約1ヶ月ぶりの映画館。
予告は結構前から見かけていたが、まだ上映していてよかった。
それにしても変な映画…。
『TITAN』にも相当面食らったが、本作もなかなかに奇想天外だし、大筋だけ見ると『まんが>>続きを読む
好きでいることそのものが尊く、素敵なことであると教えてくれる、温かい映画だった。
「よかった、みー坊がずっとおさかなを好きでいれて」
そうか、何者にならなくても、何かを成し遂げなくても、ただ好きでい>>続きを読む
ずーーーーっとアマプラにおすすめされ続けたので鑑賞。
時代もあってか、何体も出てくるカニモンスターは手作り感のある特撮だが、それが逆に生理的な嫌悪感や不気味さを醸し出していた。
図体は小さいが殺し方>>続きを読む
パク・シネちゃんかわいーー!
映像作品で見るのは実に『美男ですね』ぶりたったが、世代を超える可愛さだった。
一方ライバル?役のチョン・ジョンソもクールビューティーだった。
子供の頃に住んでいた古い洋>>続きを読む
そういえば観ていなかったので『沈黙のパレード』ついでに鑑賞。
当時なんで観なかったんだろうと振り返ると、友達から「福山雅治と北村一輝の絡み少ないよ」と言われたから、という不純すぎる理由だった気がする。>>続きを読む
15年越しにまた湯川草薙コンビ(そして柴咲コウ)に萌えることが出来て、感謝しかない。
『SLAMDUNK』や『ドクターコトー』などで続編映画が公開されるらしいし、ここ最近はアラサーを喜ばせる企画が多い>>続きを読む
細かい部分で色々ツッコミどころしかなかったが、ストーリーの帰結と、トム・ハンクスの演技が素晴らしかった。
私は、基本的にディズニーアニメーション原理主義者なので、近年の「超実写版リメイク」の動きに意>>続きを読む
エヴァの原点はこんなところにも?
両親の別居を機に、強がりと寂しさで揺れる小学生の巣立ちを描く作品。
感想としては『さがす』に抱いたものと近かった。
大人に向けた作品としては、子供の描かれ方が理想>>続きを読む
冒頭の聖書の引用に始まり、人種差別、それに伴う映画業界内の格差、動物虐待、ジェンダー格差などに対する批判的なメタファーが、何層にも重ねられている。
全てを読み解くのは難しかったのでもう1回観たいが、ラ>>続きを読む
兎にも角にも、娘の幸せと健やかな生活だけを祈る。
そのためなら、恋と性のことしか頭にない中坊だって上手く頼って(使って)ほしい。
突然失踪した父親を探す娘の視点を起点に、段階を踏んで過去に遡ると共に>>続きを読む
当時発売されたばかりの『マリアビートル』を、本屋で立ち読みして釘付けになったあの日の私に、「あと12年待つとブラピ主演で映画化するよ!」と教えたらどんな顔をするだろう。
主演にブラピを起用してくれた>>続きを読む
世界中のどこに住んでいる、どんなバックグラウンドを持つ人でも、電波にアクセスさえ出来れば、誰でも自分を発信できる時代。
本作は、人々が「バズ」を求めて投稿したコンテンツが、海のように溢れる現代だから>>続きを読む
『女神の継承』に触発され、集団パニックもの(?)が観たくなり、集団パニックといえば「セイラム魔女裁判」ということで鑑賞。
B級サスペンスホラーくらいは覚悟していたが、まさか苦難を乗り越えようとする夫>>続きを読む
妻について話す前に、まずは自分と向き合ったらどうですか?
完全にレア・セドゥ目当てで、予告も見ずに鑑賞したが、主人公の男に結構イライラしてしまった。
レア・セドゥは相変わらず、人類を皆誘惑し、騙し、>>続きを読む
『ロード・オブ・ザ・リング』は、私が小学生の頃に『ハリー・ポッター』シリーズと共に大流行りしていたが、何故か本も映画も触れたことがなかった。
ついにアマプラで配信が始まったということで、話を全く知ら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ガタガタ震えながら、この映画を観ようと思った自分を直前まで恨みながら、なんとか継承してきた。
正直怖くて後半下向いている時間も長かったので、完全に強がりなのだが、本作は人間の認知や精神医学などの観点>>続きを読む
初めてのウォン・カーウァイ。
今までサブスクなどでなかなか出会えず、4Kリマスター版が東京で上映されるということで観てきた。
終演後には拍手まで起こっており、本作の人気が根強いことがよく分かる。>>続きを読む
えっと、ちょっと全然意味不明だった、、
正直、黒沢清が監督、役所広司が主演、そしてこのポスターで勝手にホラーサスペンスと決めつけてしまい、拍子抜けした。
作品全体の雰囲気が怪しいだけで、木と真剣に>>続きを読む
めっちゃ怖くて嫌だった!!!!!
