ヤズカシバドさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ヤズカシバド

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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

エンディング曲がとても良かった。あと松田龍平のグズっぷりも良い。残念ながらそれ以外に書くことが思いつかない映画だった。

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

池田エライザがとても素敵だった。個人的には、演技が良いかどうかは別として、感情を押さえつけている時の表情よりも、泣いたり笑ったりの感情が表に出てる時の表情の方が好き。田口トモロヲはなぜあんなに胡散臭い>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

振り切れている広瀬すずがとても良かった。この人はなんというか、たまにキャラクターが憑依したように見える時がある。本当にすごい女優さんだなあ。ただいくらキャストの演技が素晴らしくても、やっぱり映画自体が>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

ばりわや。メッセージみたーなもんも学べれる事もなんもなあで。ただ狂気と暴力に満ち溢れた、ぶちやばい人間ドラマじゃった。あそこまでいってしもうたらもうどうしようもないけえ。最初から最後まで全然容赦せん感>>続きを読む

ジャッジ!(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの曲が入るところがかっこいい。そこからあとは唯々つまらなくて、正直観ているのが苦痛だった。いくらメッセージや製作者の意図があったとしても、やっぱり作品として好きじゃないと何も入ってこないん>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

上戸彩のローマ時代の服装がグンバツに可愛い。見所はそれくらいかな。久しぶりに見た上戸彩がとても素敵だった。もう少し期待していたので残念。

あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)

3.5

意味もなければ理由もないけど、どうしても譲れないコトってあるよな。宮田と真田の関係性、あと宮田家族の距離感が絶妙。ドラマらしいドラマもないし、ストーリーがそこまで凝っているわけでもないんだけど、映画の>>続きを読む

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.5

最初にイライラさせておいて徐々に引き込んでいくのはずるい。完全にその手にハマってしまった。周りを変えるためには、まず自分が変わらなければいけない。くだらないこだわりなんて捨ててしまえばいいんだ。克彦の>>続きを読む

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

広瀬すずがとても良い。広瀬すずの感情を爆発させる演技は見ていて本当に惚れ惚れするし、それ以外のところでも惚れ惚れする。山崎賢人も有馬公生感が出ていて良かった。しかし、予想通りだったけど、正直それ以外は>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.2

ポップでカラフル。今まで観た韓国映画とはちょっと違った質感で良かった。シム・ウンギョンが抜群。シンナーでキマっちゃってる役の子も最高だった。内容よくある青春ものって感じだったけど、キャラクターとスピー>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

とても丁寧に作られた映画だった。すごく純度の高いラブストーリー。終始一貫したテルコのマモルへの想いは、本人も言っているけど、もはや恋とか愛とかそういうレベルの話ではないんだと思う。それが絶対でそれが正>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.6

エネルギッシュでスピード感抜群の映画だった。なんだかパンクバンドのファーストアルバムを聴いた時のような感覚。どこから来るのか、何故あるのか、そもそもそれが何かもよく分からないんだけど、止められなし抑え>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.3

妻夫木聡と黒木華が抜群に良かった。本当に最低すぎて最高。というよりも、出て来るキャラクターが全部どこかがずれてて良い意味で気持ち悪いのが良い。伊集院光と柴田理恵も好きだった。割とスタンダードなホラー映>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.4

とても純粋で愚直な、父から子への愛を描いた作品だった。それは少し度を越していて、どこか狂気すら感じる。カンドゥは全編を通してヒョンソや家族以外にはほとんど関心示さないし、ヒョンソからカンドゥに対する愛>>続きを読む

福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.2

ほっこりする映画。ストーリーも深すぎず浅すぎずちょうど良かった。馬淵典彦もすごく良かったんだけど、個人的には荒川良々が最高だった。あのなんとも言えない、ヘラヘラした、癇に触るんだけど怒る気にはなれない>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

世の中は興味深いコトに溢れていて、立ち止まってる暇はない。でもやっぱりふと後ろを振り返ることも大切で、それがさらに周りの景色を色鮮やかにすることもある。スピード感のある所とじっくり見せる所の振り幅が最>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

オールドスクールな映画だなあと思うくらいで、正直あまりピンとかなかった。言葉の言い回しや、画がとても素敵だなと思うところあったけども、ストーリーにもキャラクター達にもどうしても入り込めなかった。なんか>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.2

小池栄子のクソババア具合が最高。そこまで画面に出てこないのにあの存在感は素晴らしい。あと、これまたそこまで出てこないんだけど、門脇麦のちょっと乱暴なんだけど優しい感じも好き。子役の二人もとてもよかった>>続きを読む

インスタント沼(2009年製作の映画)

3.5

大切なのは目的地に辿り着けるかでどうかではなく、その道中をいかに楽しめるかという事なのかもしれない。小ネタ満載のわちゃわちゃ感と、映画自体のまったりした感じがうまくブレンドされていて、全体がとっ散らか>>続きを読む

