エルトン・ジョンの苦悩は伝わってきたけど、ボヘミアン・ラプソディほどグッと来るものがなかった。在命の人物だからかなぁ？
主役以外は完全に半沢直樹の焼き直し、デジャヴのようなストーリーだが、口惜しいことになかなか面白かった。
萬斎を助ける女子社員は結構良かったのでは？
比較するものではないでしょうけど、本家とはまったくの別物として鑑賞すべき。
「七人の侍」にあった、ロマンス・情緒・身分格差・ユーモアは尺の違いもあり、あっさりと捨て去られ、痛快西部劇に換骨奪胎。まだ、>>続きを読む
レディー・ガガが素晴らしい。
ブラッドリー・クーパーも安定の演技力。惜しむらくは、やはり万人が知っているストーリーなので、いくら現代的な依存症を取り入れても、予定調和で着地せざるを得ないことか。まぁ、>>続きを読む
深作監督が好きだし、世評が高いから見てみたら、破茶滅茶なヤクザ映画だった。ひたすら胸糞系あり得んわエピソードが続く。
昨年他界した渡哲也さんが主演だが、世間の高潔イメージと真逆の役づくりには驚き‼️>>続きを読む
ロッキー1とレイジング・ブルを足して、かなり砂糖を振りかけたボクシング映画。
序盤の衝撃的展開や娘との交流、ボクシングシーンの迫力など所々良いのだが、突き抜け切れていないのが残念。
見所は主人公の>>続きを読む
かなり強引な話し運びも散見されたけど、スピンオフだから、まあ良しとしましょう。
改めて思ったのは、ＳＷシリーズというのは、潜入と脱出を堪能する作品群なんだなぁと。
そこにアイディアや新機軸があるかな>>続きを読む
鑑賞中に地震による停電が発生したため、
評価は見送ります。
ただ、最後まで観てもスコアは低そう。
賀来賢人に「今日から俺は！」と同じテンションを感じられたところは収穫。
あと、斉藤工のラ・ラ・ランド>>続きを読む
ただの中高生向けデート・ムービーだった。
キャストに興味ない大人は特段見る必要は無しです。
地上波だから、途中バッサリ編集したのか？と思うくらい、エピソードの間に繋がりがなかった。
原作者の福本先生が脚本に参加していてこのストーリー展開？なんか捻りが無さすぎでは？
見どころはただ一点、藤原>>続きを読む
これって、SFですよねー？
「陽の名残り」と同じ原作者とは、思えん。
振り幅凄すぎ。
さすが、世界のカズオ・イシグロ。
主役の若手三人はパブリック・イメージを良い意味で裏切っていて良かった。キーラ・>>続きを読む
素晴らしい不条理劇。ブニュエルらしさの極み。
説明的な台詞は全て省いているため、観ていて訳がわからんが、それこそがブニュエル。
閉じ込められた上流階級の皆様が徐々に壊れていく様を存分に見せつけた後>>続きを読む
アマゾンの島を出るまでは興味深かったが、一般社会に出てきてからは、普通の活劇になった。
敵のナチスのマッドサイエンティストの造形はまあまあだが、消化不良。ハリポタのあの人の豹変ぶりはなかなかのものだっ>>続きを読む
トム・フォード監督のノクターナル・アニマルズが好きで好きでしょうがないので、こちらも鑑賞。結論、悪くない。ただ、監督の秘めたる？性癖、趣味嗜好がモロ出し過ぎて、観ていて辛くなるほど。
フランス映画の>>続きを読む
2021年最初のレビューはカズオ・イシグロ原作、英国貴族の黄昏に寄り添う老練な執事の秘めたるラブストーリーにしてみました。
お国の違いはあれど、敬愛するイタリアはヴィスコンティ監督の貴族没落ものに通>>続きを読む
1000本目のレビューはやはり、映画館で観る作品にしたいと思い、本年度No. 1ヒット作をチョイスしました。
