yadokaridoriさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ゴジラのビジュアル、特に銀座での振る舞いは気持ちいい。
しかしながら、その何倍もある人間ドラマが長ったるく感じた。
ドラマパートに共感できる人には良いのかも。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

1.5

よくあるどんでん返しが凄いって言う触れ込みのつまらない映画。伏線回収を見せたいだけで、盛り上がりもなく心理描写も希薄
他の方も書かれているように、立山連峰の美しさは目を見張る

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

-

評価を付けられるものではない

動きの演出も稚拙
曲の入り方も凡庸
キャラクターも普遍的
心情を動きではなくセリフで説明してしまう
それでいてアクの強い部分もない

映画における演出の重要性を再認識す
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

シリーズファンとしては、デストルドーからリビドーに変わった所に庵野監督の変化と成長を感じ感涙。
結論:安野モヨコ凄い

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

-

原作ダイナーを期待したものの全くの別物で嘆息
完全オリジナル作品の方が向いてる監督なのでは

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

小物に見えるフルシチョフの立ち回りは織田信長なき後の羽柴秀吉のようですね

アイアン・スカイ ディレクターズカット版(2012年製作の映画)

1.5

全方位に喧嘩を売っているブラックジョークフィルム。
ハードSFでもなく、異文化交流物でもなく、ジャンルを絞りきれておらず散らかっているイメージ
前半でワクワクした割に後は惰性で流れた感じ
期待していた
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結局アンディが一番だったのかと思わせて、ウッディの解脱の物語に終着する辺り流石はピクサーといったところ
完全に新作作る気なのもここ最近のディズニーらしい

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.2

ミルトンの「失楽園」にステージママ物を絡めて作られたような作品
白→黒へのブレイクスルーが非常に痛みを伴ったものになったのは監督の作家性だが、ナタリーポートマンの蠱惑的な演技がそれをより印象的にしてい
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第9地区(2009年製作の映画)

3.5

監督曰く政治的なメッセージは込めてないらしいが、小数の異邦人を隔離し、次第に劣悪な環境に追い込んでいく様のリアリティはさすが南アフリカ出身だけのことはある。
映画の救いがあったとはいえ、自分にはかなり
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

ゾンビ映画を通して、家族の結束が深まる
軽く見るくらいが丁度いい

K-20 (TWENTY) 怪人二十面相・伝(2008年製作の映画)

2.0

端々にダサさを遺憾なく発揮した作品
映像で見せるのではなく台詞で説明してくれるので、とても親切で退屈
俳優の演技がしっかりしているだけによりダサく見えるのがすごい

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

2.0

非常に優れたブロックバスター作品。客が見たいものを的確に見せながら、無関心層も引き込めるストーリーテリングの滑らかさとアクションの爽快さは白眉である。
しかしながら、どうしてもキャプテン達に賛同できな
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エイリアン4 完全版(1997年製作の映画)

4.0

個人的には2に次ぐ良作。
アクションの見せ方も凝っているし、何よりアイコン化されたエイリアンに感情移入するようなそんな不思議な映画。
相変わらずグロいデザインではあるが、本作のエイリアンは知性のせいか
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.5

前作に引き続き、暑苦しさ満載でお送りしているが、前作よりもチーム感増し増しで、そこが本作の白眉。
アクションシーンに新しさは無くとも、豪華俳優達の憎まれ口叩き合う姿だけで十分すぎるほどに満足。
台詞回
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.3

素直なものほど弱く、仁義なきものほど強いシリーズ。
前作が群像劇の傑作だったのに対し、今作は二人の若者に焦点を当ててその陰影を深く描写している。
山中が臆病で死に急いでいるように見えるのと対照的に大友
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.2

画的な新しさは特に感じないが、語り口の滑らかさと、音楽の使い方が素晴らしい。
サスペンスフルなシチュエーションをユーモラスに語りながら、ハリウッド的な起承転結もきちんと押さえている。
リドリースコット
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キャビン(2011年製作の映画)

4.5

非常に知的な作品。制作側の都合を物語に落とし込んでユーモラスな語り口で見せて行く様が痛快。
落とし前のつけ方も素晴らしい。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.5

