ヤズカシバドさんの映画レビュー・感想・評価

ヤズカシバド

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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

うるせえよ宮本。ダサいんだよ宮本。みっともないんだよ宮本。でも、最高だぞ宮本。正直自分の感情が何なのかよく分からないんだけど、感動していることははっきりとわかる。宮本をかっこいいとも思わないし、観終わ>>続きを読む

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.3

キャラクター間の温度差がとてもうまく描かれていて、観ている方もイライラしてしまった。どっしりとしたキャラクターが一人もいないので、最初から最後まで全体がわちゃわちゃしている感じが好き。独善的に何が正し>>続きを読む

かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.5

怪作。ブチまけられたエネルギーが渦を巻いていて、完全に飲み込まれた。演技やストーリーがそこまで特出して良いとは思わないし、一つ一つの側面を切り出してみれば、多分いつもならつまらないと思う種類の映画だと>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.2

蒼井優に震えた。あの目つきと言葉の発し方。全てが完璧だった。闇を背負った役を演じる時の蒼井優はいつもとても良いのだけれど、その中でもこの作品はトップクラスに炸裂してたと思う。高畑充希も最初から最後まで>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.4

展開や設定に置いて「これぞ日本映画」という要素がふんだんに盛り込んであるのに、全然日本映画的じゃないという不思議。その微妙なアンバランス感がとても好きだった。トミー谷の歌や本編に登場する日本文化も微妙>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

周囲の無理解とそれ共に押し付けられるプレッシャー。自分が志乃だったらとっくの昔にブチ切れてると思う。それを乗り越えて成長していく志乃の姿にはグッときたし、それを演じる南沙良が炸裂してて、正直ちょっと引>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.2

テーマの重さと映画自体のポップな雰囲気がいい塩梅にミックスされていて、ちょうど良いバランス。キャラクターが全員シュッしていて、とても上品な印象の映画だった。ムラーが可愛い。人生観や死生観は人それぞれだ>>続きを読む

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.0

これは何だろう。観ている間も観終わった後も正直よくわからない。所謂スピリチュアル系というかアート系ではあるんだけど、ヨーロッパ映画でよくあるモノとは少し質感が違う気がする。もっと土臭くて自然に近い。お>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.5

クズにはクズなりにクズになる理由がある。多分人生ってこんな感じで、一つの事柄でその先が決まるのではなく、沢山の選択の繰り返しの結果が今なんだと思う。あの人生を観ていたら、確かにキム・ヨンホが人に責任を>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

映像がとても綺麗。しかし映画というよりも、言葉(というかセリフというか)ありきで、それに映像を合わせた芸術作品という印象。そのつもりで観れば楽しめるかもしれないけど、映画としては正直楽しめなかった。世>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.3

すごく独特な間を持った映画だった。最初から最後までずっとローテンションで、ドラマは起こるんだけどそこで盛り上げたりもしない。しかし淡々としているんだけど、だからと言ってのっぺりしているわけでもない。こ>>続きを読む

秋菊の物語(1992年製作の映画)

3.2

1990年代前半のお話だと思うんだけど、山間部と街、そして都市部の風景の違いが面白い。良し悪しは別として、人々のコミュニケーションの取り方や人間関係のあり方、というかその造りそのモノ、も見ていてとても>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

末井は只々退屈で鬱屈してたんだと思う。新しい事を始めるんだけど、上手くいくいかないに関わらず、ルーティーン化していくとなんだか不安になっていく。良く言えば常に変化を求めているし、悪く言えば衝動的で向こ>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

福田雄一作品の常連はやっぱりこの監督と相性が良いんだなあと思った。太賀と山田孝之が特に良い。観ている間も観終わった後も、唯々悲しい気持ちになる作品だった。

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.7

つまんないよな人生なんて。最低だよな世界なんて。でもそんな中を必死に生きようともがいている人間はこんなにも美しい。最初の一歩踏み出すのはいつも勇気がいるし、その先にもまだまだ険しい道は続いているかもし>>続きを読む

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

エンディング曲がとても良かった。あと松田龍平のグズっぷりも良い。残念ながらそれ以外に書くことが思いつかない映画だった。

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

池田エライザがとても素敵だった。個人的には、演技が良いかどうかは別として、感情を押さえつけている時の表情よりも、泣いたり笑ったりの感情が表に出てる時の表情の方が好き。田口トモロヲはなぜあんなに胡散臭い>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

振り切れている広瀬すずがとても良かった。この人はなんというか、たまにキャラクターが憑依したように見える時がある。本当にすごい女優さんだなあ。ただいくらキャストの演技が素晴らしくても、やっぱり映画自体が>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

