Sさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

4.5

この作品独自の世界観にがっつり魅了され、アート作品として好評価の1本


この作品、私のベスト映画の1つです
あまり評価のされない今作ですが
映画をアートとして評価する傾向にある
私にとって、
この作
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シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

2.6

薄い表面上の、楽しさを求めた友情ごっこの迎える終焉を描いた皮肉交じりの1本


見せかけの遊び目当ての友情
さて、この友情は
お金が絡み
事件と化すとどう変化するのか?

楽しいときは最高の仲間
しか
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.8

「先生」という大きい存在を実感し、客観的に思春期を思える1本


あなたにとって、
「師」「先生」とは、
どんな存在でしたか?


私は中学生のころ、
その時期特有の性格で、周囲を散々困らせたことがあ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

2.3

夢が妄想になり、善悪の判断が鈍る…一夜に全てを賭けたホラー作品のような1本

アメリカでの調査、
この作品はアメリカ国内で
top50に入るほどの名作だそうです

夢を30歳になっても追いかけ続け
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マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(2012年製作の映画)

4.3

実話ベースの青春を駆け抜けた1人の努力家サーファーの生き様の1本


意外とMarkが少なく驚いております
実話好きの私としてはかなり好評価な作品
波の映像は圧巻の一言です

サーフィンが好きな方、
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.7

映画の中で巻き起こるマジックのショータイム、ラストシーンが秘かな面白みのある1本


映画という画面上での中で
最大限に引き出されるマジックの数々

今回は、全く分からないトリックではなく
なんとなく
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

2.5

イタリアならではの味が存分に出る、新しい社会の在り方を問う1本


イタリアの陽気なヒロインが送る
元気が出るコメディ

建築としての設計
そして、人生の設計
これを掛けた題名の通りのストーリー

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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

「なれりたい自分になれない」そんな方にオススメのテーマのど真ん中を突く素直な1本


インド映画の良いところは
まさにストーリーのど真ん中を突く
とても素直な所にあると思います

この作品もまた然り
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.5

奇跡を喜び、そして奇跡に涙させてくれる、今の日本の美しさを垣間見る1本


この作品を見ずして今年の映画を語れるのか。

こんな泣き方をした作品は未だかつて無かった
1つのシーンが進むごとに
下まぶた
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パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

3.8

軽い気持ちで鑑賞して良いが、「離婚と再婚」というテーマで私的に高評価の1本


アメリカンコメディのようにまとめてある
この作品ですが
「離婚と再婚」という
非常にシリアスな問題をテーマとしています
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.7

「なぜ今まで見てこなかったんだ」暗いテーマにも関わらずその健気さに涙必須の傑作の1本


アカデミー賞、7部門ノミネート、3部門受賞
納得の作品です
よく、「なぜこの作品を今まで見てこなかったんだ」
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

結末はどうであれ、その雰囲気やアートチックな部分に魅せられ虜になる1本


キリスト教の「7つの大罪」をテーマに
展開されるサスペンス作品
最悪のバッドエンド作品として有名な作品で、
まさにそぅだと言
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名もなき塀の中の王(2013年製作の映画)

2.8

暴力という表面の奥底にある絆と迫真の演技で表現される1本


ある刑務所の中で親子の絆を描く作品で
なかなか評価の高い作品
1番特筆すべき点は間違いなく
その演技にある
暴力的なシーンほど
顔をしかめ
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

2.5

「ギャング」という言葉の意味を知らしめる、臨場感溢れる1本



これは、事実というのが怖い作品です
日本人にとってギャングは
聞き慣れない言葉、存在
もっとも、このギャングという
言葉の印象はかなり
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.3

力強く、自分の信念を貫く女性が引き起こす実話ベースの完全逆転劇の1本


もぅ、頻繁に映画鑑賞する方も
そぅで無い方も見慣れた存在となった
ジュリア・ロバーツ
彼女のあまりにも強い演技力と
役へのハマ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

ある意味映画らしくなく、かといって映画的な
リーマンショックの裏話を描いた1本


この黄色のポスターとでかでかとした文字で
「ウォール街VSアウトロー」
と、書かれてれば
当然期待するのは、どんでん
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

2.3

シンプルなストーリーとハードな設定の生むある田舎町のドラマの1本


有名な作品に間違いは無い
けれど、好みは分かれる作品でしょう
ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの
若かりし頃の共演作
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.7

まさに「アメリカンビューティー」アメリカのありのままの日常を伝え、人生の豊かさを語る1本


自分なりの解釈でのレビューをさせていただきたいと思います
中には、コメディのようだという評価のある作品です
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X-ミッション(2015年製作の映画)

