まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

まこと

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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

「あの夜はなんだったんだ」
白石監督作品は初日に観ないといけない宗教に入信しているので。

ひとよ。一夜。

殺したいほどの憎いあいつでも誰かの家族。どんなに偉い学者でも、政治家でも、ヤクザでも、必ず
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

2.5

「家族ってなに?」
映画評論家(笑)がこぞって今年の邦画トップ10入り(笑)!とか言うから期待してたんだけど、個人的には苦手な食べ物のフルコースだった。でも平均点4点だしきっと私が変なんだと思う。好き
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真実(2019年製作の映画)

4.0

「また魔法でも使ったの?」
相変わらずの是枝節全開で、言いたいことは全部、映像と役者の表情に出ているでしょ?という声が聞こえたてきそう。
これほどまでに観た感想を言語化するのが難しい作品は最近だとちょ
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

「私はこれを待ってた」
ハッピーハロウィン🎃
私が一番通ってる映画館が一週間限定で今日まで上映していて最高にcool。普段上映作品はそこまでパッとしないけどホラー映画だけは毎回網羅してくれる劇場なんだ
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ロボット2.0(2018年製作の映画)

2.3

「彼の行動は誤っていたが、言葉は真実だった」
公開初日の朝9時に観るという。どんだけ好きやねん。
前作が最高にアホアホでインド映画屈指のおバカムービー(褒めてます)
しかもそれを地方の某映画祭の大トリ
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解放区(2014年製作の映画)

2.5

「この街見りゃわかるだろ」
大阪西成。知っているひとは知っているディープな場所。
数年前、新今宮で降りて新世界に遊びに行ったんだけど、とあるファミマのトイレに【ここに注射器を流さないでください】と張り
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

1.5

「寂しくなくて、すっごく寂しい」
10数年前、洋画界に巻き起こったモーガンフリーマン無駄使い問題がここでも再燃。
マジで夏帆の無駄使いだしシムウンギョンの無駄使い。シムウンギョンに至っては彼女を使った
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お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

3.8

「どいつもこいつもくだらない。私も含めて」
これは確かに師匠が言うように今年の太腿映画大賞間違いなし。そして二の腕大賞アワードにもノミネートされてもいい。

まるで『ハッピアワー』を観たときのような新
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

5.0

「ビートルズがいない世界はたまらなく退屈」
ビートルズ大好き(filmarks始めて3番目に書いたのも『Beatles eight days a week』)だしダニーボイル監督作品は『28日後…』も
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.6

「お前は奴らより早い」
またしてもワンちゃんムービー。
今年は犬が熱いぞ。ここほれワンワン。

ワニは一匹かと勝手に思ってたら複数いるのね。そりゃまぁ確かにポスターでも"ヤツら"言うてるけどさ。
途中
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

5.0

余計な言葉はいらん。

















最っっっっっ高!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

「銃をくれ どっさりと」
途中『キルビル』かと思った。色んな意味で。
相変わらずのアクション。113人までは殺した人数カウントしたけど、それ以降は分からなくなったわ。馬に曲乗りからのガンショット。最
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

「キミだけは僕に優しくしてくれた」
社会保障からこぼれ落ち世間に嘲笑われた男の逆襲。
消費税も上がり税負担は増え力なきものは叩かれ声をあげたものはおかしいと言われる、まさに今の日本じゃありゃせんか。
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

「祈りなんていらない。それが全ての元凶だ」
運命とは。
時々ニュースを見て思うことがあるのよ。
有名なとこだと、さんまさんはあの、日航機墜落事故に本来は乗っていた予定だったし(収録が早く終わって便が変
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.2

「世界一クールな私へ」
ええねん、着飾らなくても。
SNSで頑張っている自分を、美味しいものを食べている自分を、オシャレな場所に行ってる自分を演じなくたっていい。
なんならそれらの投稿を見て、私なんか
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.5

「ハーモニカでも吹いてろ」
聴こえるのは銃声かハーモニカか。
舞い上がるのは硝煙か砂煙か。


最高!!!!

これはヤンチャな悪童たちが主役に見えて、マカロニでは珍しい女性が主役と言ってもいいかもし
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.5

やっと手に入ったー!!見よ、このfilmarks内での点数の高さを!
あのギャスパーノエ(頭おかしい人)のベストオブベストで聖典らしい。やっぱり頭おかしい。
VHS版が廃盤かつプレ値がついて3万越えて
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

-

鐘が鳴った━やってくるのは悪魔か救世主か。
私のもとにも悪魔のささやきが聴こえた。さすがに上映時間が7時間18分はどうかしてるし、その長さで約150カットとかもはや気が狂ってるレベル。しかし、これを劇
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

2.6

「立ち仕事って大変ですね」
三浦春馬が!冴えなくて!!モテねぇわけねぇないやろが…!!!
昔から思うんだけど、冴えない男や童貞の男を演じさせるのに男前の役者使うの好きじゃないんよ。えなり君とかじゃダメ
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