ばりわや。メッセージみたーなもんも学べれる事もなんもなあで。ただ狂気と暴力に満ち溢れた、ぶちやばい人間ドラマじゃった。あそこまでいってしもうたらもうどうしようもないけえ。最初から最後まで全然容赦せん感>>続きを読む

ジャッジ!(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの曲が入るところがかっこいい。そこからあとは唯々つまらなくて、正直観ているのが苦痛だった。いくらメッセージや製作者の意図があったとしても、やっぱり作品として好きじゃないと何も入ってこないん>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

上戸彩のローマ時代の服装がグンバツに可愛い。見所はそれくらいかな。久しぶりに見た上戸彩がとても素敵だった。もう少し期待していたので残念。

あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)

3.5

意味もなければ理由もないけど、どうしても譲れないコトってあるよな。宮田と真田の関係性、あと宮田家族の距離感が絶妙。ドラマらしいドラマもないし、ストーリーがそこまで凝っているわけでもないんだけど、映画の>>続きを読む

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.5

最初にイライラさせておいて徐々に引き込んでいくのはずるい。完全にその手にハマってしまった。周りを変えるためには、まず自分が変わらなければいけない。くだらないこだわりなんて捨ててしまえばいいんだ。克彦の>>続きを読む

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

広瀬すずがとても良い。広瀬すずの感情を爆発させる演技は見ていて本当に惚れ惚れするし、それ以外のところでも惚れ惚れする。山崎賢人も有馬公生感が出ていて良かった。しかし、予想通りだったけど、正直それ以外は>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.2

ポップでカラフル。今まで観た韓国映画とはちょっと違った質感で良かった。シム・ウンギョンが抜群。シンナーでキマっちゃってる役の子も最高だった。内容よくある青春ものって感じだったけど、キャラクターとスピー>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

とても丁寧に作られた映画だった。すごく純度の高いラブストーリー。終始一貫したテルコのマモルへの想いは、本人も言っているけど、もはや恋とか愛とかそういうレベルの話ではないんだと思う。それが絶対でそれが正>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.6

エネルギッシュでスピード感抜群の映画だった。なんだかパンクバンドのファーストアルバムを聴いた時のような感覚。どこから来るのか、何故あるのか、そもそもそれが何かもよく分からないんだけど、止められなし抑え>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.3

妻夫木聡と黒木華が抜群に良かった。本当に最低すぎて最高。というよりも、出て来るキャラクターが全部どこかがずれてて良い意味で気持ち悪いのが良い。伊集院光と柴田理恵も好きだった。割とスタンダードなホラー映>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.4

とても純粋で愚直な、父から子への愛を描いた作品だった。それは少し度を越していて、どこか狂気すら感じる。カンドゥは全編を通してヒョンソや家族以外にはほとんど関心示さないし、ヒョンソからカンドゥに対する愛>>続きを読む

福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.2

ほっこりする映画。ストーリーも深すぎず浅すぎずちょうど良かった。馬淵典彦もすごく良かったんだけど、個人的には荒川良々が最高だった。あのなんとも言えない、ヘラヘラした、癇に触るんだけど怒る気にはなれない>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

世の中は興味深いコトに溢れていて、立ち止まってる暇はない。でもやっぱりふと後ろを振り返ることも大切で、それがさらに周りの景色を色鮮やかにすることもある。スピード感のある所とじっくり見せる所の振り幅が最>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

オールドスクールな映画だなあと思うくらいで、正直あまりピンとかなかった。言葉の言い回しや、画がとても素敵だなと思うところあったけども、ストーリーにもキャラクター達にもどうしても入り込めなかった。なんか>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.2

小池栄子のクソババア具合が最高。そこまで画面に出てこないのにあの存在感は素晴らしい。あと、これまたそこまで出てこないんだけど、門脇麦のちょっと乱暴なんだけど優しい感じも好き。子役の二人もとてもよかった>>続きを読む

インスタント沼(2009年製作の映画)

3.5

大切なのは目的地に辿り着けるかでどうかではなく、その道中をいかに楽しめるかという事なのかもしれない。小ネタ満載のわちゃわちゃ感と、映画自体のまったりした感じがうまくブレンドされていて、全体がとっ散らか>>続きを読む

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

3.3

自分というものを他人に定義付けされる筋合いはないし、もしかしたら自分自身ですら定義する必要はないのかもしれない。ただそこにあるものを育み、後はどんな花が咲くかを楽しみにしていればいい。誰が完全な悪とい>>続きを読む

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