yahhotakaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

今回はフーヴァー家を代弁した風な作文にします。

ありがとう 黄色いワーゲンバス。

あなたはフーヴァー家のシンボルでしたね。

あなたのおかげでバラバラだった家族が一つになれました。

ギアを故障さ
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ステップ(2020年製作の映画)

3.9

何という俳優なんだ、山田孝之さんは!

「闇金ウシジマくん」シリーズでの主演くらいしか
知らなく、個性的な役柄を好んで演じる俳優さんかな?
位しか思ってなかった。

こんな地味(と敢えて言わせて貰いま
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ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

3.0

う~む。
努力の割には報われなかった作品のよう。
どこがどう悪いのか私には分からないが、伝えたい事が
わかり辛い長い映画だった。
いろいろ豪華に揃えただろうに
残念の極み。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.9

なんと言っても(皆さんおっしゃてます通り)シャーリーズ・セロンの
役作りに感謝です。本当に凄い役者さん。

命を掛けて出産し、命を削って子育てする。

その事を伴侶は理屈ではなく、本能に近い部分で理解
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おとなの事情(2016年製作の映画)

4.0

昔から言われる、「知らない幸せ、知る不幸」
携帯の中身という現代のブラックボックスを公にする
ゲームを始めるという無謀なお話。
ラストシーンは結局このゲームはしなかったという結末。
ゲームはしたの?し
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.0

たくさんの予算をかけ、キャスト陣、風景、衣装、音楽、ワイヤーアクションに力をいれた作品。

たくさんの賞を獲ってます。

たくさんの作中でのアクションシーン、キスシーン。

たくさんのテーマを織りなし
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.9

J.D
おじいちゃん、おばあちゃん、おばあちゃん、おばあちゃん、
リンジー、リンジー。
おかあさん、おかあさん、おかあさん、おかあさん。

家族、されど家族、やっぱり家族、良いも悪いも。それは国の違い
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ボーダー(2008年製作の映画)

3.0

たまにあるんだよなぁ。
出演者が凄すぎると、内容がイマイチの映画。

期待しすぎるからだろうか?

この映画、ここまで大御所2人でなくとも良かったような気がするのは
私だけ?

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.1

あったんだ。

あんな時が。

俺にも。

なんて思わせる甘酸っぱい、苦い、甘い、青春の時。
良い時間を過ごせる良い映画!
あっという間の75分。
恋愛コミックの映画化ばかりやってて満足してる?邦画界
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.1

少し痩せたんじゃないか?
風邪を引くなよ!
豆は食べろよ!

この言葉が最期まで・・・・
泣くしか無い映画です。

コメディタッチで笑わせるシーンを
盛り込みつつ、冤罪で死んでいった父 ヨングの名誉を
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在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.0

決して多くを語らないヤオジュンとリーユン夫婦。

その時々の二人の表情、BGM、風景が二人のそれぞれの気持ちを
表現する。

その二人の境遇を自分に置き換えて感情移入。

言葉って、薄っぺらい情報発信
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

電話の先の声、息づかい、雑音、騒音などの音情報だけでの状況判断。
全神経を受話器の先の音に集中する緊張感が約1時間半続くが
ダレない・・・・

何の予備知識も無く鑑賞しましたが、面白い!

緊急通報指
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

2.8

全然盛り上がらない。

なぜだろう?と考えた。

由加利と桔平の出会いからして説得力が無い。

由香利はなぜ駅で座り込んだのか?
それを助ける桔平の仕草をもっと元医者的に表現してれば?
複線になったか
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

この映画、パッケージから際立ってる。(2家族の集合写真、
アイマスクが白と黒、裕福家族を半地下家族が取り囲む配置)
韓国の格差社会がちょっとコミカルに描いてあり、最期はこの映画の中で、
差別の象徴とし
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U・ボート(1981年製作の映画)

4.3

ディレクターズカット版を鑑賞。
3時間28分という大長編映画ながら、最期まで緊張の糸が切れず
あっという間に観切るっていう感じ。
次から次に襲ってくる困難に果敢に立ち向かう乗組員達。
途中、気が変にな
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ハネムーン(2014年製作の映画)

1.9

出た〜‼
久々出たー‼
クズ映画!
全く予備知識無しで、タイトルとジャンルのギャップから視聴したのが大失敗‼
私の1時間40分を返してくれー‼
と、叫びたくなる作品です‼
ここまでやるとは、返って尊敬
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.9

人間いや、生きとし生ける物は全て歳を重ね老いていく・・・・
最期は一人に。

小津監督の遺作とか。

平山は、恩師の婚期を逃した一人娘の事を知り、身につまされ 娘 路子への
縁談をいつもと変わらぬ飄々
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

