ヤズカシバドさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヤズカシバド

ヤズカシバド

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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Fashionable and cool film. But really didn't get what this film is getting at. It was quite bizarre >>続きを読む

ラバー・ジョニー(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

Johnny, enjoy yourself Johnny. Johnny but don't be overexcited Johnny. Johnny, clear the line Johnny>>続きを読む

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.5

Thought it'd focus more on Paige's success itself. But actually it is more about the relationship of>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

いつの時代も生きにくい人間はいるんだな。頑張りたいけど頑張り方がわからない。なんとかしようとは思うんだけど、どんどんドツボにはまっていく。身動きが取れなくて苦しむケイラを見るのはとても心が痛んだ。それ>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.6

オールドスクールなテーマの映画を、見事なまでに現代のテイストに落とし込んでいる監督のセンスに脱帽した。映像の繋ぎ方や音の入れ方が絶妙でテンポが最高に良い。カメラワークもとても面白くて終始ワクワクしなが>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

残念。イエス様が陽気なラリア人だったのが救いだった。

劇場(2020年製作の映画)

3.5

極上のファンタジー映画。正直、全く内容の無い唯の与太話だと思う。けどこの二人の世界があまりにも完成され過ぎていて、そんなことが気にならないくらいに最高だった。もうこのふたり以外の人物がへのへのもへじで>>続きを読む

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的には、あの街のすっからかんな雰囲気が好き。国や時代に関わらず、ティーン達はいつも鬱屈しているんだな。大人に対する嫌悪感とある種の憧れと幻想の中で揺れ動いて、また自分自身もその一部になるということ>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.4

ほのぼのから始まって徐々にエグくなる映画や、普通の人がどんどん狂気を帯びていく映画はたくさんあるけど、全くその逆のベクトルに進んでいくというのはとても斬新。もっと内容や画をグロくしてパンチを加えること>>続きを読む

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.4

ジャケットとあらすじから予想していたのとは違って、中々の胸クソ映画だった。確かにそう思って見れば、ジャケットのフローレンスの顔も曇って見える。勝手にオチを想像して少し退屈したんだけど、後半パートの怒涛>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.2

予想以上に観念的で、監督の感性が炸裂している映画だった。すごく新しくてオールドスクールなゴースト映画。ラストの意味はよくわからなかったけど、映像の撮り方がアナログなのにとても斬新でアイデアに溢れていて>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

What a shite, man. What a shite.

押し寄せてくる退屈と、絶望の波に抗う事のできない青年たちの狂騒歌は最低で最高だった。全体を覆う重い悲壮感とアッパーなゴリゴリ感のコン
>>続きを読む

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.8

生きているという事はなんて美しいんだろう。唯々生を謳歌しようとするモリの生き方はヘンテコだけど、とても豊かさに満ちている。それはスローライフとか自然と共に生きるとかそういう事ではないんだと思う。興味深>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.6

スカッとした爽快感と腹にずしっとくる感じのミックス加減が良い塩梅。同じ事柄であっても立ち位置や、どの角度から切り取るかで見え方は変わってくる。砂田の抱えるモヤモヤ感はとても共感できるし、その原因が自分>>続きを読む

葬式の名人(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

川端康成愛が随所に見られる、舞台喜劇みたいな映画だった。予想よりもSFっぽい内容で、その突拍子のなさは笑えた。しかし悪く言えば、ストーリーだけではなく、全体的に作りが荒く、正直途中で気持ちが冷めてしま>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.4

とても上質なサスペンス映画だった。ストーリー自体はオリジナルに準じてるのかもしれないけど、伏線の散りばめ方や回収がとても丁寧で、観ている内にどんどんと引き込まれていった。エグいシーンなんかもあるけど、>>続きを読む

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画のコンセプトとロケーションの雰囲気がマッチしていてとても素敵だった。前田敦子を始めとする出演陣の演技も素晴らしい。だからこそ、歌の入るシーンと前田敦子のアップのシーンがどうしても受け入れられなかっ>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ラストの松坂桃李の表情が最高だった。精神的に追い詰められた役や、残念なキャラクターを演じる時の松坂桃李がとても好き。唯、個人的には見所はそれくらいで、あとはよくあるサスペンス系の映画だった。中盤以降に>>続きを読む

カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.4

色彩とアクションのシーンが最高にかっこいい。所謂カンフー映画やアジアンなテイストがふんだんに取り入れられているんだけど、パロディーとしてではなく、ちゃんと研究されて映画の中に落とし込まれているのがとて>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.2

大根仁の音の入れ方はいつもかっこいい。全編通して結構曲が入るし、楽曲自体もBGMというよりもそれが場面の真ん中に入り込むんだけど、その入れ方がとても絶妙なので全然鬱陶しくない。メインが90年代のJポッ>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

うるせえよ宮本。ダサいんだよ宮本。みっともないんだよ宮本。でも、最高だぞ宮本。正直自分の感情が何なのかよく分からないんだけど、感動していることははっきりとわかる。宮本をかっこいいとも思わないし、観終わ>>続きを読む

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.3

キャラクター間の温度差がとてもうまく描かれていて、観ている方もイライラしてしまった。どっしりとしたキャラクターが一人もいないので、最初から最後まで全体がわちゃわちゃしている感じが好き。独善的に何が正し>>続きを読む

かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.5

怪作。ブチまけられたエネルギーが渦を巻いていて、完全に飲み込まれた。演技やストーリーがそこまで特出して良いとは思わないし、一つ一つの側面を切り出してみれば、多分いつもならつまらないと思う種類の映画だと>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.2

蒼井優に震えた。あの目つきと言葉の発し方。全てが完璧だった。闇を背負った役を演じる時の蒼井優はいつもとても良いのだけれど、その中でもこの作品はトップクラスに炸裂してたと思う。高畑充希も最初から最後まで>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.4

展開や設定に置いて「これぞ日本映画」という要素がふんだんに盛り込んであるのに、全然日本映画的じゃないという不思議。その微妙なアンバランス感がとても好きだった。トミー谷の歌や本編に登場する日本文化も微妙>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

周囲の無理解とそれ共に押し付けられるプレッシャー。自分が志乃だったらとっくの昔にブチ切れてると思う。それを乗り越えて成長していく志乃の姿にはグッときたし、それを演じる南沙良が炸裂してて、正直ちょっと引>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.2

テーマの重さと映画自体のポップな雰囲気がいい塩梅にミックスされていて、ちょうど良いバランス。キャラクターが全員シュッしていて、とても上品な印象の映画だった。ムラーが可愛い。人生観や死生観は人それぞれだ>>続きを読む

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.0

これは何だろう。観ている間も観終わった後も正直よくわからない。所謂スピリチュアル系というかアート系ではあるんだけど、ヨーロッパ映画でよくあるモノとは少し質感が違う気がする。もっと土臭くて自然に近い。お>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.5

クズにはクズなりにクズになる理由がある。多分人生ってこんな感じで、一つの事柄でその先が決まるのではなく、沢山の選択の繰り返しの結果が今なんだと思う。あの人生を観ていたら、確かにキム・ヨンホが人に責任を>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

映像がとても綺麗。しかし映画というよりも、言葉(というかセリフというか)ありきで、それに映像を合わせた芸術作品という印象。そのつもりで観れば楽しめるかもしれないけど、映画としては正直楽しめなかった。世>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.3

すごく独特な間を持った映画だった。最初から最後までずっとローテンションで、ドラマは起こるんだけどそこで盛り上げたりもしない。しかし淡々としているんだけど、だからと言ってのっぺりしているわけでもない。こ>>続きを読む

秋菊の物語(1992年製作の映画)

3.2

1990年代前半のお話だと思うんだけど、山間部と街、そして都市部の風景の違いが面白い。良し悪しは別として、人々のコミュニケーションの取り方や人間関係のあり方、というかその造りそのモノ、も見ていてとても>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

末井は只々退屈で鬱屈してたんだと思う。新しい事を始めるんだけど、上手くいくいかないに関わらず、ルーティーン化していくとなんだか不安になっていく。良く言えば常に変化を求めているし、悪く言えば衝動的で向こ>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

福田雄一作品の常連はやっぱりこの監督と相性が良いんだなあと思った。太賀と山田孝之が特に良い。観ている間も観終わった後も、唯々悲しい気持ちになる作品だった。

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.7

つまんないよな人生なんて。最低だよな世界なんて。でもそんな中を必死に生きようともがいている人間はこんなにも美しい。最初の一歩踏み出すのはいつも勇気がいるし、その先にもまだまだ険しい道は続いているかもし>>続きを読む