ヤズカシバドさんの映画レビュー・感想・評価

ヤズカシバド

ヤズカシバド

I know it's only a film, but I like it.

映画(279)
ドラマ(0)

ペネロピ(2006年製作の映画)

3.0

ペネロペが家を抜け出して、街で見る全てのモノに興味を惹かれている様子が可愛かった。お父さんの少し抜けている感じやレモンの渋い感じも良い。所々に入る小さな笑いも好き。特に男達が無意味に窓ガラスを突き破っ>>続きを読む

バーディ(1984年製作の映画)

3.3

特に誰かに感情移入や共感するわけでもなく、最後まで何の映画かよくわからなかくてフワフワしてたんだけど、ラストのシーンを見てこれはコメディ映画なんだなと思った。すごく前振りの長いコントみたいな。多分作り>>続きを読む

華氏451(1966年製作の映画)

2.8

クラシックな映画。設定と所々に入るシュールで小さな笑いが良い。あとリンダとクラリスの服が可愛かった。しかしそれ以外は特にピンとくるところがなくて、悪い意味で古い映画の違和感を感じた。もしかしたらそうい>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

サスペンス映画を観るのは久しぶりな気がする。正直、序盤は「よくあるアメリカ映画だな」と思って退屈してたんだけど、中盤くらいから思っていた方向からずれ始めて、そこからは完全に観入ってしまった。終始圧倒的>>続きを読む

24アワー・パーティ・ピープル(2002年製作の映画)

3.3

主人公のトニーのキャラクターがイマイチ掴めきれないんだけど、そこが良い。「これは自分の物語ではない」って言ってる割には自己顕示欲が強くて、有名になりたい欲が強い。しかしそうかと思えば義理堅かったり気が>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.2

オリバーの大人びてるんだけど純粋なキャラクターが素敵。ヴィンセントも、ビル・マーレイに当て書きしたんじゃないかと言うくらいのハマリ役。コメディなんだけどそこまでガチャガチャしてないし、リズムが良いので>>続きを読む

死の恋人ニーナ(2015年製作の映画)

3.6

これはゾンビ映画なんだろうか。ホリーの目が終始死んでいるのが印象的。大きなアクションを起こすわけでもなく、最終的にどこにも行き着かないラストが好きだった。映画の撮り方も地味で良い。結局キャラクターの中>>続きを読む

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.3

設定は確かにSF的ではあるけど、ストレートなラブストーリーだった。内容的に投げっぱなしな部分も確かにあるんだけど、美男美女がキャッキャッ言ってるのを見ているだけで楽しい。精神的に追い込まれた役をする時>>続きを読む

ロックンローラ(2008年製作の映画)

3.0

すごくガイ・リッチーな映画なんだけど、なぜか心掴まれない。所々に入る小ネタは好きだし、キャラクターも個性的なんだけど、どこか締まりがない。伏線の回収や物語の組み立てに意識が集中し過ぎていて、肝心な物語>>続きを読む

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.3

ウッディのふてぶてしさが良い。ただ不思議なもんで、観続けるうちにそのキャラクターも愛おしくなってくる。それはウッディだけじゃなく、奥さんや子供達もそう。大きなイベントや感情の変化があるわけではないんだ>>続きを読む

17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)

3.2

ダコタ・ファニングがとても素晴らしい。あの年齢で大病を患ってしまった人の感情なんて、そんなにシンプルなものではないと思う。その口では表せない彼女の苛立ちや悲しみ、喜びなどが複雑に重なり合った感情を見事>>続きを読む

デトロイト・ロック・シティ(1999年製作の映画)

2.6

ライブ前のあのドキドキ感は万国共通なんだね。映画の最初の方の、バンドが家の半地下みたいなところでライブ兼練習みたいなのをしてるシーンが好きだった。どんなにビックなバンドだって、最初は皆あんな感じなんだ>>続きを読む

ウィークエンド(2011年製作の映画)

2.7

静かで透明感のある映画。ホモセクシャルの人の感情の切り取り方や、描き方が新しい。ただ最初から最後までどうもピンとこなかった。感情が爆発する事もなく、淡々とストーリーが進んでいくのは良いと思うんだけど、>>続きを読む

バタリアン(1985年製作の映画)

3.4

ザ・B級映画。最初から最後までバカらしくて笑えた。ギャング達の頭の悪そうな感じと、ゾンビ達の意外と賢い感じが好き。ラストもすごく思い切りがいいと思う。全体的に演技が仰々しくて、映画というよりも演劇とい>>続きを読む

マイ・サマー・オブ・ラブ(2004年製作の映画)

3.0

美しい少女たちの儚くも危険な夏の思い出。どちらかというとヨーロッパ映画っぽいなと思ったら、監督がポーランド人だった。最初の映画タイトルが出るところと最後15分くらいからの怒涛展開、あと終わり方が良い。>>続きを読む

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

2.8

ミア・ワシコウスカの透明さと純粋さが素敵。周りの状況に振り回され、葛藤する彼女の姿が愛おしかった。しかしそれ以外は特に見所もなく、人によっては捉え方は違うのかもしれないけど、だらだらとしょうもない大人>>続きを読む

エリックを探して(2009年製作の映画)

3.0

どん底のおじさんが頑張るファンタジー映画。予想してたよりもポップで、とても観やすい作品だった。エリック(おじさんの方)の半分気が狂ったような佇まいが好き。しかしどうも終始しっくりこなくて楽しめなかった>>続きを読む