原作コミック、アニメ版とも後追いしましたので、結末まで全て分かった上での鑑賞で、ここまで>>続きを読む
破綻。当麻の明晰な推理が最大のカタルシスなのに、何で出来損ないの実写版幻魔大戦に？？？
栗山千明はいい感じです。
主役コンビも。でもやっぱりゴリさんLOVE。
ソン・ガンボはやはり上手い。
パラサイトと似て非なる役づくりの巧みさ。
韓国の田舎の人達の扶助精神の凄さと言ったら…
あと、バブル期真っしぐらの時代に、隣国でこんな事になっていたなんて、映画を観て初め>>続きを読む
実話の犯罪ものだが、動機が共感できず、あまり感情移入できなかった。
場面転換も早く、ストーリーも難しい。哲学的で幻想的。
だけど、なぜか心に残るものがある。
デルトロ監督らしいアングルの撮影は良かったが、いかんせん脚本、話運びが今ひとつな印象。
久しぶりのクリス・クリストファーソンの出演は嬉しい驚き。天国の門！チミノ！
「第九地区」監督の作品というので観たら、前作よりも好みに合っていた。独特の世界観、風刺諧謔はやや弱まったが、シナリオが洗練されていた。マット・デイモンは特徴が良く分からないけど、力強い。ジョディ・フォ>>続きを読む
中世ゴシックホラー版アベンジャーズを見ている気分になる。どちらかと言うとゴシックホラー版薔薇の名前を観たい。
セットの雰囲気は非常に良い。ゴア描写もなかなか。ただ、歌はちょっと話に合わない気がする…
結末の付け方は結構好み。
たまたま、新感染と同じコン・イ主役の作品を続けて鑑賞。演じるキャラクターの振り幅が広いですね。双子の校長も不気味です。
これも実話なのか？
ただ、この映画はホントしんどかった。メンタル弱っている時に>>続きを読む
これは並み居るゾンビものの中でもかなりの傑作ではないか？少なくともアジア映画では突出して面白い。高速鉄道の中という限定シチュエーションで、まぁよくぞここまで盛り込んでくれたのには脱帽。
また、韓国俳優>>続きを読む
英国ＢＢＣドラマ版だが、予想よりも出来は良かった。やはり名優が1人名を連ねていると、画面が引き締まりますね。
これはまさにコロナ禍の今こそ観るべき映画。
逆に今でなかったら評価がやや低かったかも。
預言の書や、テレビコメンテーターの予測よりも遥かに正確なパンデミックのイメージを表現。
あたかもコロナ流行の後で>>続きを読む
ロバート・レッドフォード版は未見。原作も未読。豪華絢爛という表現がピッタリ。その世界観にまた、レオ様がハマるハマる。
レッドフォードといい、どこか浮世離れした所がある俳優でないと演じきれない役柄かも。>>続きを読む
面白かったけど、夫婦の葛藤が表面化するまでに、やや尺を費やし過ぎたかも。
未来世紀ブラジルに興奮しまくってた世代からすると、ジョナサン・プライスの助平爺いっぷりが、何とも微笑ましい。
ノーベル賞受賞>>続きを読む
評価すべきは、ただただ吸血鬼の造形のみ。
その佇まいは立っているだけで有無を言わせない説得力。後世の映像化されたヴァンパイアへの影響は絶大。
ストーリーは正直言ってよく分からない。
壮大な年代記かと思いきや、単なる甘ちゃん、マザコンの放蕩息子の一代記だったのは、意外だった。
映像テクニックには見るべきところもあるが、
「市民ケーン」には及ぶべくもない出来栄え。
冒頭が退屈だったが、列車に乗り込んでからは観る気を起こさせた。ただ、ヒッチコックにあった独特の雰囲気が損なわれている。要は俗っぽい。
現代的に仕立てたのだから、当たり前だけど。
奇妙な感覚のゾンビ映画だったが、鑑賞後の印象はそんなに悪くない。
ただのホラーっぽいゾンビ映画に飽きてる方には良いのでは。
