manamiさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(572)
ドラマ(21)

愛情萬歳(1994年製作の映画)

4.6

前作よりもさらに言葉を排して描かれた彼らの生活。静寂が語る虚無感はどうしてこんなに重くのしかかるのだろう。自分が感じたことを言葉にするとあれ、わたしこんな風に言葉にしたけれどそれはほんとうにわたしが感>>続きを読む

青春神話(1992年製作の映画)

4.4

排水口から水が溢れるように、行き場のない鬱屈した感情が、持て余した時間が、どうしようもないあなたへの想いが、とどまることを知らず次から次へと溢れ出てしまう。わたしはいつだって満たされていたくて、それは>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.0

血がドバドバ出る映画は好きです。キムチ鍋を作りながらみました。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.4

マッドマックスの過去作品を観たことがないので、これは現在?過去?未来?彼らは人間?ここは地球?などなど全然分からないままみたし、所々笑えるシーンがあったけど笑っていいのかこれは?となった。なぜ彼らはギ>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

恋と友情の狭間、例えば高校生の時、友人と下着屋さんに行って同じ試着室でお互いの下着のホックを留めあってクスクスしていた時のあの感情のような?狭い空間でわたしたちの気持ちだけが宙に浮かんでいたあの時のよ>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.4

主人公の思いや境遇に共感したからこそラストが絶望的だった。どんでん返しによって観客の気持ちを救い、その中で救われなかったわたしの気持ちだけが行き場を失い空中を彷徨っていた。そんな自分本位な思いを作品に>>続きを読む

熱帯魚(1995年製作の映画)

3.7

だいぶん涼しくなってきて過ごしやすい日々に喜んでいるけど、急な秋の到来に夏に見たかったなー!な作品を慌てて鑑賞している。エリック・ロメールまだ1作品もみれていない…
韓国といい東アジアは学歴志向が強い
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

-

歳を重ねることは怖い、わたしは15から16になる時には既にそれに対する言いようの無い恐怖があったし、誕生日にはいつも絶望していた、何がおめでたいのか、わたしはいつだって幼さや若さに甘やかされたかったし>>続きを読む

好男好女(1995年製作の映画)

4.2

香港という都市が好きで、パスポートを取って一番初めに訪れた都市でもある。わたしが生まれるずっと前に姿を消した九龍城をはじめ香港という地にずっと恋焦がれている、、香港の国安法による政治活動の弾圧はまさに>>続きを読む

フラワーズ・オブ・シャンハイ(1998年製作の映画)

-

シーンごとのワンカットに照明がゆっくり暗転するかのような切り替わり。そもそもpcで見るべきではない映画だった!(pcしかないので仕方がないけど)実家でもう一度みる、、

誰がための日々(2016年製作の映画)

3.7

ショーン・ユー好き!
本土と香港の関係性がここでもひとつの家族に顕著に表れている。躁鬱をテーマにした作品は日本にもあるけれど、やはり香港という国でしか描けない背景がある。元婚約者に連れられクリスチャン
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十年(2015年製作の映画)

3.6

「十年」というタイトルの通り、製作された2015年から2025年までの10年間の未来予想図となっている、全部で5つのオムニバス作品に共通するテーマは「中央政府に翻弄される香港」普通選挙 香港の民主化 >>続きを読む

宵闇真珠(2017年製作の映画)

2.8

アンジェラ・ユンがみたくて鑑賞。初っ端からオダギリジョーが出てきて衝撃、何語で話すの?と思ったら会話は英語、それ以外は日本語で広東語は話さないのね、となった。全然ハマらなくてアンジェラ・ユンが出てくる>>続きを読む

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.7

"世界は君たちのもの そして私たちのもの しかし最終的には君たちのものだ 君たち若者は 気力旺盛で 活気に溢れている まるで朝8時の太陽のようだ 私たちの希望を君たちに託したい" 1997年の香港返還>>続きを読む

ジョシュア: 大国に抗った少年(2017年製作の映画)

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世界屈指の超大国である中国が、特にそのトップである中国共産党が、10代の少年少女をここまで恐る理由は、彼らの掲げる自由が複雑さを持たない純粋で真っ直ぐなものだから。中共は、彼らに真正面から立ち向かって>>続きを読む

点対点(2014年製作の映画)

3.2

見覚えのある香港のメトロの駅名。タイル張りの駅。竹で組まれた工事の足場。香港の熱気に包まれた景色が蘇ってきた。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.3

過ぎ去った過去は過去のままで、美化したり都合の良いように解釈しがち、面倒くさい関係にならないよね?と確かめてしまう気持ちわかる、わたしは性悪説を信じていて、人の性は悪で善なるものは偽だと思っている、と>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.1