4.3

『俺はお前を責められるような人間じゃない』
オダギリジョー初監督作品。
監督曰く
「映画館以外では半分も面白くない作品なので、DVDも買わなくていいし、レンタルもしなくていい。配信されたらダウンロード
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おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

3.8

「セックスとは相手を知ることよ」
彼女は90歳にしてセックスセラピスト。彼女のもとには今日も性の悩みが寄せられる。
「サイズが小さいと女性を満足させられないの?」
「オーガズムを感じたことがないんだけ
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台風家族(2019年製作の映画)

1.5

「最低で結構 クズで結構」
おい!今の時代は令和やぞ!!なんやこのクソダサイ昭和の演出は。
とりあえず製作陣には相米監督の『台風クラブ』を正座させて100回観せたい。
逆にどんなセンスしたらこんなん
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アス(2019年製作の映画)

4.2

「"僕たち"だ」
最高としか言えんわこれ。
圧巻の顔芸の数々はもはや圧倒的ヒーリング効果まであるわ。ホラー映画っていうか癒し映画すね(違う)

全く他の人のレビューも見てないしネットの解説も見てないか
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息もできない(2008年製作の映画)

4.5

「生きやがれ 死ぬな」
久しぶりに。何度観ても面白いし、個人的には韓国映画でベスト5挙げろって言われたら必ず入れるわ。
まだ観たことがない人は是非。韓国映画と暴力の親和性の高さときたら。


なんで
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

「友達以上、妻未満」
TLを観ていると、タラちゃんやノーラン、スピルバーグの愛され方は他の監督と比べて別格やなぁとつくづく思う。
もちろん私も好き。

とにかく同じ画面内にブラピ&ディカプリオがいるこ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

「誰にも愛されなかった」
内容はひとまず置いといて、今年のアカデミー賞主演男優賞は争いそう。タランティーノのアレ次第じゃないかな。
もう後半はマジでエルトンにしか見えんわ。
タロンとエルトンの相性のよ
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.1

「都会の男も悪くないだろ」
あぁぁぁん、ニヤニヤが止まらないじゃないのどうしてくれるのよ。
こりゃもう半分『ラブアクチュアリー』だね。リチャードカーティスは満点つけそう。
優しい。
とにかく優しい。
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ドッグマン(2018年製作の映画)

4.3

「友達だろ?」
まぁとにかくビビるオープニングだわ。
犬苦手な私には特に。

超強化型ジャイアン(母に頭が上がらないあたりも)と犬を愛し人に舐められる強化型のび太(いや、スネ夫か?)
暴力と恐怖、負の
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

3.5

「夢を見ちゃいけない?」
『サタンタンゴ』に向けて尻を長尺の映画用に鍛えねば。これを尻活と呼ぼう。
あ、これどこかで観たことあるー!!と思ったらだいたい『スタア誕生』だし『バーレスク』な話。
そこにク
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.4

「何を貼ろうかな」
とてつもなく肌にあった。
なんだろう、たぶん『人生フルーツ』とか『しあわせの絵の具~』あたりが好きな人には合うんじゃないかな。何となく雰囲気が。


生まれて初めて写真集を買ってみ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

1.5

ひ、ひっでぇ映画…
途中で出ようかと思った映画はいつ以来だろうか…と思ったらドラクエがあった(つい最近)

いや、もうどこが悪いとかじゃなくて悪いとこしかない。
ミュージカル映画におけるルール違反もさ
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.6

「世の中にはなぁ、そんなんを望んでる悪趣味な奴らがおんねん」
例によって超ネタバレ厳禁案件なので、観に行く方は情報抑え目にどうぞ。


奇をてらったことをしすぎるとかえって下品になる典型。
好きな人も
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14の夜(2016年製作の映画)

3.4

「この先の人生で、おっぱいを揉める日が来るのかな」
女性には理解しがたいかもしれないけど、中学生の男なんて頭の中の10割はおっぱいのことしか考えていないのだ。
ブラウスのボタンとボタンの間から下着が少
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.4

「連続殺人鬼も誰かの隣人だ」
kyokoさんや、なつさん、ナユラさん、菩薩師匠が真っ先に観る系の映画だと思ったらレビュー上がらず。さびちい。
でもまぁ予想通りというか、想像の範疇を越えない映画だった。
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

1.1

「大人になれ」
人の思い出にクソとゲロを撒き散らしやがって…っ!
定食屋でしょうが焼き定食頼んだら出来の悪いアジフライが出てきて、まぁそれでも食べられないことないから頑張って食べてたら最後、お皿に店主
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

「記念日は女性にとって何より大事だ」
老いを迎え入れるな
老いに身をゆだねるな
そんな歌詞が印象的なエンディング。

『グラントリノ』とはまた違う人生のけじめのつけ方。
いや、正直言うと『グラントリノ
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