ヤズカシバドさんの映画レビュー・感想・評価

ヤズカシバド

ヤズカシバド

I know it's only a film, but I like it.

映画(252)
ドラマ(0)

モテキ(2011年製作の映画)

3.7

定期的に観たくなる映画。音楽の入れ方と配役が素敵。原作通りの幸世グズっぷりが、自分を見ている様で嫌になる(良い意味で)。幸世が主人公ではあるんだけど、その当人よりも周りの方が成長していくというのが面白>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

何度観ても優しい映画。観るたびに新しい発見があるというわけではないんだけど、毎回同じ様に楽しめるのがすごい。映画自体がシンプルなのと、独特のリズムのせいなのかもしれない。サチエやミドリが言ってることっ>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.4

とても静かで淡々としているんだけど、どこか引き込まれる。犬と飼い主の話というよりも、ウェンディの成長物語といった感じ。大切であればあるほど、そこには依存してしまう可能性(危険性)があるんだな。「無くて>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.2

キャラクター設定からストーリー構成まで全てがしっかりしていて、お手本のような映画だなあと思った。最初は登場人物が皆「ステレオタイプ」で好きになれなかったけど、話が進むにつれて「個人」という認識に変わっ>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.3

とても上品で精巧。青年期の葛藤を描いているんだけど全然青臭くなくて、最後まで洗練されていた。ロビン・ウィリアムズがこの手の役を演じているのはあまり観たことがないのでとても新鮮。洞窟に集まって、みんなで>>続きを読む

バッドガイ 反抗期の中年男(2013年製作の映画)

3.1

思ったよりも重めの内容。チャイタニヤの無垢なキャラクターが素敵で、ガイと夜の街を徘徊する場面が良い。コメディーなんだけど大笑いをするというよりも、小さくて皮肉な笑いが散りばめられている感じ。しかし正直>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

3.4

終わり方が最悪で最高だった。ジェフにもケイトにも全く感情移入できなかったし、映画自体の取り繕ったような雰囲気にも退屈してたんだけど、全てはあのラストシーンのためにあったんだと思う。熟年夫婦の強い絆を見>>続きを読む

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.4

次々と起こる、全然ドラマチックじゃないけど地味に重い問題を抱える主人公が不憫でしょうがない。だけどなぜだか笑えてくる。ラリーが抱える問題はほとんどが理不尽なモノなんだけど、なんとか解決しようともがく様>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.6

途中までは音楽のチョイスや作品の描かれ方がポップすぎると思ってたけど、終わってみるとニンマリしてる自分がいた。おばあさんのキャラクターがすごく好き。町自体の「終わっている」雰囲気と「バレエの華やかさ」>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.4

クールな映画。内容のゴリゴリ感とは裏腹に、映画自体がとても静かなのが印象的だった。ストーリー自体はシンプルなんだけど、その影響か最後まで緊張感がある。静かな分たまに入る音楽がすごく良い。ドライバー(ラ>>続きを読む

俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-(2008年製作の映画)

3.0

おバカなコメディーのはずなんだけど、途中から狂気的な人々を観察しているような気持ちになった。ロバートとナンシー以外はみんなどこかネジが外れていると思う。ブレナンとデイルが途中から本当に子どもに見えてき>>続きを読む

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.7

最初の車の中のシーンで完全に心を掴まれた。ダンカンの鬱積した感情が痛いほど伝わってくる。「大人には大人の事情がある」とは言うけど、あれは事情ではなくただの傲慢だ。大人たちと子供たち(特にダンカンとスザ>>続きを読む

アドベンチャーランドへようこそ(2009年製作の映画)

2.7

スタンダードなコメディ映画。ストーリーも思ったように進んでいくので、あまり考えずにリラックスして観れた。一夏の青年の成長というコンセプトが良い。しかし良くも悪くもよくあるコメディ映画。ストーリーもキャ>>続きを読む

さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

2.9

淡い色づかいの映像と音の使い方が印象的で、独特の雰囲気のある映画だった。最初から最後まで底の暗い部分でもがいてるオスカーにどこか共感を覚える。最後まで明確な答えや救いがあるわけではないけど、それでも前>>続きを読む

スケルトン・ツインズ 幸せな人生のはじめ方(2014年製作の映画)

3.4

始まり方がすごくよくて、そこから一気に引き込まれた。マギーとマイロの会話のテンポが良い。扱っている内容の複雑さとは逆に、登場人物が限られているので、割とシンプルな映画だと思う。ランスは最初いけ好かない>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

2.8

おばあさん達のキャラクターが好き。こういう問題は抱える本人もそうだけど、周りの人間達も大変だろうなあ。「性別」という概念についてもう一度考えてみよう。しかし映画としてはイマイチ。内容の割にはすごく薄っ>>続きを読む

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.1

重たいテーマではあるけど、所々に笑える要素が入っていて、そこまで沈んだ気持ちにならずに観れた。ただ(それだけが原因ではないと思うけど)なぜだか内容の割に少し軽すぎる印象を受けた。ロスト・ボーイズとアメ>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.2

製作者のメッセージがとても明確で、その心意気にやられた。作品としてはよくあるファミリー映画なので、正直そこまで面白いと思わなかったけど、隅々まで散りばめられたイギリス色には心踊ったし、建物や装飾がとて>>続きを読む