爽快さよりも虚しさ。
淡々とした銃撃シーンは格好いいし、画的な面白さもあるけど、人に入り込めないところはさすがキアヌ様。
マフィアのボスの憂いた顔が一番共感できたかも。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.2

不穏感、サスペンス度は確かにあって、序盤からずっと落ち着かない感じで進行する3時間弱も終わってみれば早く感じる。
とは言え、映画弱者の身には、監督最高傑作の評価に首を傾げざるを得ず、個人的にはデスプル
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

前作が王道であったのに対し、本作はよりキャラクタの内面に迫るストーリーであり、物語としてはより小粒になりながらも、ギャグはパワーアップしている。
それでいて、感動もさせるから憎めない

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.3

オープニングからタイトルクレジットの流れがまず最高。
気の利いた気持ちいい作品

CASSHERN(2004年製作の映画)

2.0

力不足を感じながらも、監督なりのブレードランナーを作りたい気持ちが伝わる作品。
鉄男にも影響されているかも。
とにかく大仰で粗々しいので、40分くらいの作品にまとめていれば、もっと評価も変わったのかも
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告白(2010年製作の映画)

2.0

原作付きの作品として失敗している。
中島監督のポップな演出と原作の食い合わせが良くなく、原作の持つ感情を押し殺した淡々とした恐ろしさは、映画では全く表現されておらず、過剰な演出と過多な説明で行間を想像
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デス・レース(2008年製作の映画)

2.5

デスレース2000をマリオカート+マッドマックスフューリーロードで変色させた作品。
元の2000よりもカット割りが早く、ド派手になっていて、何より主人公がステイサムという豪華感。
しかしながら、200
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

-

言葉に困る。印象的なカットはあるもののストーリーは平坦一直線で感情の揺さぶりが少ない。皆でお膳立てしたものを大友が片付けていくというのが、アウトレイジトリロジーの締めくくりを想起させるようだった。
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

1.0

夢の国で起こる悪夢の繰り返しがメインコンセプトだと思われるが、現実と虚構の揺れ動きもなく、時系列の綻びもなく、最後は夢が叶ってジ・エンド。
繰り返される性のメタファーにうんざりする映画。

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.2

近未来全体主義化したアメリカで起こる恐怖の殺戮レース、エントリー5台の血で血を洗う血みどろレースかと思いきや、対象は一般人で、ライバルの死には哀悼の念を浮かべ、一体なんだと戸惑っていると革命軍がてでき>>続きを読む

心中天網島(1969年製作の映画)

4.0

歌舞伎を映画的に表現した作品。
幕末太陽博といい、本作といい、メタ的な実験作を完成された一本に昇華する見事さとその美の表現には言葉を飲まずにいられない。

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.0

演技云々よりも、台詞回しの臭さがどうも合わない。
ハードボイルドな空気感をもたせながら、それを破壊したいのかどうもバランスを取りきれていない印象。結果時間以上に長く感じてしまったのは残念。
オチに捻り
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D坂の殺人事件(2015年製作の映画)

1.0

原作読了済みの身からすれば、よくこんなものを作ったなという感じ
言葉遣い、人物設定と原作と乖離している部分が大きく、しかも良い方に転がっておらず陳腐
脇役に力ある俳優を揃えている点は賞賛できる

ゴルゴ13(1983年製作の映画)

1.5

幾ら何でも脚本がとっちらかりすぎ。
1クールのアニメを1本の映画にまとめた感じ。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

取りまとめのない雑記として

時間配分のバランスが良くない。キャラ紹介が終わって、キャラ紹介が始まって終わってのくだりがあり、ようやく話が進むのが大体開始60分ごろ。
キャラのパワーバランス的にも、デ
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ナチス・イン・センター・オブ・ジ・アース(2012年製作の映画)

1.5

潜伏ナチものかと思えば、ゾンビもの?かと思えば、ヒトラー無双と、とりとめのない要素散らかし映画。
流石のチープ感で一人で見るにはなかなか苦しい。

ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

3.5

林檎ちゃん可愛い。あと、子供可愛い。
小ネタ満載最後にドン!といった感じで二度見するのがオツな作品

盲獣VS一寸法師(2001年製作の映画)

1.0

特に入り込めず、ダラダラと見せられた印象。
深層の業まで描いていればまだ見られたのに。

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