薄っぺらい若者と年寄りどもがお送りする気の利いた風のドタバタ劇。
私にとってはまったくもって退屈で、開始30分程度で寝てしまう始末。うん、寝るのにいい音楽だった。
ウディ・アレン作品はミッドナイトイ>>続きを読む
空白部分だらけの映画。主人公以外の心情描写がほぼなく、観客に想像させるスタンス。
自分自身の青年期を振り返ると、真の意味で他者と積極的に交わろうとしなかった気があるので、14歳の主人公の心の揺れがイ>>続きを読む
過去作であれだけ歳を取らなかったドニー兄貴が、冒頭のシーンで一気に老け込んでいたことが最初の強烈なジャブ。
チャイナタウン中華総会の代表との会合での巨大丸テーブル皿大破壊で、カンフー世界にどっぷり浸か>>続きを読む
私の地元うどん県選出の国会議員を10年以上追ったドキュメンタリー。
映画鑑賞後に一番強く思ったことは、我々は政治家に対して、迷いや葛藤のなさを過度に求めてしまっているのではないかということである。>>続きを読む
主人公のジョジョと親友のヨーキーの無邪気すぎる動作・表情だけでもう満点。親友の小デブの子がいいキャラをしている映画は名作説。
戦争中の悲劇を描きながらも、母親役のスカーレットヨハンソンのユーモアを忘>>続きを読む
テリー・ギリアムの過去の奇妙奇天烈作品を期待していくと少し肩透かしに感じるかもしれない。話の筋そのものは、かなり理解しやすい部類。
アダムドライバー扮する映画撮影の夢破れ情熱を失ったCM監督のトビー>>続きを読む
父親の思考・行動の根本が最後まで変わらなかったという意味で、最悪のバッドエンドだと思われた。
家族を想うが故の行動なのは理解出来る。だが、父の方を再度向いてくれた家族の声も聞かず、バンのハンドルを握り>>続きを読む
前半2章までのサスペンスと後半3章のファミリーヒストリーとの間にミスマッチを感じざるを得なかった。
もともとハートウォーミングな話を予想して、前半部での意外性に動揺した後だけに、純粋な朝ドラ的な展開に>>続きを読む
わるものの出てこない究極的に優しい世界に、ワイ号泣。
初登場キャラの迷子の「ひよこ」のおうち探しという子ども向け映画でお決まりのようなストーリーかと思ったが、物語の着地点の意外さに驚かされ、絵本の世>>続きを読む
音を聴く映画と見せかけて、登場人物間の表情に表された感情を見せつけられる映画だった。
マー君(森崎ウィン)に向けられたマエストロの眼差しが、演奏前と演奏中で全く違ったことが印象に残った。演奏中の眼差>>続きを読む
「殴られて殴る、交代で!」「チームになるんだ!」アツイ、アツすぎるロック様とステイサム様の饗宴。ロック様はもはや人間を超えた。
想像の遥か上空に飛び抜けてしまったアクションシーンに、お口あんぐり。中>>続きを読む
序盤はスリラー。キモ可愛くないあのお面に何度も背筋ピンッとさせられた。
中盤から普通のスリラーじゃねえぞ・・・!コメディーや!
