった(スーパーヒーロー系は大体前半が詰まらなくて、>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

2.5

冒頭から詰まらなかったが、旅が進めば進むほどキャラクターに愛着が湧く。結局楽しく見れたけど、感動も大した反省もなく全体的に中途半端。同じテーマをもっと深く掘り下げる映画がたくさんある中で、わざわざ見る>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

2.5

グロいシーンは少し派手過ぎたかもしれないが、面白いところはそれだけだった(最後の晩餐はクライマックスだとして)。兎に角プロットの流れが悪くて、無駄な会話も多すぎる。

「羊たちの沈黙」の主人公だったジ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

キューブリックの「現金に体を張れ」へのオマージュなのに、典型的なフィルム・ノワールとは真逆の方向性を走るタランティーノのデビュー作。
犯罪映画のつもりだが、犯罪のことに全く触れていない。犯罪の前とその
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

キューブリックの腕は確かだが、今の時代ではなかなか楽しめないと思う。細かいところまで凝っているのが伝わるし、当時のホラー映画に比べてレベルが明らかに違うが、今見るとちょっと笑っちゃうところは色々ある(>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.9

「エイリアン」シリーズは無知なアクションのイメージが強いが、原作はジワジワ系のホラー映画。典型的なスラッシャー映画の展開だが、HRギーガーのデザイン性とリドリー・スコットの監督でムード作りが完璧。当時>>続きを読む

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

2.5

思ったより面白かったかな。ドリームワークスよりピクサーっぽい作品だった(褒め言葉)。コンセプトはよかったが、展開は微妙だった。大人としてはジョークはもう少しイッちゃってよかった気がするが、ファミリー向>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

無理矢理なラブストーリーと、ぎこちなくてちょっと笑っちゃうアクションシーンは80年代のハリウッドの匂いをプンプンするが、ビジュアルは今の映画に負けないぐらいだった (4Kリストア版がおすすめ)。未来の>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.8

「美女と野獣」と「大アマゾンの半魚人」をギレルモ・デル・トロ風に混合させた感じの物語。

1960年代のファンタ冷戦をジー色に染めた世界観と鮮やかなビジュアルは素晴らしかった。しかし、グロいシーンとお
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

アダム・ドライバーはパターソン市に住んでいるパターソンというバスドライバーを演じている(頭が痛い)

趣味で詩を書いているパターソンの1週間をそのまま映画にした感じ。起きて・・・朝ごはんを食べて、出勤
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

田舎者が犯罪映画のようなシチュエーションに巻き込まれたら?
「ファーゴ」の世界はどうみても非現実にしか思えないのは、映画の決まり文句に慣れてしまっているからじゃない?映画ではキマってるセリフとスムーズ
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「オーティション」に続き、三池崇史の代表作。
海外で上映された時、入場者全員に吐袋が配られたらしい。

精子の海からタイトルの文字が形成されるオープジングの時点で、「もうこれはヤバい」と(笑)。強烈な
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プリシラ(1994年製作の映画)

4.0

シンプルで低予算で、監督もイマイチ、ジョークも大して面白くないのに、なんでこんなにキャラクターに愛着が沸いて、何回見ても癒されるんだろう?皆んなが心を込めているのが凄く伝わってくる英語。

辛い時をユ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.5

「フェイスブックの誕生秘話が映画化されるなんて、絶対つまんないでしょ」とずっと思い込んできたけど、以外と面白かった。人間関係を上手く築けない人が世界中一番人気なSNSを作れたパラドックスと、若いベンチ>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.6

具体的な物語を描くよりは、対話から登場人物の性格や過去の出来事を浮かび上がらせるスタイルの映画で。一般的な家族の集まりをそのまま描いて、大きな出来事もなくペースがだいぶゆったりしている。
カメラワーク
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.2

オタクの白昼夢?のような世界観の映画。コミックの実写版なのに、ビンテージのビデオゲームみたいなSFXを派手に使っていたり、漫画みたいに文字を映し出したり、一気に背景が変わったり、ビジュアルが斬新でかな>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

3.3

イギリスの一番有名な受刑者の人生を描いた映画。暴力をアート作品に変え、王道な伝記映画とは真逆の方向性。ストーリーの展開はほとんどなくて、ずっと同じようなことが螺旋を描いて起きているだけなのに、スタイリ>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.1

ハリウッド系アクションだと思っていたら、じわじわ来るサスペンス系映画だった。麻薬カルテルとの戦争がテーマになっているが、戦い自体ではなく、その裏にあるグレーゾーンを超えた戦略や、曖昧なパワーバランスを>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.4

大人しくて受け身な父親が犯罪に巻き込まれていく型破りコメディのはずが、いつの間にかエログロ的な展開に繋がる。周りの人に翻弄されてしまう社本は、どこまで溜まれば理性と本能のバランスが崩れるのか?人間社会>>続きを読む

チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年製作の映画)

2.9

アメリカの干渉して余計なことをする癖を風刺した、90年代ハリウッドアクション映画のパロディー。サウス・パークに似たようなスタイルで、行き過ぎたブラックジョーク、下ネタ、芸能人ディスりの連発。やっぱりト>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

2.1

特徴がなくてとにかく詰まらなかった。強い女性とか反性差別映画が流行っているけど、その流行に乗っかっているだけって感じがする。女優さんはもしかして凄く良い人かもしれないが、この映画で見ているとなんか感じ>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

2.5

期待マイナス100だったけど、子供向け映画としてはいいんじゃない?まだ12才だったらビデオテープを買ってたかも。昔のポケモンが好きな人なら、大人でも多少楽しめるはず。ピカチューがおじさんみたいな発言を>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

2.6

途中までまあまあ面白かったし、コンセプトはとても良いと思ったけど、最後の戦い当たりはちょっと子供っぽすぎて萎えちゃった(もはやホーム・アローンレベル)。養子縁組に触れているところは、ハリウッドっぽい感>>続きを読む

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

1.8

原作は当時映画館で見て、楽しめたけど、20年前以上だよね?やっぱり内容はそのままで、ただ粘土みたいな、硬い3Dグラフィックにしただけだと厳しい。原作を見た方が、まだ絵に暖かさがあって良いと思うんだけど>>続きを読む

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