ベタなストーリーで、恐らくそこまで予算も大きくなくて、突拍子もない不気味な現象を重ねているだけなのに、こんなに怖くなるのが凄い。
ドゥオドゥオを家に迎えた日から怪>>続きを読む
銃が放たれた原因は何か。
社会に馴染めない本人か、逆に社会性を重んじすぎる厳しい母親か、息子に向き合っているようで心ここに在らずな父親か、青年に辛く当たるご近所さんか、マウントを取ってくるサーファーか>>続きを読む
公開から2ヶ月間サボっていたが、ようやく鑑賞。
『トップガン』は、私が中学生でトム・クルーズにどハマりし、ハリウッドのゴシップ雑誌を買い漁るきっかけになった映画であり、同時に飛行機の中で観ようとする>>続きを読む
本作も、最近邦画のトレンドと言ってよい、「共感性羞恥系ホラー」の一つだろう。
とはいえ、演技と台詞回しがかなりとってつけたようにわざとらしくて、それぞれのシーンが再現ドラマにしか見えず、共感度合いす>>続きを読む
本作の監督、ヨアヒム・トリアーは、ラース・フォン・トリアーの遠縁にあたるとのこと。
そのためか、女性としての人生にしっかりと向き合って、向き合いすぎてるがゆえ観ている側に負荷を与える作品だと思った。>>続きを読む
ここ最近、数年に1度のペースで公開される「実録ロックスター伝記モノ」。
同様の作品群に共通して言えることとして、役者の演技が素晴らしかった。
オースティン・バトラーもトム・ハンクスも南部訛りが上手すぎ>>続きを読む
清水崇監督の『村』シリーズ2作目。
『犬鳴村』よりも怪奇現象が不気味だったし、ビジュアルの独創性が強化されていて面白かった。
草木がざわめいて、見ている者に息吹を感じさせるような動きは、『ミッドサマ>>続きを読む
清水崇監督の『村』シリーズ1作目。
福岡のとある田舎町の盟主の家に育った、三吉彩花演じる主人公が、心霊スポットである犬鳴村を巡る怪奇に巻き込まれていく。
ダムに沈んだ犬鳴村の住人と、その住人にいた>>続きを読む
何も情報量ない状態で観たが、スティーブン・キング原作であるとクレジットで見て、大いに納得した。
かなり不思議な映画で、聖書にそのまま出てきそうなストーリーだ。
勝手に往年のハートフルストーリーかと思>>続きを読む
やはり期待が高まっていた反面、全体的な展開に波が少なく、かなり単調に思えてしまった。
過去作で感じた、是枝監督とソン・ガンホのユーモアに期待し過ぎていたのかもしれない。
本作は、赤ちゃんボックスに>>続きを読む
絶妙に同情しきれない、キテレツ三姉妹のドタバタ群像劇が、見事なまでに家父長制批判に帰結していく。
現代韓国映画の強靭な精神の揺るがなさに胸打たれた。
鑑賞後はかなり打ちひしがれて、半ば絶望的な気持ち>>続きを読む
映画館に居て、これだけ、閉塞感と息苦しさを感じたのは初めてかもしれない。
閉所恐怖症でも暗所恐怖症でもないが、一瞬だけパニックになって部屋を出そうになってしまった。
デンマークで恋人と幸せに暮らすア>>続きを読む
広瀬すず、本当にアリスに似てきた。
美少女アイドル的に世に出てからずっと親しまれてきた女優であるため、タバコを持つ姿やベッドシーンにはハラハラしてしまった。
ずっと少女のようにキラキラで、美しさと同時>>続きを読む
白石監督作品の中でもかなり好きな方だった。
予告を見て、『凶悪』と何が違うんだと思っていたが、『凶悪』の大幅アップデート版といった印象だった。
特に、拘置所での面会シーンにおけるアクリル板の使い方>>続きを読む
今自分は何を観ていたのか???
何も分からない!!誰かと喋りたい!
ポスターだけ見かけて気になって、ジャケ買いならぬ「ジャケ鑑賞」した。
どうやらネタバレ厳禁らしいとだけ知って、後は予告すら見かけて>>続きを読む
綾野剛主演のヤクザ映画なんて、良くない訳ないとかなり期待して観たが、悲しいほどに感情が動かなかった。
豪華キャスト陣が揃い、藤井道人監督と今村圭佑の撮影によって、色彩と陰影に工夫が凝らされた画面で構>>続きを読む
日本の伝統芸能と日本美術の歴史を再構築した上で、現代の感覚に通用するエンターテインメントにまで昇華させている。
本作は、壇ノ浦から発掘した三種の神器の光に当てられ失明した少年友魚が、琵琶を通して異形>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とっても良い百合映画だった。
何故なら富江は、総合的に考えると、時代を経てその時々の好みの女を見つけては、その周辺の男を惑わし破滅させ、最終的に意中の女を手に入れていたということになる。
しかも富江>>続きを読む