よさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

よ

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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.5

こんな「電車でGO!」は嫌だ!電車やヘリがスクラップになるシーンは派手すぎて笑ってしまうし、後半は殺意に満ちたホームアローンが繰り広げられるし、エンタメ的な楽しさが盛り沢山。軍艦島の廃墟美もあり、夜の>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.0

序盤、工事現場のロープを使ったシルク・ドゥ・ソレイユ風タイマンが楽しい!内容はお金がかかっていて豪華だが、展開が唐突な上、わざとなのかアクションシーンのカット割りが多い&早くて何が何だか分からないシー>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

「クールな主人公と派手なアクションで満足!これでエンディングかな?」と思ったら、まだ1時間半も続きが残っていた。冒頭の縦横無尽なパルクールアクションは楽しくてずっと観ていられるし、中盤の階段での襲撃は>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

敵ボスの変幻自在の身体から繰り出される、質量任せの大技と床下からトゲトゲを出すテクニカルな技の波状攻撃が小気味好くてカッコイイ!最後のコンビニでの“忠告”シーンはダークヒーローっぽくて素敵。

ステルス(2005年製作の映画)

3.0

ウルトラマントリガー第9話でオシャレだった“湖上で機転を利かせて炎上する戦闘機を消火するシーン”の元ネタが見たくて観賞。空中戦のシーンは見応えがあって良い。なんとなくロシアや北朝鮮軍を返り討ちにしてい>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

長回しやBGMのない、最近の映画なら“まだ大丈夫”なシーンで突然ハンマー片手にレザーフェイスが出てくるのが怖すぎる。終わり方があっさりとしていたり、意外にもグロ描写がほぼ無かったり、勿体ぶった感じがな>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

今度は戦争だ!鈴の音や水の波紋など、視覚以外を活用した反撃シーンにニッコリ。一方で、今作は敵も戦闘のスペシャリストなので“舐めてた相手が殺人マシンでした”映画ではなくなっている。また、盲目だからこそ老>>続きを読む

フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

4.0

殺人鬼が大乱闘!小気味良く伏線を回収しながら進み、終盤ショッピングモールに入ってからはサービス精神旺盛なシーンの連続で楽しい。シリーズを通して、結局ブギーマン風の少年殺人鬼の見せ場がなかった点以外は大>>続きを読む

フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.0

シリーズ2作目は“13日の金曜日”をベースに爽やかに仕上げた夏スラッシャー!怖さは控えめだが、不要にビックリさせるシーンもなく楽しく観られる。面白いが、いまひとつ印象に残らない優等生映画。

フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.0

定石通りの展開の中、所々で変化球があって良い。が、終盤の“死ぬまで続く呪いを断つ裏技”は別のNetflixオリジナル作品でも観たような……。思いがけない人物が必要以上にグロテスクに殺害されるシーンがあ>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

おしゃれA級映画。終始深刻な状況には陥らず暴力描写もなく、子どもでも楽しめそう。ただ、悪役が主人公たちの仕打ちに見合うほどの極悪人ではなさそうなのと、男に翻弄されるがままで主体性のないヒロインが不気味>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0

名作が舞台の異能力バトル!前半はチープで迷走している印象を受けたが、異能力バトルが本格化する終盤は楽しい。敵味方ともに週刊少年ジャンプさながらのチートスキル持ちだが、敵集団の多くは能力描写がなかったの>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

憎悪の解放は“癒し”か?!要所要所で長回しが効果的に使われていて、交番前のシーンや最後のファミレスのシーンなど、ゾッとする展開が印象に残る。序盤で「催眠系か〜」と冷めかけたが、演技や見せ方で引き込まれ>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

自分の人生が見世物だったら?!CMの代わりに、妻を含む“キャラクター”が急に身の周りにある物の商品説明を始めるシーンは設定が活かされていて面白い。俳優の演技でコメディ風に見えるが、設定自体は完全にホラ>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.0

脱力系ゾンビ映画の2作目!主人公たちと瓜二つのグループが登場して気が緩む中盤に、サバイバルルールの重要性を示すシーンがあって良い。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

中身が素直な青年のまま初老になってしまった患者と、他者と距離をとってきた主人公医師が相互に影響し合う展開に、心が温かくなる。実話ベースで、必ずしもハッピーエンドとは言えないものの前向きな終わり方が素敵>>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.0

政府が貧民をパージ!2作目は何も考えずに観られる娯楽作品になった感じがあるが、ラストは教訓めいていて良い。一方で、主人公が助けた人たちは保身のために嘘をつくし足手まといになるしでストレスが溜まる。

群がり(2020年製作の映画)