ライフ・イズ・スイート(1991年製作の映画)

3.7

コミカルで笑えるんだけど、最初から最後までずっと影がある。登場人物は基本明るくてユーモラス。だけど皆んなどこか暗い部分を抱えていて、それでも必死に生きようとしている様が伝わってきた。その人間臭さが好き>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

2.8

リリー・コリンズが可愛すぎる。大きな笑いがあるわけではないけど、頻繁に入ってくる小さな笑いが好きだった。王道ラブコメな作品。ただ個人的には少し詰め込みすぎというか、風呂敷を広げすぎているような印象。あ>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.2

序盤で物語の軸が変わるのが面白い。セレスタの少し鼻につくけど、どこか憎めないキャラクターも素敵だった。基本ラブコメなんだけど、どこか大人な匂いのする作品だ。ただ全体を通して腑に落ちない部分がいくつかあ>>続きを読む

素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

3.2

ダスティン・ホフマンがとにかくかわいい。ストーリーも重くなく、わかりやすくて良かった。語り手がいて、しかもストーリーに組み込まれているのも面白い。恋は盲目というか、なんだか小学生の初恋物語を見ているよ>>続きを読む

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

3.3

フィロミナのキャラクターがすごく魅力的。よく喋るおばあさんだけど、その言葉の端々から優しさが伝わってくる。優しすぎるとも言えるけど、世の中にはこういう人がいて欲しい。映画自体はすごくきちんと作らている>>続きを読む

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

2.8

設定が面白い。従来の人種差別を扱ったイギリス映画だと、ほぼ白人が差別する側として描かれてると思うんだけど、この作品では逆に白人が差別対象になっている。それに併せて同性愛もテーマに含まれていて、時代を一>>続きを読む

クラークス(1994年製作の映画)

3.5

普通の若者がグダグダとくだを巻くだけのお話。しかし映画の持つ独特の雰囲気とテンポに引き込まれた。変人ばかりが出てくるけど、皆それぞれ楽しんでいて、一番まともそうなダンテが一番ストレスを感じているように>>続きを読む

愛する人(2009年製作の映画)

3.7

時間の経過と、様々な経験により変化する登場人物の心情の変化が絶妙に描かれていて、とても丁寧かつ繊細に作られた映画だと思う。特にカレンの表情の変化が素晴らしかった。前半は登場人物にイライラしてしょうがな>>続きを読む

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

2.6

最初から最後までなんだかふわふわしていて、童話の世界を観ているようだった。アメリカ南部の話ということもあって訛りや喋り方がすごい特徴的(正直あまり理解できなかった)で、それがさらにフォーカスをぼやかし>>続きを読む

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

3.3

「アンディー・カウフマン」という人物がすご過ぎる。「事実は小説よりも奇なり」とは言うけど、それをここまで体現しているよな人はそうはいないだろう。いつ何が起こるか分からないので、エンドロールが終わるまで>>続きを読む

ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(2007年製作の映画)

2.8

ドタバタホームコメディー。ワンシチュエーションとは思えないほどに次々とハプニングが起こって、最後まで勢いのある映画だった。サイモンのキマり具合が真に迫ってて好き。しかし全体的に少し詰め込み過ぎな気がし>>続きを読む

The Wackness(原題)(2008年製作の映画)

3.0

ヒップホップ×ドラッグ×思春期という組み合わせなのに、全くゴリゴリしていないという不思議。多分これは映画自体がルーク(主人公)の葛藤に向けられているからだと思うんだけど、ヒップホップとドラッグの要素の>>続きを読む

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.7

個人的にはラブコメはこれくらいのサイズ感が好き。会話劇が主なのに、ここまで観てる人引き込めるのはすごいと思う。登場人物やロケーションも限られているけど、出てくるキャラクターがとても個性的かつ魅力的なの>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

2.9

絵に描いたようなアメリカン・ラブコメディー/ファミリー・ドラマ。設定からストーリーの展開、エンディングまで全くブレがない。「王道」と言えばそうなんだけど、あまりにも都合が良すぎて、途中から気持ちが冷め>>続きを読む

フィルス(2013年製作の映画)

2.7

悪徳警官もの。最初から最後までどうも入り込めなかった。確かに悪くて振り切れているんだけど、馴染んでいないというか、キャラクターが浮いてる感じがして、座りが悪く感じた。そのせいか後半にかけてのネタバレの>>続きを読む

アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

3.4

こんなスタイリッシュなコメディーは観たことがない。「おしゃれ」というわけではなくて、すごく「洗練されている」という感じ。波のように押し寄せる事件に、訳がわからぬまま主人公とともに飲み込まれて、気がつい>>続きを読む

もしも君に恋したら。(2013年製作の映画)

3.6

ニヤニヤ系映画。二人の距離感が絶妙で終始にやけてしまった。それほど変わった仕掛けがあるわけではないのに、二人の会話と映画自体のテンポにグイグイ引き込まれる。ゾーイ・カザンの表情も素敵だし、ダニエル・ラ>>続きを読む

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.3

アフリカ編が個人的には好き。言葉の言い回しや表現方法、笑いの入れ方がイギリス的で素敵。しかし内容のシンプルさに比べて、映画の規模が大きすぎる気がした。壮大さを感じる反面、少し仰々し過ぎて冷めてしまった>>続きを読む

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