QvQさんの映画レビュー・感想・評価

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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.9

観ておかなければならない作品だったのに見逃していた本作。(どうも本作という日本語は存在しないらしい?)Amazonさん、またしてもあざっすm(__)m

モータウンがどのようにして出来たか、どのように
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リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング(2023年製作の映画)

3.7

リトル・リチャード。とりあえず知ってはいましたが、こういう感じだったんだなと改めて知ることができ、なるほど、でした。

クイアというキーワードが何度か出てきたり、ゲイとか神とか、この人を語るためのキー
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生きる(1952年製作の映画)

4.2

世界の黒澤。私は何本観ただろう?いや、もしかしたら1本も観ていないのでは?これ観たぞという作品が全く浮かばない。なぜ黒澤が世界でも賞賛されているのか。何故この「生きる」という作品が高く評価され続けてい>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

なかなかの重たさに一回で観る事ができず、年末年始に何度かに分けて観ることになってしまった。それは正直身につまされるような気持ちになってしまったこともあり。人生も終盤と感じるようになると黄昏時のような気>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.7

アキ・カウリスマキ監督の映画に惹かれる理由ってなんなんだろう。
労働者三部作のうちの1作だということなので、まあちょっと普通の中でも貧しい方の普通の人っていうか、ブルーカラーの中でも稼ぎも扱いも下の方
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ジャズ・ロフト(2015年製作の映画)

3.8

ジャズはそこまで好きなわけじゃないけど、この空気感はちょっとだけわかる気がする。やりたいことがまずあって、それに没頭する人々がいて、貧しかろうが薬に頼ろうが、とにかくやりたいことをやる。今でも多少はこ>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.8

これもずっと観たいなと思ってた作品。しばらく探さないでいるうちにアマプラで観れるようになってた。

自然農法で農場をやりながら自然と共存して暮らす生き方は理想。特にこれからはAIみたいな先端技術と対極
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

3.8

なんだか色々なことがあって、しばらく映画を観る楽しみを忘れていた。今日から復活!って思ってるけど、まだまだ多忙な毎日でもあるし、歳取ってきて疲れてすぐ寝ちゃうのでボチボチです、たぶん。

…なんですが
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.6

2作続けて老楽の恋物語なのに意味はありません(笑)まあそんなことも思うような歳ではあるけど。

まあこちらはダイアン・キートン在りきの物語で、ニューヨークで部屋を売る話あったと思うけど、それに近いみた
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43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.7

映画としては評価低いでしょうね。チープというか、「ラブストーリー系」の括りのなかでもそんなにランク上でもない感じが全体にでちゃってます。なかでも不倫を許さない気持ちが強い人には胸糞悪いだけの話かもしれ>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

3.8

学校でのいじめが社会問題になったのはいつぐらいからだろう。相当前であることは間違いないけれど、なくなるということは今もってなくて、なくそうと頑張っている人もたくさんいると思うけど、それでもなくならない>>続きを読む

アメリカン・エピック エピソード3 多民族音楽国家アメリカ(2017年製作の映画)

3.8

音楽もドキュメンタリーも好きなので、これは観ておきたいなと思っていた作品でした。何とか観れて良かった。エピソード1〜3をまとめて観てきました。分かれてはいるけど1〜3は一つの作品かなという感じなので、>>続きを読む

風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.8

キアロスタミ監督作を続けて観ててこれで4作目。正直、イランの人の描いた物語にここまで共感というか、好感を持って観れるとは思っていなかった。何気ない日常や人の営みに目を向けている点などに小津の影響は少な>>続きを読む

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.8

一見何のことはないふつうの街のふつうのひと達のドキュメンタリー。特に何も起こらない、せいぜい街にやってきたマジシャンの剣を腕に刺すマジックとかに気の弱い私は目を伏せたくらいで、展開にドキドキするような>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.8

冤罪率が10人に1人。その重さ。

人種差別は本当にひどい。感覚的には時代錯誤な気がするけど、まだまだ全くもって現実なんだなと改めて思います。そこに正義があるとは思えない司法。アメリカは司法の先進国じ
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.8

映画の構成とか、お国柄などをちゃんとわかって観たらもっと違う感想なのかもしれないけど、それでも十分良いなと思える映画でした。

いろんな国の映画を観ることはやっぱり本当に大事だなと思う。人間はどこの国
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.8

そして、人生は続く。そういうことか。

自然災害はもうどうしようもない。人間は本当に無力で、生き残るか死ぬかも運でしかなく抗う術もない。ほとんど信仰心を持たない人間だから、神の意思と思って納得できるな
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

