山羊さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

男の子に生まれ変わってから観るべきだった映画No.1。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.1

経済のこととかよくわかんないけど各国が低金利続けているうちは銀行はじめ金融機関がジャンク債(昔みたいに住宅ローンを担保にしたものじゃなくても)に手を出すループから抜け出せないんじゃないの?ふつうに銀行>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.5

最後まで3人のうちの誰が犯人かわからなくて面白かったです。
犯人は信頼されてるのに、無実の二人の方が大切な人から信用されないっていう構図も、ちょっと皮肉めいていて良かった。田代くんが戻ってきてくれて嬉
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.6

ホラーには慣れているつもりですが、それでも後半襲われっぱなしでストレスで腹痛が…。アナベルシリーズで一番怖くて面白かったです。今までアナベルっていう名前の女の子色んな家庭にいすぎて何が何やらわからなか>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

-

いまいちスッキリしない救われ方でした。友達すごいノリノリで自殺してしまった。
呪いの人形が絶妙に日本の女子供から需要無さそうな顔とサイズ感なのがじわりました。

マイ・ガール(1991年製作の映画)

4.4

父親の再婚、初潮の到来、大人の男性への憧れと失恋、そして幼馴染の死。
荒波のように押し寄せる環境の変化は、時に大人を再起不能なほど打ちのめすけれど、子供のピュアな心は何でも受け入れて成長する。3つ数え
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.2

元旦那さんの扱い方が完全に大道具。ハラハラドキドキで面白かったです。
「自分からドアを開けない限りパニックルームには絶対に入れない」という前提のもとで展開していくこと、強盗のうち一人は善人だということ
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詩季織々(2018年製作の映画)

-

非常に繊細な作品です。サクッと見れるサイズなのに、サクッと観たら大切なことに気づかない、何か感じるんだけど、何だろう?そういう感じの作品。ストーリーがわかりやすい君の名はみたいな方が個人的には好きかな>>続きを読む

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.2

中学か高校の時にこれ見て「田舎ならゆるいバイトだけで生きて行けるんだあ」と勘違いしかけた罪深映画です。そんなわけあるかよって気づいた頃にはこの映画のことを忘れていたけれど、再鑑賞していろいろ思い出しま>>続きを読む

男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.8

寅さんがモテないすぎるの巻。前作よりも荒っぽさやどうしようもなさが消え、愛嬌たっぷりな良い人感がぐっと高まりました。
個人的には3作目が一番好きなんですよ。なんか切なくて。
女房子供がいると嘘をつくと
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.7

最高に無計画で、真に行き当たりばったりで、ひどく刹那的。
「好きな恋愛映画は何ですか?」と聞かれたら、私はあえてこの作品を挙げることにしています。
だって他のどんな映画見ても、逃走する車の中で爆笑する
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

-

なぜか勝手に原作をゲームだと思ってたやつ。
意外と子供がバタバタ死ぬ映画。びっくり箱系のホラーですが、驚かせ方も単調じゃなく色々工夫を凝らしていて良かったです。

ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

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ピザボーイに扮するジェシー・アイゼンバーグが、わけのわからない二人組に絡まれてわけのわからない銀行強盗を働き、その他諸々わけもわからず奮闘する青春の物語です。ほんとうに微笑ましいなあ。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.2

ファンタジーたるものかくあるべき的な映画です。ファンタジーとは誰かの心に育ち、誰かの心に寄り添うもの。

実際に父親の話は、まったくの荒唐無稽な代物というわけではなく、現実で関わった大切な人たちへの彼
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震える舌(1980年製作の映画)

4.3

日本で最も怖い映画(暫定)一位に認定しよう。開始5分で観始めたことを後悔しました。
2万人にひとりの感染症、破傷風。患者に求められることはいたってシンプル、絶対安静にして全ての刺激を避けて。
ほとんど
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続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.6

