yさんの映画レビュー・感想・評価

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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.8

当初より、誰が真相を知っているのかがわかるような流れ。
R指定もないしおそらく誰も死なないのだろうなあと。
地下室の会場準備はできているのに死ぬための道具をグループで取りに行かせるのはおかしいだろうと
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新しい靴を買わなくちゃ(2012年製作の映画)

3.7

パリの街を舞台に起こるアオイさんと千君による数日間のまったりで素敵でちょっぴり寂しい日々。
綺麗過ぎず、人間らしさもあって美しい。繊細で不思議な空間が作り出されていた。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.2

私は1回大泣きして、1回ほろりでした。
展開の速さはやや早め?だけれど、急いでいる感じもなく、情報もしっかり。おろそかにもしていないしとても良い作品だった。時間が歪む。記憶がなくなる。大事な人が亡くな
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.0

作り手の自己満足。
鑑賞者を置き去りにした演出は作品の良さを消している。
いい俳優を使っていてなんとか元を取ろうとしているずるさを感じ取れる、また観たいとは思えない作品でした。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

設定の斬新さと、スピーディな展開。そして、オチに至るまで、とても面白い。安っぽさがグロさを半減させ、見やすい作品となっている。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.8

ドラマで大きな組織に立ち向かうギリギリで戦う中小企業の大逆転劇を見せる池井戸潤作品。
気持ちを高ぶらせてくれる作品が多い中、2時間という時間でどのような池井戸ワールドを観ることができるのか、楽しみにし
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.5

しずかな作品。
人生の転機は必ずしもいい発見ばかりとは限らない。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

絆って?家族って?結局余裕のない人は利益のために行動をとる。
善悪を理解できない時期の子供をしっかりとした方向に導くことができない日本の現状と、善悪は分かっていても正しい方向とは真反対の事をしないと生
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友罪(2017年製作の映画)

3.5

瑛太がとにかくすごい。
なんだろう、あの落ち着き、あの表現力、そして不気味な笑顔が映し出すサイコ野郎感。
佐藤浩市のくだりは、事件に命の比重でもかけたかったのだろうか、
『人の命を奪った人が幸せになっ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

ここ数年の私の中のベスト映画(世界から猫が消えたなら、帝一の國、ジャッジ等)を生み出している永井総監督作品。
とても楽しみにしていた。
冒頭から疾走感のある滑り出し。
予告でもみていた通りの展開が続く
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

本木雅弘さんの最低男ぶりも流石だ。
ライターとしての落ち着きなのか、多くの世界を見ているからなのか、あの余裕な感じが少しイラっとして、モヤっとして、でもお酒飲んだら少し本音や弱さが出て、意外とありがち
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天国からのエール(2011年製作の映画)

3.4

言わんとすることはわかる
メッセージ性は割と明確。
自分の残された時間を誰かのために与える美しさ。
それと亡くなった父が重なる場面もあり少しウルっとくる要素が。
でも、そんなに泣けないね。

無伴奏(2016年製作の映画)

3.1

学生運動の時代の、静かな愛を描く。
どんなシーンにもジャズがある。
そして、愛の形は様々である。

いけちゃんとぼく(2009年製作の映画)

3.5

出だしは大丈夫か、この映画。
と思ったが、いろんな葛藤や壁に当たりながらも男の子の成長が見える作品。

ガマの油(2008年製作の映画)

3.0

瑛太とヤンデレ女と役所広司とムショ上がりが作り出す世界観。
瑛太がムショ上がりを迎えに行く途中に車に轢かれて入院する。

ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.8

多くの計算され尽くした作品。
ガリレオとはまた違う感じであり、疾走感はないが、堅くもない。
盛り上がるシーンの構成が多少雑であった点、予測しやすい展開出会ったのは残念ではあるが、それを忘れさせるラスト
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インスタント沼(2009年製作の映画)

3.7

アホっぽさも胡散臭さもあるけれど、クスッと笑える作品。麻生久美子の元気キャラもいい!

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

4.0

人間の最大の武器は習慣と信頼。
素晴らしいストーリー展開。
全く想定出来なかった。
なのにヒントはたくさん散りばめられていた。
面白い。素直にそう言える作品だった。

おくりびと(2008年製作の映画)

3.6

所属していたオーケストラが解散したところから物語が始まる。
妻を連れて生まれ故郷山形で再スタート。
故人の安らかな旅立ちを送る仕事。
亡くなった人に触れるという世間の目がありながらも職務を全うする姿。
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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.8

コンビニ店員の放った、雑踏音。
これが案外良いヒントだったのかもしれない。日常的にある音で普段は気にしないけれど、それが全くない世界となると味気なくなってしまうもの。
しかし、最低な男だった。

私個
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明日の記憶(2005年製作の映画)

4.0

アルツハイマー病。
そう診断された時、どのように日々を過ごすのだろうか。
それに向き合った夫婦とその家族の物語である。
10年以上も前の作品だが、認知症にフォーカスを当てており、現実味のあるものとなっ
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森崎書店の日々(2010年製作の映画)

3.3

本を読まない人間は、世界を上辺でしか見れない薄っぺらな人間となる。
という言葉からなにか世界が広がるのかと思いきや、おじさんが世界中旅して、結局居心地の良い場所はよく知っている街だったということ。
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.4

子供には難しい言葉が多いかなあ。
でも、どういう展開になるのかはこれまでの作品に比べてひねりがないというか、素直で先の展開が読みやすかった気がします。
こ、コナンくん。
まさか安室さんに向かって、そん
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