ザ・マン・フロム・アース(原題)(2007年製作の映画)

3.9

多分、今まで観たSF映画の中で一番地味。CGも宇宙人も異生物も全く出てこない、会話劇だけのSF映画なんて最高すぎる。途中から「12人の怒れる男」を観てた時と同じ感覚になった。出てくる言葉や内容が専門的>>続きを読む

人生は、時々晴れ(2002年製作の映画)

3.5

フィルのキャラクターが大好き。ドアを閉め方が異常に丁寧だったり、常に腰が引けてて、何かにつけて申し訳なさそうにしてたり。そのくせに怠け者で悲観的。ただその図体とは相反する悲壮感にとても惹きつけられた。>>続きを読む

ブロークン(2012年製作の映画)

3.6

とても美しい映画だった。ストーリーの99%は暗く、重たく、観ていて陰鬱になるんだけど、その対比からスカンクの存在がより透明で儚い存在にしている。そしてそれが1%の美しさを何倍にも増幅させる。キャラクタ>>続きを読む

リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

3.3

悲しくも優しい映画。ボートライト家や、その周りの人々の優しさに胸が熱くなった。各々色々と問題を持っているけど、だからこそ支え合っていく必要があるんだろう。うまくいかない時もあるけど。オーガストの言った>>続きを読む

ディス・イズ・イングランド(2006年製作の映画)

3.7

ゴリっとした内容なのに、この静けさが生々しい。あの時代の、妬みやストレス、怒りなんかがごちゃ混ぜになって、ドロドロした形容できない感情がひしひし伝わってきた。どんなに大きな理由を掲げたところで、元の原>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.0

視覚効果が楽しい。原作者が日本のアニメやマンガに影響を受けているらしく、とても日本的なテイストだなと思った。全体にばらまかれた小ネタやテンポも良い。しかし内容は個人的にはあんまりだった。青年の成長過程>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.6

予想してたよりも遥かに面白かった。もっと早く観ればよかった。やってる事や言ってる事はかなり毒々しくて皮肉たっぷりなのに、個性的で可愛いキャラクター達で上手いこと中和されている。イギリスに上陸してからワ>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

2.8

タイムスリップ系だと思っていたらちょっと違っていてびっくり。しかし内容はとてもシンプルだったので、あまり気を張らずに観れた。テンポもいい。最初から最後まで全くブレないネッドが好き。唯正直期待してたほど>>続きを読む

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

2.9

すごく感覚的な映画だった。説明をし過ぎないのは素敵だと思うけど、この作品に関してはもう少し説明が欲しかったかな。最初から最後まで、正直フワフワしながら観ていた。マーゴとルーの夫婦間の関係や、そもそもマ>>続きを読む

DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.3

ヒップホップをカセットウォークマンで聞くとかクールすぎる。90’sの服装やバックで流れる音楽にやられた。ヒップホップ×オタクなんて、当時では絶対考えられないだろうな。内容をあまり知らずに観たら、思った>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.7

定期的に観たくなる映画。音楽の入れ方と配役が素敵。原作通りの幸世グズっぷりが、自分を見ている様で嫌になる(良い意味で)。幸世が主人公ではあるんだけど、その当人よりも周りの方が成長していくというのが面白>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

何度観ても優しい映画。観るたびに新しい発見があるというわけではないんだけど、毎回同じ様に楽しめるのがすごい。映画自体がシンプルなのと、独特のリズムのせいなのかもしれない。サチエやミドリが言ってることっ>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.4

とても静かで淡々としているんだけど、どこか引き込まれる。犬と飼い主の話というよりも、ウェンディの成長物語といった感じ。大切であればあるほど、そこには依存してしまう可能性(危険性)があるんだな。「無くて>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.2

キャラクター設定からストーリー構成まで全てがしっかりしていて、お手本のような映画だなあと思った。最初は登場人物が皆「ステレオタイプ」で好きになれなかったけど、話が進むにつれて「個人」という認識に変わっ>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.3

とても上品で精巧。青年期の葛藤を描いているんだけど全然青臭くなくて、最後まで洗練されていた。ロビン・ウィリアムズがこの手の役を演じているのはあまり観たことがないのでとても新鮮。洞窟に集まって、みんなで>>続きを読む

バッドガイ 反抗期の中年男(2013年製作の映画)

3.1

思ったよりも重めの内容。チャイタニヤの無垢なキャラクターが素敵で、ガイと夜の街を徘徊する場面が良い。コメディーなんだけど大笑いをするというよりも、小さくて皮肉な笑いが散りばめられている感じ。しかし正直>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

3.4

終わり方が最悪で最高だった。ジェフにもケイトにも全く感情移入できなかったし、映画自体の取り繕ったような雰囲気にも退屈してたんだけど、全てはあのラストシーンのためにあったんだと思う。熟年夫婦の強い絆を見>>続きを読む

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.4

次々と起こる、全然ドラマチックじゃないけど地味に重い問題を抱える主人公が不憫でしょうがない。だけどなぜだか笑えてくる。ラリーが抱える問題はほとんどが理不尽なモノなんだけど、なんとか解決しようともがく様>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.6

途中までは音楽のチョイスや作品の描かれ方がポップすぎると思ってたけど、終わってみるとニンマリしてる自分がいた。おばあさんのキャラクターがすごく好き。町自体の「終わっている」雰囲気と「バレエの華やかさ」>>続きを読む

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