寅さんが京都に住む元芸者のお母さんと再会するエピソード。ラストシーンの親子の後姿がすごく印象的。
1作目「男はつらいよ」と2作目「続・男はつらいよ」は寅さんのお騒がせで喧嘩っ早い性格や下品な言葉遣いの
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.6

第一作目はもう何回だって観てるのに、また見たくなります。気楽に見れるのも良いです。適当に途中から見ても面白い作品です。貴重です。
倍賞千恵子さんがういういしい。外見も内面も天使。でもお兄ちゃんに頬をぶ
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.8

これまた演劇チックな作品。グロテスクなまでにさもしい家族を、ドタバタ喜劇調に描いています。
舞台は戦後、高度経済成長期の団地の一室。画面中、右に左に移動して、慌ただしく模様替えをするところから始まりま
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.4

何が起ころうと目を逸らさないつもりで観ました。
メタファーが秀逸。終盤が拷問だけど、胸糞というだけで低評価つける気にはなりません。良い映画だと思います。「誰も知らない」と同じような暗澹たる気持ちになり
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.5

こういう新進気鋭の監督が作りました的な作品好きだなあ。まとめてこういうのばっかり観たい時期ってあるよね。
三作とも全く別角度で東京を描いていて、感受性の殴り合いみたいになってたけど、オムニバス作品とし
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ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

-

ガラクタを罵ってて悲しくなりました。ガラクタの悪口言うのはどうかと思います。1ドルの物を10ドルで売るようなビジネスだって、ちゃんと人の役に立っています。そうやって経済は回ってるのに。みんながミニマリ>>続きを読む

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.2

梶芽衣子さんが死ぬほどかっこいい。きちんと勧善懲悪でした。しかし血も涙もない女囚たち。思いもよらないものが凶器になる感じが面白かったです。
主題歌は今までずっと藤圭子さんの曲だと思ってたけど、こっちが
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.5

良い意味でこんなに辛気臭い映画は韓国にしか作れません。サスペンス物かと思いきや、もっと重たいテーマを孕んでいます。アジョンとジョンパルの不可解な依存関係に関しても、惨めな人間どうしのあまりに繊細な心の>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.6

モデルが西口彰っぽいなあと思ったけど、やっぱりそうでした。
厳格なカトリックの家庭に生まれ、男っぽく堂々とした犯人像、にこやかに人を殺し、やけに女には甘い。臆面もなく嘘をつき、詐欺をはたらき、あまりに
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.8

ミュージカルの中で一番好き。特に理由はないけど最高。
少女時代の思い出補正とかあるだろうけど、「Over the Rainbow」はいつだって沈んだ心を何処か当てもなく遠いところに連れて行ってくれます
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#生きている(2020年製作の映画)

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オープニングがやたら良いです。やっぱり備蓄は大事。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.1

超能力バトルSF映画でした。キューブリックの世界観は感じられませんでしたが、シャイニングのオマージュが満載でとっても懐かしいです。山道を登っていく時の音楽は相変わらず最高ですね。スティーヴン・キングの>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.6

終盤エディ・レッドメインがホーキング博士にしか見えませんでした。素晴らしい演技。
全体的に奥様目線です。夫婦の絆と、やはり夫婦の現実のちょっぴりほろ苦さがメインで、物理学者としての天才ぶりに関してはだ
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ロストガールズ(2020年製作の映画)

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ロングアイランド連続殺人事件の実録です。
殺害された女の子の追悼式に出席する顔ぶれは母親や姉妹ばかりで、いわゆる被害者サイドに男性の姿が見当たらないのが印象的でした。これはおそらく制作側に何らかの意図
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白昼の誘拐劇(2017年製作の映画)

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事実は小説より奇なり。それにしてもお嬢さんだけならまだしも、大人がここまでコロッと洗脳されるものなんだろうか。
加害者の手練手管も凄いけど、サイコパスの人って異常に社交性があって魅力的でモテる人が多い
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