作品を見始めてすぐ、静寂が心地良いと感じた、こういう映画は大抵すき。無駄な音楽はなく、聞こえてくるのはピアノソナタ月光と、虫や鳥たちの鳴き声くらい。存在が消える、ということは死や失踪、あとは以前好きだ>>続きを読む

草原に黄色い花を見つける(2015年製作の映画)

3.6

土地柄もあってか、台湾映画が湿度の高い青ならベトナム映画はそれよりもさらに湿度の高い緑、といったイメージ。子どもたちの純朴さと心を洗い流すような雨。わたしも第一子なのでティエウの葛藤がよく分かるからこ>>続きを読む

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.2

喪失感からの緩やかな解放という言葉に惹かれ鑑賞。誰かに似ているという言い方は失礼かもしれないけれど、初海の横顔が少し伊藤万理華さんに似ていた、、人生はうしなうことなのかもしれないという言葉に妙に納得し>>続きを読む

不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

3.7

原作を初めて読んだのは小学5、6年生の時、裏社会の上海マフィアの話ですが実家の本棚にあったので(阿刀田高とかも読んでた)。日本語と中国語を流暢に話す金城武、、顔も声も良いです。タイヤを蹴ると落ちてくる>>続きを読む

コンフィデンスマンJP(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

いとこたちと見た、わたしたちは一足先に霊園から帰宅して、時間をつぶす方法が分からず途方に暮れていた、その前の日に三浦春馬が亡くなったことを知った、わたしたちは既に悲しみに満ちていて、それ以上の悲しみが>>続きを読む

つぐみ(1990年製作の映画)

3.2

つぐみを初めて読んだのは確か小学5、6年生の頃でインフルエンザで自宅待機中だったわたしに親が買ってきてくれたのをよく覚えている、つぐみの強さと奔放さ、まりあの優しさと磊落さが混じり合う、潮の匂いを感じ>>続きを読む

PicNic(1996年製作の映画)

3.4

世界は1999年7月に滅びるとかなんとかノストラダムスが大予言したお陰で、岡崎京子とか岩井俊二とかがこの時代に世界の終わりだとかそういうちょっと陳腐で馬鹿馬鹿しいことを言っている作品がちょこちょこある>>続きを読む

ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

3.1

周りと違うことを恐れ、「普通」を模索する少年。彼が抱える問題は確かに深刻だが、なぜ自ら状況を悪化させるのか、、ダメな男と付き合ってどんどんダメになってゆく友達のことを思い出した。彼の中の葛藤は性自認で>>続きを読む

ガザの美容室(2015年製作の映画)

2.9

女たちだけの空間、ヒジャブを脱いで下世話で下品な話を繰り広げる。内容はわたしの周りでも日常的に繰り広げられているであろう夫婦生活や健康、老い、結婚、男について。それなのに彼女たちを取り巻く世界はとても>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

鑑賞後に調べてみたら、朝鮮戦争や韓国社会のメタファーが散りばめられていたらしいです、北朝鮮の核保有問題や拉致問題まで?さすがポン・ジュノ、、自力では全く読み取れませんでしたが、、韓国って社会啓発映画が>>続きを読む

ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

3.4

1994年(はちどりと同じ時代設定!)の韓国。不安定な情勢の中を生きる彼ら。悪縁を断ち切れない少年。時代はまだポケベルで今のように簡単に連絡が取れる時代ではなかった。全力で駆け抜ける彼らはきっと、真っ>>続きを読む

左様なら(2018年製作の映画)

2.8

共感性羞恥のカタマリだった、分かりすぎて逆に辛い。教室という閉鎖的な空間で突発的に始まるいじめ、そして死。それに加担・黙許することへの自己正当化など見ていて痛々しいけれど、わたしたちも当時、それらの当>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

5.0

本当に自然と涙が出てきた。永遠に終わらないで欲しかった。「一生懸命になること」「上を目指すこと」それ以上に大切なことってなんだろう。根付いた文化や自分の境遇を憂うことすらせずそれが「日常」だと思い込み>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.9

ずっとみたかったので。
ズルズルと引きずり込まれるように堕ちてゆく。生きていく為に必要なことは山ほどあるのに、正しいことだけを取捨選択してられない、とつくづく思う。"だってしょうがないじゃん" 家族の
>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.5

連日韓ドラを見ていたら字幕で目が疲れたのでしばらく邦画をみようと思います、感想書いたメモどっかにいったな、見つかり次第追記する

カランコエの花(2016年製作の映画)

2.8

尺が良い。教室特有の息苦しさに当時の閉塞感が蘇ってきた。ストーリーが誰にでも分かりやすい構成になっていてストレートに入ってくる、映画というより教科書だな、エンドロールが素敵、苦しくも純粋な彼らの青春を>>続きを読む

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