3.0

昆虫食の時代に備えろ!イナゴビジネスを成功させるために、餌になる血が必要だが……という話。所々で急に何かが出てきてびっくりさせそうな雰囲気になるが、特に何も出てこず淡々と進む。ホラーというよりも暗いド>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

2.5

オシャレな雰囲気の映画だが、難解で長く、あまり入り込めず。悪役とその目的(世界滅亡)の設定が大味に感じた。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.0

2時間くらい“なんだかよく分からない”展開が続いてうんざりしていたが、終盤のどんでん返しでスッキリ。伏線が多く散りばめられているため、2回目をより楽しく観られそうな映画。

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

伏線を活かした終盤の逆襲が決まれば救いがあったが、無駄に続編の可能性を残す終わり方にしたことで、あまり面白くもなければメッセージ性もない時間潰し映画に落ち着いてしまった。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

実話ベースで臨場感が凄い。中盤以降もテロリストに一矢報いるようなことはほとんど無く、終始“見つかれば殺される”状況が続いて心臓が休まらない。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.0

不謹慎を凝縮したような猥雑さが良い。意外と考察系の映画。

AWAKE アウェイク(2021年製作の映画)

3.5

眠れなくなる恐怖!不眠で頭がおかしくなっていく設定は面白いだけでなく、登場人物の軽率な行動も“寝不足だもんね”と納得できるので粗が目立たず得しているように思う。ラストシーンがオシャレで良い。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

地獄の早食い選手権!飽食や格差社会などを風刺した内容(かつ設定がシンプル)で面白い。ラストは投げっぱなしになっている感じがするので、視聴者の想像に任せるにしても「CUBE」みたいに一応の結末は見せてほ>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

「舐めてた相手が実は殺人マシンでした」系の設定でありながら、良い意味で期待を裏切られる映画。主人公と移民の隣人との交流を丁寧に描いていて微笑ましくなる。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

「僕らの国の首都で君と一緒」「でも彼女が家にいる!」「でも、愛が何かは知ってるよ」など、物事をシンプルに捉えているがゆえの(原文含め)言い回しが素敵。自分がお楽しみ中だったにもかかわらず、ガンプを馬鹿>>続きを読む

パーフェクト・ストーカー(2016年製作の映画)

3.0

良き夫を手に入れるべくサイコ女が奔走する純愛ストーリー!邪魔者を排除する流れで淡々と進むのでテンポは良い。犯行が場当たり的で計画性があまりない点が気になるものの、犯行後に緊張の糸が緩んで笑みが漏れる演>>続きを読む

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.5

がっつり顔出しをしない中盤までは、ビックリ系ではあるがちゃんと怖い。「傘とプール」のシーンは、幽霊が出てくるまで少し焦らしてくれるので緊張感があって良い。

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.0

取り返しのつかないことになる「スタンド・バイ・ミー」!物語に一段落つき終わり……かと思ったらまだ15分残っていて、加速度的に胸糞映画になっていく。ラスト15分が無くてもメッセージは伝わると思うので、後>>続きを読む

氷菓(2017年製作の映画)

3.0

言い回しや見せ方がくさくてシラけるところはあるが、原作やアニメに忠実なので、突っ込みどころはあまりないように思う。千反田役が広瀬アリスなのは賛否ありそうな気がするが、目が大きかったり、少しメンヘラ気質>>続きを読む

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

2.0

無限増築屋敷で亡霊と銃撃戦!ビックリするが怖くないホラー映画。おもしろ建築要素は予告編の内容が全てなので、九龍城砦的なカオスを期待してはいけない。「ホーンテッド・サイト」といい本作といい、舞台設定があ>>続きを読む

CRESCENT 冷たい海の底(2017年製作の映画)

2.5

不気味なシーンを挟みつつホームビデオ風に進んでいくが、子役が小さいのに終始自然に演技をしていてすごい。画面の色彩がくすんでいて、アート的な見せ方のダウナー系映画。

アス(2019年製作の映画)

3.0

我が家のコピーと殺し合い!主人公家族と偽家族のそれぞれ同じメンバー同士でタイマンを張るので、子どももお荷物にならず活躍するのが良い。ラスト含め考察甲斐があるのはさておき、映像の見せ方がアート的でオシャ>>続きを読む

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.5

お別れは殺るか殺られるか!病気が蔓延する中、2組の家族が共同生活。極限の状況下、「感染しているかも」の疑心暗鬼だけで90分間突っ走る。後味は悪いが、自分が主人公側の父親の立場なら、そうするしかないよな>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

3.5

終盤、なぜか板切れに乗せてもらえないレオ様が不憫。