2.8

環境保全をエクストリームスポーツで伝えようとする、ある意味ドキュメンタリーの1本



この作品を見る上で、2つのキーワードが大切になります
「エクストリームスポーツ」
「オザキエイト」
extrem
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.2

シンプルながらも語りかけて来て感じるところの多い、主人公の生き様がかっこいい1本


退役兵の盲目の男と、人生に悩む少年の話

盲目とは、障害とは
そんなテーマで語りかけてくる作品は数多く
また、
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

3.8

前作に劣らず相変わらずの世界観で映像やアメコミのバイオレンス好きの心くすぐる1本


2作目となると、やはり前作と比較されるが
劣らず越えずの良い仕上がりになっていた数少ない作品だと思う

相変わらず
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シン・シティ(2005年製作の映画)

4.1

タランティーノ監督も絡む癖のあるバイオレンス作品だが、パートカラ―の使用など最高にCOOLでそそられる1本


犯罪が常習化した仮想世界の中、
信念を持った者と外見も悪に染まったやつらの
オムニバス形
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卒業(1967年製作の映画)

2.5

「やること」に縛られた少年が解放された時に抱える虚無感を皮肉的に表現する1本


正直、全然好きじゃない
やることを与えてくれる学校に行っている間は
そのやることをこなしているだけで時間が過ぎる
しか
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.0

愛のために暴走する全身赤タイツヒーローの大衆向け1本



無責任というより、
ただただ暴れ馬という感じの主人公
目的に一心で愛する人の元に戻りたい
良い子ちゃんぶらない男の奔走記

言ってしまえば
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.3

タランティーノ感溢れる、シティギャングのスタイリッシュな1本



音楽、チャプター、ギャング
どれもこれもタランティーノさを
十分に含んだ彼の第1本目
仕上がりはかなり生臭い
シティギャングのスーツ
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.7

調べることで、より深いキリスト教に触れることの出来る原作に忠実な1本


典型的な「作品を見たあと調べる作品」
本を読み、映像として認識することで
さらに味の出る理想的な作品です
原作から映画化するこ
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.7

期待通り絡ませ、これでもかという程に乱れ、スッと落とし込んでくれる手軽なコメディの1本


コールガール、演出家、その妻、俳優、
スタッフ、その父、判事…
これら全ての人が絡みに絡まって
これでもかと
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パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)

2.6

パリの華やかさを感じない伝統的な制度の作り出すシリアスな1本


家族ものの、かなりシリアスなラブロマンス
汚い言葉が飛び交い
酒を飲み
3人の複雑な人間関係が
徐々にベールを脱いでいく
思ったストー
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.6

50'アメリカンの送る、テーマ曲の有名な梅雨に元気になれる1本


作品の有名さから言って、
"雨"をテーマにした作品かと思ったら
違いました
しかし、このブールな気分を
吹き飛ばしてくれる
楽しさが
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.2

期待に膨らむ宣伝効果に批判する一方で、美術の歴史的に重要な1本


この作品、当初は2014年秋公開予定でしたが
「諸般の事情により公開を延期」
2015年秋と1年も延期され
満を持っての公開
その背
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.0

過剰美意識の先のある現代社会を皮肉った欲望を極彩で表現したアートの1本


洋画中心でレビューしてきましたが
アート系作品が好みの私には見ざる得ませんでした
初邦画レビューです

1場面1場面が本当に
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

言葉は要らない、俳優の最高の演技と映画世界に誇る美術とCGの究極のコラボレーションの1本


この作品との出会いは
カナダに向かう飛行機の中
英語とフランス語しかない機内のモニターで鑑賞
驚くのは、言
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.4

婉曲的そしてしっとりとした過激さを子供が演じるいろんな味の楽しめる1本


さて、この作品のジャンルはなんなのか?
恐らく、
ホラーであり、
ラブストーリーであり、
SFであり、
ロマンスであり、
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.2

無茶な設定のタイムスリップSFが魅せる過去、未来入り混じる凝った1本


タイムスリップのSFサスペンス
凝った設定で話が進むにつれて徐々に徐々に
展開していく理想的なストーリー構成
ただただ、絡み方
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デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

2.5

未解決事件という難しい「終わりのないストーリー」に挑んだ、メッセージ性のあるの1本


ミステリーやサスペンス要素が
強く前面に押し出されている今作品だが
内容は「冤罪」である
ラストにどんでん返しの
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.0

テンポ、キャラ、ストーリーの3つが揃うコミック調の犯罪コメディの1本



"Snach" 「ひったくる、かっぱらう」
このタイトルのように、1つのダイヤをめぐって
ことが二転三転、いや七転八転する
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