ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

3.0

ラウと吉川愛主演による青春ラブストーリー。

タイトルの通り、非常にスカッとシュワっとした内容だから気軽に観やすい。

湘南と鎌倉を舞台にふたりがラブラブしてる感じも絵的にとても良かった。

あと主題
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

5.0

キューブリック監督の遺作にして、「2001年宇宙の旅」以来の難作と言われた作品。

当時夫婦であったトム・クルーズとニコール・キッドマンが夫婦役で共演し、イギリスで1年以上掛けて製作された奇妙なサスペ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.0

スタンリー・キューブリックが監督を務めた戦争もの。

これと言った特徴があるようで無いのだが、独特の絵、どこか戦争っておかしくないかと自然と疑問を抱かせる作りに感じた。

それはタイトルにも込められた
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.0

■2回目(2024/4/8)
DVDを購入して再鑑賞。

前回鑑賞時と同様、やはりこの世界観と異能バトルが面白い。

ただ、映画館で鑑賞した時よりは理解出来たが、やはりごちゃごちゃしていて、内容はいま
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21グラム(2003年製作の映画)

5.0

心臓移植や贖罪をテーマに3人の主人公の人生が絡み合う重たくて切ない話。

決して気持ちの良い話では無く、終始人生や命の重みを感じさせる内容なのだが、時系列を変えた構成により、サスペンス要素が強くなって
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/3/15)
続編の鑑賞前に改めて鑑賞。

前回鑑賞時よりは相関図、固有名詞が頭に入っていたので、とても観やすかった。

実はストーリー自体はそこまで難しいものではなかった。

しか
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

「DCエクステンデッドユニバース」第11弾。

デヴィッド・エアーが監督を務めた第3弾のリブートにして続編でもある本作。

監督はMCUを一時的に解雇されたまさかのジェームズ・ガンと言う事で、グロさと
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

家庭の都合で降板したザック・スナイダー監督が、再編集、追加撮影をした4時間の超大作。

基本的なストーリーは変わらないものの、各キャラクターの深掘りや、数々の戦闘シーンの描写が格段に違った。

深堀す
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

4.0

変なのが大好きな監督達が集まったオムニバス映画。

ひとりのベルボーイを中心に一癖も二癖もある宿泊客とのドタバタを描いた作品。

とにかくキャスト全員が癖あり過ぎて、何から語れば良いのか分からなくてな
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仔犬ダンの物語(2002年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

ももち主演、ハロプロアイドルが大勢出ている感動ワンちゃん物語。

盲目の仔犬であるダンとの友情や、家族、他人との繋がり等、学校の教材として流せるような実話をベースにした作品
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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/5/22)
DVDを購入して再鑑賞。

改めて鑑賞したが、ストーリー自体の面白さとビジュアルの強さもあるけど、やはりひとつひとつの台詞が好き。

片思いゲームや消毒、上書き等、色々
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

DCエクステンデッドユニバース第9弾。

前作「ワンダーウーマン」の続編にして、「バットマンvsスーパーマン」「ジャスティスリーグ」からすると過去編でもある本作。

THEバトルものでとっても分かりや
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湯道(2023年製作の映画)

3.0

タイトルの通り、お風呂がテーマの作品。

勝手に「テルマエ・ロマエ」的なコメディかと思っていたが、邦画らしいヒューマンものだった。

ひとつひとつ良い話ではあるが、だいぶゆっくりしているので127分は
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

1960年代後半のハリウッド、そしてその時に起きたシャロン・テート殺人事件を描いた作品。

タイトルの通り、遠い昔、かつてのハリウッドを、ディカプリオ演じる落ちぶれ始めている役者のリック、そのリックの
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.0

まさかのタランティーノ監督による密室殺人もの。

しかしそこはタランティーノらしく、西部劇愛溢れるし南北戦争交えるしで結果、らしさ全開の楽しめる作品だった。

事件が起きる小屋に辿り着くまでだいぶ引っ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

■3回目(2023/2/24)
久しぶりに鑑賞したが、改めて本作は最初から最後まで文句無く面白くてスカッとする一作。

ナチの非情さを見せるところから始まり、バスターズの個性、恋愛が絡む物語から一気に
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シャザム!(2019年製作の映画)

5.0

DCエクステンデッドユニバース第七弾。

小さな子供が魔力によって精神年齢そのままで大人のヒーローになってしまうアメリカらしい作品。

DCEUの中で1番期待していなかったのだが、まさかの今のところ1
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

あえてタランティーノがB級映画を製作すると言う興味深い作品。

タランティーノがカーアクション作品を作ったらこうなるか!と言った最初から最後までとにかく笑えてビックリする内容だった。

「パルプ・フィ
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バビロン(2021年製作の映画)