最後のところで何だかすごく優しい気持ちに。子どもの気持ちって、こんなに純粋だったかな。

とにかくいい子なのには違いない。いろんな子どもがいるし、ずるいのもひねくれてるのもいなくはないと思う。だけど、
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アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)

3.9

「幸福」と「顔たち、ところどころ」しか観ていないのでアニエス・ヴァルダについて語れるようなことは何もないのですが、これ観てもっといろいろ観たいなあ、やっぱり好きだなあと思ったし、その魅力に改めて気づく>>続きを読む

ガッジョ・ディーロ(1997年製作の映画)

3.6

ロマ音楽にはわりと興味あるので観てみたのですが、私にはちょっとわかんない感じだったかな〜(^^; 結局、彼はロマの村で何を得たの?ただ音楽に惹かれてここまで来た自分が、暮らしやロマの置かれている状況を>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

素晴らしい映画でした。北アイルランドの、半世紀前に紛争に巻き込まれていた街、ベルファストが舞台の話だけど、いまこの地球に住んでる人はみんな観た方がいいと思ったくらい、優しくていろんな想いが詰まった映画>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

エールをだいぶ前に鑑賞。話の骨格はほぼ一緒。なのでやっぱり最初に観た方が話から受けるインパクトは大きかった気がしますが、こちらも同じように良い話でした。

フランスとアメリカの違いのようなものはそれほ
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幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

3.8

どう言っていいかわからないけど、私はとても好きでした。何だか全てが素直に響いてきて、久しぶりにじわっと泣きました。

認知症になったらどうしようとは、ある程度の歳になってきたら誰でも思うと思います。私
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はじまりの街(2016年製作の映画)

3.7

DVで辛い目にあっている家庭は少なくない。ただ運が悪いというだけではないかもしれないけれど、結婚前にわかることは少ないから、私はやっぱりたまたま一緒になった人からDVを受ける人は不運だと思う。全くでは>>続きを読む

笑う故郷(2016年製作の映画)

3.7

残念ながら私にはこの作品を正しく解説したり評価したりする能はないなあと思いながら、でもまあ出会ってしまったし、とりあえずは私なりの感想は記しておこうと思います。結論から言えば結構良かったです。まあ、タ>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

劇場で見たぶん評価高いかもですが、なかなか良かったです。エルヴィスは昔からちょっと好き。でもバックボーン的なことを知るまでには至らないで、ただいいなあって思って聴いてただけなので、初めて知るようなこと>>続きを読む

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.7

今のアイヌはどうしても日本にあって日本ではない部分があるから、現代に生きていくのはやはり生きづらい部分もあるだろうとは思う。国の区割をしていこうとすればこういう民族や地域は世界中どこでもどうしても出て>>続きを読む

パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.7

1990年代のアルジェリアの話らしいですが、今はどうなっているのかな。本当に私はそういうことに疎い。でもきっと、同じような目に遭ってる人の方が、私たちのように自由で平和で呑気な人たちよりずっと多いんだ>>続きを読む

リスペクト(2021年製作の映画)

3.7

これは「アメイジンググレイス〜」を観る前に観ておく映画だったなと思います。この映画を観て、私はアレサ・フランクリンのことをほとんど知らなかったんだなと思ったし、少しは知った上であの熱唱を観ていたら多分>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.6

ムーミン好きの人はこれ観てどう思うのかな。
今のムーミンはだいぶ独り歩きしてる感じがするし、イメージが先行してるキャラクターな感じもするので、そういう目で観たら失望する人もいるかもしれない。何せその原
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.9

これはなかなか、やられたなと思う作品でした。
自分がどっぷり浸かってる現代生活をそれってどうなんだと割と直球で問われた気がしました。

同じ地球のことなんだけど、こういう暮らしをしている人がいることを
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GOGO(ゴゴ)94歳の小学生(2020年製作の映画)

3.7

94歳かぁ、想像つかないけど、今でも既にあちこちガタが来てる気がするのにあとン十年後なんて、自分はとっても何かを新しく始める気にはなれない気がする。恵まれた国に生まれ、当たり前のように教育を受けられて>>続きを読む

子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.8

出てくる子供たちが健気すぎて何とも言えない気持ちになります。同情とか気の毒にとか、そういう感情を持つことをこの子達は望まないだろうとは思うけど、こんな年齢で人生とか幸せとかってワードが出てくるだけで辛>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.7

うーん、そうだなあ。。。なんて言っていいかなあ…。

もしかしたら現実よりリアルな描写で淡々と描かれた17歳の心情が切ない映画です。彼女、相手のこと好きだったのかなあ、とか、命を自分の手で断ち切ってし
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