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

3.3

自分というものを他人に定義付けされる筋合いはないし、もしかしたら自分自身ですら定義する必要はないのかもしれない。ただそこにあるものを育み、後はどんな花が咲くかを楽しみにしていればいい。誰が完全な悪とい>>続きを読む

フラガール(2006年製作の映画)

3.5

予想していたよりもずっと暗いバックグラウンドがあって、独特の臭いがあるのが好き。特に所々に現れる暴力的な演出の生々しさや画面の妙な暗さが独特だった。ストーリー自体はとてもポップなんだけど、そういった所>>続きを読む

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.2

小風さんのナチュラルストーカー気質には笑った。あんなに真っ直ぐな目で言われたら笑うしかない。最初は少し退屈だったんだけど、途中のキャラクター達が繋がり始めるあたりからグンと面白くなった。全てのキャラク>>続きを読む

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.0

鈴木亮平の仕上がり方が完璧だった。肉体もだけど、役を完遂しようとするその心意気に惚れ惚れした。もちろんそれは鈴木亮平だけではなく他の役者にも言えるんだけど。安田顕も振り切っていてすごかった。福田雄一の>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.1

甘く酸っぱい恋物語。色彩がとても素敵だった。あとペンギンがかわいい。理解不能な事って意外と沢山あって、深く考えれば深く考えるほど訳わからなくなって、同じ所をクルクル廻ってしまう。でもそれも言葉では説明>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.7

狂おしいほどに純粋なお話で、観ている方も叫んでしまいそうになった。やっぱりああいう時は本能のままに走らなきゃダメだと思う。タクシーとか使っちゃダメ。非効率的でも無意味でも、バカにされても無様でも、人間>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スタンダードなドタバタ喜劇。最初の長回しのシーンがとても素敵で、全編通して舞台を観ているようだった。個人的に一番好きだったのは広瀬光俊(井上順)のおちゃらけ方とダブルピース。牛島龍彦(西村雅彦)の中間>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.1

内容の無さとツッコミ所の多さが絶妙のバランスを保っていて、最後まで爆笑だった。メインキャラクターに全く味がないことや夏美と森繁先生のサイコパス具合、霊能者たちの無能感等、ポイント挙げ始めるとキリがない>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも退屈で途中から悲しくなってしまった。感情の微妙な変化や侘び寂びを楽しむ映画なのかもしれないけど、それ以上に内容がなさ過ぎて唯々つまらない。演出やストーリーもすごく安っぽいし。演者は豪華なのに>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.6

滑稽で奇妙な映画だった。最初から最後まで一貫して描かれる人間のエゴと虚栄心は虚しくも可笑しい。多分、本作においては何が真実かは重要ではなくて、この人間のわちゃわちゃしてる感じを描くのが目的なのかなと思>>続きを読む

のみとり侍(2018年製作の映画)

3.2

猥雑で痛快な映画だった。兎にも角にも登場人物たちの色気がすごい。山村紅葉の破壊力がすごかった。くだらない内容ではあるんだけどストーリーがしっかりしているので飽きることはなかったし、ラストのシーンはとて>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.3

これはラブストーリーなのかミステリーなのか。グロテスクで美しい、狂気を描いた作品だった。純粋な愛はもはや狂気なんだと思う。陣治の一途さとのめり込み様は常軌を逸しているし、もはや狂気以外の何物でもない。>>続きを読む

つむぐもの(2016年製作の映画)

3.2

石倉三郎のクソジジイ感が最高。あまり多くを語らない役なんだけど、表情や言葉のトーンから感情が感じられるのが素晴らしい。全く、不器用な人間だ。あと吉岡里帆の煮え切らない感じの役も好きだった。個人的にはあ>>続きを読む

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

あいみょんの楽曲と吉岡里帆の歌声がとても良かった。あと千葉雄大のビッチ感とシンの「アヴェ・マリア」を歌う時の美声。「何にもやらない理由を探しているだけだ」という言葉はいつ聞いても刺さる。ただいつもの三>>続きを読む

14の夜(2016年製作の映画)

3.1

根拠のない自信と、理由のない不安と、とめどなく溢れる性欲と、やり場のない苛立ち。中学生男子の90%はこれで構成されてるんだと思う。子どもの世界も意外と微妙なパワーバランスでできている。またこの映画の舞>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

とてもスピード感があってテンポの良い作品だった。カメラワークと音の入れ方がおしゃれ。全員しょうもないんだけど、編集長(松尾スズキ)のドンギマリ具合がギリギリで良い。水原希子は可愛すぎて震えたし、あと超>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

蒼井優の中国娘が完璧で爆笑。あと警察官ペアが好きだった。打ちのめされたり、恵まれなかったり、時にはクサったりもするけど、それでも懸命に前に進もうとする役をやっている時の新垣結衣は最高に素敵だと思う。が>>続きを読む