メメさんの映画レビュー・感想・評価

メメ

メメ

今日はなに観ようかな〜(⌒▽⌒)

映画(885)
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

ひとの人生は誰かに消費されるべきものではないはずだが、今や恋愛リアリティ番組や誰かの人生をエンタメに昇華した映画なんて山ほどある。そういった制作側の姿勢と、最後"番組表どこ?"って台詞で終わるのが視聴>>続きを読む

マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

4.2

そうだよいつだって映画は最高、外では爆弾が落ちるかもしれない、戦争が始まるかもしれない、だけど、だからこそ、映画を観たい、全部忘れて楽しませてくれる2時間限りの魔法、わたしたちの大好きな映画を!

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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.9

やっぱりサスペンスは面白い。お見事な伏線回収、脚本の素晴らしさ。
ただの浮気調査、と思っていたのにいつのまにか巨悪と闘うハメに陥る探偵が主人公。この物語の着地点を予測しながら観るもののいまいち掴めない
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

4.1

ずっと観たかったやつ、やっと観れた、、

知ってしまったらもう止められない。
セックスにドラッグ、タガが外れたKIDS。
そこら中で舐め合う弄り合うだけどここに愛はない。あいしてるよも大事に思ってるよ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

4.3

全てが洗練されすぎている。
16:9の枠の中で、何を切り取り何を映すのか、空間、色、配置、バランス、光が入り影が抜けていく方向、角度、その中での役者の動き、表情、全てが恐ろしいほどに緻密、寸分の狂いも
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.9

ストリップ、浅草ロック座に2回くらい見に行ったことあるけど、意外とアットホームで、常連のお客さんは推しの女の子を応援してたりして、ああこの場所を、この女の子たちを、愛している人がいるのだなぁとすごく感>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

おとんは殴ってくるしおかんはご飯も作らんとどっか出かけるし、みたいなおうちで育ったから、こういう映画を観たときに一番に抱く感想が"うちよりマシ"なの相変わらずヤバくて笑えるけど、とにかくわたしはムーニ>>続きを読む

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.0

最後の最後でずっと見たいって思ってたそのでかいちんこをでろーん!って見せられてはいおしまい!てな感じで終わったからやっぱりPTAだいすきだなって思った。

ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.9

言うことなすこと空回り、何をやってもみっともない、ダサくて本当どうしようもない、そりゃ負けたくなんかないけど、なるべく傷つきたくなんかないけど、男には(いや女にだって)闘わなきゃいけないときがあるだろ>>続きを読む

淵に立つ(2016年製作の映画)

3.8

家族という共同体を成していても、ひとはどこまでも孤独だし、夫婦はもちろん親子であってもやはり他者は他者でしかない。
掛け違えたボタンに気づかないまま、最後になってひとつ残った穴に気づいてもそのときには
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.9

高まった希望を叩き落されるともはや快感すら覚える。
ラスト30分くらいでぐっと最悪な展開になって最高でした、さっすが韓国映画、あまっちょろい邦画とは違う。
殺す道具はノミとカナヅチ。
変態はやっぱり白
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メトロポリス(1926年製作の映画)

4.5

これはすんごい。
SF映画の原点にして頂点、とはよく言ったもので、本当にその通りだと思う。
90年以上前に、資本と共産の対立、SF的アイテム、都市、イメージを具現化しそれを映像にすることの凄さよ。
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インポート、エクスポート(2007年製作の映画)

4.0

ただ死ぬまで、ただ生きる。
この世に生まれ落ちたからには、死ぬまで生きにゃならんらしい。だけどただ生きるってだけでどうしてこんなにもしんどいの。

夢も希望もない。お金も仕事もない。
それでも与えられ
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.2

もうね、最初っから最後までぜ〜んぶかわいい!
パワフルにストレートに、そして女の子はキュートに、結婚へ向かって全力疾走。それぞれの思惑はいろいろあるのだけどみんな正直だからみていてきもちがいい。

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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.1

どうしても世間に迎合できない。だって世間はクソだから。
みんなが好きなものを好きになれない。だってみんなダサいから、ダサい、お前もお前も、ダサい!
って世の中に反発するきもちもすごいわかるし、どうして
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.0

エドワードヤンの映画は、イスの位置とか、空き缶の色とか、女の子が着てる服とか、いつも完璧だなあと思う。ワンカットワンカットの質がぞっとするほど高い。

何気なく言ってしまった一言や、何の気なしにした選
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.0

くそ〜相変わらずかっこいいぜファッキン眉毛兄弟め〜。

中学生のころ、英語の歌詞を歌詞カード見ないで全部うたえたのはビートルズとオアシスだけだった。
ギターではじめて練習した曲もオアシスだったし、リア
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

なにもかもが眩しかった。
下を見れば太陽に照らされた海や川の水面が、上を見れば葉と葉の間から差す木漏れ日が、きらきらと輝いて揺れている。

エリオがオリヴァーをエリオと呼び、オリヴァーがエリオをオリヴ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.5

