NYさんの映画レビュー・感想・評価

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浜田省吾 『A PLACE IN THE SUN at渚園 Summer of 1988』(2023年製作の映画)

5.0

最高スコア以外有り得ません。
ただ、初回が声出し無し回だったので、フラストレーション溜まり、今日5/21が最終日の発声🆗のこぶし突き上げ応援上映回に参加。当然ですが、スコア満点は全く揺るがず。日本橋T
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

映画史に残る傑作とは言い難い。しかし、自分を含む特定の人にはずっと記憶に刻まれる作品になるだろう。それほど我々のDNAの刻印は深い。現代風にアレンジされたキャラクターは改造人間の悲哀や葛藤が少ないとの>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

待ち望んだ公開の翌日にIMAXシアターで鑑賞。内容はネタバレしないようにコメント欄に付記。以下はストーリー以外の感想。

*シン・ゴジラとは似て非なる作品。前者が黒澤明監督風のこってりしたステーキなら
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

アナ様成分不足気味で、可愛いアナ様を観たくなり鑑賞。
ボンドじゃないダニエルのおまけ付き。

王道のミステリだが、途中でツイストがあり、工夫はされている。クリスティ風に開巻して途中でコロンボ風、一周回
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

スケジュール都合で今回はIMAXシアターで鑑賞したのですが、最高でしたね。特にカーチェイス。

設定はリブート(マルチバース?)という事で、初期のバットマン世界線にいるらしい。もう少し刈り込めばタイト
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.0

B級中のB級ゾンビ映画だが、これはこれで結構楽しめた。特に片足マシンガンは最高。どうやって撮影したんだろ?

なお、昼休みに観るものではない。
飯が喉を通らなくなります。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

2.1

世間の評価は高いようですが、はっきり言って本作は失敗作だと思う。少なくとも前作で東映ヤクザ映画の伝統が継承されたと感激した自分は失望の淵に落とされた。

韓流胸糞アクション映画の上っ面だけパクっても、
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

2.8

ストーリーにさほど捻りはなかったが、何も考えずに見るには良いのでは。映画館で見るとガッカリするかも😮‍💨

主演2人の相性は良いですね。
しかし西島秀俊さんがこんな大物俳優になるとは…でもキャラと表情
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底知れぬ愛の闇(2022年製作の映画)

2.3

007ダニエル・ボンド最終作で益々ファンになってしまったアナ・デ・アルマス観たさにアマプラ配信初日に観てしまったのだが、まさにアナ様の無駄遣い。

あの健康的なセクシーさを、ここまで潰せる老監督の手腕
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妻は告白する(1961年製作の映画)

3.0

2時間サスペンスドラマの題材になりがちな通俗的なテーマも、若尾文子が出ているだけで、あれよあれよと言う間に、文芸作品に大変身!

歳の離れた旦那も態度がはっきりしない製薬会社の営業マンも若尾の魔性に絡
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.0

団地を舞台のワンシチュエーション・コメディと高を括って見始めてら、観て驚け!の類の傑作。

漫才かコントのような高速な台詞の応酬。しかし滑舌クッキリ、怖いくらい声がよく通る舞台役者の凄みよ。とにかく出
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恋のエチュード(1971年製作の映画)

1.9

トリュフォー作品は結構好きなのだが、これは今一つ響かなかった。

優柔不断なマザコン軟派男の姉妹丼ストーリーと言ったら言い過ぎ?

もしジャンピエール・レオ演じたクロードがトリュフォーの分身だとしたら
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地下水道(1956年製作の映画)

3.3

30年前に「灰とダイヤモンド」を見て以来、とうとうアンジェイ・ワイダ監督の抵抗3部作の2本目を観ることができました!

この作品以降あまたの映画で用いられる設定ながら、異様な迫力で画面から目を離させな
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

1.8

これはかなりの危険な糞映画。
劇場に行かなくてほんと良かった。

サイコパスの殺人狂の犯行の一部始終をひたすらドキュメンタリーのように追い続けるのだが、これがまた苦痛で苦痛で…
カメラも撮り方が偏執的
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コズモポリス(2012年製作の映画)

1.3

TENETで好演したロバート・バティンソンとクローネンバーグ監督の組み合わせに興味を持ち鑑賞したが、これは大失敗。
久々に映画を観て苦痛を感じた。
あまりにも観念的なワンシチュの会話劇だが、ギリアムや
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マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014年製作の映画)

3.0

クローネンバーグ監督の前作があまりにも観念的だったので、一抹の不安があったが、これは及第点。

名作「サンセット大通り」のような、いわゆるハリウッド内幕ものだが、現代風の味付けがしてあって興味深い。
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

スピルバーグらしいケレン味のある演出で完成度は高い。
ただ、やはり昔見たオリジナルの記憶が美化されてしまいます。

現代風にアレンジしたジェンダー問題には非常に共感できる。今の時代にリメイクするなら、
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.3

これがブラック・トリュフォーか…
ヒッチコックとの対談ドキュメンタリー映画を見てから観ると、一層興味深い。ヒッチ作品から学んだサスペンスの技法を忠実に用いているが、その上にフランス特有の皮肉というか、
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.1

これ、原作が若草物語だったんですね。読んだことないから、最初分かりませんでした。時系列崩してるから、最初はストーリーラインが掴めなかったが、次第に理解できました。
シャラメ君、どっかで見た事あると思っ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.8

Amazonプライム・ビデオで解禁されてすぐに鑑賞したけど、感想アップに半年以上掛かってしまった。なんせ初めての土地で一人暮らしをしてた時に出会った思い入れ深い作品の最終章だからなぁ。

結局はゲンド
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.4

上映始まってから、前作をまだ観てなかった事に気づいた😅

前半はかなり退屈で寝落ちしかけた。もっと刈り込めば傑作になったはず。伏線はわかるが、ドクターストレンジの魔法に焦点当てすぎ。(これは最後までそ
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

1.8

世界観はかなり再現されてるのになぁ。やや残念な一本。
特に主役3人の演技。力みすぎ。

追想(1975年製作の映画)

4.0

テレ東午後ローで観ては絶対ダメな作品。心理描写が編集カットされて、単なる復讐劇にしか見えない。今回フル尺で観て初めて腑に落ちた事多々。追想のタイトルの意味する所とか。

それにしてもロミー・シュナイダ
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.0

なるほど、北欧の風土とバンパイアの取り合わせはなかなかはまりますね。ミッドサマーとはまた異なる趣きがあります。いじめ問題もうまく絡ませていて、思春期に観たら相当気に入りそう。
もう歳が歳なので、そこま
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

スーパーヒーローを演じた後、落ちぶれたサイキック役者の脳内?とも現実とも判然としない不思議ストーリー。こういうのがアカデミー賞取る時代なんですねー。

ヒッチコックがかつてロープで試みたようなワンカッ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

東映実録ヤクザ路線の正当な後継と云えるのでは。たけしのアウトレイジの方が仁義なき闘いっぽさはあるが、こっちが好み。

主役の役所さんのオーラというか、格の違いか?脇を固める布陣も良い。

原作にかなり
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.7

前半部分はかなりの見もの。定番的なものを覆す破格な展開になってます。ガソリンスタンドのシーンから、やや失速気味ですが、短尺でもあり、結構楽しめました。

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