1作目を観ずに2作目から鑑賞。
とても面白かった。スピーディーで派手なアクション。
それと対比する様にマッコール(デンゼル・ワシントン)の
動きのない表情。
(この作品の中でも、親友スーザンとの食事時
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マザー!(2017年製作の映画)

3.0

結局、結論は、訳判らんの一言。
宗教的な話?
輪廻転生?無限ループ?
誰かこの映画を読み解くヒントを
教えてください m(_ _)m
私一人の力ではどうしようもありません‼
キャストがいいのでスコア
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泥の河(1981年製作の映画)

4.2

ノブオ、キイチ、ギンコ、それぞれの個性、気持ちを表す
表情が全てを物語っている。

言葉は限りなく少ない。
でも、言葉に出来ない気持ちをその表情が
全て表現して余りある。
心の全ては言葉では表せない事
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.2

日本映画の至宝!
名作中の名作!
反戦映画ではないのに反戦映画!
先生の教え子の不幸と自身の不幸を一身に背負い真っ向から立ち向かう大石(小石)先生の半生を描く。
綺麗事ではない戦前、戦時中の生徒への自
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.6

緒形拳の力に因るとこと大!

実在の殺人鬼 西口彰を映画化。

はっきりした理由が分からない殺人もあり、
犯人の心理が良く掴めない。

明らかに普通ではない心理。
その場に居合わせた人をうまく利用する
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

笠智衆ありき!

何でも当時49歳だった笠智衆さん、役年齢70歳!
何と21歳も上の設定を見事に演じられています。
(昔からこんな感じか?と不思議に思い調べました。)

歩き方もちょっと猫背のまるで7
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失踪(1993年製作の映画)

3.0

オリジナルのオランダ映画『ザ・バニシング -消失-』を鑑賞しての流れで。

結末は変更してますが、やはり2番煎じは否めないな。
オリジナルの何とも不気味な言いようのない闇が今作は薄れた感じ。
(オリジ
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.9

自閉症スペクトラムの少年が唯一興味があり得意な数学。
そのオリンピックに参加して行くにあたっての迷い、挫折、自己嫌悪。
それらを乗り越え何が大事なのかを見つけていく・・・
成長物語。
思春期の揺れ動く
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.0

「黒い司法」からの流れで鑑賞。

黒人差別、根強いんだなぁ・・・・・

いつも思うけどアメリカって自国の恥部を
映画化できる力をもっているんだなぁって。

日本映画界。
恋愛コミックを実写映画化ばかり
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

まさに今、今日、観るべき映画!

それ以上は言葉が見つからない!

(余談)それにしてもティム・ブレイク・ネルソンのマイヤーズ役は
はまり役!
最期に本人の顔写真を見て全くそっくり!
おそらく本人そっ
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めまい(1958年製作の映画)

3.7

さすがのヒッチコック作品。
全く古さを感じさせない。
かえって、当時の時代風景が良く分かり
楽しめました。

バスターの壊れた心(2016年製作の映画)

3.2

ラミ・マレック。
そのルックス、表情、演技力により成り立っている様な映画。
いつしか壊れてしまっていた心。
全ての謎は何も解明されない。
そこを面白がれるかどうかがこの作品を気に入るか入らないかの
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.3

そこそこ面白かった。
原作はもっと面白いのでは?と思わせる内容でした。
映像はある人の(脚本家?監督?)理解での映像化なので、受け手の
理解が違うと違和感があるのかな?
私の場合はキャスト。
福士蒼汰
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ボーイ・ミッシング/消えた少年(2016年製作の映画)

3.3

最初は少年の狂言から始まった事件。
最初の印象と違って中盤以降どんどん深みにはまり、事件は複雑化。
終盤での大どんでん返し。

元亭主の天才的仕掛け。
(どう考えても最初から仕組んだとは考えられない、
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.9

普通はやらない。

それを誰が決めた?

やらない理由は無い、やらないとその先はわからない。

今作はその異常な好奇心から来てる・・・

その感情は人間は誰でも一度は持ったことがあるはず。

普通の人
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隣の影(2017年製作の映画)

3.7

疑い出すとどんどんエスカレートしていく。
やられたらやり返す・・・・

木陰が日光浴を邪魔する、て大きな問題ではないことから
始まり、果ては殺人事件にまで発展。

イカレた当事者からちょっと距離を取り
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

北欧伝説の要請 トロール を題材とした映画。

でも、本来のタイトル「ボーダー」(副題 二つの世界)
の意味する所は?

容姿の良し悪しの境界、人間とそれ以外の境界(もしくはトロールとそれ以外)、
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