からの、「限られた日々を懸命に生きることが大事」的なデジャヴもの映画(恋>>続きを読む
イーストウッド爺を愛でる映画。「運び屋、頑固ジジイ、実録物」ということでサスペンスものなのかと思いきや、まさかのまったりモードのコメディ。
麻薬カルテルの若者や自分を追う麻薬捜査官に、爺さんが人生語>>続きを読む
ニック・フューリーとネコのお茶目さにスターウォーズ風味を混ぜた映画。ネコの正体は最初から宇宙人やろと思っていたが、あの変態はズルいわww
ブリーラーソン姉貴の目力と無骨さに惚れた。
エンドゲームは未見>>続きを読む
アクションは及第点。柳楽優弥と向井理のタイマンあたりは完全に垂れてしまっていたが、その後の福士蒼汰との上下戦は迫力があった。福士くんアクションかなりイケるのね。あの戦いは狭小なバトルフィールドをうまく>>続きを読む
リーアム兄さんの大暴れを期待したら、ポンコツ設定の「ウィンドリバー」だったでござる。
どんどん人が死ぬのにあまりにポップ。笑わせに来ているらしい面白くない小ネタの連射。ある敵役の息子に、寝る前に本を読>>続きを読む
鑑賞中は「僕たちは希望という名の列車に乗った」という邦題が、映画のストーリーとはややズレているように感じられたが、数時間経って反芻してみると、劇中での「希望」の意味の捉え方次第だと気付かされた。
高校>>続きを読む
シン・ゴジラが初代ゴジラを蘇らせたのに対して、負けじとハリウッドがやってくれた!!怪獣大バトルの平成ゴジラで育った自分が本当に見たかったのは、今作のような作品だったのだ。
ありがとう、レジェンダリーピ>>続きを読む
赤・緑、金・銀世代のワイ。登場ポケモンの2/3くらいしか分からず、少し困惑。ピカチュウの必殺技は10万ボルトやないんかーい。
ピカチュウのかわいさで持っている映画で、技の出し方を忘れたシーンが最高。>>続きを読む
ヒーローものというよりはジュブナイルもの。心がほっこり万人うけする作品。里子仲間の中で黒人の小さい女の子が可愛いすぎ。人種は違うが、フルハウスのミシェルみたいだった。
主人公ビリーが実親を訪ねるシー>>続きを読む
大真面目にふざけた映画(褒めている
寄る年波を感じさせないガクト様と伊勢谷友介のBL物語だったのは意外。
物語シーンから軽トラ車中に変わる度の、一家の反応がツボに直撃。東京マラソンのシーンが流用されて>>続きを読む
KKKに黒人警官が潜入するというトンデモ実話が元ネタ。ワイの好きなアダムドライバーが主要人物。面白くないわけがない。
アカデミー脚本賞をとっただけあって、痛快な部分と考えさせられる部分のバランスが見事>>続きを読む
映画「ロブスター」の不可解なシュールさを期待して観にいったが、物語の筋は基本的にシンプル。まーたロブスターと目を刺すという表現が出てきて、監督のお気に入りなのかいなと思った。
サラとアビゲイルの行動>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
採点不能。
ホラーではない、暗黒舞踏、魔女狩りというキーワードに釣られて観にいったら、とんでもないところに連れていかれてしまった感。全く話は理解できなかったが、圧倒され物語を深く知りたいと思わせるだけ>>続きを読む
ほとんど台詞のない息子ドラゴに感情移入してしまうとは、上映前には全く思いもよらなかった。
クリードとの再戦で、ダウンを食らうと国にも見放され、母からも再び捨てられて・・という闘いの行く末を直視できない>>続きを読む
超絶クソ映画。サメ映画かと思ったらバックトゥーザ・フューチャーだった件。シャークネードを倒し続ける一家の軽薄な物語。
サメの倒し方バリエーションが豊富で単純に笑える。
文句ナシの満点。ライブ・エイドの大団円に向けて感情のリミッターを一気に外される展開が最高。そう、ライブ直前にスタッフが音量リミットボタンを解除した瞬間に、我々観客はウェンブリーアリーナと一体化したのだ>>続きを読む
呉といえば「この世界の片隅に」。すずさんが見た高台からの景色と似たような背景をバックに、役所広司と江口洋介が遣り合う。「ヤクザは顔で仕事しとるんや。」という江口の台詞。これだけでもうお腹いっぱい。松坂>>続きを読む
どうやら自分は、語り部による説明が過剰な映画が好みではないようだ。140分という長尺で中盤まで盛り上がりに欠ける主人公の説明主体というのはキツイ。
本監督はソーシャルネットワーク、マネーボールの脚本家>>続きを読む
ヴェノムと宿主である主人公とのバディものとしてみればかなりgood。あれだけ凶悪なのにだんだんヴェノムちゃんがチャーミングに思えてくる不思議。(ちゃん付けしたくなるくらい)
寄生獣のミギーに似てるかも>>続きを読む
泣かせるヒューマンドラマと見せかけて、ゾッとさせるサスペンスのち、じわじわとやってくる人間讃歌であった。
小難しい解釈を徒然なるままに記す。
文字の読み書きができなかったおじいさんとのやり取りがまさ>>続きを読む
派手さは全くない黒木華だが、ものすごく美しく見える瞬間が時々あるのがすごく不思議。
毎回同じことを繰り返しているようで、お茶の作法が少しずつ変わる。そしてその日々も少しずつ違う。稽古の度に変わる掛軸>>続きを読む
「プーさんと大人になった僕」を鑑賞1ヶ月後に、またプーさん映画に泣かされる羽目になるとは。。
こちらはプーさんの絵本に翻弄された実在の親子の話。「プー僕」でのシーンとリンクする場面がちらほら。
例えば>>続きを読む