もさんの映画レビュー・感想・評価

も

静かなる叫び(2009年製作の映画)

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実際に起こったフェミサイドを元にした映画。
モノクロなので流血が視覚的に恐ろしすぎないというのはあるけれど、それでもかなり怖い。
犯人の名前は出てこないし、人物像も詳細に描かれるわけではない。
意図的
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

イカれたブラピのかっこよさは、大なり小なり抑圧された現代人が憧れるものなのかも。
犯罪行為であることは確かなのに観ていて爽快で、そう感じることになんとなく背徳感がある。
こっちに向かって話しかけないで
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

光州事件を元にした映画。
恥ずかしながら隣の国のことなのに全然知らなかったんだけれど、物語の主人公であるタクシードライバーも同じような状態ではじまるので、話に入り込みやすかった。
最初は自分には関係な
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

コリン・ファース、スタンリー・トゥッチ主演の良作ドラマ。
愛する人を忘れてしまうのも、愛する人に忘れられてしまうのも、お互い辛いなあ…
タスカーの決断もサムの苦悩もわかるし、正解がないからこそ観ていて
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ガタカ(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

近未来ディストピアSFサスペンス。
遺伝子操作って当時出始めの話題だったのだろうか。
正体を偽る主人公をめぐるサスペンススリラーとしてかなり楽しめた。
捜査官が弟だったの気づけなかったなあ。
全ての才
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

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ガス・ヴァン・サントの初期監督作。
倫理観がぶっ飛んでるヤク中がドラッグストアで強盗したりなんだりする話なのだが、なかなかどうして真っ当に生きることの痛々しさがわかってしまってつらい。
自分じゃ絶対に
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

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名作デイヴィッド・コッパフィールドを鮮やかに描いたコメディドラマ。
おもしろいらしいという話は知っているがいかんせん大長編な上に連載物ということであらすじしか知らないんだけれど…この作品は結構おもしろ
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ミナリ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

家族の風景を丁寧に拾っている映画。
派手な展開はないのだが、破天荒なおばあちゃんと孫、信心深いポールなど、癖のあるキャラクターが魅力的でストーリーを引っ張っている印象。
おばあちゃんぽくないおばあちゃ
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

かなり大人向けのスーパーヒーロー映画。
世界観も設定もひねくれていてとても良いし、作り手のこだわりが感じられて楽しめた。
ヒーローというには度を越してキレているロールシャッハがいいし、彼の元コンビがナ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

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冒頭30分が爽快で、全体尺が長めなのも気にならない。
昔の西部劇はいま観てもエンタメとしては楽しめないなと思うことが多いんだけど、かっこよさを残しつつ現代的な視点を持ったテーマを備えていて、かつ笑っち
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

"普通"の幸せな家族のイメージが事あるごとについて回るのが、そろそろ将来を真剣に考え出す年齢の、遅めの青春映画という印象を与えてくる。
冒頭の幼馴染の親友グループみんなでわいわい過ごす休日から、日常に
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ファーザー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アンソニー・ホプキンスの役名がそのままアンソニーなのが、なんだか見ているこっちが戸惑ってしまう。
ラストシーンは現実で、それまでが脳内でごちゃまぜになった記憶という感じだろうか。
アルツハイマーの症状
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

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観てるこっちがアレに慣れたからというのも大いに関係していると思うけれど、1作目よりおもしろかった。
メタ的なジョークも笑えたし、そういうのがおもしろかったりすると色々許しちゃうんだよな笑
ピーターが一
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ミス・ポター(2006年製作の映画)

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ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターを描いた映画。
というには脚色しすぎかなという印象はあるけれど、女性の自立や結婚を取り上げていたりと共感できる内容だった。
紙の上に描かれたピーターと仲間た
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スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

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設定は面白いし、序盤も以降の展開を期待されてくれる。
劇中で流れる音楽の選曲がいい。
スーパートランプなつかしい。
罪を犯した囚人と製薬会社の人間の対比もおもしろいけど、それらが魅力的なドラマになって
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

