appleさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

すべての些細な事柄(1996年製作の映画)

3.9

とある診療所での劇の練習から本番までのドキュメンタリー。精神病棟ということは強調せずに彼らの日常を映す。なので出てくる人全員が自然で、監督と対話するシーンもインタビューではなくてあくまでも会話。
楽し
>>続きを読む

アナライズ・ユー(2002年製作の映画)

3.7

前作の方が面白かったけど序盤のポールの演技面白い
ジェリーが可愛い
ドクも少し裏社会に染まってて良い

NGシーンよかった
デニーロのあのジェスチャーをこんなに見れるのはこの映画だけ

アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

3.8

面白くてよく笑った
おじさん二人可愛くて良い
デニーロの二面性が面白い

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.7

オープニングの雰囲気がアメリカメロドラマのあれなのに狂気狂気
ミアゴスは本当色々できるね、これ見てからEMMAみると真反対で面白いです

一本の電話(2013年製作の映画)

3.7

ずっとどこにいたんだ
あなたを探していたのよ

天国で幸せだといいね

境界線(1966年製作の映画)

4.0

善と悪どちらにも理屈があるのではないか。
散髪屋のシーンで、ドイツ軍の若い兵に対して現地人が言葉がわからないことが良いことに悪口を言っている。しかし、兵士は本当は戦争に対して批判的で散髪屋にはただコミ
>>続きを読む

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

3.7

主人公の感覚を観客にも共有してくるので、何が本当で幻想なのかこちらまでわからなくなってくる。
結果的には、とても辛い終わり方。
最後娘が無線でパパはいますかと尋ねるシーンが心に残る。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

うーーんあまりハマらず
親が狂っている
fly me to the moonの歌詞を訳してあげるシーン、全然違う意味を伝えていて怖すぎた。
理解ができない言語の曲に対してもそうする意味とは。
子供はず
>>続きを読む

自由の幻想(1974年製作の映画)

3.7

全てが私の当たり前から離れていて、
つっこみどころしかなかった。
固定概念なんて、自分の中だけのものなんだなってバカらしくなる。
隣にいる人の条理なんて知ったもんでもないのでみる人によって感想も変わり
>>続きを読む

愛する時と死する時(1958年製作の映画)

3.8

冒頭とラストの戦場のシーンで、メロドラマの部分を挟む事で戦禍での愛の存在が強くなる。死と隣り合わせでも、未来に希望を持ち未来を描くことの尊さ。
ラストは恩を仇で返されたような形だったけど、彼らがしたこ
>>続きを読む

極楽特急(1932年製作の映画)

3.9

初めてのルビッチ監督
次々に使用人らが返事するシーンがなんか言葉遊びで楽しい
ケイフランシスが魔性すぎてこれこそファムファタルになりえる
テンポが良くてみやすい

ハム・オン・ライ(2019年製作の映画)

3.5

会場Aがあるなら同時に他の会場でも同じ事が行われてる謎の通過儀礼
少し気味が悪くて、リンチの村特有の閉鎖感とか独特の空気、暗黙の了解のようなものを感じた。
マッチングした人はどこに行ってしまったのか謎
>>続きを読む

鏡の中の女(1975年製作の映画)

3.7

『いつか実在できますように』ってとても大切だと思う。唇を合わせた時にそれが唇だと瞬間で何度でもわかる感覚、それが唇ではないなにかと怯えなくていいこと。自分が自分であるために自分以外の輪郭がはっきりして>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.7

一つの部屋で完結してるのに、面白いね!
でもマーゴばり浮気しといて、ごめんなさいもないのね!
ヒッチコックのカメオ出演、違和感がある同窓会の写真

ひと月50本達成

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.7

これ見てからトゥーンタウン行ったらもっと楽しいだろうな!楽しみ!
80年代の技術でアニメの世界と現実世界を違和感なく共存させてるのが凄い
ジェシカがエロすぎる、ロジャーラビットとの夜の営みとは、、、

冷たい水(1994年製作の映画)

-

なんて言えばわからないけど、
あんな時期もあったよな〜ってなるんだろうな
ジルの父親の献身的な姿、理想の父親

心のともしび(1954年製作の映画)

3.9

あまりにもだよ!!
彼女から全てを奪ったのに、善行したらくっつけるなんて...無かったことになってて怖すぎる
でも泣いちゃうんですよ...話も面白いし...

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

社会的規範や偏見という監獄の外にいるベラの成長と自己の確立
私達の当たり前など彼女にはお構いなしで、全てを吸収して、咀嚼して、新たに自分の一部としていく姿は魅力的でどこか脆くて目を離すことができなかっ
>>続きを読む

ジャガーの眼(1965年製作の映画)

3.6

なんかズッコケ劇を観ている気分になって、これはこれでありだなと思った。
くすくす笑えるとこ多くて良かったな。
死体のそばの赤い花が印象に残った。

殴り合いが緩いのに一撃がキツめなの面白い

ちょっとフランス風(1949年製作の映画)

4.0

大人になってこんな甘酸っぱい恋ってできるの?!泣いちゃった
楽しい、みんな可愛い
メアリーの芯があって、天真爛漫な感じがとても良い

ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.6

EDがすごい切ない
ほぼ湯浅監督の作品だけどねこぢるうどんの不穏さもあってやばい

月光の女(1940年製作の映画)

3.5

ファムファタルというよりも計算高い女って感じの印象、魔性ではない。

物語としては面白さが6,7割のところで止まって進んでいる感じで、オチも想像がついてしまう。でも、登場人物の感情の変わり方は面白くて
>>続きを読む

小さな泥棒(1988年製作の映画)

3.8

彼女の年上好きは大人への憧れなのか、焦りなのか、それとも父親の不在のせいか。
彼女の手グセの悪さと、男への媚の売り方には驚くけど可愛いで全てが帳消しになっちゃう。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

バリーコーガンに惑わされたいし、抱かれたい
ラストシーン最高
キメキメショットが多い、鹿の角は彼の過去作を彷彿させる

追記

家族団欒で見るのがスーパーバッド

カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

3.8

悪い子バビーの元ネタかというくらい最初は似てた

彼の訴えはどこか真実めいたところがあり、特にメイドに対して女はなんのためにいるのか、女には編み物や家事しかさせないのか、と尋ねるところはなかなか攻めて
>>続きを読む

僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)

4.0

純粋に楽しめた
金だけが幸せへの近道ではない事を教えてくれている
資本主義社会と恋愛の狭間

スミスも最初は嫌なおじさんだったのに、周りに影響を受けて寛大な心を取り戻していく様子が見ていてとても楽しか
>>続きを読む

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.8

左岸派っていうんだ

映画中に出てきた小話がバスターキートンやピエールエテックス思わせるサイレントコメディ映画で面白かった。途中作詞家作曲家の男二人が出てきた時のシャンソンも良かった。
2時間の中で色
>>続きを読む

サファイア(1959年製作の映画)

3.6

販売禁止の理由が途中からわかる
そこがこの映画の全てだから特に感想がないかもなぁ
その思想がないせいで、全然犯人もその理由も最後までわからなかった
みんな嘘つくの下手すぎて面白い

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.8

スリ仲間にピエールエテックス?
こうなっていなければ、幸せは訪れなかったのかな〜言ってることが罪と罰の内容みたいだった

気のいい女たち(1960年製作の映画)

3.8

男が気持ち悪い映画
ジャクリーヌが1番気のいい女だったわけで、そんな純粋無垢な彼女はストーカーの魔の手に捕まる。
山奥に進んでいく時に鳥の鳴き声だと思っていたのが彼女が首を絞められた時の声だったのはめ
>>続きを読む