5.0

1920年代の映画史をリアル、且つ最高のエンターテイメント作として表現した作品。

ここ最近の洋画の中でもずば抜けて面白かった。

かつては荒野だったハリウッド。

まさかの象登場でどのような展開が待
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.0

DCエクステンデッド・ユニバース第六弾。

「ジャスティス・リーグ」で異様な存在感が出ていたアクアマンの単独作品。

全体的に画面が美しいし、過去編と現代編の画面の転移の仕方が面白い。

ただ全体的に
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レオニー(2010年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

実在の人物である芸術家イサム・ノグチの母親の生涯を描いた作品。

全体的にゆっくりとその生涯が描かれるのだが、子育てと仕事の両立、ヨネ・ノグチとの関係、人種差別と苦労が耐え
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

4.0

人にとって永遠のテーマとも言える記憶を消せる記憶屋さんの話。

一見、ほっこり系映画かと思いきやサスペンス風で謎がなかなか解けない描写が続いて意外。

次第に明かされている謎と共に、テーマともなってい
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名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.0

山田杏奈目当てで鑑賞。

サッカーとのコラボと言う事で遠藤や楢崎、カズ等が登場、しかも声まで当ててるのが見所のひとつ。

脚本自体は若干無理なところはあるものの、それなりに楽しめた。

山田杏奈はほん
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怖がる人々(1994年製作の映画)

4.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

色々な「怖がる」を描いた全5作のオムニバス作品。

個人的に面白かったのが「箱の中」と「乗越駅の刑罰」。

「箱の中」の原田美枝子はとにかく怖い。

一瞬、真田広之演じるサ
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BANDAGE バンデイジ(2009年製作の映画)

4.0

赤西くんと北乃きい主演のバンドもの。

監督が小林武史と言う事もあって、ストーリー云々と言うよりはところどころMVのような音楽性が強い描写が多い。

それぞれ演じた役がニンだったなと感じたし、何よりも
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スノープリンス 禁じられた恋のメロディ(2009年製作の映画)

4.0

子供の頃の慎太郎が主演の切ないヒューマンもの。

じっちゃんと犬のチビと共に暮らす慎太郎演じる草太と、お金持ちの娘である早代の切なくて辛くて、でも暖かい人間味のある話が中心。

過去パートの薄暗くもあ
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ハルチカ(2017年製作の映画)

5.0

橋本環奈と勝利くん主演の青春もの。

吹奏楽部の活動を通じて描かれる彼女らの青春だが、ひとりひとりのキャラクターをしっかりと分かりやすく掘り下げてくれるし、独特の描写もあってかなり好きな一作になった。
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.0

タランティーノの監督作品第三弾。

「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」とは打って変わって本格的なコンゲームものである本作。

豪華キャストによる駆け引き、お洒落な曲に乗った濃いキャラ達の描
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

5.0

タランティーノの監督デビュー作。

黒いスーツでお互いをコードネームである色で呼び合い、マドンナの歌は…等の雑談から始まるのだが、この時点でタランティーノワールド全開で最高。

次作「パルプフィクショ
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

4.0

山田杏奈目当てで鑑賞。

なにわの長尾くん主演による少し変わった青春もの。

昨今の色々な問題が詰め込まれているし、最後の場面まで分からないサスペンス要素もあって見所が多い良作だった。

全体的に絵の
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/5/8)
DVDを購入して再鑑賞。

少し難解、且つ感情移入はし辛い作品だと思うが、なんせこの世界観とビジュアルを感じる作品ではないかと思う。

柄本佑演じる黒服率いるテロリストか
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エージェント・スミス(2019年製作の映画)

4.0

エミリア・クラーク主演という事で以前から気になっていた作品。

「エージェント」と言う邦題が付いていたから、格好良い女子系みたいな話かと思っていたが、よりリアルな情報提供者、しかも実話だとは思わなかっ
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

4.0

家にいっぱいいる大好きなすみっコちゃんの映画第二弾。

案外複雑で作り込まれた前作と比べて、本作は分かりやすく、勿論可愛らしさも全開だった。

前作ではぺんぎん?が主役的な扱いだったが、本作ではとかげ
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黒い乙女A(2019年製作の映画)

3.0

浅川梨奈目当てで鑑賞。

QとAの二部作で構成されたホラーサスペンスだが、連続して鑑賞すると結構QとAで重複した描写が多い。

Qに比べてグロ描写が何個かあるが、いちおしっかり伏線も回収してくれたし、
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黒い乙女Q(2019年製作の映画)

4.0

浅川梨奈目当てで鑑賞。

QとAの二部作で構成されたちょっと新しい感じのホラーサスペンス。

どこか気持ち悪くて引っ掛かる展開が続くが、後半に思わぬ展開にシフトチェンジする。

所々に伏線が張られてい
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アロハ(2015年製作の映画)

4.0

エマ・ストーン目当てで鑑賞。

そこまで期待していなかったせいなのか、思っていたより好み。

ハワイならではの暖かい雰囲気と、水面下の不穏な動きのギャップが鑑賞後に妙な爽快感を与えてくれるし、終始音楽
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