メメさんの映画レビュー・感想・評価

メメ

メメ

今日はなに観ようかな〜(⌒▽⌒)

映画(866)
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白い馬(1952年製作の映画)

3.5

わたしもいろいろと動物を飼ってきたけど、はじめ警戒していた動物と仲良くなるまでの過程って、自分の中のナウシカ(もしくはムツゴロウさん)的精神がくすぐられてよいですよね。
美しい馬と美しい少年が戯れてる
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赤い風船(1956年製作の映画)

4.2

赤いまんまるの風船。
毎日一緒に学校に行って、雨の日には一緒に傘に入る、大事な大事なおともだち。

一番最初のシーンから絵画かと思うような美しさで、一瞬でこの映画の虜になった。
少年と風船を見守る大人
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.5

"人生は祭だ、共に生きよう"

この台詞の威力たるや。
それまでのごたごたも、退屈ささえ感じていた場面も、この言葉でその全てが一気に空に舞いきらきらと輝き出す。

そこから流れ出すように始まる圧巻のラ
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愛、アムール(2012年製作の映画)

4.3

わたしも人生の最後の日に着る服は、絶対に夫に選んでほしい。わたしのクローゼットの中から、あなたが一番好きだった服を選んでわたしに着せてほしい。

大丈夫、いつもと同じ、コートを着て、忘れ物はないか確認
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ピアニスト(2001年製作の映画)

4.1

こんなに哀しい"ジュテーム"があるかよ。

わたしだったら、好きな人が一人で誰にも言えず悶々と抱えてきたキモい性癖を自分にだけ打ち明けてくれたら、ふつうに嬉しいと思っちゃうと思う、そんなんよゆーであい
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野いちご(1957年製作の映画)

4.1

辛辣であるが真実だ、と思ってしまう台詞の数々。
失ってきたものへの思い。
役目を果たさない針のない時計。

"人生に吐き気がする"と淡々と言ってのけた男、そんなことを妻に言う男とは絶対に結婚したくない
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ルナシー(2005年製作の映画)

4.0

そうだそうだその調子だ、道徳的にどうとか、倫理的にどうとか、そういうものにはどんどん中指を立てていけ。

って、強烈に不道徳な描写に最高だな〜ってニコニコしながら観てたけど、最後はああそっちかぁそうな
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

4.0

夢そのもののようだった。
なんでもありな愉快さと、どこか違和感のある気持ち悪さと。
こういうダークファンタジー、大人のためのお伽話、みたいなの大好きだな。
この物語がどういう着地をするのか、という点で
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デリカテッセン(1991年製作の映画)

4.0

ポップにコミカルに人が死ぬ映画が好きだ。常に暗くてじめっとした雰囲気があるが、ジュネらしい小気味良い楽しさもちゃんとあって、アメリより断然こちらのほうが好みだった。

冒頭からタイトル"DELICAT
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.5

夏という季節の特別感。
わたしは冬が一番好きだけど、エドワードヤンの映画を観ていると、画面から伝わる夏の空気になんだかそれだけで泣きそうになる。

思いを馳せるのは、叶った恋ではなく叶わなかった恋のこ
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モーツァルトとクジラ(2004年製作の映画)

3.6

本当はもっとダサくてみっともなくて情けないくせに、一生懸命まともなフリをしている。平気なフリをしている。

この映画の登場人物はみんな自閉症だったりアスペルガーだったりするわけだけど、彼らは困ったとき
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

いやいや現実はこんなにうまくいきまへんで、、、
なんて擦れた気持ちで観てても、ダンスシーンには思わず顔がほころぶし、あらゆる場面で普通に感動して泣いたし。
こりゃみんなが言う通りのいい映画だ。
歌って
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.8

可愛い女の子が可愛いお部屋で可愛いお洋服着て、笑ったり泣いたり怒ったりしてるだけでもうあたしゃ満足だよ。

音がいい。
タイプを打つ音、ハイヒールで地面を歩く音、メトロノームの音、鍋で湯を沸かす音、こ
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.9

最近気づいたけど、わたしはおじいちゃんおばあちゃんものに弱い。
口から発せられる言葉のひとつひとつ、愛する人に向ける眼差し、その長い人生に裏打ちされた重みを感じるから。
76年連れ添った相手に言う"世
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シンプルメン(1992年製作の映画)

3.8

この世はトラブルと欲望
愛情や優しさなど神話に過ぎない
恋なんてクソだ、もうやめちまおう
と言いながらも
恋することをやめられない男と女

いきなり流れだすSonic Youthの"kool thin
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.6

セックスしたら"それ"がうつるっていう設定はなんじゃそりゃって感じだけど、普通に面白かった。
映像の美しさと音楽の良さ、普通のホラーとはたしかに一味違う。
こういう設定ありきのホラーはどうしてもツッコ
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早春(1970年製作の映画)

4.5

なんて甘美で残酷な映画だろう。
プールに少しずつ溜まっていく水のように、マイクのスーへの思いはどんどん溢れて止まらない。暴走する恋心。青臭く滑稽で痛々しい、でも美しい、それはもう、身悶えるほどに。
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八月の鯨(1987年製作の映画)

4.0

渋谷にある映画のタイトルでカクテルを作ってくれるバーの名前が"八月の鯨"だったなあ〜と観終わって思い出した。

海沿いの可愛いおうちで共に夏を過ごしているおばあちゃん姉妹のお話。
花を摘み、縫い物をし
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

