高所恐怖症の人は見てるだけで震えるかも…。期待を裏切らない面白さ。
何度も這い上がれるのはメンタルの強さか、執着心からか。終わってからも暫くドラムの音が耳に残った。
不器用だけど周りから愛される主人公。ぐずぐずして前に進めない時もあるけど正直に生きるって大切だ。バースデーケーキのシーン面白かった。
始まりと終わりのラプソディ・イン・ブルーがなんとも良い。最後はかなり自分勝手な事言ってる主人公に対し、少女の大人な対応。かっこよかったです。
料理のシーンも見応えあるし、ラテン系の音楽やノリもテンポが良くて、あっという間の2時間でした。
「こんなに何度も死ぬ女は初めてだ。」の台詞のところ特に面白かった。
渇いた心に優しさがじんわりしみていく感じ。心を閉ざした者同士が変わってゆく過程が良かった。
銀行強盗のカモフラージュで始めたクッキー屋がまさかの大当たり。ヒューグラントのおかげで後半も楽しく見れた。
大真面目で、でもどこかふざけているようなドタバタ会話劇がウッディアレン作品の持ち味だなあと思う。突然ピンボケする現象は笑いました。