ヤギミルクさんの映画レビュー・感想・評価

ヤギミルク

ヤギミルク

映画(233)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

4.0

選挙戦略というよりかは、区長候補者の苦悩や焦燥といった精神面に焦点を当てており、政治に無知な私にも分かりやすい内容だった。今作のオチというかエピローグに一番衝撃を受けたが、落ち着いて考えると、なるほど>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

グロいシーンが苦手でなければ楽しめるエンタメ大作。秀吉、秀長、黒田官兵衛の3名のやり取りがジワります。アウトレイジを一切観ていないので、座頭市ぶりの北野作品は楽しめました。

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.3

2020年に起きた渋谷ホームレス殺人事件をきっかけに作られたとのことで、コロナ禍で生じた負の連鎖が描かれている。

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.4

そう言えばこういうドラマだったわと懐かしさがあり、映画になってもドラマと同じ空気感。ゆとり世代の目線でここ数年の日本をダイジェストで描いたような今作で、エンディングロールの演出が良かった。

福田村事件(2023年製作の映画)

-

序盤から終盤手前まで昼ドラみたいな展開だなぁと観ていたら、あれよあれよと惨劇が始まって… 虐殺シーンは極力シンプルに抑えたと思える制作サイドの意図を感じられたので、すこしでも気になっている方は劇場へ足>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

タイトルに偽りなし、個人的には衝撃のラスト。興味が深かった。

怪物(2023年製作の映画)

3.7

坂本龍一さんのご冥福をお祈りいたします。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.2

レディー・ガガのアーティスト的なオーラを感じなかったのがまず良かった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

敢えて復習して観に行かなくても、蘇る記憶で楽しさ倍増。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

SOIL & "PIMP" SESSIONS っぽい曲と映像がすごくマッチしてたシーンがあって、エンドロールにタブゾンビと丈青のクレジットがあった。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

意図した訳ではないが、本作を見る前に「すばらしき世界」を観た。帰る場所がある者とない者の違いが対照的で感慨深かった。
磯村勇斗氏の演技は目を惹くものがあった、これからがより楽しみな俳優である。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.3

Official髭男dismのPretenderの歌詞のようなお話。
有村架純さんが歌う、きのこ帝国のクロノスタシスは是非劇場で、必聴です。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

「もうこんなところに戻ってくるなよ」が難しい人は本当に難しいんだろうな。うる覚えではあるが、劇中のセリフから刑務所に出戻る人は約5割以上らしい。

罪の声(2020年製作の映画)

3.5

急展開が連続するサスペンスドラマというよりも、一つ一つ丁寧に紐解かれていくドキュメンタリーのような映画。
事件が何故起こったのかにフォーカスしているわけではないとはいえ、主犯格等の動機の描写が弱かった
>>続きを読む

DUMB TYPE 高谷史郎 自然とテクノロジーのはざま(2018年製作の映画)

-

東京都現代美術館で開催された『ダムタイプ|アクション+リフレクション』を観に行けなかったので、このドキュメンタリーを観れて良かった。作中にて高谷氏はDUMB TYPEの作品についての説明はしないと明言>>続きを読む

許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.8

実証が無いが故に巻き起こる負の連鎖、司法が事実とは相反して機能しなかった時に誰が事件を裁くことができるのかを深く考えさせられた作品。

21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.7

金持ちになるには金持ちの家に生まれなきゃならない、そんな現実を改めて実感した。カット割も映像美もしっかりしている、学べる映画。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.2

生まれ育った環境で染み付いた資質、品行や思考というのは簡単には拭い去れないのだなと感じた。伏線を回収していくストーリーなので、個人的に終盤の構成は少し弱いかなと思ってしまったのが残念。観賞後、この映画>>続きを読む

テッド・バンディ 全米史上最高の殺人者(2002年製作の映画)

3.0

アメリカの犯罪史なんて全く知らないけど、テッド・バンディは凶悪犯としてメディアを使ってハロー効果を実証したパイオニアだったのではと思った。
あと本編で関係ないところで言うと、ハーレイ・ジョエル・オスメ
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.1

新海監督が政治家だったら、あの問題とこの問題に対して政策を打ち出して、選挙に出るんだろうなと思った作品。個人的にはお気楽に観れる「君の名は。」の方が好みではあるが、そのメガヒットの前作をプレッシャーと>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

まず、直接ちゃんと言わなきゃわからん人間っているんだなぁと共感できたのと、実らない恋愛にはちゃんと理由があることを痛感。
次に「バカですね、いまどき男でクビになるなんて中々ないですよ。山田さん見てると
>>続きを読む

SAVE THE DAY -SILENT POETS SPECIAL DUB BAND LIVE SHOW the MOVIE-(2019年製作の映画)

-

一曲目の終わりで思わず拍手しそうになった。当日、会場に居たかったなぁ。

億男(2018年製作の映画)

3.3

その人が持つ総資産がその人間の価値というところに悲しくも共感出来るが、お金って哲学的に考えるものではないかもしれないね。佐藤健が全然冴えなくて、イケメンに見えなかったのが良かった。

冥界婚(2018年製作の映画)

-

標題は冥界婚とあるが、死霊祭の中の一祭祀に当たるのでしょう。韓国語でムーダンと呼ばれるシャーマン達が厳粛に鎮魂や降霊の儀式を行なっている場面もあれば、チンドン屋のように参列者を賑やかしているシーンもあ>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

3.4

平穏が約250年続いた江戸時代末期と現代は似ていると監督は言う。今、この時代に戦争の最前線に立たされて、感情や葛藤も無く人を殺めることは出来るだろうか。池松壮亮演じる都築杢之進を通して感じて欲しい。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

安藤サクラさんと樹木希林さんが本当に親子なんじゃないかと思ってしまった。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画の切り口としては新しいのかもしれないが、構成自体はよくある(ry 本編から得たものを強いて言うのなら、少しでも違和感があるなと感じたら注視してみるのもよいかも知れません、ってとこでしょうか。

ZEN FOR NOTHING 何でもない禅(2016年製作の映画)

2.9

規則、静寂、自由… 禅道場の生活を知ることができる貴重な作品で音楽が秀逸。ただカット割りが単調で、主演の女優さんが最後まで芝居感が抜けきれてないと感じてしまったのが残念な点。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

主人公2人の歪んだ純愛のお話、鑑賞後は嫌な気持ちにはならなかった。強引なストーリー展開はちょこちょこ有り。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.6

生まれ変わってもずっと1人の人を愛する忠犬ベイリーを見て、自分とタイプが似てるいるなぁとふと思ったが、それはそれでいろんな意味でイタいw

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

もし今「狂わせるガール」に出会ってしまったという男性がいるのなら、その全員に見て欲しい作品。そして自身を客観視するように是非鑑賞していただきたい、かなりイタく感じれるから。終盤での水原希子の妻夫木聡へ>>続きを読む

>|