これは凄い映画の予感がびんびんするぞ、と初っ端から思わせる怒涛の先制パンチ。
衝撃を受けながら何一つ見逃すまいと目かっぴらいて観ていた。どこか不穏で、鋭くて、とにかく目が離せない。オープニングクレジッ
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白い馬(1952年製作の映画)

3.5

わたしもいろいろと動物を飼ってきたけど、はじめ警戒していた動物と仲良くなるまでの過程って、自分の中のナウシカ(もしくはムツゴロウさん)的精神がくすぐられてよいですよね。
美しい馬と美しい少年が戯れてる
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赤い風船(1956年製作の映画)

4.2

赤いまんまるの風船。
毎日一緒に学校に行って、雨の日には一緒に傘に入る、大事な大事なおともだち。

一番最初のシーンから絵画かと思うような美しさで、一瞬でこの映画の虜になった。
少年と風船を見守る大人
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.5

"人生は祭だ、共に生きよう"

この台詞の威力たるや。
それまでのごたごたも、退屈ささえ感じていた場面も、この言葉でその全てが一気に空に舞いきらきらと輝き出す。

そこから流れ出すように始まる圧巻のラ
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愛、アムール(2012年製作の映画)

4.3

わたしも人生の最後の日に着る服は、絶対に夫に選んでほしい。わたしのクローゼットの中から、あなたが一番好きだった服を選んでわたしに着せてほしい。

大丈夫、いつもと同じ、コートを着て、忘れ物はないか確認
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ピアニスト(2001年製作の映画)

4.1

こんなに哀しい"ジュテーム"があるかよ。

わたしだったら、好きな人が一人で誰にも言えず悶々と抱えてきたキモい性癖を自分にだけ打ち明けてくれたら、ふつうに嬉しいと思っちゃうと思う、そんなんよゆーであい
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野いちご(1957年製作の映画)

4.1

辛辣であるが真実だ、と思ってしまう台詞の数々。
失ってきたものへの思い。
役目を果たさない針のない時計。

"人生に吐き気がする"と淡々と言ってのけた男、そんなことを妻に言う男とは絶対に結婚したくない
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ルナシー(2005年製作の映画)

4.0

そうだそうだその調子だ、道徳的にどうとか、倫理的にどうとか、そういうものにはどんどん中指を立てていけ。

って、強烈に不道徳な描写に最高だな〜ってニコニコしながら観てたけど、最後はああそっちかぁそうな
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

4.0

夢そのもののようだった。
なんでもありな愉快さと、どこか違和感のある気持ち悪さと。
こういうダークファンタジー、大人のためのお伽話、みたいなの大好きだな。
この物語がどういう着地をするのか、という点で
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デリカテッセン(1991年製作の映画)

4.0

ポップにコミカルに人が死ぬ映画が好きだ。常に暗くてじめっとした雰囲気があるが、ジュネらしい小気味良い楽しさもちゃんとあって、アメリより断然こちらのほうが好みだった。

冒頭からタイトル"DELICAT
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.5

夏という季節の特別感。
わたしは冬が一番好きだけど、エドワードヤンの映画を観ていると、画面から伝わる夏の空気になんだかそれだけで泣きそうになる。

思いを馳せるのは、叶った恋ではなく叶わなかった恋のこ
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モーツァルトとクジラ(2004年製作の映画)

3.6

本当はもっとダサくてみっともなくて情けないくせに、一生懸命まともなフリをしている。平気なフリをしている。

この映画の登場人物はみんな自閉症だったりアスペルガーだったりするわけだけど、彼らは困ったとき
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

いやいや現実はこんなにうまくいきまへんで、、、
なんて擦れた気持ちで観てても、ダンスシーンには思わず顔がほころぶし、あらゆる場面で普通に感動して泣いたし。
こりゃみんなが言う通りのいい映画だ。
歌って
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.8

可愛い女の子が可愛いお部屋で可愛いお洋服着て、笑ったり泣いたり怒ったりしてるだけでもうあたしゃ満足だよ。

音がいい。
タイプを打つ音、ハイヒールで地面を歩く音、メトロノームの音、鍋で湯を沸かす音、こ
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.9

最近気づいたけど、わたしはおじいちゃんおばあちゃんものに弱い。
口から発せられる言葉のひとつひとつ、愛する人に向ける眼差し、その長い人生に裏打ちされた重みを感じるから。
76年連れ添った相手に言う"世
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シンプルメン(1992年製作の映画)

3.8

この世はトラブルと欲望
愛情や優しさなど神話に過ぎない
恋なんてクソだ、もうやめちまおう
と言いながらも
恋することをやめられない男と女

いきなり流れだすSonic Youthの"kool thin
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.6

セックスしたら"それ"がうつるっていう設定はなんじゃそりゃって感じだけど、普通に面白かった。
映像の美しさと音楽の良さ、普通のホラーとはたしかに一味違う。
こういう設定ありきのホラーはどうしてもツッコ
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