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サスペンス、ミステリーとしてかなり面白い。
あの手この手で情報を聞き出し、これだというものが掴めた時の達成感たるや。
76年製作ということで、あの時代の雰囲気もそのまま出ていてよかった。
70年代のロ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

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前半の新兵訓練のシーンはあまりにも有名だしパロディで何度も見たことがあるんだけど、レナードの結末は苦々しいものがある。
戦場って人間性を保っていられない場所なんだろうなというのを思い知らされる映画だっ
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

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正反対の2人の女とスイミングプール。
終始緊張感のある作品で、正体の知れなさもなかなか好み。
シャーロット・ランプリングの感に触る嫌な女っぷりがいい。

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

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16歳高校生妊娠しちゃったさあどうしよう、というところからはじまるんだけど、ジュノを中心としたドラマとして描かれているのがとてもいい。
視線はかなりフラット。
もちろん嫌なやつはいるし、なにがしかの問
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

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SF映画の金字塔。
子どものころに観た記憶があるけれど、全然覚えていないので途中で寝ちゃったんだろう。
50年以上前の映画なのでわずかレトロフューチャーっぽさはあるのだが、2020年代に観ても古臭く感
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

なんか知らんうちに周りがみんな大人ってやつになっていくんだが…?っていう。
響きすぎて感想がなにも出てこない。
好きな映画。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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徹底したカメラワークとサイレント映画みたいなコメディが楽しい。
お菓子のお城みたいなグランドブダペストホテルがかわいいし、寂れたホテルの雰囲気もいい。
本を読む女、本を書いた作家、ホテルの所有者と、ス
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

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おもしろかった。
白人至上主義者のレイシストをおちょくってばかにするような笑いがかなり楽しいエンタメ。
それでいて、差別や偏見などのシリアスな問題にも鋭く切り込んでいくのがかっこいい。
問題に接近しす
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔観たことがあるけれどすっかり忘れていた。
若きウィレム・デフォー、フランシス・マクドーマンドの見応えある演技が堪能できるが、脂が乗ったジーン・ハックマンが特にいい。
おじさんウインクがかわいい。
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

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チャック・ノリスの胸毛をむしるところが面白すぎて3回観た。
前作よりもコメディタッチでそれでいてアクションがかっこいいので、メリハリがついていて楽しい。
ブルース・リーのアクションもより派手で、いま小
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

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ブルース・リー主演作初見。
怪しい悪者日本人たちが面白すぎる。
ブルース・リーのカンフーの構え(?)が残像ありのスローモーションになるやつかっこよすぎない?
アクションが楽しいので勢いで観てしまった。

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもは親を選べないとは昔から良く言うけれど、最近では親ガチャなんて言葉があったりして、いつどの時代であっても親子関係は悩みの種なのかもしれない。
そういう親子関係をユーモラスに、時に現実を突きつけな
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

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クライマックスからラストまでのハラハラドキドキでかなり楽しめた。
派手でスリリングなアクションがいい。
飛行機がこっちに迫ってくるカットでもたもたしてないで早く逃げて!って思っちゃうのがもう術中にハマ
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

異様異質なのにおもしろい。
マッチングアプリにハマっちゃう人とか、それとは反対に過度に独身主義を貫く人とか、そういうのを揶揄しているのかな…と感じたけれどどうだろうか。
全体的に、不条理というよりシュ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

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誰かの青春を自分のことのように懐かしめる青春映画。
ザ・スミスをはじめとする懐かしい楽曲の数々にもテンションが上がる。
平和な中流階級って感じなのかもしれないが、高校でははみ出しものな友人たちがみんな
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

out of machine
タイトル通りの映画。
SFとして物珍しいネタというわけじゃないけど、サスペンスとしてはまあまあおもしろかった。
白黒の世界から外へ出たエヴァは人間になってしまったんだろ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ちゃんと観たのは20年ぶりくらいかもしれない。
懐かしい。
こういう映画を再鑑賞すると、自分の年齢や経てきた経験から違った見方ができるのがおもしろいところ。
高校生で観た時はラストはどうも解せないと思
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