完璧だった。
全てのシーンが力強く鮮烈で釘付けになった。
男の子の真っ直ぐな目や女の子の白い首元が眩しくて痛かった。

言葉で感想とか説明的なことを書いてもいまいちしっくり来ない。ただ死ぬほど好きだと
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GF*BF(2012年製作の映画)

4.2

"俺は主題歌じゃないけど、B面の1曲目だろ"
エモすぎて心のエモメーターがMAX振り切って爆発した。
フェードがかった淡くて色鮮やかな映像が綺麗でずっと観てられる。

白紙の手紙。玉蘭の葉。
赤と青の
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ガンモ(1997年製作の映画)

3.7

何にもない退屈な町で、パワーだけが有り余ってる少年少女たち。
若さゆえの衝動性と破壊性。
このかわいいジャケットからは想像つかないほどえげつない内容だった。

"スタンドバイミー"で心地よく流れるバデ
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.8

"今大注目!人気若手イケメン俳優☆"みたいなのに1ミリも興味がないので、この中だったら吉田鋼太郎が一番イケメンだろ!とか思いながら観てた。
菅田くんはツーブリッジのサングラスも真っ赤なブーツカットのパ
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

思いっきり馬鹿みたいなこと出来るのも、好きな子をデートに誘えるのも、全部夏が背中を押してくれるからだ。

この丁度いいくだらなさが観てて心地いい。
すっごいゆるい目的のために使われるタイムマシーン。こ
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犬猿(2017年製作の映画)

3.8

小さい頃は難しいことなんかひとつもなかった。毎日お兄ちゃんと一緒に遊ぶのが好きだった。
それがいつしか大きくなってくると、どっちのほうがどうとか、妬んだり僻んだり、馬鹿にしたり見下したり、気を遣わない
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火花(2017年製作の映画)

3.6

風呂なしアパートで紡いだ青春。
"もうええわ!"で、終わる夢。

お笑いが好きだ。とりわけ漫才が好きだ。
サンパチマイク一本と、その声と身体ひとつで、観客を笑顔にする。こんなエモい職業他にあります?!
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.8

夏の昼間にアイス食べながら観るのにうってつけの映画。
日焼けした小麦色の肌、カラフルな水着に浮き輪、跳ねる水飛沫、あぁプール最高!プール行きたい!!!

14歳の少年の、甘くてしょっぱい一夏の物語。
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

地上がどれほど血にまみれ四方から銃弾が飛んでくるような状況であっても、花は咲き、蝶や鳥は空を飛び、羊は子を産み、人は人を愛するのだ。

クストリッツァ版愛の逃避行。
"アンダーグラウンド"がヤバすぎた
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

突っ張った皮膚の下から湧き出る血も抉れた肉もその奥にある骨も全部綺麗。
最高の快楽、恍惚の味。
少女が覚醒したあの瞬間の、あの音楽の入り方が最高すぎて心が震えたね。

わたしが今まで観てきたカニバリズ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

わ〜いゾンビだゾンビだ〜(⌒▽⌒)♡
大量のゾンビがわらわら出てくると楽しくて笑っちゃう。みんなでダッシュしてるの楽しそうだったな。エキストラでゾンビ役やりたくなるな。

ゾンビ映画に"感動"を持って
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

人種差別という図太いテーマを支柱に、それをホラーやスリラーといったジャンルの映画に昇華させるっていうのはたしかに斬新。面白い。
散りばめられた伏線、絶妙な違和感や不気味さを感じさせる演出も良かった。
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.8

イカしたファッションに身を包み、イカした音楽で踊って、喧嘩して恋をして、ドラッグキメてセックスする。
こんな洒落た青春、日本じゃ絶対無理。この年代にイギリスで10代を過ごした人たちが羨ましすぎる、モッ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.8

青春の、恋の、儚さ。
まるで花火のような、儚さ。

夜のプールに忍び込んで服のまま泳ぐというベタな激エモ体験を小学生で?!とか思うけどこの作品は中学生でも高校生でもなく小学生だから良いんだよな。
奥菜
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.5

お前は大好きなあの子に愛を伝えて死ぬのかそれとも一生妄想オナニーに耽って死ぬのか、お前はどこへでも好きなところへ飛んでいける鳥になるのかそれとも臭い泥の中を這うどじょうになるのか、残念ながら現実は映画>>続きを読む

キャリー(1976年製作の映画)

3.6

夏だしホラーでも〜ってことで今作。
いわゆるホラー的な、おばけだったり悪魔だったりは出てこないので怖くはなかった。
ただデパルマお得意の緊張感引き立たせる演出がやっぱり良いのと、キャリー役のシシー・ス
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SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)

4.0

スコットランド、グラスゴーといえば、ベルセバ、モグワイ、CHVRCHESなどなどわたしの愛するバンドを多く輩出した街だ。
そんな街で、間もなく16歳を迎える、全然sweetじゃない少年の話。

もう痛
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

4.2

こりゃへんてこな映画だな〜と思いながら観ていたのに、いつの間にか泣いてた。

台詞や演技なんかもかなりクセあるし、よくわからんテロップも出てくるし、いろんな時代や場面に飛んで、デタラメのように思えるの
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