しーなさんの映画レビュー・感想・評価

しーな

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エル・トポ(1970年製作の映画)

2.8

パッケージなどの得体のしれなさから覚悟して鑑賞したけれどストーリーそのものは特別複雑という訳ではなかった。
自分の住む環境にある倫理観なんてものはこれっぽっちもなくて生と死の観念があまりにもかけ離れて
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画は初めて見たけどコミカルでサクサクと見れてとても良かった。
シリアスなシーンでもシュールさを忘れないところが面白くて沢山笑えた。
元気を出したい時にまた見たい。

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.9

ダメな人間が沢山でてくるお話。
締めくくりは少し物足りない気もしてしまったけどこれぞ人間という感じ。
劇中、様々なジャンルの音楽が流れていてとても楽しめた。
ルシアンには自分が居なきゃダメだと人に思わ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.4

幸せには限度があるって言葉が作品のことを考える度思い浮かぶ、きっと世界は自分が思ってるほど残酷でも、優しくもないのだろう。
主人公の七海は共感する部分もあって冒頭は見ていてとても苦しかったし最後まで鑑
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

「知は力なり」そんな言葉がぴったりだ。
たくさんの知識がおり交ぜられ、鮮やかに伏線を回収していくストーリーは見ていてとても楽しく、素敵な映画だった。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

3.3

戦闘シーンは美麗でとても見応えがあった。ストーリーはサラっと進んでいく割に一章というのもあってまだまだ序の口という感じ。2章からは桜がどう考え動くのか不安であり、楽しみだ。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

見ていて、あまりに苦しかった。
決して楽な道とは言えない決断をして、愛情を持ってマルコを育てる2人は強く、美しかった。それなのに誰よりも親であった二人を法律が、差別が引き裂くのには憤りすらあった。
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田園に死す(1974年製作の映画)

3.3

鑑賞後どっと疲労が押し寄せる。
解釈に苦しむような映像と得体がしれなさで場面が切り替わる毎に何が起こるのか、おもわず固唾をのんで見守った。
都市からかけ離れた地域特有の閉鎖的で刺激的な色合いの風景と顔
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.1

ミュージカルとは違うけど、劇中に音楽が溢れているのはやっぱり好きだ。
無鉄砲で真っ直ぐな青春が眩しくて、それと同時に爽快感があってあっという間に上映時間が駆け抜けていった。
何かに迷っている時、落ち込
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明日、君がいない(2006年製作の映画)

3.7

登場人物が誰にも話せないでいた悩みや絶望を吐露していくに連れて胸が苦しくなった。ラストに近づくに連れて徐々にスピードが上がって死の足音が聞こえるようで、恐怖を覚えた。

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.2

先行きの見えない不安や苛立ちをこうも鮮明に描かれるとなんだか少し恥ずかしいような気がしてしまう。
うまく言えないけれど心の奥底がむず痒くなるような、それでいて映像の美しさから目を逸らすことの出来ない映
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.0

嘘と本当の境目が分からなくなって100分間、マイケルの掌で踊らされ続けたような気分。それでも二人の関係に変化が見えた時には安堵を覚えた。それも彼の思惑だったら怖いなあ。最後に残ったのは静かな悲しみだっ>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画が公開された時、7年前にテレビで予告をみて変わったタイトルだな、と思っていたのを覚えている。
私が言葉を尽くしても足りないほど大好きな作品になった。
溢れた思いを吐き出す場面では次々と続く容赦
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

1:1の画面で流れていく映像というのは新鮮だったけれど閉塞感に心が縛られるようだった。誰かが悪い訳でもない、もがいてもどうにもならないもどかしさに涙が出た。
鑑賞後は愛とは何なのか、そんな疑問を心の奥
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

もどかしくて、窮屈。
見終わってこみ上げてきたのはそんな感情だった。
家族だからこそどうしても分かり合いことがあって、月日というのは酷いものだと思った。

シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

3.0

人の不安を煽る音楽に全く心情が読めない美少年。最初に一気に惹き込まれたけれど途中で少しだれてしまうかな。舞台となった時代の知識があればもう少し楽しめたかも。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

こんなに涙が溢れた映画は初めてで正直、戸惑っている。レオンの不器用な愛の形は優しく、それと同じくらい胸が苦しくなった。不朽の名作を見られたことを本当に嬉しく思う。

告白(2010年製作の映画)

4.2

最後のシーンが頭にこびりついて離れない。原作を読んでからの鑑賞でしたが静かな憎しみのゾワゾワ感を映像として感じられ、世界観に夢中でした。

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